2021年同人ソフト感想リスト プレイ順です。 女性向の作品は、乙女=女主人公で相手キャラの全員もしくは多くが男、 値段は入手時のものです。場合によっては異なる可能性があります。
純正優男Sweet&Bitter ver1.0(女性向)/spice+(フリーソフト)
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シノビヤキモチヨ sharever1.0(女性向18禁)/spice+(100円/期間限定でフリー版あり)
戦国時代、大名である四月朔日家の次男、静流(しずる)に仕える女忍者、うしの(名前変更可)は、
新年を間近に控えたある日、城内で噂されている餅の化け物の調査を命じられる。
しかし餅の化け物に遭遇したうしのは餅に絡めとられてしまい……。
選択肢なし(どこを調査するかは選べます)、女忍者、怪異、四十五分ほどで読み終わりました。
主人公名前変更可。
システムはSMILE GAME BUILDER製で探索パートは見下ろし形で3Dキャラが動きます。
ADVパートは一枚絵が表示されますが、メッセージウインドウをおそらく消せないので本編中では見えにくい部分がありました。
(おまけ部屋で見ることはできます)
音楽は特に合わないような箇所なし。
絵は冬の話なのに主人公の服が寒そう! が第一印象でした。
Hシーンは露骨な脱ぎはなく、垣間見える感じ(?)でした。一枚絵は八枚+差分。
城内のどこで怪異に遭遇するかでHな展開になる相手が変わります。
「シノビハリセンボ」と同じ舞台の話。
どうあがいてもHでない展開にはなりません。エンディングは三種類。
同僚の忍者、子之助(ねのすけ)が、忍者の技をそれでいいのか……というような方向に使っていて可笑しかったです。
また、忍者なのに隙が多くて、でも明るいうしのが可愛らしくて(その上房中術は仕込まれていて)
彼らがうしのに絆されるのもわかる……! と思えました。
過去の作品感想:純正優男-ジュンセイヤサオトコ-、999,Victory、999,Victory
-Return-、SweetSpiceSummoner!、SummerSpiceSummoner!、サマーナイトミラクルミッション、シノビハリセンボ、Lovelydoll/Wildmachine、ホットサマー・ドリーミング、純正優男Sweet&Bitter、ばぶりーどーる/わいるどましーん
-すいーとぷらす,かろりーおふ-
(2020/1/7)
露出系魔法少女 ラブリィ☆リリィ(18禁)/4H(DL販売1100円)(DL版の購入はこちら)
七年前、魔法少女が活躍し、忽然と姿を消した夢見ヶ丘という街。
魔法少女に憧れる少女、飛羽愛莉(ひば あいり)はシャミィという謎生物と契約し、魔法少女ラブリィ・リリィとなり、リビドーという敵と戦うことになる。
しかし魔法少女に変身するためには裸で十三分不動でいる必要がある上、魔法少女の服も露出が多すぎるものだった。
選択肢あり、羞恥、魔法少女、ボイスあり、四時間ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵は魔法少女衣装がドスケベにもほどがあります。一枚絵は十二枚+差分たくさん。
羞恥心や性的感情から得られるSエナジーをもとに魔法を使える魔法少女ラブリィ・リリィが、
男の欲望が具現化したリビドーや、一般人たちから恥ずかしい目に遭わされます。
エンディングは三種類。
恥ずかしい目に遭わないようにという行動がことごとく裏目に出る愛莉を可哀想に思うと同時に、
期待通り羞恥プレイの数々を見ることができてそうでなくちゃ! とも思えました。
お気に入りはクラスメイトの前で裸にされ、男子の心境が流れ込んでくる場面。
街の人たちから散々な目に遭わされ、親切なクラスメイトなら……と信じていた愛莉を完全に裏切る
……というか年頃の×学生なら当然すぎるエロ思考に打ちのめされる愛莉に興奮させられました。
(2021/1/9)
初代露出系魔法少女ルナリィ☆リリィ(18禁)/4H(DL販売1650円)(DL版の購入はこちら)
元天才子役の七宮瑠奈(ななみやるな)はシャビィという謎生物から契約して魔法少女になって欲しいと言われる。
そこにリビドーという魔物が襲ってきてやむなく契約を結ぶが、魔法少女の衣装は卑猥なもので、おまけに早々に全国放送され身バレしてしまう。
その記憶を抹消するための魔力が溜まるまで、瑠奈は魔法少女ルナリィ☆リリィとしてリビドーを倒していくのだった。
選択肢あり、羞恥、魔法少女、ボイスあり、十時間ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵は瑠奈が黒髪貧乳美少女でツンケンしていて、だからこそ辱められたときが映えました。一枚絵は十二枚+差分たくさん。
魔法少女ルナリィ☆リリィが変態性欲を持ったリビドーと闘ったり、
羞恥心や性的感情から得られるSエナジーを得るために一般人相手に恥ずかしいことをしたりしていきます。
「露出系魔法少女 ラブリィ☆リリィ」と同じ世界の話で七年前が舞台。
バトルパートはSエナジーをパラメーター強化や技習得に割り振って強くしていきます。
周回引き継ぎ要素もありますし、一部の敵は負けてSエナジー獲得してまた負けて……とループ可能ですが、
そうしたことをしなくても一周目でラスボスに勝てました。
能力割り振りは速度上昇重視がおすすめです。
ストーリーは最初人間不信でプライドが高かった瑠奈が、様々な経験をしていくことで良い人もいることに気付いていって、
周囲の人も最初は好奇の目で見ていたものの応援するようになって、
そうした結果である最後のリビドーとの闘いは盛り上がるものがありました。
もちろんその過程で、様々な手段で恥ずかしい目に遭わされ、
嫌なのに魔法少女の体は感度が高くて抗えない、というのは興奮させられるものがありました。
過去の作品感想:露出系魔法少女
ラブリィ☆リリィ
(2021/1/11)
露出系魔法女子大生クリスティア v1.1(18禁)/4H(DL販売2200円)(DL版の購入はこちら)
年下の親友、心羽(ここは)に幼い頃からいたずらされ続けた結果、全身が開発されオナニーが趣味となってしまった水守透華(みなもりとうか)。
しかし引っ込み思案な性格のため、上京した後はひとりぼっちの大学生活を送っていた。
そこへ魔法少女ティアハートとなった心羽がやってきて、強引に魔法女子大生クリスティアとされてしまう。
魔法の源「Sエナジー」は恥じらいや快感で生み出されるため、透華は心羽から様々な行為を強要されるのだった。
選択肢あり、羞恥、魔法女子大生、ボイスあり、十二時間ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。EDに歌あり。
絵はHシーンで局部がメッセージウインドウに隠れがち(消すこともできますが当然その間は文章が読めなくなるので……)でしたが、
透華の顔芸がバリエーション豊富でした。一枚絵は二十九枚+差分たくさん。
ボイスは心羽から無理難題を言われたときに透華から漏れる「え゛」がお気に入り。
マップを移動してリビドーという敵を倒したり、Sエナジーで透華を強化したり、アルバイトをしてお金を貯めたりしていきます。
しかしSエナジーは恥じらいや快感で生み出されるため、
リビドーに負けて辱められたり、変身中に一般人にいたずらされたり(変身に19分かかり変身中は身動き取れない)、
いかがわしいアルバイトをした方が効率的に強くなれる場合もあります。
「露出系魔法少女ラブリィ☆リリィ」「初代露出系魔法少女ルナリィ☆リリィ」と同じ世界の話で、トゥルールートでは結構関連があります。
バトルパートは終盤以外、負けても次のステージへ進めます。
勝利することを考えると、補助魔法の効果ターンが短いのでレベル上げて殴る(攻撃魔法)のが基本ですが、
大技使ってくる相手にはダメージ半減魔法をいつ使うかがカギとなりました。
Hシーンの多くは、羞恥心を煽るシチュエーションで、
それを仕組む心羽ちゃんの悪魔的な発想が酷くて(誉め言葉)、
自分が似たようなことされたら……と震えつつも、ま、されるのは透華だもんな!
と安全圏から恥ずかしがったり絶望を感じる透華に興奮することができました。
しっかり心羽にちゃん逆襲するルートもあって、それまでやりたい放題していた心羽ちゃんの弱さを見ることができてこちらも興奮しました。
トゥルールートではそれまでの二人の印象ががらっと変わる真実も明らかになり……よりいっそう透華が辱められた気もしますが、
いくつかあった違和感の理由がしっかり明かされて納得することができました。
羞恥シチュエーションをたっぷり堪能でき、心羽ちゃんの透華を辱める発想を尊敬しつつも逆襲して留飲を下げることもでき、
過去作と、今後制作予定という完結作も読んでみたいと思える作品でした。
過去の作品感想:露出系魔法少女
ラブリィ☆リリィ、初代露出系魔法少女ルナリィ☆リリィ
(2021/1/13)
深夜徘徊のための音楽 beats to relax/stray to/Plastic Tekkamaki(フリーソフト)
オカルト誌のライターをしている佐倉坂新(さぐらざかあらた)は一度体を壊し、
すでに亡くなった両親が住んでいた実家に戻り、一人暮らしをしていた。
ある日、大学生の妹、括弧(かっこ)から手伝いを頼まれる。その夜、実家に泊まった括弧は新を外へ連れ出すのだった。
選択肢なし、深夜徘徊、兄妹、四十五分ほどで読み終わりました。
システムはセーブスロットが三個と少なめのため、スキップ機能がほしかったです。
音楽はアンビエントで気が落ち着くようなお洒落な曲が使用されていました。
同時に聞こえる虫の音もより深夜に出歩いている感がありました。
絵は解像度荒めに処理された背景に、自分の「深夜に出歩いた経験」を重ねることができました。
あと括弧ちゃん可愛い。
寮生活をしている妹の括弧と会って、その日の夜に二人で近況報告などをしながら散歩をします。
括弧の会話内容がどんどん先へ進んでいって、主人公が拾いきれないこともあって、
でもどんどん話題が湧いてくる取り留めのなさが、上手く会話しなくてもいいんだというリラックスに繋がっていました。
それに終盤、衝撃的な報告があって、それを告げられた方も平静を装いながらも隠しきれてなくて、
読んでいる方としては淡々と受け入れられて。そんな距離感もなんだか心地良い作品でした。
(2021/1/15)
痴者の夢 ver 1.00(乙女18禁)/サキュレント(DL販売1650円)(DL版の購入はこちら)
おすすめ
過去の作品感想:慰愛の詩、とも鳴りの舟、ドブ川に散りぬ初恋の
(2021/1/19)
殺イコ・キネ死ス ver 1.00(15推)/羊おじさん倶楽部(フリーソフト)
周囲と壁を作り学校生活を送っている千秋は、幼馴染で人気者の楓から何度も何度も告白されていた。
ある日、千秋は楓から、念じるだけで人を殺せるのではないかと言われる。
そうして試しに実験してみた結果、念じた人が死んだのだった。
選択肢なし、百合デス○ートセカイ系サスペンスとのこと、三十分ほどで読み終わりました。
システムは文章表示速度が遅めで変更できないことがやや不便でした。
音楽は特に合わないような箇所なし。
絵は背景のみ。
念じると人を殺すことができる能力に二人の少女が振り回されていきます。
実際に人を殺せて、それが大事になっていく場面は不謹慎ながら全能感でワクワクさせられました。
また、二つの告白シーンが、その情景が目に浮かぶような鮮烈さで、
そのくらいお互いに相手のことが大好きなのに、どうしようもなくすれ違ってしまったやるせなさがを感じる話でした。
過去の作品感想:さよなら、うつつ。、等間隔の黒い透明、音無き世界その代わり、彼女は時のねじを逆向きに回した、ムートン・ノワール、魔女魔少魔法魔
(2021/1/21)
神祓 〜ミハライ〜 ノベル版 Version1.01(15推)/ゆめみのやまい(フリーソフト)
中学生が連続して溺れ死ぬ事故が発生する。
神祓であるナギサは、刑事の古梅(こうめ)と共に
病院に発生した呪の調査を行い、事件を解決しようとしていくのだった。
選択肢なし、伝奇、サスペンス、一時間ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵は後半に冒頭シーンが再現される場面にぞくっとさせられました。一枚絵は十六枚+差分。
SRPG版のノベルパートのみを抜粋した作品とのことで、
神祓であるナギサが呪を生み出す呪患者を祓っていきます。
物語としてはナギサ視点があまりなく、異能を持たないながらも事件を追っている男、古梅(こうめ)や、
事件の犠牲者、あるいは呪患者自身などの視点で進行していきます。
終盤のおそらくSRPGパート(祓いパート)があったはずのところで、
急に説明的すぎるテキストになってしまう所が気になりましたが、
親との関係に悩む子供たちや、子供を失った親の悲哀が痛切に描かれていて、重苦しい気持ちになる話でした。
過去の作品感想:白いプリンター、おシャ☆るな
(2021/1/23)
ギセイヒーロー 第一章完結 Version1.00/浪漫結社(フリーソフト)
※2020/10/14の拍手でご紹介いただきました。ありがとうございます!
正義の心を持つ「正徒」のみが通う「完全正義学園」に入学することになった古里希者(コサトキモノ)
しかし気が付くと同じ境遇の新入生と共に謎の建物内に閉じ込められ、「絶対正義プログラム」に参加させられる。
その内容とは、十八人の正徒たちの中に紛れ込んだ六名の「悪徒」を、正徒が殺された後に推理して特定すること、だった。
選択肢あり、推理、探索、正義、パートボイスあり、五時間半ほどで読み終わりました。
システムは特に不便な箇所なし。
音楽はスタイリッシュで格好良かったです。
絵はカットインや表情変化が豊富で、それぞれのキャラクターの魅力が描かれていました。
閉鎖空間で生活し、正徒を殺そうとしてくる悪徒を明らかにするよう求められますが、
学園のイベントだと思ったりして信じないものが大多数で、しかし実際に殺人が起こってしまいます。
第一章ではその犯人、悪徒を推理するところまでを読むことができます。
第二章・第三章・最終章も発表予定とのこと。
話自体は一本道ですが、好感度などによる途中の分岐やバッドエンドあり。
登場人物が正徒だけでも十八人いますが、メインストーリーの合間合間に話しかけることができるのでそれぞれに親近感を抱くことができました。
お気に入りは番長、伊右衛門ノ丞(イミギエモンノスケ)
古風で漢らしい発言、行動が格好良かったです。
また、正徒の一人、殺雨雫矢(ヤサメシズヤ)が探偵を自称するだけあってとても頼りになって(同時に主人公はいいオモチャにされますが)
だからこそ本当にただ一介の正徒なのか、何か裏があるのではないかと気になりました。
(2021/1/17)
(その他・番外編)
ばぶりーどーる/わいるどましーん -すいーとぷらす,かろりーおふ- ver1.0(女性向)/spice+/offoffo(フリーソフト)
お祭り中に突然、人形の体を奪われてしまったシルフィ。
代わりに薄汚れた素体人形に入り、いつもの体と違い声が出せない中、祭の会場をうろつくことになるのだった。
選択肢あり、ほのぼの日常アドベンチャーとのこと、一時間ほどで読み終わりました。
主人公名前変更可。
「Lovelydoll/Wildmachine」の感想はこちら
システム、音楽、絵は「Lovelydoll/Wildmachine」と同様。
ただ、着飾る前の人形はちょっと不気味……と思ってしまいました。
「Lovelydoll/Wildmachine」ノーマルエンドのアフターストーリー。
いつもの体でないシルフィが知り合いを頼っていきます。
エンディングは五種類。
「Lovelydoll/Wildmachine」主要キャラクターと仲良く祭り会場を巡ることができます。
ルートによってそれぞれ違ったやりとりを味わうことができました。
特に最終ルートは単独行動ではありますが、だからこそ本編を彷彿とさせる人助けっぷりで感慨深いものがありましたし、
きっちり入れ替わり事件の真相も明らかになってすっきりできました。
過去の作品感想:純正優男-ジュンセイヤサオトコ-、999,Victory、999,Victory
-Return-、SweetSpiceSummoner!、SummerSpiceSummoner!、サマーナイトミラクルミッション、シノビハリセンボ、Lovelydoll/Wildmachine、ホットサマー・ドリーミング、純正優男Sweet&Bitter
過去の作品感想:ジンセイ兄イロ、トリック・アニマート、出ない部屋から弟が!・行くよ神社に弟と!、Hello
Trickers、シュクレのとなり、Reset→Move、バレンタインの正しいしつけ、アニジジョウ
〜てんしorくず〜、Rotate180°コンバータ、Reset→Move
-Mobius loop-、サイコカリエス、Lovelydoll/Wildmachine、直情径行アルハラゲーム、サイコアパタイト
(2020/1/5)