コミックマーケット94感想リスト

同人ソフト(ノベル系)は基本的に全て、
それ以外は感想が思い浮かんだもの限定です。

基本的に同人ソフト(ノベル系)はプレイ順(パッチ待ち作品を除き事前の期待順)です。
それ以外はサークル名順です。
ただしおすすめ、期待作品は連続しないようにしているので前後することはあります。また、時間がかかりそうな作品は読むのをある程度後回しにします。時間がかからなそうな作品は先に読んだりもします。

女性向の作品は、乙女=女主人公で相手キャラの全員もしくは多くが男、
BL=男主人公で相手キャラの全員もしくは多くが男(年齢不問)、としています。
作品が女性向かどうかは基本的にサークルさんの自己申告です。

値段は入手時のものです。場合によっては異なる可能性があります。

同人ソフト
完成版  体験版・連作  番外編・その他

同人誌
小説

 

(同人ソフト完成版)

ビジュアルノベルをレビューするビジュアルノベル/M.Mの部屋(100円)

春のうらら」の作中画像を使用したレビューをしているビジュアルノベル。
選択肢あり、二十分ほどで読み終わりました。
音楽と画面(スクリーンショット)は「春のうらら」で使用されていたもの。

テキストはサイトで公開されているレビューほぼそのままで、
そこに音楽とスクリーンショットと選択肢が追加されています。
四分の一くらいがネタバレなしレビューで、あとはスクリーンショットも含めてネタバレ満載。

なんだかビジュアルノベルとして一行ずつレビューを読んでいると、
おすすめ同人紹介による同人ゲーム・オブ・ザ・イヤーの録画を自分で見返しているときのようなこそばゆさがあります。
内容はあらためて、M.Mさん「春のうらら」めちゃくちゃ刺さったんだな……という印象。
それにしても「春のうらら」の子供と大人は厳然たる違いがありましたが、
大人の年齢になってみると、現実の大人なんてだいたいが良くも悪くも全く大人じゃないですよね!
(2018/8/20)

 

高梨結愛ともう一度/のいじーまいのりてぃ(無料)

高梨礼の妹、結愛(ゆめ)は心臓が弱く、幼い頃からずっと入院生活を余儀なくされていた。
礼は結愛の見舞いを最優先し勉強もせずに過ごしていたが、結愛のお願いがきっかけで勉強に打ち込むことになる。
しかし結愛の病状は年を重ねるごとに悪化していくのだった。


選択肢なし、兄妹、二時間ほどで読み終わりました。
システムはコンフィグがタイトル画面からしか変更できないこと、
演出として文章速度が遅くなった後も、その表示速度のままになる箇所があることが気になりました。
また、文章表示速度が遅くなる演出や場面転換ウエイトがかかる演出が多く時間も長めなため、
もっと早く読みたいと思ってしまったので、
より限定された場面で短い演出にしたほうが効果的なのではないかと感じました。
音楽は特に合わない箇所なし。挿入歌あり。
絵は結愛の幼い頃も成長した後も可愛らしくて、主人公と同様、笑顔も泣き顔も愛しく思えました。

病気のせいで結愛は普通の生活が送れず、主人公はなんとか幸せになってほしいと行動していきます。
医者から緊急で告知されるシーンは、緊急ですることなのだろうかとちょっと疑問に思ってしまいました。
それから、主人公の行動が裏目に出てしまう場面が結構あるのですが、
仕方なかったり、結愛のことを思うがためであったりするので、
傍から見ていてやめたほうが……と思いつつも主人公を責める気になれず、
むしろ主人公と共に無力感を覚え、話に入り込むことができました。
最後の決断も、そうしないほうがいいという綺麗ごとは思い浮かべども、
結愛のことがそこまで大切なのであれば、と反対なんてできませんでした。
そう思えるようになったのも、その決断に至るまでに他の何を差し置いても結愛のためを考え行動する主人公と、
主人公のことが大好きな良い子の結愛がめいっぱい描かれていたからで、
二人の関係に絞って深く深く綴られた物語が切なくも暖かく、美しかったです。
お気に入りのシーンは教師に堂々と宣言するシーン。妹が誇れる兄でいようとする決意を感じました。
ただ……妹のことが大切なら、妹が好きな格好いいお兄ちゃんでいるために毎日鏡くらいは見たほうがいいと思います!
(2018/8/24)

 

The Naked HeArt 短編R18ノベルゲーム集(18禁)/ArkRiot(1500円)(DL版の購入はこちら)

三本の短編18禁作品を収録。

仮面乙女は今日も笑う(18禁)

つらい目に遭い会社を辞めた春仁は、心の療養のため母親の親友とその娘が住む天見村に滞在することになる
しかしその娘、琴葉は、何故か仮面をつけていたのだった。


選択肢なし、仮面、過去、一時間ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵は琴葉が仮面を付けているため、感情表現は漫符で行われています。一枚絵は五枚+差分。
仮面はHシーンも含め絶対に取りませんが……仮面で興奮するほど私は上級者ではなかったです……

仮面少女や村の人々と暮らす中で春仁の心境が変化していきます。
仮面で表情がないながらもアグレッシブな琴葉に好感が持てましたが、
テキストが起こったことや思ったことをそのまま書いているようで味気なく感じてしまう部分がありました。

そのネクタイを緩めるのは――(18禁)

大企業の令嬢、神宮寺雅は幼馴染で姉のような存在であり、現在はSPとして彼女を警護している月代怜花に恋心を抱いていた。
怜花も同じく雅のことを愛しく思っていたが、二人とも相手にその気はないと思い込みながら日々を過ごしていた。
しかしある日、その関係が変わってしまうようなことが起こってしまい……


選択肢なし、百合、身分違い、五十分ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵は怜花も雅も可愛らしく描かれていました。一枚絵は四枚+差分。

お互いに相手のことが好きだと思いながら、相手からは恋愛感情を抱かれていないと思い込んでいる二人の話。
二人の仲の良さがたっぷり書かれていることが良かったと思いました。
ただ、百合としては隠語に卑猥で直接的な言葉を使っているので、少々情緒に欠ける気がしてしまいます……

黒鬼の神隠し(18禁)

主人公が目を覚ますと、傍らに翠茜(すいせん)という銀髪の鬼がいて、この場所は現世と黄泉の狭間だと告げる。
現世に戻るまでの間と食事や住居を提供してくれた翠茜は、ことあるごとに主人公を誘惑してきたのだった。


選択肢なし、鬼、同居、二十分ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵は褐色鬼の翠茜が綺麗で魅力的でした。一枚絵は三枚+差分。

翠茜との生活が描かれています。
翠茜の身体能力がすごい描写が多いのでHシーンで主人公につい力を込めてしまわないかハラハラしてしまいましたが、
実際はかなり攻められる側で、普段の頼もしさとのギャップが可愛らしかったです。


過去の作品感想:
怪-KAI-解〜Trial Version〜負荷価値DREAM LESS WORLDVampire of RED
(2018/8/28)

 

ちっちゃいアイドルDVDのつくりかた2(18禁)/sol-fa-soft(コミケ限定価格1000円)(DL版の購入はこちら)

清純派アイドルを目指すのぞみ(芸名)はちょっとエッチなDVDに出演することになってしまう。
しかし母親はソシャゲに夢中でのぞみちゃんのことをほったらかし。
ロリコンの撮影班三人は、のぞみちゃんへの要求をだんだんエスカレートさせていくのだった。


選択肢あり、ロリコン、ビデオ撮影、ボイスあり、九十分ほどで読み終わりました。
システムは特に不便な箇所なし。
音楽はタイトル画面で流れる曲が妙に不穏でした。
絵はツイスターゲームで肩越しにこちらをみる場面がお気に入り。一枚絵は十五枚+差分。

温泉旅館を舞台にアイドルDVD撮影と称して幼い女の子へいたずらしていきます。
前作「ちっちゃいアイドルDVDのつくりかた」と同じ撮影班三人にろくでもない母親と前作設定を踏襲していますが、
Hシーンに母親が絡んでこない分よりロリコン純度が高まっていました。
いたずらがメインで本番はちょっと少なめな印象でしたが、
撮影班三人が相変わらずロリコンでいい味出していましたし、
真面目で健気でえっちなのぞみちゃんが可愛かったです。
なかでも「せっ○すしよ?」の言い方が破壊力ありすぎでした。

過去の作品感想:いなかえっちおんなのこ症候群うたパコ今日のアコちゃんちっちゃいアイドルDVDのつくりかた
(2018/9/3)

 

Everett Effect - エヴェレット・エフェクト - 1.0.0/Sapience(1000円)(DL版の購入はこちら)

中学生男子の「あなた」は朝宮(ともみや)科学賞という科学コンクールに参加する。
同じグループになったのは 「冠野リリ」「朝倉輝未」「二色稜」の女子三人。
彼らは世界に三つしかない最新機器を頼み込んで使わせてもらい実験を行うが、おかしな結果が出てしまうのだった。


選択肢あり、科学、分岐、一ルート二時間ほどで読み終わりました。
主人公名前変更可。
システムは区切り毎のセーブとスキップ機能しかなく、
それ自体は内容にも関わる事なので仕方がないのですが、
バックログがないので文章末で止まらずに次のページへ行ってしまうミスだけは全てなくしてほしかったです。
音楽は効果音も含め一切なし。
絵はかなり幼い絵柄で、そんな彼女たちと科学談義をするのが楽しかったです。
その分他人行儀に話しかけられると寂しいものがありました。

科学コンクールが行われる二週間、三人の女の子と一緒に研究していきます。
ルートは四つのようですがとにかく選択肢が多く、
その結果によって主人公の一人称が変わったり、女の子からの呼ばれ方が変わったりして、
主人公=自分になっていくので、自分が思った通りの選択をした一周目の出来事が自分の正史になります。
私はweak interactionエンドでした。一番妥当な結末で私らしいと思えました。
ただ、ロマンティックなルートだな、と思っていたら別ルートでその通りに言及されてて笑いました。
選択肢は多いですがあまりにも多いので一つ一つ悩む暇もなく、それがテンポの良さに繋がっていましたし、
素粒子が関わる研究内容や物語構成は興味深く、
そして、聡明な女の子達と切磋琢磨し協力し夏を過ごせるというのは、本当に幸せな時間でした。
(2018/9/7)

 

新入社員ってこんなにゲキテキッ!!?第二部/@lpaca Lab.(500円)

大企業への就職を目指すも小さなおもちゃメーカー「学楽堂」しか内定が出なかった槻岡 拓海(つきおか たくみ)
憂鬱なまま入社式を迎えるも暖かい歓迎を受け、様々な出会いがあり、段々と彼の心境も変化していくのだった。


ルート選択あり、仕事、恋愛、二時間半ほどで読み終わりました。
第一部の感想はこちら
システム、音楽、絵は第一部と同様。OPにムービーと歌、EDに歌あり。

第一部の続きで、主人公が新入社員としておもちゃ会社で働きながらヒロインと関わっていきます。
第一部のクリアデータがある場合、最初からヒロイン三人全部のシナリオを読むことができますが、
無い場合は最初に読むことができる芳野ルートを終えると他二人のルートが読めるようになります。
三つのルートの中では日茉莉ルートはかなりあっさり終わってしまったように感じてしまいましたが、
すみれルートは自縄自縛となってしまうすみれの状況が納得いくものとして描かれていましたし、
その状況をなんとかするアイデアを出す主人公と、それに応えるすみれが格好良くてお気に入りのルートでした。
(2018/9/9)

 

桜の咲く頃に会いましょう/辛口レモンティー(500円)

風鞍秋人(かざくらあきと)は交通事故に遭いそうになっていた女性を助ける。
彼女は蓬原(よもぎはら)なずなという名前で、彼氏に二股かけられたショックでその地を訪れていたという。
実家が喫茶店の秋人は、泊るところがないというなずなを落ち着くまで居候させるのだった。


選択肢なし、優しさ、恋愛、一時間足らずで読み終わりました。
システムは文章表示速度が遅めで変更できないこと、
非アクティブで動かないことがやや不便でした。
それから特に序盤、勝手に次ページに移ってしまうことがあまりにも多かったです。
あとフルスクリーンで起動した場合、タスクバーやタスクマネージャー以外でどうやって終了するのでしょうか……?
音楽は特に合わないような箇所なし。
絵はなずなが美人さんでした。

失恋し悲しみと自責に暮れるなずなを住まわせ、気持ちが晴れるまで喫茶店の手伝いをしてもらおうとします。
おまけで横スクロールアクションゲームあり。
失恋した女性を家族が同居しているとはいえ同じ家に泊めるという下心しかないようなシチュエーションではありますが、
秋人の言動が強引だったり押し付けだったりではなく、でもしっかりと優しさを感じるもので安心でき、好感が持てました。
控え目だけれどこれと決めたことは譲らないなずなも魅力的でした。
そんな二人なのでお互いに惹かれる場面が自然に描かれていることや、
それなのに好意を口にはしない二人の間にあるくすぐったさが良いなと思える作品でした。
(2018/9/15)

 

MEGA-NEKO All in ONE/Feel & Dawn(500円)

天才天災発明家マヨコが発明した猫が猫耳美少女に見えて少女の体として触れもする眼鏡「MEGA-NE」の実験台にされたマジムラは、
周囲から見れば普通の猫を撫でまわす不審者になりながら六時間お持ち帰りする(猫耳美少女に見える)猫を吟味した。
その結果捕まえた猫耳美少女は、MEGA-NEで猫に見えているわけではなく、本物の猫耳美少女だった。


選択肢なし、野生動物捕獲ノベルスとのこと、二時間十五分ほどで読み終わりました。
コミックマーケット頒布版は特典小説「MEGA-NEKO Concert-S 兎追いしかの歌」PDFを同梱。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵は描写に沿ったビジュアルでネ子達は美少女でしたし、ミスミは絶妙に残念でした。
ただ歩行などの演出が長めの箇所で若干テンポが悪く感じてしまうことがありました。

四話構成でMEGA-NEで呼び寄せてしまったネ子(マジムラが猫だからネコと名付けた)を皮切りに、
元は動物の美少女がマジムラの周りに増えていきます。
最終的に大部分はマヨコがなんとかしてしまうため達成感といった部分ではちょっと弱く感じてしまいました。
主人公は自分の変態性を開放したり、気の弱い美少女(動物)を恫喝したりするものの、
そうした行動は欲望や目的を果たすために一貫しているので憎めず、
また同じくらい虐げられているので丁度いいバランスでした。
動物美少女やマヨコ、同じ学校のミスミといった面々もそれぞれに愛すべき欠点があります。
一番好きな場面は第一話、ミスコン五十メートル自由形。
「このミスコンの運営者はバカである」
「自由形の自由ってそこまで自由じゃない」
という主人公の思いがあまりにも的確過ぎて笑えました。
(2018/9/16)

 

MAJIで没落5秒前(18禁)/劇團近未来(1000円)(DL版の購入はこちら)

名家の令嬢、桂木レイナは自分より成績の良い久世アキラが目の上のたんこぶだった。
レイナは教師や生徒を従え、アキラを陰湿にいじめ抜く。
五日後に自分が没落することも知らずに……

場所選択あり、いじめ、因果応報、パートボイスあり、三時間ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵はレイナが褐色で肌のハリがすごくありそうに描かれていました。一枚絵は十六枚+差分。
あと、レイナのヘアバンドがパンツに見える呪いにかかってしまいました……。
このヘアバンド、没落した瞬間にツギハギになるんですね。
ボイスはレイナの尊大さがよく表現されていました。

レイナが放課後に校内を移動し、前半はアキラをいじめたりそのための悪だくみをし、
後半はアキラからいじめ返されたり教師や生徒に凌辱されたりします。
エンディングは五種類。
因果応報でレイナが転落するほうがメインのためか、レイナと比べてアキラのHシーンは少なめ。初売春シーン見たかった……!
私は基本的に先に悲劇的な展開があることに言及されるのが好きではないのですが、
この作品ではレイナにとっては悲劇的ではあるものの、
読み手とアキラにとっては好ましい展開なので、没落を今か今か、そして待ってましたと思えました。
前半も後半もいじめの内容はかなり酷いものなのですが、
アキラのことをとても意識していたり、それが貴族といえば簡単に納得してしまったりするレイナがちょろいことや、
いじめに対して相応の報いが待っているあるいは相応の報いであることから、重くなりすぎずにHシーンを味わえました。

過去の作品感想:女子校生とごはんですよ!女子肛校生芸能アナルクラブ〜現役JKアイドル枕営業の実態〜風俗島からの脱出十川良衣菜のトイレで神様、募集中売春リアル家出した俺の娘が公衆トイレで神様を募集しているらしい!?つかおう! 地域淫行券!!〜このマークをつけた地元の女の子に中出しできます〜新人監督と処女女優寝取られ痴漢電車〜環状線〜おまたゆるめはままならない娘マネジ! イキます!!〜SEX a GAME2017〜ピチふぇち! でべろっぷ泡風呂エクスペリエンス
(2018/9/24)

 

五〇度の真夏が巡る/OTARIBA Games(1000円)

フリーターでバンドマンの七井翔(なないかける)はバイト先の店長の代理でまちおこしプロジェクトに参加する。
そこには十五年ぶりに再開する幼馴染達の姿があった。
うだつのあがらない自分に引け目を感じながらも再び彼らと関わりを持つことになった矢先、ある事故が起こってしまう。


選択肢あり、はじけて消えた夏を取り戻すADVとのこと、主要キャラ三人にボイスあり、四時間ほどで読み終わりました。
体験版の感想はこちら
システムはタイトル画面からしかコンフィグ変更できないこと、
少なくとも私の環境では既読スキップが効いていないことが不便でした。
音楽はそれぞれの場面に合っていました。
OPにムービーと歌あり、EDに歌2曲とアニメーションあり。
OPはセンスの良さを感じさせましたし、EDのアニメーションも丁寧でした。
ただ梅園ルートEDで歌詞は表示されるのに歌が流れないのはちょっと残念でした。
絵は体験版と変わらずお洒落さいっぱいでしたし、服装や髪形、表情のバリエーションも豊富です。
一枚絵は差分含め三十二枚。

2017年だけれどもエネルギー問題がとても深刻になっている世界で幼馴染達と再会しますが、
その後よくない出来事が起こり、翔はタイムリープをすることになります。
ルートは三種類。
話の根幹に関わる梅園先生のこと、それにアイドルグループ「Chocolat」のことが、
あまり掘り下げられないまま真相の梅園ルートが進み、終わってしまったと消化不良に感じてしまいました。
ですが小学校時代の同級生、桜堤(さくらつつみ)ゆい、五日市朋子(いつかいちともこ)の両ルートは
主人公が後ろ向きで、切羽詰まるまで本当に真剣になれない所にもどかしさと共感を抱きつつ、
最後の最後はよく言った! と讃えたくなりました。
ヒロインも可愛くて、特にゆいの健気さ、思いやり、笑顔、涙といった様々な顔すべてに愛しさを感じました。
体験版でも書きましたが改めて……十五年会わなかったゆいに好かれ続けている主人公うらやましすぎる……!!
(2018/9/25)

 

方舟に導かれて WHERE WILL THE ARK LEAD US TO?/CIRCLE四季凪(無料)

久寿川将(くすがわしょう)は小学校の頃の出来事が原因で人と接することができなくなっていた。
ある日、自分が描いた絵にそっくりなノアという名の少女が転入にてくる。
彼女は将に、街を案内してほしいと告げてきた。

選択肢なし、過去、友達、四十分ほどで読み終わりました。
システムは文章表示速度が遅めで変更できないこと、
バックログで遡ることができる量が少ないことがやや不便でした。
音楽は特に合わないような箇所なし。
絵はすっきりとした絵柄で好感が持てました。

ノアを通して、疎遠になってしまった小学生時代の友人と関わっていきます。
登場人物が話の長さと比して多いこともあって、
一人一人のバックグラウンドをもう少し描いてほしかったと思ってしまいましたが、
前半疎遠になっている居心地の悪さがあるために、最後、よりホッとする気持ちで読み終えることができました。

過去の作品感想:夜の街My World
(2018/9/26)

 

堕落ロイヤル聖処女 コミケ版v1.0.0(18禁)/夜のひつじ(1300円)(DL版の購入はこちら)

世界樹の聖都は魔王に攻め込まれ、世界樹は枯れてしまった。そして世界樹を失った聖都は遷都した。
異世界に転生した主人公は勇者にならず、世界樹の聖女セイナのもとで家庭教師のようなことをしていた。
ある日、勇者が魔王を倒したことが伝えられるが、それでも貧しい者は存在する。
セイナは世界を作り変えることを求め、恋を求めた。


選択肢なし、つがいで甘堕ち純愛ADVとのこと、ボイスあり、
三時間四十五分ほどで読み終わりました。コミケ94版は修正パッチあり。
システムは特に不便な箇所なし。
音楽は日常でよく流れる曲が、二曲同時に流れているような違和感を覚えてしまいました。
絵は口を横に大きく開いた、ちょっと引き攣ったセイナの表情に嗜虐心をくすぐられます。
あとドット服が高貴さたっぷりでした。一枚絵は十五枚+差分。

聖天使☆レベルドレイン」と同じ世界観かもしれない異世界で、
主人公が聖女セイナを汚し貶めながら、一緒に堕ちて、癒されていきます。
異世界翻訳に関わる箇所は「幼馴染の心が読めたらどうするか?」後半にも似た、高揚と喪失を感じさせるものでしたが、
ボイスありビジュアルノベルという形態では流れるボイスに引きずられてしまって、
主人公が抱いた高揚と喪失のうち多くの部分を受け取りきることができなかった、と感じてしまいました。
ですが賢しくひねくれているけれども、悪口バリエーションが少ないなど根本的なところで育ちが良いセイナが可愛く、
はぁ? とか聖女らしくない物言いをしたり、小さな声で素が出たり、下品な声で喘いだり、
卑猥な言葉を言いよどんだりするボイスもその可愛さをより引き出していて、
そんなセイナとお互いにやり込めたりしながら穏やかで爛れた日々を送るのは、とても幸せでした。

過去の作品感想:
孤独に効く百合親友が美少女になって帰ってきた。恋妻くずし義妹ホールと妹ホールド幼馴染と十年、夏純情セックスフレンド女装お嬢様への異常な愛情妹「お姉ちゃんクソビッチなんで私にしませんか」幼馴染の心が読めたらどうするか?好き好き大好き超管理してあげる相思相愛ロリータSutando bai Miさようなら、援交娘さん。彼女、甘い彼女ゆびきり婚約ロリイタ聖天使☆レベルドレイン相思相愛ロリータの生活お泊まり恋人ロリータハーレム双子ロリータ
(2018/9/27)

 

専属メイドに夜露死苦! ver.1.0(18禁)/Ryunos(500円)(DL版の購入はこちら)

両親を亡くしてから共に暮らしていた祖父も亡くし、一人きりになってしまった骨皮一(ほねかわはじめ)のもとに、
鬼龍院セイラという名のスケバン風の殺し屋が命を狙いにやってきた。
彼女はなにやらハジメと因縁があるらしく……


選択肢あり、恋愛、殺し屋、コメディ、ボイスあり、一時間と少しで読み終わりました。
システムは場面転換後、一回クリックしないと先に進まないことが多いことがやや面倒でした。
音楽はピンチ時のロック風BGM等それぞれの場面に合っていました。OPにムービーと歌あり。
OPムービーは前半のポップで歌詞を踏まえた動きも良かったですし、なにより最後の収束感がクセになります。
OP歌の「恋する仏恥義Reason!!」もハジメとセイラを表した歌詞、期待感を抱かせるイントロなど良い歌でした。
絵は普段凛々しいセイラが笑ったり照れたりするのが可愛かったです。一枚絵は四枚+差分。

家族を失ってしまったハジメが殺し屋としてやってきたセイラと関わっていきます。
セイラ以外にも頻繁に殺し屋がハジメの命を狙ってきますが、多くの場合さくっと撃退されます。
Hシーンへ至るまでの流れもかなりスピーディでコメディもエロもテンポよく味わえました。
そんな中にも家族がいない喪失感と、セイラと二人でおいしくご飯を食べて
お互いに大切な人になっていく所がしっかりと描かれていて、二人お似合いだなと心から思えました。
(2018/9/28)

 

わたのそこ、おきつみかみの 九段坂怪奇叢書 20180822ver/ねこバナナ(3000円)
+わたのそこ、おきつみかみの 九段坂怪奇叢書サウンドトラック

不可思議研究会に所属している大学生の九段坂山彦は友人の雨野アリエの誘いで海辺の町を訪れる。
その町では人とも魚ともつかない白く大きなモノが目撃されたといい、
アリエの知人がそれを利用して町興しをしようとしていたのだった。


選択肢なし、怪奇系ビジュアルノベルとのこと、二時間ほどで読み終わりました。修正パッチあり。
システムはクリック待ちがテキストでも場面転換でも多すぎるように感じてしまいました。
また、時折メッセージウインドウが上部に表示されることがあるのですが、
そこからテキストがはみ出してしまっていて、白い背景にかかると読みにくかったです。
音楽は明るい曲から不気味な曲、暗い曲、神秘的な曲とそれぞれの場面に合っていました。OPにムービーと歌あり。
主題歌「コエナクシテナク」の朗々とした歌声もお気に入りです。
絵は女の子みんな可愛いですが特に銛矢さんの得体の知れなさが良かったです。一枚絵は二十九枚+差分。
立ち絵はE-moteで動きますが、それによりスキップが遅いのが難点。あと胸揺れに目が行きます。

海辺の町に住む若者たちの町興しに協力しようとした矢先、連続殺人事件に巻き込まれていきます。
一通り町興しメンバーと顔合わせした後すぐに殺人事件が発生し、
その後もどんどん人が殺されていくのでテンポが良い反面、登場人物への思い入れを抱きにくいと感じてしまいました。
ですがラストシーンで語られる内容が、その直後に流れるスタッフロールの主題歌と関連していて、
さらにOPムービーとその直前のシーンともリンクしているという演出は印象的で、
OPムービーとスタッフロールでガラッと歌のイメージが変わる気持ちいい「やられた」という読後感がありました。
(2018/10/2)

 

幼妻がつくしてくれるの(18禁)/翠憐(1500円)(DL版の購入はこちら)

福吉洋介(ふくよしようすけ)は街中の骨董屋でドールから自分を買ってほしいと呼びかけられる。
言われるままに購入すると、ドールは等身大の自立稼働人形に変化する。
彼女、観綴十咲(みつづり とおさき)は稼働するために洋介の精を必要とすること、結婚してほしいということを告げてきた。


選択肢あり、幼妻、人形、秘め事、ボイスあり、五時間半ほどで読み終わりました。
システムは特に不便な箇所なし。
音楽は人の多いところでこっそりするときのBGMが不穏でした。
絵は一枚絵の数(シチュエーション)も差分も豊富でしたし、
CGモードでは差分選択ボタンがあるのが有難かったです。一枚絵は四十二枚+差分たくさん。

いきなり精をくれ、そして結婚してほしいと言ってくる十咲に戸惑いながら、同棲生活を送っていきます。
選択肢によってハードなものやお尻のみなど様々なプレイのバリエーションを味わえました。
十咲は精をたくさん吸収するといくつかの能力が解放され、より色々なシチュエーションでHすることが可能に。
そうしたHシーンもボリュームたっぷりでしたが、
その上、ノーマルルートでは主人公と結婚すると最初から刷り込まれている十咲の想いが本当なのか悩んだり気遣ったりし、
ハードルートは主人公の言うことならなんでも従ってしまう十咲の本心では嫌がることを追求し、
方向性は全く違うながらもどのルートでも十咲の心と、それを推し量る主人公の心が描かれていました。

過去の作品感想:Feeling
(2018/10/4)

 

敗者の栄光/CIRCLE四季凪(200円)

カイザー帝国によって滅亡の危機にさらされているハイン王国に住むベルマディ・レリアは
禁忌とされる魔石の使い手となってしまい、それを王以外に隠し魔女としてハイン王国軍に参加することになる。
魔石は絶大な力をもたらしたが、その代償も大きかった。


選択肢あり、ファンタジー、戦争、三十分と少しで読み終わりました。
システムは文章表示速度が遅めで変えられないこととバックログを読むことができないことが不便でした。
音楽は無音の場面がかなり多かったです。
絵は女子軍服素晴らしいと思いました!

魔石を手に入れたレリアがお付きの騎士ブレットや小姓のノーラとともに戦争に参加することとなります。
冒頭から村人のセリフが説明的であるなど事実の羅列に終始することが多く、
登場人物に思い入れを抱きにくく感じてしまったのが残念でした。
あと大声を上げながら襲い掛かってくる刺客は刺客失格だと思います……

過去の作品感想:夜の街My World方舟に導かれて
(2018/10/5)

 

神様のドロップアウト/COWSOFT(100円)

なるべく人と関わらないように生きてきた高校三年生の藤下篤幸は
バイト先のコンビニで客として面識があった大学生の睦合ひなたから、半ば強引に色々な所へ遊びに連れ出される。
二人で遊ぶ時間は、篤幸が思っていた以上に楽しいものだった。


選択肢なし、変化、十五分ほどで読み終わりました。
システムはセーブ機能なし。
音楽もなし。
絵はひなたさんが描写通りに親しみの持てる立ち絵や表情でした。

人付き合いを苦手としていた篤幸がひなたと関わることで変化していきます。
特別盛り上がるような出来事はなく、
けれども篤幸にとって重要な時間が描かれている話。
ひなたさんと遊ぶ場面が、ひなたさんの人柄もあって本当に楽しそうで、
それによって篤幸が変わることを素直に受け入れることができます。
読んでいる最中も、読み終わった後も心地良い気持ちになれた作品でした。

過去の作品感想:One step
(2018/10/6)

 

桜あんみつ Version1.00/信太派制作委員会(100円)

浪人生の松本拓郎は巨乳女子高生と二人、エレベーターに閉じ込められてしまう。
蒸し暑くなる一方のエレベーター内で女子高生、白珠あんみつに変態扱いされつつ、拓郎は生還を目指すのだった。

選択肢あり、コメディ、三十分ほどで読み終わりました。
前作「もよりの駅子さん」を同梱
システムは機能少なめでオートやタイトルに戻る機能が欲しかったです。
音楽は場面によっては過剰に盛り上げるような曲が使用されていてコメディらしいと思えました。
EDに歌(作中でゴミソングと言われている)あり。
絵はあんみつが地味可愛いですが……上半身下着姿になったのに立ち絵では制服着用なのは許しがたいです!!
一枚絵で脱ぎかけのものが一枚あるのが救い……
あとタイトル名にも登場するのに出番がない桜さんの見た目が好みです。

浪人生と女子高生が狭いエレベーターの中に閉じ込められます。
メタネタ多め。
作中で言及(自虐?)されているようなクソゲーとは思いませんでしたが、
いかにも続きがありそうな内容だったので作中での続きがない(本当にないんでしょうか?)との言に驚くのは同意いたします……
主人公に負けず劣らず友人もあんみつも濃いキャラしていたので
後半ずっとエレベーターの中という動きのない環境ながらもダレずに読み進めることができました。

過去の作品感想:もよりの駅子さん
(2018/10/7)

 

君と恋する文化祭 Version1.10(BL)/はちみつりんご
君と恋する文化祭〜after storys〜 Version1.00(BL)/はちみつりんご(500円※本編はフリーソフト)

明石カナデは幼馴染で弓道部の紫之宮レン、可愛いとからかってくるクラスメイトの月島リョウ、
後輩で美術部の柊タツキと学校生活を送っていた。
今日は文化祭。しかしカナデは、文化祭でやらなければならないことが嫌で嫌で仕方がないのだった。


選択肢あり、恋愛、文化祭、一時間半ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵はシャープな絵柄で綺麗さと格好良さを、表情で可愛さを感じられました。
また、選択肢もデフォルメされた絵入りで可愛かったです。一枚絵は十三枚+差分。

文化祭当日にクラスの手伝いをしたり、出し物を見て回ったりします。
エンディングは三種類。
相手からの好感度が三人全員最初から最大なためか、途中どんな選択をしても終盤の選択のみで各エンディングに行けてしまうので、
当事者同士ではそれまでの日々があるので自然なのかもしれませんが、
読み手としては作中関わりの少ない登場人物とくっついた……と少し置いて行かれた気分になってしまいました。
ですが文化祭の賑やかさ、ウキウキした雰囲気が伝わってきましたし、
相手を思いやるけれども踏み込まないカナデにやきもきさせられる三人、という所に微笑ましさを感じられました。
特にお気に入りはタツキとカナデの関係。
タツキが本当にカナデのことを考えて行動していることに好感を持てましたし、
先輩風を吹かせつつタツキにメロメロなカナデも可愛かったです。


「君と恋する文化祭〜after storys〜」は「君と恋する文化祭」の後日談。
選択肢なし、四十五分ほどで読み終わりました。
システム、音楽は「君と恋する文化祭」と同様。
絵はタイトル画面のカナデが本編より格好良さと色気を感じました(本編では主に可愛さ……)

タイトル画面でリョウ編、タツキ編、レン編を選び、それぞれの本編エンド後の話を読むことができます。
両想いになった後なので、精神的にも肉体的にも本編よりもうちょっと進んだ展開になります。
リョウとレンの話が若干修羅場になるのと比べ、
タツキは多少の悩みはあれどずっと仲が良くてお気に入りですし、二人らしいと思えました。
(2018/10/11)

 

冬のポラリス version 1.03/ステージなな(1000円)

「Winter Polaris」と「Sweeper Swimmer」の二編を収録。
選択肢なし、不死者、旅、ボイスあり、四時間ほどで読み終わりました。追加シナリオパッチあり。
システムは一通り揃っていて、呼び出し時の演出なども洗練されていました。
音楽はそれぞれの場面にあっていました。挿入歌複数あり。
絵は多くの場面では背景のみで、一部シーンでは一枚絵が表示されます。
タイトル画面のツバキさんおぱんつでけしからんですよ……

「Winter Polaris」は人が消えてしまうという奇病で世界中の人がいなくなってしまったのに何故か生き残った主人公が、
ツバキという不死者を名乗る少女と出会い、行動を共にすることになります。
「Sweeper Swimmer」は港町で暮らすエレオノーラが漂着した少女マリア=ステルラを助け、
彼女の求めに応じ二人で船旅に出ることになります。
「Sweeper Swimmer」は見るからに小さな船に女性二人で海を越えるという、そんなことできるの? という内容でしたが、
「Winter Polaris」中盤で「Sweeper Swimmer」との関連が、そして「Sweeper Swimmer」終盤で真相が明かされ、
無謀な旅ではなかったのだなと納得することができました。
また、無邪気に無鉄砲なマリー(マリア)と、
あきれつつもそれに付き合ったり見守ったりするエレナ(エレオノーラ)という関係が微笑ましかったです。
「Winter Polaris」は前半、奇病についてもツバキについてもわけがわからないまま流される主人公に同調することができました。
後半はツバキ、そして不死者のことが数百年にわたって語られる壮大な話で、
長くなりすぎず、しかし時の流れと関わる人の心情が丁寧に語られていました。

過去の作品感想:ナルキッソス2narcissu 3rd -Die Dritte Welt-
(2018/10/13)

 

Study Steady Version1.0/飽きた県×ナトリニウム×日陰の本棚(1500円)

夏休み直前のテストで成績が悪かった下位三名に入ってしまった峰村 海里(みねむら かいり)は夏休み中、勉強部という部活に所属させられる。
部員は下位三人に加え、一位の悪友、安城 智紀(あんじょう ともき)と三位の七瀬 恵雨(ななせ みう)
活動内容は自由ながら、夏休み明けのテストで全員赤点回避、かつ下位三人のうち一人は十位以内が課せられるのだった。


選択肢あり、勉強、恋愛、四時間四十五分ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。OPにムービーと歌、EDに歌あり。
絵はヒロインそれぞれ異なる魅力がありましたし、三人とも可愛かったです。一枚絵は十七枚+差分。

夏休み明けのテストに向けて必死に勉強したり、策略でテスト範囲を事前に知ったりして高得点を狙いつつ、ヒロインと親しくなっていきます。
ルートは学年三位でちょっと引っ込み思案な七瀬 恵雨(ななせ みう)、
最下位で明るく友達が多い八重島 結依(やえじま ゆい)
下から三番目で学園長の孫娘、都萌 亜弓(ともえ あゆみ)の三人。
伏線がわかりやすく、この先どうなるかが予想できてしまう個所も多かったですが、
ほとんど良い出来事の伏線であるため、期待通りに進んだ時の安心感と待ち望んだことが起こった嬉しさがありました。

恵雨ルートは海里に一番踏み込んだ話で、主人公と恵雨、二人のことが深く描かれていました。
それだけに恵雨ルートをプレイしてしまうとそれ以外のルートで恵雨が不憫に思えてしまいます(なんだかんだ他ルートでも楽しそうですが)
結依ルートは勉強部員だけでなく、クラスメイトや商店街の人々まで巻き込んだ話で、
みんなで共犯になって一つのことに打ち込むという楽しさがありました。
亜弓ルートは勉強部という場所とそこに所属する面々が大切なのだということがよく伝わってくる話でした。
そしてなにより、どのルートでもヒロインがとても可愛くて、そんなヒロインと仲良くできる幸せを感じられました。
(2018/10/22)

 

純白のワスレナグサ/え別(無料)

羽田 玲奈 (はねだ れな)は事故で記憶を失ってしまう。
彼女はリハビリをし、復学した学校で
幼馴染や新しくできた友人たちと日々を過ごしながら、記憶を取り戻していくのだった。


選択肢なし、百合、学園、一時間十五分で読み終わりました。
システムは読み進める以外の機能なし。
音楽は特に合わないような箇所なし。
絵はキャラクターによって絵柄や立ち絵の大きさが違ったりしますが、みんな可愛かったです。

記憶喪失の少女が学園生活を送っていきます。
まだほとんど記憶を取り戻さないうちに終わってしまうので続きがあるのかもしれません。
女の子達が仲良くしたり喧嘩したりにぎやかにしたりしているところは微笑ましくありますが、
まずセーブもバックログも文章表示速度変更もゲーム終了ボタンも……そもそもメニューやコンフィグもないシステムは読みにくくて、
話を楽しむどころではなかったことが残念でした。
(2018/10/23)

 

バニラ 審判の園 1.00(15推)/CHARON(1500円)(DL版の購入はこちら)

記憶を失い森を彷徨っていた主人公は、たどり着いた花畑で白い少女バニラと出会う。
彼女はこの世界をすべての罪が許される場所と言い、城へと案内する。
そこでは、三人の女性が暮らしていた。


選択肢あり、生と死、罪、ボイスあり、三時間ほどで読み終わりました。
グロテスク、暴力、ショッキングな内容が含まれているので苦手な方は注意。
システムはボイスが良かったので次のページに移ってもボイスが止まらない機能が欲しかったです。
音楽はオート進行になる場面で流れる曲がちょっと勢いがありすぎるように感じてしまいました。OPにムービーあり。
絵は豹変時の一枚絵はインパクトがありましたし、トゥルーエンド後のタイトル画面も綺麗でした。
花びらが舞い髪の色が変わる演出も印象的。一枚絵は五十枚+差分。

空が虹色に輝く世界で、白い少女と会ったり、三人の女性と暮らしながら彼女たちの罪を知ったりしながら、自身の記憶を取り戻していきます。
エンディングは四種類で、そのうち三人の女性、シーマ、リリス、ソヨエンドは
どんなに幸せそうなエンドでもバッドエンド扱いになります。
終盤主人公の過去が語られる場面で、その前に主人公の子供時代描写を読んでいたら、
より以降の展開を劇的だったのではと思ってしまいました。
ですが城で暮らす場面は平和で安らげましたし、
だからこそそれぞれの女性の過去と、空が虹色に輝く世界での顛末はつらく感じられました。
(2018/10/28)

 

由るは未完の新たなページ/スクイズ工房(300円)

いい大学に進学し、いい会社に入りお金を稼ぐという人生プランを描いていた黒野新夜だったが、テストの結果はいつも三位だった。
いつも一位と二位を取っているのは、白咲未玲衣と白崎由宇音という双子の姉妹。
なりふりかまっていられなくなった新夜は、一緒に勉強会をしてほしいと二人に頼み込むのだった。

選択肢あり、恋愛、将来、二時間ほどで読み終わりました。
システムは既読のみスキップ機能をONにしても未読がスキップされてしまうことが気になりました。
音楽は特に合わないような箇所なし。
絵は双子のおっぱいが大きかったです……それに慌てたり怒ったりする表情が豊かで魅力的でした。一枚絵は九枚+差分。

主人公が双子の姉妹よりもテストでいい点を取ろうと考えた末、二人と勉強会をすることになります。
エンディングは三種類。
進路や将来に関することはちょっとあっさりめでしたが、
その分、前半は主人公のことを息の合ったやりとりでからかってくる姉妹二人が微笑ましく、
後半は主人公と付き合うことになって照れたり慌てたり挙動不審になったりする姿が微笑ましく、
最初から最後まで未玲衣も由宇音も可愛いかったです。
特に付き合った後の由宇音が、なんてことのないことでも幸せそうにしてくれていて、
主人公が地の文で可愛いと言うのに完全同意で可愛いなあ可愛いなあとニヤニヤしっぱなしでした。
(2018/10/30)

 

A'/MistForest(500円)(DL版の購入はこちら)

高校二年生の宍戸裕司は友人の三宅洋、本田邦夫、本郷啓太と共に廃墟を訪れる。
そこで目を疑うようなことに遭遇した彼らはそのことを忘れようとするが、
家や学校でも同じ出来事に遭遇してしまうのだった。


選択肢あり、ホラー、一時間半ほどで読み終わりました。
システムは読み返すことができるバックログ量が少ないと感じてしまいました。
音楽は無音やゆったりと不気味な曲調の場面が多めでした。
絵は立ち絵差分少なめですがその分描き込まれていました。

主人公たちが遭遇した出来事が語られていきます。
ルートは大きく分けて二つ。
鏡子さんがどのような存在なのかが難解なうえ、
どのエンディングでもすっきりとは解決しないので消化不良に感じる部分もありますが、
同時に得体の知れなさや不気味さ、どうしようもないことに翻弄される無力さを覚えました。
なにより、ルートが二つに分岐するという構成が怪奇現象の内容を表現しているところが巧みで、
二ルート目を読み始めてそれに気づいた時にはゾクッとさせられましたし、
冒頭のモノローグがより意味のあるものとして実感できました。
(2018/11/3)

 

不吉の月、緋の帳/G・いのせんと(1000円)

夏休み、唯一の親族である祖父の葬式のためかつて過ごしていた村を訪れた貝塚蓮は、
村に住み祖父と親交があった古河水葵、不知火夏鈴、板倉風子と再会し、夏休みを村で過ごすことになる。
しかし祖父は超常の存在と関わっており、蓮もまたすでに巻き込まれていたのだった。


選択肢なし、ループ、クトゥルフ、一時間四十五分ほどで読み終わりました。
システムは文章表示速度が変更できずに遅めなこと、スキップやセーブロード画面呼び出しが遅いこと、
バックログ機能がないことが不便でした。
音楽は特に合わないような箇所なし。
絵は久の立ち絵が眼鏡をかけていないのに眼鏡に関する描写があることが気になりましたが、
三人娘は可愛くて、浴衣の柄も華やかでした(一名はドクペ柄)

祖父の暮らしていた村で夏休みを過ごすことになりますが、命を落として過去に戻り、
その原因を踏まえて悪い出来事を回避しようとしていきます。
四話までとインターミッションを読むことができますが、
解決することはできないままなので続きがあるのでしょうか?

三人娘、特に同い年の不知火夏鈴が快活なスポーツ少女ながら
可愛く見られることに戸惑い混乱することがいじらしくて、
それゆえ彼女が関わる死はやるせなさを覚えました。
ただ文章表示速度が遅いことやバックログ機能がないことによる読み辛さが先に立ってしまい、
話に集中しきれなかったと感じてしまったことが残念でした。
(2018/11/7)

 

咎の森 ver.1.0(BL18禁)/水中庭園(1000円)

イグナシオ王国には咎人がモリビトという名の半獣となり送り込まれる森が存在した。
その森で暮らす人形師のネロによって作られた人形、マリオは何故か生命を得て動くようになる。
マリオはモリビトや森の外の人間と接するうち、外の世界を見て人間になりたいと欲するようになるのだった。


選択肢あり、童話「ピノキオの冒険」をモチーフにしたダークファンタジーゲームとのこと、十二時間半ほどで読み終わりました。
システムは特に不便な箇所なし。
音楽はピアノ曲を中心として情感あふれる曲が多く使用されていました。OPにムービーあり。
絵は立ち絵や一枚絵の種類がとても豊富でしたが、
道具を装備・使用するときに手から離れていたり、弓の弦が引かれていなかったり不自然に感じてしまう部分もありました。
あとネロルートのベタフラッシュカットイン+揺れる木のシーンは真面目なシーンなのにコメディ演出に感じてしまいました……
一枚絵は六十五枚+差分。

人形のマリオが森の外へ出て色々な人々と関わり、人間になろうとしたり別の願いを抱いたりします。
ルートは三つで、あるモリビトを探しに来たロッソルートとイグナシオ王国第一王子ルチアーノルートを読むと、
人形師ネロのルートが読めるようになります。エンディングは十三種類。

ロッソルートはロッソの思い通りにいかない時期と時を同じくして王家への不信が広がっていて、
そうであるならばロッソに同調する人もいてもいいのではないかと思ってしまいましたが、
森や王家に関わることを部外者(国民)の視点で疑問を抱いたり、
市井の生活が描かれていたりと世界観を知ることができました。
また、(一部バッドエンドを除き)面倒見がよく頼りになるロッソに好感を抱けました。
ルチアーノルートは「崩壊」エンドのルチアーノが凄みを感じさせられてお気に入りです。
始めはルチアーノのことを嫌がり、ルチアーノに虐げられながらも
なんだかんだルチアーノには自分がいなければと思ってしまうマリオと、
いつしかマリオがいなくなると平常心ではいられなくなってしまったルチアーノという関係性も好き。
ネロルートは三ルートのうち最終ルートであり、いくつかのことが明かされるのですが、
隅々までは明かされず、またマリオとネロの関係もただ「めでたしめでたし」ではない、
物悲しくも未来を感じさせる余韻がある終わり方でした。
そして全ルートを通して、世間知らずで無鉄砲だけどまっすぐなマリオが魅力的に描かれいている作品でした。
(2018/11/9)

 

Oscillatus 零 EP3;4 C94 ver1.01(15推)/Regen Radikaler(500円)

記憶を失い、病院で目覚めた「わたし」
しかし何故か記憶が回復するまで英国ハーフの女性公安捜査官、伊吹紗雲が付き添うこととなる。
そんな中、病院に異能を使う男が押し入り、「わたし」を連れ去ろうとしてくるのだった。


選択肢あり、SFミステリ×異能バトル×百合サスペンスをテーマとした新本格(ラディカル)シネマADVとのこと。
EP3;4は五時間十五分ほどで読み終わりました。修正パッチあり。
EP1;2の感想はこちら
システムは文章表示速度が変更できず遅めなことが気になりました。
音楽はEDで流れる歌が美しくて、物語の結末にふさわしいと感じました。
絵は登場人物の見た目が頻繁に変わりますが、表情で特徴が描かれていました。

EP1;2の続きで、EP1;2のセーブデータがないと全てのエンディングを見ることができません。
EP1;2と同様、文章表示速度が遅いのでテンポよく勢いで読みたいところでそれができず、
話に集中することができなかったことが非常に残念でした。
ですが手持ちの異能の組み合わせと信頼できる仲間たちの協力で事態を打開する最終決戦は
こうやったら何とかなるんじゃないだろうかと考えさせられる楽しさと、手に汗握るものがありました。
登場人物ではカオルと保波とショウがお気に入り。
公安組が終盤影薄い中、お互いを大切に思い、命を懸けて行動するところが格好良かったです。
(2018/11/11)

 

山風の杭/たんたん探(1000円)

同心の別府卯吉と未堂棟青人は、年明けに物見遊山と激務で消耗した未堂棟の療養も兼ねて御留峠を訪れる。
しかしそこで二人は殺人事件に遭遇してしまう
聞き込みを重ねるも行き詰まってしまう別府とは裏腹に、未堂棟は一歩一歩真実へと近づいていくのだった。


選択肢なし、ミステリー、江戸時代、三時間十五分ほどで読み終わりました。
システムは文章表示速度が遅めで変更できないこと、
バックログ機能がないこと、セーブ数が少ないことが不便でした。
音楽は不気味でちょっと物悲しい曲でした。
絵も影を感じさせる立ち絵でした。

クイーンタイプのロジカルミステリーとのことで、
犯人を特定する論理が三つ以上提示されています。(一部の伏線に気付かなくても犯人を特定可能)
また、途中で別府によって様々な犯行トリックが挙げられたり、
話の構成について作者からの解説があったりと入門書のような印象を受けました。
そんな役柄のせいか別府が間違った推理ばっかりしていて、
特に死体がすぐ近くにあるのに検分せずに推理を披露して無実の人を犯人扱いするのは目も当てられませんでした。
こんなのが同僚じゃ未堂棟が体壊すのもわかります……
ただ私も解決編で未堂棟が真相を明かし始めるまで直感でしかわからなかったので別府のことを悪く言えません!

色々な方向から解決可能という話の構成は感心させられますが、
好きなページを読み返せたり、栞をいくつでも挟んでおけたり、自分のペースで読めたりする紙の本と比べ
システム面での読み難さがとても目立ってしまった作品でした。
(2018/11/16)

 

 


 

 

(同人ソフト体験版・連作)

黒汁CD vol.14 「暴食のクラウナーStage.6 "Too Black, Rainy Moon"」/ローズ倶楽部(500円)

葛葉市にある一条院高校へ転入してきた宇賀峰十夏(うかみね とおか)は2級退魔官。
転入初日の放課後、同じく2級退魔官の大月南紅(おおつき なこ)と笠木大夢(かさぎ だいむ)と知り合い、三人はパーティーを組み魔物退治へと赴く。
しかし十夏は人並み外れて大喰らいだった。その理由とは……


選択肢なし、退魔、暴食、三十分ほどで読み終わりました。
Stage.1の感想はこちら
Stage.2の感想はこちら
Stage.3の感想はこちら
Stage.4の感想はこちら
Stage.5の感想はこちら
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。タイトル画面とEDに歌あり。
絵はタイトル画面以外は背景のみ。

いままでの黒汁CDシリーズと同じ場所ですが、ちょっと未来で魔物が大量発生し結構殺伐としてしまっている時代が舞台。
Stage.6では前回から引き続き、宇賀峰十夏と南紅・大夢が別行動となります。
Stage.1の時点でも過去の黒汁CDシリーズとのギャップ(ハードな世界観)にびっくりしましたが、
「暴食のクラウナー」中でもStage.1は平和だったのだなと懐かしくなるくらいのシリアスっぷり。
術式など専門用語での説明が多めでわかりにくい部分はあるものの、
どんどん大事になっている……というのはひしひしと感じ取れました。
黒汁の正体が遂に!
あと敵が強くなったせいもあり段々セフィがさくっと簡単に壊れるようになってきて……不憫です。

過去の作品感想:
放課後は鬼退治!、H.B.DetectiveFile 01File 02File 03File 04、暴食のクラウナーStage.1Stage.2Stage.3Stage.4Stage.5
(2018/8/17)

 

春架カナタ 体験版/Project Familia

中三の冬休み、偶然出会った少女に目を奪われた鳴瀬春人は、彼女の通う学園に入学する。
しかし、その学園は女子校だった。紆余曲折ありながらなんとか受け入れられる春人。
そして四人の女子生徒と共に、部活動を作り活動していくのだった。


選択肢あり、恋愛、学園、一時間半と少しで読み終わりました。
システムは文章表示速度最速でもちょっと遅めなことがやや不便でした。
音楽は特に合わないような箇所なし。OPムービーあり。
絵はちょっと硬さを感じる表情もありましたが、
笑ったり悲しそうだったり感情が出ている表情は魅力的に感じられました。

この体験版では各ヒロインルートへ分岐した直後のエピソードまでを読むことができます。
ヒロインは四人。
主人公は学生証を拾ったことで少女の学園を知るのですが、
一切連絡せずに数か月後、同じ学校に入学してから渡すので、なにそれ怖い…… と思ってしまいました。
また、二人とも冬の時点では学園に通っていない(中高一貫という言及がない)のに少女が学生証を持っていることや
金曜日にあった出来事を翌週月曜日に昨日のことと言うなど、つじつまが合わないように感じてしまいましたが、
親しい女の子四人や、他の女子生徒たちと過ごす学園生活は賑やかで、
何かあったときにはお互いに助け合ったりしていて、いいなあと思えました。
(2018/8/18)

 

キュードル! Tokyo Summer Challenge/CURIOSIST(600円)

クイズを解く力さえあれば誰でもアイドル「キュードル」になれる時代。
岐阜から上京するためキュードル事務所英知興業のオーディションに応募した加藤歩結(かとうあゆ)は、
研修生として夏休み中、キュードルの腕を磨くのだった。


選択肢なし、クイズ、アイドル、三時間半ほどで終わりました。
「キュードル!Fresh Q-dol festival」の感想はこちら
「キュードル! Right Answers」の感想はこちら
「キュードル! Versus The West」の感想はこちら
「キュードル! Geek Seeker」の感想はこちら
システムは以前よりもさらに動作が重くなっているように感じられましたし、
キュードルも多くなってきたなかでページ切り替えが一ページずつというのは大変でした。
特に一番使うであろう今回のメインキャラ出題ジャンルが一番最後のページなので、
一ページに表示される分を減らして後ろの方のページへ直接飛べる選択肢がほしかったです。
音楽は前作と同様。
絵は一部キャラのSR画像が実装されていなかったことが残念でした。

キュードル研修生の三人が正規メンバーに昇格しようとしていきます。
歩結以外の研修生二人の影が薄めなので、
例えばあとがきで触れられているトライアスロンをストーリーに入れた方がいいのではと思ってしまいましたが、
最初から先輩キュードルのレベルが高いことと、研修生仲間の自動レベルアップという
今回実装されたシステムがストーリーと合っていて、
先輩のの強さを見ながら成長していくという実感を持つことができました。

過去の作品感想:
全力疾答!クイズマラソンクイズトラベラー -around the world-遥かなる剣が峰ヒトナツの聖地巡礼フェアリーメイカーくいけん! 〜美浜高校クイズ研究部物語〜恋には落ちても、受験には落ちないんだからねっ!おざわのやぼうおざわのやぼう弐国立オタク学院、キュードル! Fresh Q-dol festivalRight AnswersVersus The WestGeek Seeker
(2018/8/19)

 

myちゅ〜部! 体験版/サークル竜田揚げ

離島に住んでいる高校生、久坂海人のクラスにイギリスからの転校生、凪坂メアリがやってくる。
有名人になりたいというメアリが立ち上げた動画投稿者マイチューバーを目指す部活、
マイチュー部(学校非公認)に巻き込まれた海人は、ぼやきながらも動画撮影に協力していくのだった。


選択肢なし、動画投稿、恋愛、ボイスあり、一時間半足らずで読み終わりました。
システムは大人数の場面で、順番に立ち絵が表示され順番に消えていくタイムラグがちょっとまどろっこしかったです。
音楽は特に合わないような箇所なし。OPにムービーと歌、EDに歌あり。
絵は体験版なためか怪我をしたり身に着けているものが壊れたりしても立ち絵が変わらないことがありましたが、
女の子は可愛いですし、二人が二度目に会ったシーンの演出にキレがあり目を引きました。
声も主人公以外フルボイスで、それぞれのキャラクターや感情に合っていました。

この体験版ではマイチューバーを目指すことになり一回目の動画撮影までを読むことができます。
題材がインターネット配信のためかネットスラング多め。
強引だけれど思いやりがあって、元気だけれど傷付きやすいメアリが可愛くて、
ぼやきつつも優しくてここぞというときに行動できる主人公が好ましくて、
破天荒な匁女先輩も面白くて、賑やかな日々を味わうことができました。
主人公とメアリには過去になにか関わりがあるようで、それが動画撮影・投稿とどう繋がってくるのか、続きも気になりました。
(2018/8/22)

 

イービルウィッチ 第1話 1.00 alpha/ハコノネコ(無料)

十槍(じっそう)あかねのもとに、喋る猫の姿をした<這い寄る混沌>ニャルラトテップが現れ、父親の形見を渡してきた。
猫(ニャテップ)によると、遠くない将来、あかねのもとにヨグ=ソトースの使いが現れ、選択を迫られるという。
その日をできる限り先に延ばそうとひっそり暮らすこととなったあかねの元へ、旧友八里千秋から手紙が届くのだった。


犯人選択・理由入力あり、クトゥルフ、推理、三十分ほどで読み終わりました。
システムはセーブロードやバックログ、スキップなど最低限ですが短めなので問題なく読み進められました。
音楽は最後以外のほとんどが無音で、時折効果音あり。
絵はぎこちなさを感じる部分はありましたが、
冒頭の一枚絵が目を引きましたし、ニャテップはいい感じにゆるいです。

今回は第1話で、前半はあかねの境遇や今後の方針が描かれ、
後半は八里千秋の身に起こった事件を解決していきます。
推理部分は手掛かりが少ないものの、そのおかげで解答の候補も絞ることができ、なんとか正解することができました。
物語はいきなり父親の死が判明したり、クトゥルフ題材ゆえの不気味さや底知れなさもありましたが、
同時にコミカルな場面も多く、テンポよく読み進められます。
コミカル成分としては大きなオッパイへのこだわりが印象的。
なんたってオッパイが大きくなる呪いをかけるヨグ=ソトースがいる世界ですからね!
(2018/8/23)

 

ブラザー猫〜超猫列伝 第2話「走れ翔太! 下着ドロボーにご用心!」/黒柴亭(1000円)

ちょっと色々なものから影響を受けやすい小学生、翔太は化け物に襲われている所を
筋肉質で猫の顔をしたブラザー猫に助けられ、彼に心酔した翔太はトレーニングを始める。
ある日、クラスメイトの綾乃から下着泥棒の被害に遭っていることを聞き、綾乃の家で犯人捜しを行うことになる。


選択肢あり、筋肉、変態、七十分ほどで読み終わりました。
「第1話 君んちにもブラザー猫、いる?」の感想はこちら
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。EDに歌あり。
絵はは登場のキャラクターがそれぞれ性格を表したビジュアルでした。雪絵ちゃん脇役顔で可愛い。
あるキャラクターが下着被った所は変態仮面そのまんまですね……
そして相変わらずブラザー猫の肉体は実写(音楽担当)でイイ肉体でした。
フキダシに登場人物が思っていることが表示される演出がありますがブラザー猫は全く入りきっていなくてブラザー猫らしかったです。

今回はブラザー猫の出番が少なめで、翔太と綾乃やそのクラスメイトなどが中心。
追いかけっこシーンでも地の文が冷静なためか、もっとスピード感がほしいと思ってしまいました。
出てくる化け物の見た目や言動は変態デフォルメでコミカルささえ感じますが、
バッドエンドが重苦しい内容で、一寸先は闇なあぶなさ(変態事案として)を感じます。
また、小学生男子同士のちょっと単純な友情や、女子の人間関係など、簡単に行きそうでいかない小学生ライフを味わえました。

過去の作品感想:鎧装重機アルシオーネ 第1話完結編、魔法部におまかせ!第一話番外編第二話第三話、ブラザー猫〜超猫列伝 第1話
(2018/8/25)

 

TrueFace 体験版/またたび日和

天谷女学院高校の生徒会長一次選挙で、不正行為により大量の失格者が発生した。
失格せず本選挙へ進んだのは、大財閥の令嬢で(外面は)非の打ちどころがない大本命の天宮水希と、無名の編入生、一条香奈。
大量失格の余波で、二人は本選挙までの間、ルームメイトとして生活を共にすることとなってしまう。


選択肢なし、学園、選挙、百合? 三十分ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵はタイトル画面からもうすでに美しくて目を引かれますが、
冒頭の不敵さから中盤ポンコツ表情を見せてくれる香奈や、終盤の邪悪顔水希など本編も見どころたっぷりでした。

この体験版では一次選結果が出てから、水希と香奈がルームメイトになり一つの事件が起こるまでを読むことができます。
状況からはとても怪しいのに邪気のない性格を感じさせる香奈、
外面が良くて腹黒い……と見せかけて抜けたところもたくさんある水希、
水希のメイドで従順に見せかけて水希を振り回す志乃原と、
それぞれ一癖も二癖もある登場人物が魅力的であるとともに、
これからどのような学園生活を送るのであろうと興味をかきたてられました。
最後に出てきた秘密は、出自に関することだと予想するのですが……合っているか、完成版も読みたいです。
(2018/8/26)

 

ワームマスター - 芋虫編 - ver2.01 試作3(18禁)/うげ屋

一か月前、芋虫ワームに襲われ犯されてしまったアリシアだったが、
そのときの快感が忘れられずに自分から芋虫ワームに犯されることが日課になっていた。
ある日、何故か芋虫ワームたちが一匹もおらず、かわりに謎の光がまとわりついてきた。


プレイ選択あり、魔族、交尾、追加部分は六十分ほどで読み終わりました。
ver1.00 お試し版の感想はこちら
ver2.00 予告版の感想はこちら
システムは特に不便な箇所なし。音楽はなし。
絵は日焼けあとが非常にエロかったです。
アリシアが後ろ向くシーンではワイプが出るなど画面構成も親切。

この試作ではお試し版の内容に加え、最初の芋虫アゲハさんとの訓練六種類(愛撫1〜3 奉仕1 性行1 お尻1)を体験できます。
どの訓練でも結局性行もしくはお尻にまで発展しますが、愛撫はアリシアの開発、
奉仕は芋虫を喜ばせる技術習得、性行およびお尻は拡張がメイン。
お気に入りは初々しいアリシア(すでに一ヵ月間自分から犯されに行ってましたが)が見られる愛撫1。
それ以外も快楽のために使っていた芋虫が気持ち悪いところもたくさんあるという所を思い知らされつつも、
そうだからこそより興奮するというアリシアの変態っぷりを堪能できました。

過去の作品感想:
stray witch /hito no tane、魔族性態観察リポートゴブリン編ワーム編インプ編魔物編三姉妹編ておくれリセット ver2.00、ワームマスター - 芋虫編 -お試し版 予告版
(2018/8/30)

 

Blood Note Episode 2-2 ver1.00/Meim(1000円)(DL版の購入はこちら)

アルノート・リューベは貴族令嬢エリシア・ラウトリーに従者として仕えていた。
しかしある日、屋敷に住む二人以外の人々は死に、エリシアは吸血鬼となってしまう。
二人は惨劇を引き起こした仇を探すため、旅に出ることになる。


選択肢あり、ファンタジー、吸血鬼、飲食、三時間ほどで読み終わりました。
ver2.001の感想はこちら
Episode 2-1の感想はこちら
システムは私の環境のせいですがウインドウモードが画面からはみ出すくらい大きいのと、
演出シーンでメモリ不足エラーが多かったことが気になりました。私の環境のせいですが。
音楽は特に合わないような箇所なし。
絵はエリシア様の表情が豊かで可愛いです。
あと謎の光がちょっと強烈すぎやしませんかね……

Episode 2-2では傭兵の国アンシャンで傭兵団に潜入することになります。
順調に進んでいるかに見えたものの、エリシアがアルノートに秘密で何かしようとしている所で続く。
誤字というか頭痛が痛い系のテキストが多めな所がちょっと気になってしまいました。
ver2.001と同様、気苦労の多いアルノートがエリシアや東方の剣士、綴に振り回される所と、
必要とあらば相手を殺す殺伐さがいいバランスで、日常も飲み食いも戦闘も楽しめました。
それにしても綴は一応技能見せましたが本番でことごとく役立たずで……活躍する日はくるのでしょうか……?

過去の作品感想:Blood Note幽霊少女室幽霊少女館ニートのゆるい一日
(2018/9/5)

 

少女病的恋愛中 2018夏コミ体験版(女性向15禁予定)/子犬の軍進

舞子は通っている書道教室の源太先生のことが大好き。
進学した舞子は恩師の兄の家に下宿することになる。
毎日源太先生のもとへ通おうとするが、下宿先から生活費代わりの店番をしつつ、成績も落とさないよう要求されるのだった。


行動選択あり、恋愛、下宿、育成SLG、四十五分ほどで読み終わりました。
主人公名前変更可。
少女病的恋愛前の続編。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵は体験版のため立ち絵がないキャラクターもあるとのこと。
育成時のデフォルメ主人公が可愛らしいです。

この体験版では「少女病的恋愛前」の約半年後を舞台にして四月の一か月間を読むことができ、
勉強や休息、下宿先の店番、書道教室などのスケジュールを組んで
ステータスを上げたりノルマをこなしたりして過ごしていきます。
育成部分としてはある程度必ずこなす必要がある店番と書道教室の両方で文系ステータスがガンガン上がる分、
他のステータスは意識しないと上げにくいので、なにを優先していくのかが重要に感じました。
話は相変わらず主人公の源太先生好き好きっぷりが徹底していてむしろ安定感さえ感じられます。
「少女病的恋愛前」では源太先生も祐里香先生も秘密を持っていたなか、
新キャラの下宿先の店主もあからさまに何かがありそうで続きを読んでみたいです。

過去の作品感想:
逃獄之記ラブキャッチャー君のために咲き君のために散るラブコースターYou Are Soldier少女病的恋愛前
(2018/9/11)

 

はぐれカミサマの福音 体験版/EastSid3

新興宗教だらけの町に住む沖永仁輔の家に神様を自称する幼女がやってきた。
彼女から母親を探す手伝いをすれば願いを叶えてやると言われ、
仁輔は半ば強引に、しぶしぶ協力することになるのだった。


選択肢あり、神様、願い、十五分ほどで読み終わりました。
システムは文章表示速度が遅めで変更できないことがやや不便でした。
音楽は特に合わないような箇所なし。
絵はカミサマが萌え袖にアホ毛であざと可愛いです。

この体験版ではカミサマの願いを叶えようと決意するところまでを読むことができます。
主人公の過去で幼馴染になにかがあったようでそれが話に大きく関わってきそうですが、
とりあえず今のところは、自称カミサマ幼女の残念っぷりと我儘に振り回される主人公、
というコメディ展開を気楽に読むことができる内容でした。
(2018/9/14)

 

SweetRefrain(体験版)/くらげソフト

あと半年で中学生活が終わる夏休み明け、彼氏彼女である立花直樹と若草友理奈は、
友理奈の吹奏楽部練習で夏休み二人で遊ぶことができなかった分も楽しもうとしていた。
しかし中学卒業後の進路で同じ高校に通うか、将来を考え別の高校に通うかでぎくしゃくしてしまうのだった。


選択肢なし、恋愛、進路、三十分と少しで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵は友理奈の笑顔も照れ顔も呆れている顔も可愛いです!

この体験版では学力が上の友理奈が主人公に合わせた学力の高校を受けるというところまで読むことができます。
最後、「高校受験は大変だろうけど、きっと僕たちなら大丈夫。(中略)この時はそう思えたんだ…」とモノローグが入るのですが、
傍から見ているともう明らかに大丈夫じゃない不穏さただよう出来事ばっかりでした。
それだけ主人公がどうしようもなく鈍感で、もっと気付いて、そして勉強頑張って、と……読み手だからそう簡単に思ってしまうんですよね。
ですが中学三年生の健全で初々しいお付き合いが微笑ましくて、ずっと仲良くしてほしいなあと願いたくなりました。
最終的にはどうあれ、途中絶対こじれるのは確定と言ってしまってもいい内容ではありますが!
(2018/9/20)

 

NOZOMI X 試用版/カスミ計画

中学の友人四人と一緒に臨海高等学校へ進学した主人公。
勉強をしたり、部活をしたり、遊んだり、恋愛したりしながら高校生活を送るのだった。


選択肢あり、SLG、高校生活、恋愛、一時間ほどで読み終わりました。
主人公名前変更可。
システムは体験版のためかセーブ機能なし。
また、読み進めようとクリックしても次の文章が表示されるまでかなりの間があってテンポが悪く感じてしまいました。
音楽は特に合わないような箇所なし。
絵は部活入部で出会う女の子三人が個人的に好みでした。男のほうは色物っぽい見た目なキャラ多め。
ただ水泳部の大橋すみれはなぜかアイコンと立ち絵で髪の色と長さが違います。

最初に名前プロフィールを設定しいくつかの質問に答えてキャラメイクし、
勉強部活遊びをどの配分で過ごすかや勉強科目、部活方針などを決め日々を過ごしていきます。
休日には誰かに連絡して遊ぶ約束を取り付けたり、休養したり、一人で遊んだりします。
この体験版では一年生の一学期終了まで進めることができます。
体験版のためかイベントが少なく、始業式、部活、テスト、終業式以外は
スケジュールに行事が書かれていても特に何事もなく過ぎていきました。
そんな少なめなイベントの中でも野球部活動時のテキストが笑わせに来ていて、ズルい! と思いました。

(以下引用。「←」より右は私の心の声)

野球部員「まずは一人1000本ずつフリーバッティングだ。」←ほうほう
(中略)
野球部員「1本目!」←はじまった
○○(主人公名)「ヴォン!!」←声に出してる!
野球部員「空振り、2本目!」←声に出したのに空振りって!
○○「ビュン!」←さっきと違う声出してる!
(中略)
野球部員「良し、1000本終了!」
野球部員「今日の練習、以上!」←最初に「まずは」って言ったのに練習終わった!

(引用終わり)

これと別バージョンにスライディング1000セーフ編もあるんですよ……
(2018/9/21)

 

七宮村連続強姦殺人事件 其ノ弐(18禁)/黒毛屋本舗(1000円)(DL版の購入はこちら)

いわくつきの人々やその家族達が集まって暮らしている七宮村。
その七宮村を牛耳る七宮家の当主、七宮依子はある男を七宮村へと招く。
彼の名は相良康生。十年間で約五百人を惨殺した異常者であった。


選択肢あり、凌辱、田舎、六時間三十分ほどで読み終わりました。
体験版の感想はこちら
其ノ壱の感想はこちら
システム、音楽は其ノ壱と同様。
絵は待望の依子様Hシーンがとても綺麗でした。

村の女性たちが次々相良康生に犯され、村人が次々殺されていきます。
其ノ弐では強姦と殺人の被害が収まらない一方、
依子様の相良康生とまぐわう願いがかなえられたり、其ノ壱冒頭で犯された少女Aが関わってきたりします。
引き続き小河愛花への扱いの酷さが描かれるとともに、
それを可哀想と思えないくらい小河愛花の性格の悪さが盛りだくさんで、
制作者様に(歪んで)愛されているなあと微笑ましい気持ちでいっぱいになりました。
Hシーンはキメセク等感じすぎて白目を剥いて獣のような声を出すようなシチュエーションが多めで、
だからこそ仲睦まじく行為に及ぶ相良康生と依子様のHシーンが特別に感じられました。
(2018/9/22)

 

つゆだく(仮) 体験版/角の夢

日本中が異常気象に見舞われた年。大俵市では九月になっても梅雨が明けなかった。
自転車操業の会社に勤める大和だったが、社長や同僚がてるてる坊主に取り憑かれてしまう。
藁にも縋る思いで駆け込んだお天気相談室で、異常気象は天に住まう異形の鬼「天鬼」が原因であると聞かされるのだった。


選択肢なし、梅雨、異能、一時間ほどで読み終わりました。
システムは文章表示速度が遅めで変更できないこと、
場面転換ウェイトが長めなことで少しテンポが良くないと感じてしまいました。
また、タイトル画面にロード(続きから)がありませんでした。
音楽は特に合わないような箇所なし。
絵は筋肉の力強さと巨乳キャラの豊満さを強く感じました。

会社の人を何とかしようと異能を持つ女の子達と行動を共にすることになる大和サイドと、
天鬼サイドそれぞれの視点から進んでいきます。
この体験版は両者が矛を交え、その翌日に再戦、というところまでを読むことができます。
一部、誰のセリフなのかわかりにくいと感じてしまいました。
ですが天鬼サイドの視点主が滅茶苦茶堅物で渋くて、
それ以外は両サイドともコメディよりの登場人物が多く、バランスが取れていました。
また、大和の勤める会社がとてもポンコツで、猛暑を見込んで開発した長引く梅雨のせいで売れずに借金が膨らんでいるのですが、
その商品がたとえ猛暑でも売れないだろ……というシロモノ。
さらにすぐ自殺しようとする社長、それを目の当たりにしても止めずに婚活サイトを見るお局様、
マッドサイエンティスト開発部長、彼らに普通に接する大和、スポンサーはかまぼこヤクザとクセモノ揃いでした。
大和以外の三人は序盤で退場してしまいますが、この会社の日常は絶対に面白いはずなので、
彼らをメインに据えたスピンオフも読んでみたいと思いました。
(2018/9/23)

 

セカイの果ての均衡者〜BALANCER〜 第七〜八章ver1.1/LEVEL PLUS(通常版500円/特典同梱版1000円)(DL版の購入はこちら)

何度も転校をしてきた沢津拓真(さわづたくま)が現在通っている学園は女子生徒が圧倒的に多く、男子生徒は冷遇されていた。
ある日、角が生えたサラサという名の女の子が空から降ってくる。
彼女は多次元因果律管制機構(バランサー)見習いだと名乗り、沢津拓真に協力を要請するのだった。


選択肢あり、因果律、異能、追加部分は二時間半ほどで読み終わりました。修正パッチあり。
体験版ver.1.0の感想はこちら
おまけでぃすくver.1.4の感想はこちら
体験版ver2.4の感想はこちら
体験版PLUS!ver.2.0の感想はこちら
第四章の感想はこちら
第五章の感想はこちら
第六章の感想はこちら
第七章の感想はこちら
システム、音楽はいままでと同様。
絵は白い化け物が爆発して通常と位置と傾きがずれるところ好きです。

八章は七章からの新展開がひとまず危機を脱します。
終盤、この展開はこういうことなんだろうなと思ったそばからそれをさらにひっくり返すような展開となって続く。
話がどんどん横に転がって、膨らんでいっているような気がするのですがそれも含めて収拾がつくのかちょっと不安になるものの、
ピンチの連続にハラハラし、何とか切り抜けた時にホッとできる今回の章でした。

過去の作品感想:ADVの軌跡
(2018/9/30)

 

ジェットタイガー 第一話 ダンディ・マーメイド/楢原のスナック悦子/SekaiMasquerade

十七歳無職、就職活動連敗中の九破勇一郎(くわゆういちろう)は、ハローワークでいきなり見知らぬ女の子に追突される。
その上、帰り道で人面犬に襲われてしまうのだった。


選択肢あり、都市伝説、十分ほどで読み終わりました。
システムは短い話とはいえ選択肢ありでセーブ機能がないのは不便でした。
音楽は特に合わないような箇所なし。
絵はセンスを感じる構図と塗りでした。
また、女の子が突っ込んでくるシーンは勢いを感じました。

女の子との出会いと人面犬との出会いを読むことができ、その後「つづく」で終わります。
ヒロインっぽい女の子の名前すらも明かされずまだまだこれからという内容で、
もう少し色々読めたらよかったと思ってしまいました。
(2018/10/3)

 

カオティックシンデレラ 体験版ver.1.0/CaotiCinderella

僕は放課後の教室で彼女と話をし、一日が終わる。翌日も放課後から始まり、彼女と話をし、別れて一日が終わる。
その日々に疑問を持つと頭痛がした。
頭痛をこらえながら、彼女は何者なのかを考え、彼女が帰る道を歩いた。その先で彼女は……


選択肢あり、二人きりの世界、十五分ほどで読み終わりました。
システムは特に不便な箇所なし。
音楽は無音の場面が多め。
絵は背景と彼女の立ち絵と、一枚絵が一枚。

目を覚まし学校へ行くと放課後で、
そこで趣味や知識や嗜好が全く同じ少女と会話をして別れるという日々が続いていく中、ふとその世界や彼女に疑問を抱きます。
体験版とのことですがすこし不思議な短編と言ってもいいような終わり方でした。
ここからどう展開していくのかわかりませんが、
少女の右腕が肘から取れて浮かんでいるというタイトル画面がどう関わってくるのかという所が気になりました。
(2018/10/12)

 

ボク達をつなぐモノ ―旻天の章―/seL project(500円)(DL版の購入はこちら)

毎年必ず奇跡が起こる島、伍和島に住む古河 睦(ふるかわあつし)は友人たちとご飯をたくさん食べる日々を送っていた。
彼は七年前のある期間の記憶を失っており、記憶を失った後におかしな力が宿っていた。
春。社長令嬢の満星 彩芽(みつほし あやめ)と親しくなり行動を共にするようになるが、睦は変な夢を見るようになるのだった。


選択肢あり、伝奇、島、友情、五時間半ほどで読み終わりました。
蒼天の章の感想はこちら
システムは「蒼天の章」と同様。
絵も同様に笑顔が魅力的で、だからこそ、そうでない絵が印象に残りました。
あと効果音と絵面が汚い(むさくるしい)場面も。

「蒼天の章」の続きで、「蒼天の章」は春の話でしたが今回は夏と秋を舞台に
幼馴染で親友の熊田達也(あだ名:テディ)とその妹の燈花が中心。
絵もそうですが話自体も、日常で友人たちとに過ごす場面が本当に楽しそうだからこそ、
そうでない場面がより恐ろしかったり、安堵することができました。
特に「蒼天の章」と今回冒頭までは色物キャラだったテディの格好良さが印象的でした。
伍和島で起こる不思議なことについても徐々に核心へ近づいて行っているものの
まだまだ明かされていないことも多く、続きが楽しみです。
(2018/10/17)

 

とにかく私を養って 体験版/ケモミクル

主人公とその妹の明日羽は、結という名の狐耳少女とと同居していた。
ご飯がおいしく炊ける能力や犬と話せる能力を持っているが自堕落な結に運動させるため、主人公は結を散歩に連れ出すのだった。


選択肢なし、狐耳少女、同居、十五分ほどで読み終わりました。
システムはセーブ、バックログ機能なし。
音楽は特に合わないような箇所なし。
絵は、主人公に「良さは見た目がいいことくらい」と評される結がその通りに見た目可愛らしいです。

この体験版では主人公と明日羽と結の朝ごはんと、主人公と結の散歩を読むことができます。
出会いのシーンはなく、もうすでに結がすっかり主人公の家になじんでいる状態で始まり、
そんな中での特に何事もない一日といった感じで、のどかな気持ちで読み進めることができました。
ただセーブ、バックログ機能がないことは十五分くらいしか耐えられないので、
完成版ではそうした機能が欲しいと切に願いました。
(2018/10/24)

 

宮本県 DAY1 ver1.2/フワフワソ(500円)(DL版の購入はこちら)

宮本県の亀島に帰省した鬼山瓜太郎は大地震に遭遇してしまう。
親は本土におり、三人の妹、桃子、苺、ゆずと共に
地震後の日々をなんとか生き抜いていくのだった。

選択肢あり、地震エデュケーションゲームとのこと、三十分ほどで読み終わりました。
システムは選択肢でのセーブ不可。
音楽は非日常感がありました。挿入歌あり。
立ち絵は「ソラとピヨちゃん」

DAY1では大地震後に見舞われだ最初の一日が収録されており、DAY4まで制作予定とのこと。
選択肢によって三姉妹の心ゲージ(SAN値)が増減し、0になってしまうとバッドエンド。
また、満タンになっても気が大きくなって他の姉妹に悪影響を及ぼします。
大地震で起こったことを知っている読み手からすると良い行動とは言えないことを自信満々に主張しつつ
それを否定するとSAN値ダダ下がりの長女桃子をもどかしく感じ、
それにひきかえどんな目にあってもバッドエンドにならない(そもそも心ゲージがない)瓜太郎強い……と思いました(ただし津波には負けます)
その分、桃子だけでなく神経質なまでに危機感を募らせるゆずや、
ひっそりと心をすり減らす苺とのバランスをとりつつ立ち回る細心の注意が必要とされ、
災害時の大変さの一端を垣間見ることができました。

過去の作品感想:未来探偵ソラとピヨちゃんエクストリーム取り調べ!ソラとピヨちゃん 靴下泥棒事件
(2018/10/25)

 

クラウンワークス虚実概論 4章 VER4.3/ClosedCircle(400円)

久世正宗は幼馴染の少女を殺したと言われる。しかし記憶がない。
カウンセラーは久世正宗に順を追ってその日に起こったことを思い出させていく。
それは荒唐無稽なほどの出来事だった。


選択肢あり、魔述、PTSD、九時間ほどで読み終わりました。追加・修正パッチあり。
0章・1章の感想はこちら
2章の感想はこちら
3章の感想はこちら
虚実概論L&Fの感想はこちら
システム、音楽はいままでと同様。
絵は上気する【御前】とか照れるサイファーとか着物たくし上げとか男の上半身裸(ネクタイ着用)とかエロかったです。
上半身裸さんはすしざんまいポーズでロリコンハーレム形成しているのも高ポイント。
もはやゲ卿のクソダサ服は記憶の彼方。でもクソダサ服で口をわなわなさせる【御前】可愛いです。
4章の一枚絵は四十枚+差分。

4章では正宗達が暮らす場所を守る組織を結成したのち、【御前】の力を高めるため古い言い伝えが残る村を訪れます。
追加パッチで後半のシナリオが読めるようになっているのですが、
前半だけでも十二分に濃い話で、後半も併せて2章分一気に読んだような面白い内容でした。

前半は古い言い伝えが残る八雲村へ正宗と【御前】の二人で訪れます。
「君の情動に一番強く結びついた記憶は何?」という問いに対する【御前】の答えが好き。……ほんと尊いです。
いままでの章でなんとなく距離があるような接し方をしているように感じた二人が、
いろいろ共同作業してくれるのが嬉しくて、特に一緒に闘うところが盛り上がりました。
でもやっぱりそれぞれの理由で心の赴くままに行動できない二人がもどかしかったです。

後半は徒党を組んで攻めてきた敵との闘いと、サイファーが中心。
ウツミさんとか【御前】の父(仮)とか正宗(偽)とかどういうことなの……? とやっぱり難解ですが、
昨日の敵の頼もしさや敵の厄介さはしっかり伝わってきて、息をのみながら読み進めることがてきました。
それにしても最後の最後、0章の内容をここでまた出してきて、
その真意が幼稚ともいえるような純粋な本当の気持ちで、でも「続」ではないのがやるせなく、印象的です。
もちろん、「続」の先、5章も楽しみです。
(2018/10/26)
 

 

誰も知らない天体への涙 -本編1巻-/ANAGRAM(500円)
誰も知らない天体への涙 -R18番外編1巻- ver1.0(18禁)/ANAGRAM(DL販売540円)(DL版の購入はこちら)

天道陽華(てんどうはるか)は二つの願いを叶えてもらうため、「夜の女王」ルナが毎週課す試練「オラクル」に挑む。
それは陽華の心を弄ぶようなものばかりだった。
第5週まで、陽華は「オラクル」をクリアできず、第6週を迎える……


選択肢あり、願い、試練、繰り返し、ボイスあり
本編1巻は三十分、R18番外編1巻は四十五分ほどで読み終わりました。
システムはバックログにマウスオーバーするとその時点の画面が表示され、
バックログから指定のシーンに飛ぶことができるとバックログ周りが非常に作りこまれていました。
音楽はルナ登場シーンでがらっと曲調が変わり世界が変わったと実感できました。EDに歌あり。
絵は一つの文章中でもボイスに合わせて立ち絵が変化していくのが細かかったです。
一枚絵は本編1巻、R18番外編1巻それぞれ三枚+差分。

本編1巻は第6週、R18番外編1巻は第3週の「オラクル」が描かれています。
第3週で起こったことが第6週では一切言及されていないので、
一週間が終わると陽華(とルナ)以外は「なかったこと」になっているような感じでしょうか。
発端となる二つの願いの詳細など基本的なことが語られずにいきなり第6週や第3週から始まる上、
個々のエピソードが短めなため、現時点では話の流れに乗り切れないままという印象を感じてしまいました。
ですが主人公と同じ部に所属する生時雨澪(きしぐれ みお)の生真面目な中にふと顔を出す稚児のような言動は可愛らしかったですし、
他の部員との会話も楽しげで、いい部活だなあと思えました。
もっとも、だからこそルナはそれを壊すような「オラクル」を課してくるようなのですが……
(2018/10/27)

 

I:ROBOT trial 1.10/AZ WORKS

ロボットと人間の共存する世界。
ロボットアカデミー首席のイーライは記憶がない少女サイノと出会う。
サイノが何者なのかを調べるため、二人は色々な場所を探索していくのだった。


選択肢あり、探索、ロボット、パートボイスあり。四十五分ほどで終わりました。
システムは世界観に合ったUIになっていると感じました。
「お金」「切符」「その他」と分かれているアイテム欄は
呼び出し時にまず表示されるのが「お金」画面ですが、
「その他」を一番使用したので「その他」が最初に表示されたほうがいいのではと体験版時点では思いました。
音楽は静かな曲が流れていて、自分のペースで探索することができました。
絵は色々な個所がアニメーションで、背景やキャラクターのビジュアルも雑多さやレトロを感じさせるものになっていました。

マップの奥や扉などをクリックして移動し、アイテムを入手したり人に話しかけたりしていきます。
今回の体験版では完全版の舞台になる全13区画のうち、26区を移動することができます。
公式サイトを読むとイーライとサイノの出会いがあるようですが、
この体験版ではすでに面識がある状態で二人行動を共にしています。
ミニゲームとして魚釣りがあるのですが、操作することが少ないのに釣り上げるまでに時間がかかるので、
もしも本編を進める上で必須作業になるようだと大変だと思ってしまいました。
また、携帯電話で番号を交換したキャラクターと話せるのですが、
動力が充電式ではなく購入式なので、エリクサー使わない派の私は携帯電話をあまり使わないまま話を進めてしまいそうです。

今回の体験版ではストーリーではなくマップ探索とその中でできることがメインとなっています。
雑多さやレトロを感じさせる上にアニメーションする中を歩き回ることができるというのは魅力的で、とても惹かれるものがありました。
(2018/11/1)

 

虎鶫の子守唄〜白キ追憶〜/Bee-Soft(2000円)

桐乃 葵は親友の軽部美亜に誘われてクラスメイトの保科柊一、竹原圭人、小鳥遊マリと丘の上の幽霊屋敷へ肝試しへ向かう。
美亜の近所に住むルポライター佐伯よつばを加えて屋敷内に入るが閉じ込められてしまい、
何者かの声や音が聞こえたり、人形が飛び回ったりする中、脱出を図るのだった。


選択肢あり、ホラー、洋館、ボイスあり、一時間半ほどで読み終わりました。
システムは既読スキップで未読もスキップしてしまうこと、
選択肢でセーブできないこと、セーブスロット数が少ないことが不便でした。
音楽は特に合わないような箇所なし。OPにムービーと歌、EDに歌あり。
絵はみんなどことなく陰気さを感じるもので話に合っていました。

肝試しをしに来た六人が洋館に閉じ込められてしまい、おかしな出来事の数々に遭遇していきます。
探索を二人組でしようとしはじめてすぐ、ほとんどの人が単独行動を始めたり、
友人がいじめをしていたりしていて、登場人物が酷い目に遭ってもあまり可哀想に感じられませんでした。
あと竹原君階段落ち→主人公気絶というパターンが多く、何度目かにはつい笑ってしまいました。
ですが選択肢の多さからの手探り感があり、
この行動でいいのかとビクビクしながら探索していくことができる作品でした。
(2018/11/5)

 


 

 

 

(同人ソフト番外編・その他)

MYTH -After the Stories-/Circletempo

MYTHのアフターストーリー
胎動編 After「緋色」
Aguni After「運命の環」
MYTH編 After「影、ミツメル、光」
オマケ「奏の事件簿3」
と再録「奏の事件簿P」を収録。

選択肢なし、三十分ほどで読み終わりました。
システム、音楽、絵はMYTH本編と同様。話によってメニューデザイン等が変わります。

「運命の環」は綺麗で静かな会話と、アグニ世界と別の世界との繋がりが、
「影、ミツメル、光」は能天気なあらすじからシリアスな内容のギャップがそれぞれ印象的でした。
なにより「緋色」で語られる心境が、色々と難解に感じられるMYTHをシンプルに、でも深く強く表現しているようでお気に入りです。
「奏の事件簿」は相変わらずはっちゃけています……まあ……そういう話なので! でも正答後に開くwebページはガチです!

過去の作品感想:
Aguni-運命の先-出張版・奏の事件簿田辺はハイテンションMYTH少年オロカと不思議の森
(2018/9/19)
 


 

(小説)

燎原の覇者10 遼遠の彼方/呑気屋本舗ノベルズ版/272P/自家製本)

トラブルに巻き込まれ怪我をしてしまったリッツ・アルスター。
動くこともできず、食料もなくこのまま死を待つばかりかと覚悟した彼に声を掛けた青年、エドワード・バルディア。
二人は友人となり、エドワードの目的のため共に歩むこととなった。


呑気な冒険者たち」シリーズの四十年ほど前の話。
第一巻の感想は
こちら
二巻・三巻の感想は
こちら
第四巻の感想は
こちら
第五巻の感想は
こちら
第六巻の感想はこちら
第七巻の感想はこちら
第八巻の感想はこちら
第九巻の感想はこちら

今回が最終巻で「呑気な冒険者たち」に続く話。
ギルバートがユリスラを離れる理由が、理屈の面からも感情の面からも納得できるもので、
離れないでほしいけれど止めることができないというリッツとエドの気持ちに同調することができました。
リッツの身の振り方についても、その場の対応としては他にないと逃げ道が丁寧に塞がれていて、
歯がゆくも仕方がないという気持ちになりました。
でもその後はアンナの言うようにもっとなんとかなったかもしれないのに意地っ張り!
終盤に「呑気な冒険者たち」序盤のシーンが語られるのも感慨深く、
また「呑気な冒険者たち」を最初から読んでみようかという気持ちになる終わり方でした。(現在「小説家になろう」で公開されています!

過去の作品感想:
短編テーマシリーズ総集編1 がらくた箱呑気な冒険者たち外伝悠遠の箱庭エネノア大陸旅行記燎原の覇者HUMAN’ーヒトではない君へー月夜烏の舞う宵は
(2018/9/17)

 

万界王 戦友編1 カリン/霊幻樓(A5/40P/コピー本)

数千ある異世界を全て侵略し、束ねる万界構想に向け動き出した安西早百合。
世界を壊しに現れる闇竜を迎え撃つため、早百合は過去に最初の闇竜が封じられた世界に侵攻する。
そこで彼女は戦友を得る。


「シンパン」シリーズの続編。
「シンパン」「シンパン 2 命の泉」の感想はこちら
「シンパン 3 ウタギ」の感想はこちら
「万界王・黎明期 トークン族編」の感想はこちら
「万界王 支配」の感想はこちら

今回は闇竜戦役の下準備のための侵略の話と、
その余波を受けた宇宙の話「砂漠の民」を収録。

一番好きなシーンは早百合から宗教行事での休暇を返上しろと命令された兵士が、
早百合への忠誠を示すため喜んで命令に従うシーン。
いままでの話でこれでもかと早百合のカリスマが示されていたので、心底、その気持ちわかる。と同意できました。
大きな目標のためには徹底的に現実的に感情を排して準備して、
そうでないところには妙なこだわりを見せるその二面性がいいのです!
でも孤高(友達いない)だった早百合様に戦友ができてうれしい……

次巻では「影の城の城主」が登場するとのことで、復習するためいま読んでいます。

過去の作品感想:
縷々日記レッド・カーニバル帰れずの娘ヒイラ、異説魏史 第一章 第二章、シンパン    万界王 黎明期 トークン族編 支配、千の願いと蝕まれし祈り  くらいうたごえ
(2018/9/18)

 

 

 

 

 

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