はむすた
HP

サークルについて

オリジナルのRPGを制作されています。

 

作品

ざくざくアクターズ

 

概要

ジャンル

オリジナル/RPG

発売年月

2014/12(Ver1.05c2015/9)

価格

フリーソフト

年齢制限

なし

特徴

会議、召喚、友達

選択肢あり、ストーリーパート・RPGパート併せてエンディングまで八十九時間ほどで終わりました。
セーブデータは30個まで保存可能です。

 

あらすじ

異世界からの召喚が大流行した世界。
召喚された者たち「ハグレ」は元の世界へ戻ることができず、食い扶持に困り反乱を起こす。
ハグレ戦争と呼ばれたその戦いはハグレの敗北に終わり、ハグレへの風当たりはより厳しくなってしまった。

二人の少女、デーリッチとローズマリーはとある遺跡でキーオブパンドラという鍵を手に入れる。
転移の力を持ったその鍵の力を用いてハグレが安心して暮らせる場所を作るために、
二人はデーリッチを国王とした国を作ろうと奮闘するのだった。

 

この作品について

ダンジョン等に挑む→(仲間が増える)→定期的に王国会議を開いて新しい店を作る許可を出したり、その運営報告を聞く
という流れを繰り返して、デーリッチ達がハグレ王国を立派な国にしていきます。

システムはRPGツクールVXace製のため、バックログ機能なし。
音楽は様々な曲が使用されていて、それぞれの場面に合っていました。
タイトル画面や王国会議の曲は何度聞いても飽きませんでしたし、
東の世界樹の爽快な曲や、それまでの集大成といったラスボス戦の曲もお気に入り。
絵は章を追うごとにどんどん上手くなっていると感じましたが、初期の絵も味があります。
カットインや固有技アニメーションも豊富でしたし、ここぞという場面での演出も印象的でした。

RPGパートは一部の場面以外では全滅しても拠点に戻される以外のペナルティがないこと、
効果の大きいHPやMP回復アイテムが安く店売りされていたり確実な入手手段があること、
能力アップアイテムやスキル習得アイテムをたくさん拾えること、
オート戦闘時に使用できる技をあらかじめ決めておけることなどから、
もったいなさを感じずにどんどんアイテムを使って戦闘していく爽快感がありました。
押し寄せてくる敵を走り回って撃破する防衛戦も手に汗握ります。
同時にボス戦では弱点を突いたり、
相手の強力な攻撃に対応できる仲間をそのターンだけ出して対応したりといった頭を使う戦闘の醍醐味も味わえました。
……レベルが100を超えて上がっていくので、どうしても勝てなければレベルを上げて物理で殴るという突破策も。
メインメンバーにしていたのはゼニヤッタ、サイキッカーヤエ、かなづち大明神、こたつドラゴン、ハオ。
特にゼニヤッタはクエイクを覚えさせて魔力アップ全て注ぎ込んで雑魚的でもボスでも常にメイン火力にしていました。

王国会議は王国内での出来事を報告→お店の経営状態報告→新しい探索場所の提案→新規店舗等の提案、という流れ。
様々なランダムイベントの微笑ましさや、新規店舗提案時のコントプレゼン等、
こんな楽しい会議が存在していたのか! という思いでいっぱいです。

話は、とにかくデーリッチがお人好しでいながら王の度量たっぷりで格好良かったですし、
そんなデーリッチを支えるハグレ王国の人々も頼もしかったです。
会議や宿屋イベント、魔法陣での会話等でそれぞれのキャラクターと一緒に過ごす時間が積み重なっていき、
そうした上での異世界やラスボス戦演出には熱いものがありました。

ざくざくと沢山登場する仲間達全員が、とても愛おしく思える作品です。

(以下ざくざくアクターズVer1.32水着イベントについての文章です・2018/1/2) 

ざくざくアクターズVer1.32(フリーソフト)

「セクシー大使危機一髪」「ウェイクアップ・リューオー」「秘密結社をご存じ?」
という三つの水着イベントが追加されています。

追加部分は四十七時間ほどで終わりました。
音楽は水着イベントラスボス戦など追加曲あり。既存曲でも裁判BGMには笑いました。
絵は今までの仲間キャラ全員に水着立ち絵が追加されていて、会話シーンで表示され表情も変わったりします。
ハオ、ルフレ、福ちゃん、ブリギットがエロかったです!!
マリオンちゃんとマオは思っていたより小柄で可愛かったです。
あとかなちゃんのぽっこりお腹とローズマリーの恥じらいが特にお気に入り。

「セクシー大使危機一髪」は水着イベントと言えばまずこれ、というかなちゃん絡みの話。
触手に襲われる場面がエロくて水着イベント全体への期待が高まりました。
「ウェイクアップ・リューオー」は海底にある街を発見する話。
サスペンス調でハラハラさせられましたし、次のシナリオに繋がる内容も多かったです。
「秘密結社をご存じ?」はヘルラージュ率いる秘密結社が人助けをしつつ組織を大きくしていきます。
警備隊長や参謀長など役職に付けると固有能力が発揮されるシステムが攻略の助けになりました。
よく使ったのは参謀長ティーティー様でMP使い放題と参謀長ヤエでTP使い放題(脳筋)
ハグレ王国メンバーをまた一人一人仲間にしていったり、秘密結社会議を開催したり、
今までの登場人物や出来事が絡んできたりと本編の流れを追体験でき、なんだか嬉しくなりました。
「ざくざくアクターズ」本編をプレイ済みであれば、絶対におすすめの追加シナリオです。

 

(以下ざくざくアクターズ Ver1.82についての文章です・2022/11/23) 

ざくざくアクターズ Ver1.82(フリーソフト)

温泉宿リリィの温泉内に出現したダンジョンイベントが追加されています。

追加部分は八十時間ほどで終わりました。
今回の途中から追加されるスキップ機能がとても便利でした。
音楽はラスボス戦などに追加曲あり。
絵は色々なキャラクターやカットインが追加されています。

「温泉ダンジョン」「南の島ダンジョン」「スイカ村ダンジョン」「海中ダンジョン」それぞれに三〜四マップと、
それらがランダムで出現する「EX統合ダンジョン」を周回していって、
ストーリーを進めたり、ダンジョンの住人と会ったり、アイテムを入手したり、実績を獲得したりしていきます。
黒幕が最初からコメディキャラっぽい感じで、各ダンジョンイベントでも笑えるシーンたくさんですが、
締めるところはしっかり締めていて熱かったり重苦しかったり……まとめるとすっごく面白くて特におすすめです!

よく使ったのは参謀長メニャーニャの超電磁ビットで弱体化させてからの運動長ヅッチーレーザーと、
警備隊長スライミーズのでたとこスライミーズ!&ゲラーズ勲章でTP溜めつつ攻撃魔力強化してのマリオンちゃんぶっぱ。
攻撃性能では雷が優遇されてるように思えますが、
ボスの弱点としては風&投擲が多めなのでスライミーズはアタッカーとしても活躍してくれました。
あとは状態異常撒き&防御役のクウェウリや、MP吸収という唯一無二のスキルで一部の敵を完封できるゼニヤッタもレギュラー。
イベント様々でアイテムもガンガン手に入って、周回もスキップ機能で快適になったので気付けばたくさんダンジョンに潜っていて、
気付けばレベル最大の999に到達してしまったほど楽しくて時間泥棒な作品でした。
……そしてレベルドレインクリスタル(レベルが下がる代わりにステータスボーナス獲得)があるのでまだまだ遊べます!

 

作品

らんだむダンジョン

 

概要

ジャンル

オリジナル/RPG

発売年月

2012/10

価格

フリーソフト

年齢制限

なし

特徴

ダンジョン探索、アイテム入手、ファンタジー

Ver.1.70時点で選択肢あり、ストーリーパート・RPGパート併せてPワールド海底クリアまで百時間ほどで終わりました。
セーブデータは20個まで保存可能です。

 

あらすじ

ダンジョンに隣接して作られただんじょん村。
しかし魔王もいなくなり、寂れる一方。

幼馴染のアナンタ、シズナ、ベネットは街の賑わいを取り戻すべくダンジョンに潜り、
そこで得たお金やアイテムで施設を誘致していくのだった。

 

この作品について

ダンジョンに潜ってモンスターと戦いつつ宝箱を回収し、ボスに挑んだり村や世界に関わる出来事を解決したりします。

システムはツクールVX製のため、バックログ機能なし。
音楽はそれぞれの場面に合っていました。
絵はおおむね素材ですが一部オリジナルあり。

RPGパートはとにかくたくさん宝箱があって色々な武器防具アイテムがどしどし(千以上!)手に入ります。
しかもその全てにAボタンで読めるアナンタによる解説付きで、
新しいアイテムを手に入れる(それがあまり強くないネタ武器であっても)楽しさがありました。
解説文はコメディから神話引用までアナンタの超力作。
そしてアナンタ(達)が書いているため装備できる人情報にウソが書かれている(ウソだと推測可能)など遊び心がありました。

戦闘のバランスはレベル上がると敵も強化されることや初見殺しを使う敵がいることなどからやや難しめですが、
ボスの前にはほぼ回復&セーブポイントがあるので負けてもそれを参考に再挑戦することができます。

ストーリー自体は特に中盤以降世界の危機などシリアスながら、
アナンタ達が賑やかで笑える行動をしてくれるのでいいバランスで読み進めることができました。
そしてそのコメディ部分を抽出したのが宿屋イベント。
特定の武器防具を入手した後などに宿屋に泊まると、その武器防具にまつわる寸劇が繰り広げられます。
(一度見たものは回想可能)
このボケツッコミの応酬がとにかく笑えて楽しくて、
宿屋に泊まったのに何も起こらないとがっくりしてしまうほどでした。

百時間全く飽きずに楽しむことができましたし、
またふとした時に宿屋イベントを読み返したい作品でした。

 

 

 

 

トップへ戻る      一つ前に戻る