2019年同人ソフト感想リスト

プレイ順です。

女性向の作品は、乙女=女主人公で相手キャラの全員もしくは多くが男、
BL=男主人公で相手キャラの全員もしくは多くが男(年齢不問)、としています。作品が女性向かどうかは基本的にサークルさんの自己申告です。

値段は入手時のものです。場合によっては異なる可能性があります。

完成版  体験版  その他

 

(完成版)

カプリシウスルート Version1.05/植物の灰/ちゃんとする(フリーソフト)

主とランプの炎は半ば水没した地下神殿へとやって来ていた。
主は奇跡を使い、様々なことができた。
そんな主の目的は何なのだろうか……?

選択肢や奇跡を使う選択あり、奇跡、過去、三十分足らずで読み終わりました。
ワンマップフェス4参加作品。
システムはWOLF RPGエディター。
音楽は特に合わないような箇所なし。
絵は主も炎も可愛らしかったです。(でも探索するのは人が大勢死んだ廃墟)
また、両手を使って壁を登るときはランプの炎を消すの細かかったです。

マップを探索し、キーボードのCで使用できる奇跡で火をつけたり、通路を作ったりしながら廃墟を探索して行く中で、
その廃墟で何が起こったのかが明らかになっていきます。
エンディングは二種類。
私は一番最初の所で必要なアイテムを見落としていて二つ目のエンディングがなかなか見られず、
アイテムに気づいたとき自分の注意力不足が悔しかったです……。

暗くボロボロの廃墟を探索しますがランプの炎の(性格・台詞が)明るくて前向きに探索していくことができました。
しかしやっぱり滅びただけあって怨嗟とか後悔とかの記録や記憶がそこかしこにあって、
それを繋げていって過去をあれこれと推測する所にやりがいを感じられました。
それにしても途中から薄々感じていましたが……普通はそんなほいほい奇跡を起こせないですよね……。

過去の作品感想:雨雲
(2019/1/1)

 

蛸 ver1.2(乙女)/JACK IN THE [BOX](フリーソフト)

夏休み、親友と男友達のこじれた恋愛に巻き込まれ、投げ出すように母の故郷を訪れた女子高生の大崎真美。
毎年訪れているその地には、過剰なほど真美を慕う従弟の竜彦が住んでいた。
彼が二年前の夏祭りで、友人だった佐原遼太を海に突き落としたらしいという話を聞いたことを思い出した真美はその真相を探ろうとする。


選択肢あり、執着、居場所、三時間半ほどで読み終わりました。
主人公名前変更可(一旦決めたら変更不可)
システムは特に不便な箇所なし。
音楽は調子が不安定なジムノペディが話に合っていました。
絵はほとんどの場面で右端以外が真っ黒で、右端に背景で、
それゆえに背景が全面に表示される場面で目の前が開けるような思いがしました。

母の故郷に住む年下の男の子たちと関わっていく中で、友人たちとのことについても気持ちの整理をしていきます。
エンディングは八種類。おまけで主人公以外の視点もあり。
主人公が、大体のことに対して自分が悪いと思う性格で、色々良くないことが重なっていて、
それが巧みな心情描写で書かれていて読んでいてどんどん滅入っていきました。
そうした鬱屈とした場面も良かったですが、
そんな中で最初は邪険にしてくるものの真っ直ぐでいい子な佐原君が癒し……
佐原君相手だと主人公もお姉さんっぽさを出していて(従弟に対してはあまり姉っぽくない……)気分が晴れます。
また、主人公視点では当然ながら主人公自身の容姿や仕草が描かれず、あとがきによると普通の容姿とのことなのですが、
主人公以外の視点から主人公を見た時の主人公がとっても可愛くて魅力的に描かれていて、
恋は盲目という言葉を実感できました。特に竜彦視点での主人公は惚れざるを得ない!

過去の作品感想:鉛の心臓
(2019/1/7)

 

DollyGirl ver1.4(乙女18禁)/JACK IN THE [BOX](フリーソフト)

松崎奈々は太陽の光に当たることができない病気だと告げられる。
過保護な長男の奏、口数の少ない三男の澪、聡く優しい四男の恒に大切にされながら外部との関わりを断ち、過ごす日々。
しかし次男の明だけは、奈々のことを酷く扱うのだった。


選択肢あり、近親、束縛、七時間ほどで読み終わりました。
主人公名前変更可(一旦決めたら変更不可)
システムは特に不便な箇所なし。
音楽はオルゴール曲など人形のように着飾られている主人公の状態に合っていました。
文章が表示される部分は白く、その上下に花などが表示される画面構成。

兄弟から守られ、愛でられる存在となっている主人公が、
このままでいいのか不安になったり、兄弟の誰かと特に親しくなったりします。
エンディングは十一種類。
主人公の兄弟が四人いて最初は誰が誰だかちょっと混乱してしまいましたが、
読み進めていくうちにちゃんと見分けられるようになりました。

特に奏と恒からお人形さんのように可愛がられて、主人公も兄弟のことが大好きな平穏な日々が続きますが、
冒頭から隠しきれないほど不穏さが漏れ出ていて、
甘ったるさと共にいつ問題が噴出するのだろうとハラハラさせられます。
その原因である兄弟はみんなどこかしらおかしな所がありますが、
奏の主人公が好きなことをさらけ出す言動が強烈で、こいつヤバい……と思いっぱなしでした。

過去の作品感想:鉛の心臓
(2019/1/11)

 

ヤンデレ的×日常ごっこ ver1.0(乙女12推)/へもへも(フリーソフト)

「私」は同じ学校の田中からストーカー行為を受けていた。
何度嫌がっても、彼はめげずに付きまとってくるのだった。

選択肢なし、ヤンデレ、恋愛?、十分ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵は田中が色々な表情をしてくれました。一枚絵は七枚。

田中からストーカーを受け邪険にするも、なんだかんだ会話を交わしてしまいます。
田中が明るく犯罪行為をしていて、
主人公もなんだかんだ反応してツッコミ(物理含む)を入れていて、
ストーカーやヤンデレながらも明るい気持ちで読み進めることができました。
同時に主人公が変なことに詳しかったり、兄と含みのあるやり取りをしたりしていて引っかかる部分があり、
その真相が二周目に明らかになるので一筋縄ではいきません。
あと主人公の兄怖すぎます……。

過去の作品感想:ororor!モタモタバレンタイン××をください!MerryMerryはしばみ色の瞳の中はドライエックポチとご主人とまい、ルーム主人に軟禁されたから家捜しすることにしたルート ルート ルート秘密の魔法少女パソティちゃん〜正体はオレサマな先輩♂〜
(2019/1/16)

 

あなたは呪われてしまいました 1.03/アトハ(フリーソフト)
※2018/12/25の拍手でご紹介いただきました。ありがとうございます!

身に覚えのない呪いを受けてしまった「あなた」は
呪いを解こうと試行錯誤するのだった。


選択肢なし、ホラー、メタ、三十分ほどで終わりました。
システムはWOLF RPGエディター製。
音楽は特に合わないような箇所なし。
絵はなくテキストのみ。

ただ読み進めるだけでは進行不能となってしまい、
フォルダ内のファイルを変更するなどして解呪を試みていきます。
難易度はちょっと悩んで解けるくらいのほどよいものでした。
相手のキャラクターに沿ったことなのかもしれませんが、
暗号の問題が可愛らしいためホラーとしてはあまり怖さを感じられませんでした。
ですがゲーム内だけでなくテキストファイル等を用いて話が進んでいく作りに感心させられました。
(2019/1/17)

 

白い小人/鶏唐雑炊(フリーソフト)
白い小人2/鶏唐雑炊(フリーソフト)
※2018/10/23の拍手でヒエロ様からご紹介いただきました。ありがとうございます!

主人公が白い小人と出会い、
白い小人から色々なことを語りかけられたり、
白い小人を食べたり燃やしたりします。


選択肢あり、心、思索、「白い小人」は二十分、「白い小人2」は四十分ほどで読み終わりました。
「白い小人」はWOLF RPGエディター、「白い小人2」は吉里吉里製。
音楽は特に合わないような箇所なし。
絵は白い小人がシンプルな造形で、癒される気持ちも乱暴に扱いたくなる気持ちも湧いてきました。
白い小人のシンプルさとは裏腹に「白い小人2」で主人公が煙草を吸う手元は現実味を感じました。

「白い小人」は真っ白になった部屋の中を歩き回り、
白い小人の話を聞いたり、白い小人を食べたりします。
エンディングは四種類。
白い小人が話すことが難しく、主人公の境遇もよくわからないまま読み終えましたが、
END1にぞわっとさせられましたし、妙にパンツ推しなところが可笑しかったです。

「白い小人2」は夜の森を歩く主人公が白い小人の話を聞いたり、白い小人を燃やしたりします。
エンディングは六種類。
各エンディングは状況が明確ですが、白い小人の話は相変わらず難解でした。
作中で提示された、他の人がいないけれど白い小人がいて願いを叶えてくれる世界ほしいです……
(2019/1/21)

 

ホシナガルソラ Version1.00(BL15推)/Monochrome Cat(フリーソフト)
※2018/12/25の拍手でご紹介いただきました。ありがとうございます!

ヨーロッパに留学しているソラは、見知らぬ男を車で轢きそうになってしまう。
顔に傷がありながらも美しいその男、ルティシオはかくまってくれと言い、
半ば無理やりソラの家で同居生活が始まるのだった。

選択肢なし、恋愛、四時間ほどで読み終わりました。
システムは特に不便な箇所なし。
音楽はフリー素材使用で、情感ある曲が多く使用されていました。
絵はシリアスなものからコミカルなものまで多彩で、
特に星や花をバックにした絵が印象的でした。一枚絵は四十枚+差分
また、メッセージウインドウがいったん消えて立ち絵の表情が変わる演出が
ここぞというシーンで使用されていて効果的に感じました。

ソラがルティシオに振り回されながらもその日々を心地よく感じますが、
ルティシオの境遇のため、障害が待ち受けています。
ソラの思考に分析するようなものが多く(恋愛経験の少なさからか
分析しきれない所もたくさんたくさんありましたが)研究者っぽいなあと思えます。
ルティシオのコロコロと変わったり矛盾するような言動や、
ソラの友人、アベルがソラと友人で居る理由も筋が通ったものでした。
そのようにとても丁寧にしっかりと心境や行動が描かれているため、
登場人物みんなを好きになることができ、また一喜一憂することができました。

……ソラが文化・価値観の違いを感じる場面、ほとんどでソラに同意です。
木石と呼ばれようがルティシオの奔放さ、積極さに振り回されるのは仕方がないと思います!
(2019/2/2)

 

さよなら、白百合 Ver1.09(15推)/kmt(フリーソフト)
※2018/12/25の拍手でご紹介いただきました。ありがとうございます!

大正時代、高等女学校四年生の黒川はるは、親友の三代 八重子(みしろ やえこ)が心中未遂をしたという噂を聞く。
心配したはるは、八重子の家を訪ねる。
そこで親友の身に起きた悲劇と真実を目の当たりにするのだった。


選択肢あり、恋愛、サスペンス、一時間四十五分ほどで読みおわりました。
流血・暴力的描写などがあるため苦手な方はプレイをおひかえくださいとのこと。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵ははるの純朴さと、八重子の母親の狂気がよく伝わってきました。
CGモードに登録される絵は十枚。

はるが八重子の家で八重子の秘密を知ってしまいます。
エンディングは二種類+バッドエンド二つ。
途中、脱出や探索要素あり。
脱出や探索の難易度は易しめでした。
話ははるが善良すぎるくらい善良で、でも肝心な時には心のままに動くこともできて好ましく思えましたし、
八重子の境遇には(同情になってしまいますが)痛ましいものを感じました。
なのでトゥルーエンドでは、やってしまったことはさておき、良かった……という気持ちになれました。
(2019/2/3)

 

未完のエリザ Ver1.09/ゴリラの隠れ宿(フリーソフト)
※2019/1/6の拍手でSIGH様からご紹介いただきました。ありがとうございます!

豪華客船の中で、演奏したものが死ぬという
いわくつきの楽譜を見つけたピアニストのマリンは、見知らぬ世界へと飛ばされてしまう。
脱出しようとする中で、楽譜にまつわる出来事を垣間見ていくのだった。


選択肢あり、探索、音楽、二時間ほどで読み終わりました。
システムはWOLF RPGエディター。
音楽は特に合わないような箇所なし。
絵は冒頭のマリン紹介エフェクトと楽章を振り返るトゥルーエンドの一枚絵が印象的でした。

マップ上で主人公のマリンを操作して、序章から第四楽章までの五つのステージをクリアしていきます。
エンディングは二種類+バッドエンド。
探索部分はアクション多めで難易度は低め……というか多少ダメージ受けても
ごり押しで行けてちょっと単調に感じてしまいました。
ですが心理テストのような第三楽章はいい試みだなと思えました。
また、マリンの歩行速度が速めなことが有難かったです。

話は不気味な中にあたたかさを感じる道中(だからより不気味になる部分もあるのですが)を
全部クリアすることで楽譜ができた経緯をおぼろげに知り、
その後マリンが資料を当たって過去の記録で補完したことで、
よりトゥルーエンドに達成感を覚えることができました。
(2019/2/4)

 

My VitrioL Version 1.2/spleen(フリーソフト)
※2019/1/6の拍手でSIGH様からご紹介いただきました。ありがとうございます!

竜と人が存在する大陸ユーティリス。竜を滅ぼそうとする暴君を竜から与えられた魔法で討伐した四人の英雄がいた。
それから二十年。ある事情から竜殺しの毒を手に入れたデルーカは、竜の血を引く少女ハイネと出会う。
己の出自や幼馴染との違いに悩んでいたデルーカは、ハイネにかかわる決断を迫られるのだった。


選択肢あり、ファンタジーRPG、二時間半ほどで終わりました。
主人公名前変更可。
システムはWOLF RPGエディター。
文章がやや多めなためバックログ機能が欲しかったです。
音楽は特に合わないような箇所なし。
絵は世界観に合っている絵柄だと感じました。

デルーカや幼馴染の近衛騎士が王の命令や竜との制約に関わっていきます。
RPGパートは序盤で遠出して強い敵が出るところに行かなければボス含めて難易度は低め。
ただ敵から入手できるお金が増える女神の祝福(非永続)があるのですが、
祝福に失敗することがあり、でも失敗してもすぐやり直せるのが無駄なことをしているという気分になってしまいました。
他にも敵に武装解除を使われるとその戦闘中に武器を装備できないことや、
武器と防具と装飾品と薬が(終盤除き)別の所(2マス隣)で売られていることなど、
ちょっとしたストレスを感じてしまうことが多かったです。

話は登場人物の心情が丹念に語られており、
それぞれの葛藤や信念を強く感じられました。
それだけに終盤の闘いはどれもやるせないです
あと今作を読む限りでは「王様が悪い」としか思えないので、
王様視点で過去に何があったのかも知りたくなりました。
(2019/2/8)

 

AN EARTH −SpecialEdition-/SUPAI03(フリーソフト)
※2019/1/6の拍手でSIGH様からご紹介いただきました。ありがとうございます!

とある地球の街に住むドープェルと友達のプリスは、周囲の人間がロボットになる所に遭遇してしまう。 
その原因を探るため、様々な街を訪れ、様々な人々と出会っていくのだった。


愛と狂気のオススメRPGとのこと、三時間足らずで読み終わりました。
名前入力あり。
システムはWOLF RPGエディター。
絵と音楽はドット絵やチップチューン風でレトロゲーっぽさたっぷりでした。
サイケデリックにアニメーションする戦闘背景も豊富。EDに歌あり。

敵を倒したり、探索したりしながら事件を解明しようとしていきます。
戦闘は仲間の一人、デッカーの不意打ち(コマンドを選んだ時点で攻撃しターン数が経過しない)と国家権力(技ゲージ回復)に
ドープェルやプリスの相手の行動妨害系の組み合わせがとても強くて、デッカーが離脱した時は苦戦しました。
またマップ探索中、RPGゲーマーの習性をおちょくるような仕掛けもあって楽しめましたし、
戦闘や回復、セーブのテンポも良くてサクサク進めました。

話はパロディや支離滅裂な言動をする敵キャラなどがいっぱいで「狂気」を感じられましたが、
随所に伏線があって、終盤それらが回収されていく怒涛の展開に引き込まれました。プリス好きにならざるを得ない!
あと、爆破装置でビルごと爆破しようとするシーンが特にお気に入りで……笑えました。
(2019/2/11)

 

AN EARTH 2 3つの地球と未来ドロボウ LV10/SUPAI03(フリーソフト)
※2019/1/6の拍手でSIGH様からご紹介いただきました。ありがとうございます!

とある地球のとある州に住むキッパーは核爆弾で人を吹き飛ばし、空に穴をあけてしまう。
その穴から彼が好きな小説のキャラクター、バニラが落ちてきた。
キッパーは空の穴とバニラの謎を探るため、冒険に出るのだった。


愛と狂気のオススメRPGとのこと、六時間半ほどで終わりました。
名前入力、好きな食べ物入力あり。
前作「AN EARTH −SpecialEdition-」の感想はこちら
システムはWOLF RPGエディター。
絵や音楽は前作と同様ですが、より女の子が可愛くなった印象。挿入歌あり。

Cキーでキックして街の人にケンカを売ったり、看板などを破壊したりできます。
戦闘はボスにまでおおむね状態異常系が効くのでそんな技を持つキャラクターがいると簡単に進められましたが、
難易度を上げる(セーブポイントで回復不可にする)と結構きつい……というか面倒くさそうです。
探索は半オープンワールドとのことである程度行くところの順番を好きにできます
前作同様、戦闘や回復、セーブのテンポが良いのですが、
その分世界が広がったことで(ショートカット等で極力抑えてはいますが)
マップ移動に時間が掛かることにわずらわしさを感じる部分がありました。
終盤もイベント中、場所移動や続きは翌日に、という移動時間や待ち時間の長さがあって、
もう少し勢いのまま進行したほうが良かったように感じてしまいました。
ですが前作同様パロディたっぷりの狂人達がひしめく世界観や、
前作との関係、ヒロイン二人の行動など良いなと思えました。
それにしてもすでに開けた宝箱を調べたときに「からっぽ」って言うバニラちゃん可愛すぎませんか……?

過去の作品感想:AN EARTH −SpecialEdition-
(2019/2/12)

 

おじいちゃん、お見舞いに来たよ/The Mysterious Clan(フリーソフト)

入院しているおじいちゃんに、孫がお見舞いに来た。
でも、なにやら不穏な気配が……


選択肢あり、命乞い、三分ほどで生還できました。
システムはスキップしかありませんが、一周一分ほどなので気になりませんでした。
音楽はほのぼのだったり勢いがあったりロシア風だったりおよそ状況と合っていなくて笑えました。
絵は孫が可愛いです。最初は。最初以外は恐怖しかありません。

四つの選択肢から行動を選んで、おじいちゃんの危機を切り抜けようとしていきます。
私は幸運にも二周目でクリアできました。
とにかくわけがわからないまま生命の危機に立たされるのが理不尽で、
おじいちゃんが感じているであろう恐怖にシンクロすることができました。
それに孫がしゃべるセリフにもバリエーションがあって、
この家族崩壊寸前だな……と戦慄させられます。
シンプルながらインパクト抜群の作品でした。
(2019/2/14)

 

今日は恋するひなまつり Ver.3.01(乙女)/N/P PROJECT(フリーソフト)

とある家でひなまつりの準備が行われていた。しかし男雛がいないことに気付く。
男雛が見つかるまで隣に座る者を誰にするか委ねられた女雛は、
左大臣、右大臣、五人囃子から暫定で男雛の席に座る者を選ぶのだった。……もしくはおひとりさま貫徹!

選択肢あり、ひなまつり、人形、一時間半ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
画面上部をクリックすると英語テキストが表示されます。
絵はひなまつりの人形たちが主役なので華やかでしたし、人形たちの表情が微笑ましかったです。
漫符での感情表現や、頻繁に変わるタイトルバー、動きのある演出などが豊富で目に楽しいですが、その分動作はやや重めでした。

ひなまつりの飾りつけをする家族視点もありますが、
女雛が三人官女に相談したり、左大臣、右大臣、五人囃子とひな壇の一番上で会話したりが中心で話が進んでいき、
それによって家族の行く末も変化していきます。エンディングは五種類。
人形たちもオフの日は現代的な活動をしていたかと思えば、
さらっと薫物(香)の話が出てきたり、とっつきやすさと雅さの両方ともを味わうことができました。
それにしても三人官女の三宝さん強すぎます……。
(2019/2/16)

 

おシャ☆るな Version1.04/ゆめみのやまい(フリーソフト)

女子高生の穂志村(ほしむら)るな子は気になる彼と初めてデートすることになり、
彼に気に入られる衣装は何なのか、悩みに悩んで決断する。
以降もデートのたびにどんな服を着ようか迷うのだった。


選択肢あり、恋愛、着せ替え、パートボイスあり、一時間ほどで読み終わりました。
恋愛対象(男)の名前変更可。デフォルト名が一郎二郎三郎と適当です……。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵はどの服を着ようか迷っている場面のるな子が下着姿でありがとうございます!
るな子が着る衣装は二十一種類+α。他のサークルさん作品からのゲスト衣装もあり。
また、恋愛相手によってるな子の容姿や口調が変わるのが細かかったです。

最初に気になる人を三人+隠しキャラの中から選び、
春夏秋冬それぞれ一回、デートでどの服を着るか選択し、
服が彼の好みかどうかでエンディングが分岐します。
るな子が色々頑張っておしゃれしているのに彼の方は春夏秋冬全てでデート服が同じで、
彼もおしゃれしろや! とツッコミをいれてしまいました。るな子ほんとに彼でいいの……?
それから相手の一人に「真面目でお堅い大人の」先生がいて、
本当に真面目でお堅い大人の先生なら教え子とデートなんてしないだろと思っていたら作中でしっかり指摘されていて安心しました。
あと一郎君のクリスマスプレゼント……正直キモいです。
そんな感じでいろいろツッコミしながら、るな子の衣装も色々堪能できる作品でした。

過去の作品感想:白いプリンター
(2019/2/18)

 

To Myself 〜記録の私と記憶のわたし〜(フリーソフト)

祖父と二人で暮らすサフィアは、祖父の部屋で大きな屋敷の写真と地図を見つけ、既視感を覚える。
その屋敷を訪れると、中にソフィアと同じ容姿で同じ名前を名乗る少女がいた。
彼女は頼みごとを聞いたら自分のことを話すと持ち掛けてきて……


選択肢なし、場所選択・文字入力あり、謎解き、友達、三十分と少しで読み終わりました。
システムはバックログのフォントサイズがちょっと小さいと思ってしまいました。
音楽は特に合わないような箇所なし。ページ送りごとに本をめくるような効果音があります。
絵はサフィアが「お嬢様」といった容姿でした。

同じ容姿で同じ名前を名乗る少女から、
屋敷内にあるという日記のページを探し、その裏に書かれている謎も解いてほしいと頼まれます。
謎解きは一か所だけヒント機能を使ってしまいましたがそれ以外はノーヒントで解くことができました。
話は少々あっさり気味ながら短くまとまっていて読みやすかったです。
ところで父親はどうなったのでしょうか……?
(2019/2/19)

 

妖精組曲 炎のじゃんけんバトル(15推)/studio N(フリーソフト)

魔女同士の抗争に妖精のムラサキとモモが駆り出され、じゃんけんバトルをすることに。
しかも脱衣。しかし脱ぐのは言葉巧みに丸め込まれた人間だった。


選択肢あり、野球拳、妖精、一時間ほどで何とか勝てました。
システムは文章表示速度変更ができないことがやや不便でした。
音楽は定番のちょっとだけよ風の曲もあり。。
絵は魔女が……化け物でした。脱衣はR15まで。

ムラサキが人間を(脱衣担当として)スカウトして、同じく人間を連れたモモとじゃんけんバトルをします。
スカウトできるのは男と女の計二人。結末は十七種類。
じゃんけんバトルはバトルというだけあって人間の脱衣枚数以外に妖精のHPが設定されており、
勝つと相手に拳や掌底を叩き込め、あいこでは相打ちになります。
HPを削りきっても勝敗としては勝ちですが、脱衣勝利エンドに入ることはできません。

私はわりと必殺技出し惜しみをしてしまったので脱衣勝利までに一時間かかりましたが、
開幕から必殺技三連叩き込めばもっと短い時間でコンプリートできそうです。
それでもランダムな上あいこでも駄目なこともあるので、
あと一勝という所であいこ連続などでゲームオーバーになるとちょっとストレスたまりました。
ですがそれを吹き飛ばすほど妖精さんのじゃんけんテンションが高く、
人間だけが理不尽に脱衣で割を喰うかと思いきや
バトルの末どんどん見た目が満身創痍になっていく妖精さんに立て! 立つんだムラサキ!! と声援を送りたくなりました。
(2019/2/20)

 

イロカミ/リコピン(フリーソフト)

モノクロの世界で、何かから「わたしを、たすけて」と告げられる。
了承すると何かから三種類の色を与えられ、
雨が降り続く村で生け贄として差し出されようとしている少女「シキ」の最期の一日を見届けるのだった。


選択肢あり、色、選択、四十五分ほどで読み終わりました。 システムは文章表示速度変更ができないことがやや不便でした。
音楽は物悲しくて少し神聖さを感じる曲と、鳴り続ける雨の効果音が使用されていました。
絵は後ろにドット絵画像、前に太めのシンプルな線で描かれた立ち絵という構成。
選ぶ色によってシキがシアン、マゼンタ、イエローそれぞれを基調とした服になります。

シアン、マゼンタ、イエローの色を選び、それによってシキが最期の一日に何をするかが変化し、
さらにその中でも選択肢で最後の展開が変わっていきます。
何回か繰り返し条件を満たすことでエンディングへ。
シアンルートの狂信者シキが他二つのシナリオとはかなり違っていてインパクトありました。
各シナリオのラストは展開が変わってもほんの少しなのですが、
でもそれがシキと残されたものの救いになればいいなと願わずにはいられない作品でした。
(2019/2/21)

 

221Bふたりの探偵 ワトソン役からの脱出/スタジオ こんぺいとう(フリーソフト)

現世(うつしよ)のホームズと呼ばれている名探偵、小鳥遊 明人(たかなし あきと)は助手の青年を「ワトソン」と呼んでいた。
ある日彼らの元へ一台のタブレットが届く。そのタブレットは密室に閉じ込められた少女、観月瞳と繋がっており、
脱出に失敗すれば双方のタブレットが爆発するという。
ワトソンは小鳥遊から、少女と二人だけで協力して爆発を回避するよう告げられるのだった。


場所選択や文字入力あり、脱出、推理、三時間ほどで終わりました。
システムは文章表示速度変更ができないこと、スキップ機能がないことが不便でした。
音楽はシックな曲調のものが使用されていました。
絵は立ち絵差分少なめですが要所で効果的な使われ方をされていました。

いままで助手だったワトソンが推理に挑みます。
離れたところにいる少女からの報告とタブレットに表示される情報で事件を解決していく……これも安楽椅子探偵になるのでしょうか?
公式サイトで情報メモ用フォーマットが配布されているので印刷して、全部書き込んで解いていくこと推奨。
謎解きは想像力が必要で公式サイトのヒントにだいぶ頼ってしまいましたが、どれもしっかり作りこまれていて、
特に一回解いたものを別の問題で違った用途に使用するというのに感心させられました。
また、メモに地道に書き込んで解いていく問題も多い中、
最終問題は閃きが重要になっていて(無事閃ければ、ではありますが)解けた! という勢いのまま
事件解決、エピローグという流れに大きな達成感を得られました。

話は観月ちゃんの報告がなかなかにバイオレンスで楽しめましたし、小鳥遊のワトソンへの信頼も感じられ、
どちらともいいコンビ、という感じで、この三人で挑む別の事件もまた味わってみたいなと思えました。
(2019/2/22)

 

幸福のラルカ/LibrettoRondo(フリーソフト)

カフェ・エスタシオンを訪れた主人公。
店をたびたび訪れるうち、従業員達の話を聞く機会が訪れる。
話を聞いて、主人公の心境に変化が起こるのだった。


選択肢あり、カフェ、心、ボイスあり、一時間ほどで読み終わりました。
システムは特に不便な箇所なし。
音楽は落ち着いた曲や切ない曲が使用されていました。EDに歌有。
絵は綺麗でE-moteで動きますし、カメラワークなどの演出も凝っていましたが、その分動作は重め。
ボイスはそれぞれのキャラクターに合っていました。

カフェで従業員達の話を聞き、どのような意見を言うかで結末は変化します。
エンディングは三種類。
冒頭濡れた体を拭く場面の前後でおおむね予想がついていたので終盤は驚きではなく納得がありました。
また、時間の流れや従業員の過去がかなり端折られていて駆け足気味に感じてしまいましたが、
その分語られなかった余白を想像する余地があり、
綺麗なグラフィックや音楽のなかで色々なことに思いを馳せることができる作品でした。
(2019/2/23)

 

空似 ver1.0(やや女性向)/しぐれいん(フリーソフト)

性別が違うものの似た顔立ちをしているナツキとイナオは巣立村という田舎を訪れる。
そこは大ヒット映画の舞台となった場所で、撮影した監督の出身地だという。
二人は監督が進めるご当地ラーメンを食べるため、とあるお店に入るが……


選択肢なし、他人の空似、聖地巡礼、十五分ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵はイナオ君の表情に味がありました。
映画フィルムをイメージしたテキストウインドウも話に合っています。

ナツキとイナオが会話しながら村を巡っていく中で、二人の過去が明かされていきます。
芸能界は作中のようにそんな簡単に忘れてくれるのかな……? と思う部分もありましたが、
調子のいいことを言うイナオとそれをバッサリ切り捨てるナツキの会話がテンポ良く、楽しく読み進めることができます。
終盤少々重苦しくなるものの、ラストのレトロなオチがいい起伏になっていて、すっきりした読後感を味わえました。
(2019/2/25)

 

風のリュート 〜恋人未満の戦士たち〜(12推)/Moon☆Wind

隻眼の自由戦士リュート=グレイに助けられてから、旅を共にするようになったティリス=ラーファルト。
ある日二人はささいなことで喧嘩をしてしまい、森ではぐれてしまう。
二人は喧嘩したことを後悔し相手を見つけようと行動するが……


選択肢あり、ファンタジー、恋愛、一時間十五分ほどで読み終わりました。
システムはバトルパートが長期戦になりがちなため、
ちょっとしたウェイトやエフェクトの待ち時間をじれったく感じてしまいました。
音楽は良い曲が多く、特にタイトル曲がおまけの曲解説の通り哀愁漂っていてお気に入り。
絵は二人の体格差もあり、リュートは頼りに、ティリスは可憐に(でも強い)感じられました。一枚絵は十枚+差分。
また、口パクや日の光などの演出が多く、中でも滝が流れ落ちている背景は目を引かれました。

旅の中の一幕といった感じで、リュートとティリスの関わりや敵との闘いが描かれています。
ゲーム以外にweb上の漫画や小説でも出会いや旅の中のエピソードが展開されています。
エンディングは四種類。そのうちノーマルエンドは本当にすぐ終わってしまいました。
バトルパートはコマンド選択式で、ちょっと油断すると負けてしまう緊張感がありました。

リュートは普通の生き方ができない流浪の戦士……という頼りになるものの孤高の存在、
という印象を受けましたが、リュート視点では思いのほか思春期男子なコメディ描写が多かったです。
ティリスも健気で、守られるだけではない強さがあって好感が持てます。
サブタイトルに恋人未満とありますがおまけモードで言及されている通り、
どう見ても両想いじゃないかというやりとりが多く、ニヤニヤさせられました。

過去の作品感想:空色幻想曲-風のリュートAnotherWorld- Trial3
(2019/2/28)

 

そして星辰は結びを辿る Version1.03/shizuka(フリーソフト)

父親が死に、遺言状が公開されるために一族が所有する孤島へ集められた五人の兄弟。
しかし通信設備が故障し、島から出ることができなくなってしまう。
五男の星辰結太(せいしんゆうた)は兄達と同行し、屋敷内を調べるが……


選択肢あり、オカルトサスペンス風アドベンチャーノベルとのこと、探索、二時間十五分ほどで読み終わりました。
システムは文章表示速度変更ができず遅めなことがやや不便でした。
音楽は特に合わないような箇所なし。
絵は一瞬だけ表示させる演出が効果的に使用されていました。

孤島の屋敷で起こる事件を四人の兄達の行動を追っていき、
全て見た後に最終ルートを読むことができるようになります。
どの兄から知るかは任意で選べますがそれによる最終ルートの変化はありません。
親のエピソードがあまり語られておらず、終盤、親のシーンをちょっと他人事に感じてしまいましたが、
その分兄達についてはしっかり描かれていて、特に長男聡万(そうま)の理解されない苦労が印象的。
また、結太の意思が感じられない地の文が結太の状態をよく表していて、丁寧に作られている作品でした。
(2019/3/1)

 

999,Victory ver1.9(女性向)/spice+(フリーソフト)

突然魔王城へ連れてこられ、魔王の花嫁になれと言われてしまった修道女のマフィン。
挙式は明日。マフィンそれまでになんとかして魔王を倒そうと魔王城をうろつくのだった。

ファンタジーRPG風AVGとのこと、一時間四十五分ほどで読み終わりました。
主人公名前変更可。
システムはRPGツクールVXAce製。
音楽は特に合わないような箇所なし。
絵はとても綺麗、表情も豊かで目を引きました。一枚絵は十七枚。

魔王城の中で装備ガチャしたりドーピングしたりツボの中身をいただいたりしながら魔王を倒そうとします。
エンディングは九種類。
弱いうちに魔王に挑んだりしなければそのうちクリア可能ですが、特殊条件エンドもあり。
設定上どうしても作業感を伴ってしまう作りながらできる限りそれが軽減される配慮がされていました。
私はまんまと当たりがなかなか出ないガチャにつぎ込んで時間がかかってしまいました……。
途中から薄々感づいていたのですが……これがコンコルド効果か!
時間をかけずに攻略するには運(リアルラックではなく運の良さパラメータ)重視が良さそうです。
また、ちょこちょこやさぐれた言動をする主人公がいい味出していて、
ツボを割りまくったりトラップをこともなげに受け止める様も納得してしまうキャラクターでした。

過去の作品感想:純正優男-ジュンセイヤサオトコ-
(2019/3/2)

 

999,Victory -Return- ver1.6(女性向)/spice+(フリーソフト)

魔王となるも酒浸りの生活を送っていたマフィンは、第一王子ダルトから招待されとある小城へ赴く。
そこであらゆる酒を集めたもてなしをされるが、王子にはなにやら企みがあるようで……


ファンタジーRPG風AVGとのこと、二時間ほどで読み終わりました。
「999,Victory」の感想はこちら。
主人公名前変更可。
システムはRPGツクールVXAce製。
音楽は特に合わないような箇所なし。
絵はとても綺麗で、今回ややダークっぽいのが多め。同時に主人公の崩れたコメディ顔も多め。
それから見渡す限り配置された酒樽に笑ってしまいました。一枚絵は二十一枚+α。

「999,Victory」エンド9の続編で、酒を飲んだり断酒したり城の人間を酔い潰したり貢がせたりします。
エンディングは九種類。
戦闘ではなく飲酒で回っていくため、パラメーターが威厳とか可憐とか清廉のため、
慣れるまではこれどの行動に影響するんだっけ……? と少し戸惑ってしまいました。

前作では魔物やツボが不思議な力で復活していましたが、
今作は人間の城が舞台のため、ダウンした人間は復活しませんし、壊したり飲んだりした酒樽は元に戻りません。
そのため重要なのは一貫した行動をとること。
私は一周目滅茶苦茶一貫していない行動をしてしまいました……。
ですが周回もさほど手間ではありませんでしたし、ガチャも100連できるようになっていて助かりました。

ストーリーは……ロリショタ最高という結論でしょうか?
それ以外にも禁酒成功するかとことん飲むかでガラッと変わった展開になって、色々な結末を味わえました。

過去の作品感想:純正優男-ジュンセイヤサオトコ-999,Victory
(2019/3/3)

 

SweetSpiceSummoner! ver1.3(女性向)/spice+(フリーソフト)

召喚士見習いのアニスはいままで人型の召喚魔を召喚したことがなかった。
バレンタイン前日、彼女はリア充に憧れ、バレンタイン前日にイケメン男を召喚しようとするのだった。


選択肢あり、召喚、バレンタイン、四十五分ほどで読み終わりました。
主人公名前変更可。
システムはRPGツクールVXAce製。
音楽は特に合わないような箇所なし。
絵は立ち絵は格好良くて、デフォルメ絵は可愛らしかったです。

素材を七つ選んで、その組み合わせで何が召喚できるかが決まり、
三回のチャンスで何を召喚したかでエンディングが変化します。
エンディングは七種類。
どの素材を選べば召喚できるかはヒントがありますが、全員当てるのは結構難しいと感じました(公式に攻略あり)
ですが一周が短いため色々試すことが出来ましたし、
ごく一部を除いて召喚魔はみんないい人なので、気軽にプレイすることができました。
あとフォルツさんの名前が表示欄に入り切っていないのに笑いました。

過去の作品感想:純正優男-ジュンセイヤサオトコ-999,Victory999,Victory -Return-
(2019/3/4)

 

SummerSpiceSummoner! ver1.4(女性向)/spice+(フリーソフト)

相棒の召喚魔ブニャーンと共に異世界へ召喚されてしまった主人公。
そこには病で暴走したブニャーン達がいた。
主人公は仲間を召喚し、原因を解決しようとするのだった。


夏のリア充バカンスRPGとのこと、クリアまで二時間半、トロフィーコンプリートまでさらに一時間半ほどかかりました。
SweetSpiceSummoner!」のアナザー続編ストーリーとのこと。
主人公名前変更可。
システムはSMILE GAME BUILDERで3D見下ろし型のRPG。
音楽は夏っぽさたっぷりでした。

「SweetSpiceSummoner!」では作中三体までしか召喚魔と知り合えませんが、全員知り合った状態での後日談。
敵と戦ってレベルを上げたりイベントをこなしたりしながら事態の解決を目指していきます。
難易度は低めですがあまり極端なチョーカー類(パラメータと魔法耐性どちらかが上がってどちらかが下がる)
を装備するとさくっと全滅してしまったりもします。
3Dで視点の方向を回転させることが可能で、デフォルトでは見えない所にアイテムや罠があったりするのですが、
視点回転にも時間と手間がかかるので少々面倒に感じてしまいました。

話は全員集合、それも夏の島という舞台だけあって明るく賑やかに進めることができました。
「SweetSpiceSummoner!」ではチャラオ(召喚魔の名前)ちょっと苦手でしたが、
今回の舞台のせいかかなり好きになってしまいました……。

過去の作品感想:純正優男-ジュンセイヤサオトコ-999,Victory999,Victory -Return-SweetSpiceSummoner!
(2019/3/5)

 

サマーナイトミラクルミッション ver1.0(女性向)/spice+(フリーソフト)

根暗な少女、黒森夏夜(くろもりかよ)は林間学校の肝試しで
女子に人気がある蘇芳夏来(すおうなつき)とペアになる。
夏夜も夏来のことが気になっていて、仲良くなるために九つのミッションを自分に課すのだった。


選択肢あり、恋愛、オカルト、四十五分ほどで読み終わりました。
主人公名前変更可。
システムはRPGツクールVXAce製。
音楽は効果音で猫の鳴き声が鳴ります。
絵は主人公の根暗っぽさが出つつ、甘酸っぱさも感じられました。一枚絵は九枚。

肝試し中に仲良くなるためのミッションをクリアできるように行動を選んでいきます。
選択肢を一度でも間違えるとゲームオーバー。
前半は主人公の奇行と奇跡的にミッションをクリアする様を生暖かく見ていましたが、
中盤以降はがらっとと様相が変わります。
おまけシナリオまで含めて、重たいけれどもホッとすることができました。
でも……主人公よりももう一人出てくる男の子、夜凪秋良(よなぎあきら)と夏来の方が
強い絆で結ばれているような気が!

過去の作品感想:純正優男-ジュンセイヤサオトコ-999,Victory999,Victory -Return-SweetSpiceSummoner!SummerSpiceSummoner!
(2019/3/6)

 

シノビハリセンボ ver1.2(女性向)/spice+(フリーソフト)

戦国時代、大名家の三女として生まれた四月朔日ほむらは、嫁いだ国が滅び出戻ることを三度繰り返していた。
そんな彼女の前に、千度嘘を吐くと針で刺し殺してくるという妖怪ハリセンボが現れる。
お付きの忍、狐蛇(こだ)は解決方法を提示するが……


選択肢あり、恋愛、戦国時代、十五分ほどで読み終わりました。
主人公名前変更可。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵はお姫様らしく華やかで、かと思えば顔芸もしてくれていました。一枚絵は二枚。
また、次の場面に移るときに画面ごと入れ替わる演出が小気味よかったです。

妖怪から助かるために狐蛇の言うとおりにするかで二種類の結末に分岐します。
どちらの結末も主人公の願いがおおむね叶って、ちょっと叶いませんが、
私は言うとおりにする結末のほうがやっぱり二人とも幸せそうでお気に入り。
また、途中の二人のやり取りも長い付き合いを感じられ、テンポよく読んでいくことができました。

過去の作品感想:純正優男-ジュンセイヤサオトコ-999,Victory999,Victory -Return-SweetSpiceSummoner!SummerSpiceSummoner!サマーナイトミラクルミッション
(2019/3/7)

 

Lovelydoll/Wildmachine ver1.5(女性向)/spice+(フリーソフト)

発明家ノルディックは過去の贖罪のため、女性型機械人形を制作する。
しかしその中に、風の精霊が宿り、勝手に動き出してしまう。
風の精霊は幼い頃からノルディックのことを見守っており、彼の笑顔を取り戻すため人形の体で奮闘するのだった。


選択肢あり、ほのぼのファンタジー×お人形ライフ3DADVとのこと、四時間四十五分ほどでトロフィーコンプリートできました。
主人公名前変更可。
システムはSMILE GAME BUILDERで3D見下ろし型。
音楽は特に合わないような箇所なし。EDに歌あり。
立ち絵では特に衣装が華やかでした。3Dキャラでは主人公の仕草が豊富でどれも可愛らしかったです。
また、街の作り込みや街を見せるカメラワークも目を引きます。

風の精霊が宿った人形を操作し、制作者やその友人、街の人々と親交を深めたり、困っていることを解決したりしていきます。
各イベントは同時並行で進めることも一つに絞って進めることも可能で、
七人のキーキャラクターのイベントをクリアするとエンディングですが、
エンディング後もそのまま街で生活することができます。
エンディング時のエピローグは三種類。

敵と戦うこともありますが難易度は低め。
特に回復アイテムさえあれば攻撃力二倍スキルをターン数経過させずに十回まで重ね掛け(二の十乗!)できるので大ダメージを与えられます。
探索もくまなく(視点も回転させて)人や物を調べればなんとかなりますし序盤以外は日数制限もないため、焦らずに進めることができました。
ただ、最初にお金を1000G集めないといけないのですが、
その時点でできるカードゲームで次の目標である1000000G以上も容易に稼げてしまい(稼いだ時の専用台詞があるのが細かいですが)
強い装備やドーピングアイテムもすぐ買い集めることができてしまいます。
そのためカードゲームだけは稼げる上限を設定するか終盤でプレイできるようにした方がいいのではと思ってしまいました。
ですが、イベントを進めるために街を歩き回る必要があるため段々街の人や街自体に愛着が湧いてきますし、
街の人の困り事を解決したことがエンディングの展開に繋がっていて温かい気持ちになれました。
(街の外はなにやら不穏ですが)元気いっぱい走り回る主人公と、
そんな主人公を見守ったりからかったりする人がいる街が心地よくて、ゆったりまったり街の生活を楽しむことができる作品でした。

過去の作品感想:純正優男-ジュンセイヤサオトコ-999,Victory999,Victory -Return-SweetSpiceSummoner!SummerSpiceSummoner!サマーナイトミラクルミッションシノビハリセンボ
(2019/3/8)

 

らんだむダンジョン Ver.1.70/はむすた(フリーソフト)

おすすめ

過去の作品感想:ざくざくアクターズ
(2019/3/9)

 

脳と手の仲介者は心でなくてはならない ver1.00(12推)/substitute(フリーソフト)

天国の警察を辞め、殺し屋を営むブロンディは警察の知人シルビイから依頼を受ける。
報酬は神様に一つ願いを叶えてもらえるというもの。
ブロンディは嫌々ながらも報酬のため、ターゲットの女、イブの元へ向かうのだった。


選択肢なし、天国、四十五分ほどで読み終わりました。
システムは文章表示速度が変更できずに遅めなことがやや不便でした。
音楽は特に合わないような箇所なし。
絵は単眼ちゃんと神様が存在感ありました。

天国でブロンディが辞めた警察からの依頼を受け、人間の組織へ向かいます。
危機を相手の情けや詰めの甘さで切り抜けることが多く、少々拍子抜けに感じてしまう部分がありました。
あと、イブだけやたら特別扱いされていますが何か理由があるのでしょうか……?
あのラストではさらに上位存在がいない限りもはや意味のないことのように思えますが……。

天国なのに普通に食べられるのが工場産の魚で、死ぬこともあって、警察もいてという天国っぽくない世界観と、
そこで繰り広げられる血生臭くハードな展開がマッチしていて、
緊迫感を持って読み進めることができました。
それにしても天国へ行く人間が増えたとのことで、でも天国へ来ると軋轢を発生させていて、
人間も随分上辺を完璧に取り繕えるようになったんですね! あまりそこでは暮らしたくはないですが!

過去の作品感想:動脈と静脈
(2019/3/11)

 

眠れない夜に ver1.04/九州壇氏のノベル工房(フリーソフト)

淳と茜、香澄の姉妹は幼馴染。
淳は茜のことが好きだった。
眠れない夜に淳は彼女とドライブに出かけるが……


選択肢なし、思い出、夜、姉妹、一時間十五分ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
立ち絵は素材サイトの立ち絵素材。

深夜、彼女と一緒にドライブをしていく中で、違和感がつのっていきます。
キンモクセイについてせっかく話題に出ているので終盤もキンモクセイを絡めたほうがいいような気しましたが、
付き合いが長い二人のとりとめのない会話が表現されているのかなとも思えました。
また、違和感の原因が明かされた後にそれまでのやりとりを思い返すとぞわっとさせられます。
その上で、これから少しずつでも良い方向に向かっていくことを思わせるラストでいい読後感を得られました。
(2019/3/13)

 

細胞神曲 -Cell of Empireo-COMPLETE EDITION【完成版-2.7-】(17推)/鱶尾工業(フリーソフト)
※2018/12/23の拍手でご紹介いただきました。ありがとうございます!

探偵、阿藤春樹は失踪した事務所の後輩、信濃を探すため宗教団体「至高天研究所」を訪れるが襲われ監禁されてしまう。
その「至高天研究所」では人体実験が行われていた。
脱出をもくろむ阿藤だったが、研究所内に異変が起こっていたのだった。


探索×情報収集型 生還及び真相解明目的SFサスペンスとのこと、ルートSまで十五時間ほどで終わりました。
システムはRPGツクール2003製。
音楽は特に合わないような箇所なし。
絵は画面を動き回るドット絵キャラが様々な動作や表情をしてくれてとても細かかったです。

マップを探索して鍵やアイテムを入手したり、資料を読んだりして生還を試みつつ至高天研究所の真相を探っていきます。
ルートは六種類+バッドエンド。
難易度はかなり高めに感じました。公式サイトに攻略あり。
特に序盤の地下パートがどの部屋から調査すればいいかの情報少な目でしらみつぶしに探す必要がありながらも、
調べるとダメージを喰らう個所があって、攻略なしで進めるとストレス溜まりました。
また、一部すでに見たイベントのスキップはあるもののルート分岐してからも同じ展開が長く続くため、ルート回収しようとするとかなり大変です。
ですがフラグ管理が細かくされていて作り込まれていると感じられました。

ストーリーは前半が化け物の徘徊する場所から脱出するサスペンスメインで、
後半は阿藤や至高天研究所の過去を解明していくなかでバトルや推理もありという展開。
ルートSでほとんどの真相が明かされた状態でのバトルや二択の連続、元凶との対話がそれまでの集大成で熱かったです。
また、それぞれに間違ったり弱かったりする登場人物への愛着も抱くことができました。
エピローグも清々しく、それまでに経験した色々な出来事を思って感慨深い気持ちになれる作品でした。
(2019/3/17)

 

 

 

 

(体験版・連作)

うぇーい!予言週間 ver.0.5/The Mysterious Clan(フリーソフト)

呪い研究会が不祥事で無くなってしまい、代わりにもち子の祖母の蔵で儀式を行おうとした中学生のリッちゃん、なゆた、もち子。
そこで古いパソコンが見つかり、電源を入れると謎のメッセージが現れた。
それは予言かもしれなくて……

選択肢あり、予言、中学校、十分ほどで読み終わりました。
システムは文章表示速度が変更できずやや遅めに感じられました。
音楽は特に合わないような箇所なし。
絵はベタ塗りでポップな印象で、
キャラクターが歩いたり扉を開けたり、車が走ったりといった動きのある演出が多く、読んでいて小気味よかったです。

ver.0.5は前編とのことで、二回目の予言文を解読しようとするところまでを読むことができます。
呪い研究会で顧問をしている先生の駄目っぷりが……
暴力的だったりずる賢かったりするわけでなくただただ駄目教師でした……!
リッちゃん、なゆた、もち子の三人もまさに「うぇーい!」というほぼノリで会話していて、
タイトル通りだ……となんだか嬉しくなってしまいました。
二回目の予言内容がかなり抽象的なものだったので、実際に何が起こるのか気になります。

過去の作品感想:おじいちゃん、お見舞いに来たよ
(2019/2/15)

 

 

ランドセルを背負ったねこ ver.2.02(15推)/飴三屋かんろ(フリーソフト)

赤いランドセルを背負った猫耳少年ラクタは登校中、盗賊たちに追われていたヒイラギを助ける。
一旦は別れたヒイラギだったが、なにやらラクタを探していたようで……。


選択肢あり、ファンタジー、バトル、二十分ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵はラクタの元気さがよく表現されていました。
ちなみに敗北時は服がビリッと破けます(15推要素)

事情があっていつも赤いランドセルを背負っているラクタがヒイラギと出会います。
選択肢はありますが一本道。
バトルパートはわざとでないと負けられないくらい簡単で、
その分必殺や敗北スチル、ボーナスチャンスに集中できました。
話は続編制作中とのことでその通りにまだまだこれからといった所で終わります。
道中はバトル同様多少の危機はありますがあまり深刻ではなく、
可愛らしい登場人物たちがわちゃわちゃしているところを見守ることができる作品です。
(2019/2/17)

 

 

Redemption ver.1.0(18禁)/うにか(フリーソフト)

選択肢なし、「鉄条の囹圄」の二次創作、一時間四十五分ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵はをろく可愛いよをろく。
あと神父や栂野は格好良くて、おまけの女体化は色気あります。

「鉄条の囹圄」中盤を18禁にした話や、本編後の話など五編と二つのおまけシナリオを収録。
続編「Revelation」も制作中とのこと。
どの話も本編の設定をしっかり盛り込んで創られています。
お気に入りはをろくがちっちゃくなる「little guilty - 晩景」
平和でほっとするとともに、神父の嫉妬が、そこまでをろくのこと好きか! と嬉しくなりました。
本編中盤が舞台の「Confession」は痛々しさがこれでもかと描写されていて、
そんななか神父がちょこちょこ栂野の図星突いてしまったルートという感じでした。
「セックスしないと出られない部屋の栂神」」はもうタイトル通りなんですが、
腐女子の心の傷から生まれた能力かと思っていたら童貞のほうだったぜ……

過去の作品感想:恋と罪舐犢の玉座
(2019/2/24)


 

 

 

 

その他・番外編)

ごちゃまぜヒーロー番外編 Version1.00/がっかり亭(フリーソフト)

赤井潮は巨大変身ヒーローと改造変身ヒーローと戦隊ヒーローを兼任することになってしまう。
珍しく敵が出ない休日、ゴリュウジャーのピンクと共に出掛けた潮は、先日の女子高で起こった闘いを振り返るのだった。


選択肢あり、特撮ヒーロー、二十分ほどで読み終わりました。
ごちゃまぜヒーロー」の番外編
システムはバックログがないこと、文章表示速度変更ができないことが不便でした。
音楽は特に合わないような箇所なし。
絵はチョベリバスさんの新立ち絵が「うわあ……」でした。
あとエニシのメカクシでない顔も見てみたかったです!

「ごちゃまぜヒーロー」最終決戦よりも少し前のエピソード。
エンディングは二種類。
今回はギガントマン、仮面ホッパーの敵が出てこないので潮がヘロヘロになっておらず、
ごちゃまぜ感はないですがその分安心感がありました。
ゴリュウジャーサイドも戦闘よりそれまでの過程が中心で、
相変わらずインドネタはそれだけで笑ってしまって卑怯です!

過去の作品感想:ごちゃまぜヒーロー無理やり主人公ネームテイカー
(2019/1/8)
 


 

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