コミックマーケット81感想リスト

同人ソフト(ノベル系)は基本的に全て、
それ以外は感想が思い浮かんだもの限定です。

基本的に同人ソフト(ノベル系)はプレイ順(パッチ待ち作品を除き事前の期待順)です。
それ以外はサークル名順です。
ただしおすすめ、期待作品は連続しないようにしているので前後することはあります。
また時間がかかりそうな作品は読むのをある程度後回しにします。
時間がかからなそうな作品は先に読んだりもします。

女性向の作品は、乙女=女主人公で相手キャラの全員もしくは多くが男、
BL=男主人公で相手キャラの全員もしくは多くが男(年齢不問)、としています。
作品が女性向かどうかは基本的にサークルさんの自己申告です。

値段は入手時のものです。場合によっては異なる可能性があります。

 

 

同人ソフト
まとめ  完成版  体験版・連作  番外編・その他

同人誌
小説

 

コミックマーケット81同人ソフトまとめ

特におすすめ
trade▼off/The Dungeon In Yarn

おすすめ同人ソフト
完成版
THE MAN CALLED CRIMSON/因果堂Type-I.G.
ヴァンパイアハンターHIROSHI〜Around the Clock Show!〜/超水道

おすすめ同人ソフト連作

同人ing/星団ファミリー

おすすめ以外で面白かった同人ソフト完成版
彼岸花の咲く夜に/07th Expansion
あなアケぽんち!/こねこねふぁくとりぃ
柊鰯/活動漫画屋
PNOS/風華ソフト
後輩と後背位で交配してみた。/はいぺりよん
ヤンデレ彼女 ようこそ病ミ逝ク世界へ――/コットンローズワード
森川空のルール/超水道
少年オロカと不思議の森/Circletempo
Day's Eye/AlaruM
僕らは灰色から始めた/山海豚厨房
魔王を護らナイト/FCめがぶー

期待の同人ソフト以外で完成が楽しみな体験版・連作

未来探偵ソラとピヨちゃん/フワフワソ
ChuSinGura 46+1 -忠臣蔵 46+1-/れいんどっぐ
へびへび祭りの夜/サカナ・ノベル
蟲ノ目 第一章/ヨツツジエコー

他に完成版では「辿り歌」「青空はすぐ側に、言葉はもう語らない」「くいけん! 〜美浜高校クイズ研究部物語〜
PhantomBlaze」「アカとテケテケ 零」「爆音の世代、沈黙の世界」「TUKUMO・参
発掘少女」「ぼんボンッ!!」「Fireworks」「君の声を抱いて」「恋一号作戦
女性向完成版では「
FALL IN...
連作では「
晴れと曇りとその間〜春日部編〜」「私に咲く華を見て彼は笑った【常識≠真実】〜行動〜
カガミハラ/ジャスティス−子供と○○と○○の話−」「Sinomila -1st Chapter-
体験版では「
3M -Marionettes manipulate the marionette- #define 体験版
J.Q.V 人類救済部 〜With love from isotope〜 体験版ver-0.9-」「ParAdoX―パラドックス― Vol.1 誘 体験版Ver2
女性向体験版では「
リンフェル 体験版」「空色幻想曲-風のリュートAnotherWorld- Trial3
が良かったです。

(2012/8/3)

 

 

(同人ソフト完成版)

彼岸花の咲く夜に 第二夜/07th Expansion(ショップ価格1700円)

クラスメイトからいじめられるだけでなく、担任の先生から淫らな行為を強要されていた森谷毬枝。
そんな彼女に、ある日彼岸花と名乗る少女が話しかけてきた。
彼岸花と会話をするうち、毬枝は現状を打破することを決意するが……


選択肢なし、妖怪、ホラー、六時間ほどで読み終わりました。
第一夜の感想は
こちら
システム、絵は第一夜と同様。
音楽はOPにムービーと歌、ED歌は新規曲。

第二夜には第一話〜第七話が収録されています。
第一夜は同梱されていません。
第一夜のエピソードが絡んでくる場面もありますが基本的に一話完結。一応今回で一区切りとのこと。
今回はホラー成分控えめな話が多い感じですが、
第二話の後半は充実感や爽快感たっぷりで、すかっとしましたし、
第三話は情けない彼岸花を見ることができて、ホラーでない部分も面白かったです。
第六話、第七話では目を背けたくなるようないじめ描写も徹底していて、
明るい話も暗い話も楽しめる作品でした。

過去の作品感想:
ひぐらしのなく頃にひぐらしのなく頃に礼うみねこのなく頃に
(2012/1/28)

 

あなアケぽんち!(18禁)/こねこねふぁくとりぃ(1500円)

多々良工業学園に通う緒川太陽。
彼はそこで三人の女の子と一人の男の娘と、
普通の学園とはちょっと違う経験をしながら日々を送っていくのだった。


選択肢あり、工業、恋愛、七時間ほどで読み終わりました。修正パッチあり。
体験版の感想は
こちら
システムは特に問題なし。
音楽は曲数がとても多いです。OPにムービーと歌あり。
絵は一枚絵がヒロインによって絵柄違います。一枚絵は三十枚+差分。
男の娘の有紀のHシーンがエロいのですが、おにんにんがとってつけたような感じになっているのが気になりました。

工業系の学園で日々を過ごしながら、選択肢によって分岐します。
ルートは四つ+金剛先生ルート。他のルートを読まないと入れないルートあり。
工業もので、実際しっかりとした授業シーンもありますが、
コメディ部分は普通のやりとりだったり、金剛先生の筋肉行為だったりして
工業あるある的なネタがあまりなかったのはちょっと残念。

個別ルートでは、あゆみルートはHシーンがあまりエロくなかったものの、
通常シーンで純真な男心をからかうあゆみにぞくぞくドキドキさせられました。
夏樹ルートは初々しい二人のやりとりが微笑ましかったです。
有紀ルートは恋愛すっとばしていて強引すぎる印象ですが、Hシーンは一番エロかったです。
レミルートは一番お気に入り。展開は突飛ではありますが、レミが可愛すぎてそれだけで満足。
レミとお互い好意全開で一緒にいるのがとても幸せに感じられました。
統一感の無さや展開の強引さはありましたが、女の子(男の娘)が可愛い! 作品でした。
(2012/1/30)

 

柊鰯/活動漫画屋(1500円)

三十五歳で引籠りな同人ゲームのシナリオライター、鰮のもとへ、十四歳の家政婦、柊さんがやってきた。
掃除も洗濯もこなし、料理も上手い彼女のおかげで彼の生活はみるみる潤いを帯びていく。
しかしそんな柊さんが十四歳で家政婦をしているのにはわけがあって……


選択肢なし、日常、繋がり、二時間半ほどで読み終わりました。修正パッチあり(ゲーム内に更新ボタンあり)
システムは百鬼社中と同様。音楽は特に問題なし。
絵は立ち絵もとても可愛いですし、揺れる瞳な演出も良いですし、背景も綺麗ですが、一枚絵はさらに印象的でした。
夕焼けに線路とか反則的な組み合わせです! 一枚絵は差分含め五十五枚。

自堕落な男の家に若い家政婦さんがやってきて、美人な同人ソフトディレクターさんも交えて日々を送っていきます。
別の日になったことや、親に説明しているときその場に子供もいることなどが示されず、
そのことが既知のこととして進んでいくことがあってちょっと戸惑いました。

あと、柊さんの存在が、十四歳の女の子が三十路自堕落男の家へ家政婦にくるというシチュエーションや、
家政婦スキルの高さや、純真さや、明るさや、優しさや、
ちょっとした善い行いを見つけて褒めてくれる心根や目線や、
和装が似合いすぎる所や、黒髪ロング最高! ポニーテールもいいな! という所や……
そして時折さらけ出してくれる弱さまでも含めて理想的すぎて、
だまされないぞ! と思ってしまうというか、
これはフィクションなんだな、というどこか冷めた気持ちを読みながら抱いてしまうことが気になりました。
でもそれでも柊さん可愛くてたまらないんですが!

それに柊さんの独白するシーンはどれも真に迫っていて胸を打ちましたし、
ゆっくりと時間が流れる日常はとても心地よく感じた作品でした。

過去の作品感想:
自虐の詩 Another Birthday図書館列車 体験版人形城の箒神・陰犬神使いと少年片輪車と雪女百鬼社中
(2012/2/1)

 

君に捧げるモノトニア/Kumys(300円)

夕日が射す教室でミクは目覚めた。
傍らにはいつも仲良く日々を過ごしていた仲間。
たわいもない会話を交わした後、ミクは屋上へ向かった。


選択肢あり、ループ、青春、一時間半ほどで読み終わりました。
システムは時折既読判定がされない箇所があること、
文字が読みづらく感じる箇所があることが気になりました。
音楽は特に問題なし。OPにムービーと歌あり。
絵はナナの表情が怖いです。お蔵入りになったものはさらに怖いらしいですが……

ミクが放課後を何回も繰り返していき、そんなことが起こっている目的などがだんだんと明かされていきます。
途中選択肢はあり、多少内容が変わりますが基本的に一本道。
そんな構成としては選択肢が多すぎて、どっちを選べばシーン回収できるだろう……
という雑念が入ってしまい話に集中しきれない部分がありました。
ですが、ほの暗いトーンで進み、そのまま終わる話は終始一貫して懐かしく、恐ろしく、
そんなこの世界に吸い寄せられそうになる作品でした。

過去の作品感想:
カランコエKiitos!
(2012/2/3)

 

THE MAN CALLED CRIMSON Episode Final - 超絶の奴隷と自由の孤者 -/因果堂Type-I.G.(1500円)

恋人を殺され復讐に生きることを決めたシュヴァルツ・カント・焔。
その相手の手がかりを掴み調査に乗り出した矢先、
彼は発光する立方体を手にした少女、栗須翠と出会った。


選択肢なし、五時間半ほどで読み終わりました。
Episode Vまでの感想は
こちら
システムや音楽は以前の作品と変わらず。
絵はラストの一枚絵にちょっとインパクトが足りない感じ。一枚絵は十一枚+差分。

今回で最終回。最後の地へ向かう途中から始まり、焔の復讐の行方が描かれています。
BEGINNINGシナリオ追加予定とのこと。
ラストはこれで終わり! というわけではなく煙に巻かれて終わりといった感じでちょっと肩透かしな感じは受けますが、
最後の闘いで焔と翠が自分理論を正しいと信じて疑わずに公言していて、
ここまで突き抜けてしまうと格好いいとしか思えませんでした。
Episode IからEpisode Finalまでを通じて、兵器や世界情勢に関する理屈と、
勢いのある熱情が混ざり合った魅力的な作品です。
おすすめ

過去の作品感想:
夢剣、、THE MAN CALLED CRIMSON、TWADの物語 Vol.1 Vol.2 Vol.3
(2012/2/4)

 

PNOS Ver5.0/風華ソフト(1000円)

2020年以降、東京には夜な夜な迷宮が出現するようになってしまった。
一般人が迷い込むと生きては帰れない迷宮。
しかしそれに挑むハンターという名の人々がいた。

選択肢なし、せかい、ダンジョン、オムニバス、
今回追加部分は四時間と少し、全て合わせて十二時間半ほどで読み終わりました。
Ver1.0の感想は
こちら
Ver2.0の感想は
こちら
Ver3.0の感想は
こちら
Ver4.0の感想は
こちら
システム前作と同様
音楽は戦闘でも静かな曲調な箇所があって、終わりが近い厳かさを感じました。
絵は話によってはイメージイラストがありますが、基本写真背景のみ。

今回で完結。今までの話も収録されています。
御階堂美咲視点の戦闘シーンで、彼女の設定のせいなのでしょうが
特殊なことをするたびに能書きが長くて躍動感に欠けるところがありました。
あと、キーキャラクターの雪島令についてもっとどういう人物だったのか読みたかったです。
それを言ったらオムニバスなので「敢えて主人公をひとり選べと迫られたならば」主人公の
鋼一郎と、その場合のヒロイン、デルタについてももっと読んでみたかったと思うのですが。
百色眼鏡の問題についてもピンとこないところもあるというか、
そんな感じで全てが明確になる話ではありませんでしたが、
それだけにあれこれ考える楽しみもありました。
また、酒の美味そうな描写、複数の異なる人物による同じ出来事/異なる感じ方の描写などとても上手いですし、
最後の最後の百色眼鏡との会話や、起動時の演出など、
このせかいを物語るために徹底された作りも良いなと思った作品でした。

過去の作品感想:
竜の見る夢(体験版)さもなくば懐は鉛筆でいっぱいに終わらない放課後でまた逢いましょうPNOS五分間事件いつかきっとうまくいく
(2012/2/8)

 

シニガミのビスクドール(BL18禁)/Flora-Float(500円)

天寿を全うした人の死を餌とするため、自殺しそうな人の原因を取り除くシニガミが存在した。
その中でも落ちこぼれの愁夜(しゅうや)は西谷 颯慈(にしや そうじ)という青年を救おうとしていたが、
愁夜を何かと気にかけるシニガミ、伊吹(いぶき)はまた失敗するのではないかと気をもむのだった。


選択肢あり、トラウマ、人形、一時間と少しで読み終わりました。
システム、音楽は特に問題なし。
絵は愁夜が色っぽいです。一枚絵は八枚+差分。

伊吹視点で愁夜が颯慈を救おうとするのにどれだけ介入するかで話が分岐します。
エンディングは二種類。
山場の盛り上がりに欠ける部分はありましたが、
愁夜と颯慈がいちゃいちゃする場面はとても甘かったですし、
愁夜は絵だけでなく反応とかからも色っぽさが伝わってきました。
でもお気に入りなのは伊吹。器用なのに不器用なところがいいなと思いました。

過去の作品感想:
黄昏る空、だけになく。おうちで暮らそう!Release - 体験版
(2012/2/14)

 

A Red Letter Day/moarea88(500円)

同じ高等専門学校に通う学と涼子は幼馴染で今も一緒に過ごしていた。
そんな中、涼子から修学旅行委員を一緒にやろうと持ちかけられる。
しかし公務員試験勉強で手いっぱいの学は難色を示すのだった。


選択肢なし、幼馴染、恋愛、二時間十五分ほどで読み終わりました。
システムは特に問題なし。
音楽は緊迫したシーンで流れる音楽がちょっと合っていないように感じられました。
絵は可愛らしくて好感の持てる絵柄。

好意を全面に押し出してくる涼子と、
彼女を大事に思いつつも自分の気持ちが恋愛感情なのか迷っている学の話。
そうした、中途半端な気持ちで付き合ってしまうと傷つけてしまうと、
涼子のアプローチに簡単に流されない学はいいなと思いましたし、涼子も可愛かったです。
ただ、最初の修学旅行委員に涼子が勧誘し、学が逃げ回るという場面は
両者とも自分の意志を押し通そうとし過ぎて後味の悪さがありました。
また、ラブレターのエピソードでは相手があの女の子である理由が感じられませんでしたし、
終盤のシーンでも冒す必要が全くない危険を冒していて、意味がないのではという気持ちになりました。
キャラクターはいいなと思ったのですが、
それぞれの出来事に繋がりや必然性が感じられず、納得のいかない部分があった作品でした。
(2012/2/18)

 

見習いメイドの贈りもの(18禁)/inspire(ショップ販売1400円)

その街には、奇跡が起こるという都市伝説があった。
かつて大きな夢を持って上京した高梨健太は、今、借金まみれでその日暮らしの生活を送っていた。
そんな彼の部屋に、ある日花咲夢芽という名のメイド服を着た少女が押し掛けてきた。


選択肢なし、メイド、夢、ボイスあり、三時間半足らずで読み終わりました。修正パッチあり。
システム、音楽は特に問題なし。OPにムービーと歌、EDに歌あり。
絵はたった一ネタのためにわざわざてへぺろダブルピース立ち絵を作る所がすごいと思いました。一枚絵は十二枚+差分。

駄目駄目な主人公がメイドさんと出会ってちょっとずつ立ち直っていきます。
ラストが駆け足気味に終わってしまってあっけなさが残りましたが、
一つ前の山場では高揚感を覚えました。
また、Hシーンは隠語満載で……まあ「……もはやこの部屋の空気を吸うことは、夢芽の下着を吸うことと同じだ」
なんて一文は笑ってしまいましたが、熱さととっつきやすさとエロさを兼ね備えた作品でした。

過去の作品感想:
愛することは生きていくこと愛することは生きていくこと 〜もうひとつの愛〜オレコレ!カンダタ物語天空の花嫁選びモンバーバラASマボロシノセカイハニーウィッチ☆天空の花嫁と。-僕は妻に、二度目の恋をした-
(2012/2/19)

 

後輩と後背位で交配してみた。(18禁)/はいぺりよん(100円)

帰宅部仲間として、いつしか一緒に帰宅するようになった主人公と、その後輩の八つ橋碧乃(やつはしあおの)
ある日、夕暮れの教室に呼び出された主人公は、碧乃から「私を抱いて下さい」と告げられる。


選択肢なし、後輩、純愛、ボイスあり、一時間と少しで読み終わりました。
システムは特に問題なし。
音楽は効果音がちょっと過剰に思えました。
絵は子犬さ全開の碧乃が可愛いです。

帰宅部の後輩と両想いになってイチャイチャします。Hシーンは三つ。
上に書いた効果音や、射精時の演出などでちょっと現実に引き戻されてしまって、
Hシーンに集中しきれないことがあったのは気になりましたが、
主人公大好きな気持ちがだだもれな碧乃との会話が楽しくて、読んでいる方も碧乃が大切に思えてきて、
そうした上でのHシーンはとてもドキドキしました。
この内容で100円というのはエロゲーとして非常にコストパフォーマンスが良いですが、
それだけでなく話自体も楽しめて、とにかく碧乃が可愛いくてたまらない作品です。

過去の作品感想:
スワンプマンに花束をす快らーく〜昼はファミレス・夜はハメレス〜魅杏の裏切り〜ドリリドリラレドリドラレ〜
(2012/2/22)

 

リンクサイド物語/しらかば(100円)

女子フィギュアスケートのオリンピック代表を決める大会当日、
優勝候補の榊原冴が書置きを残し姿を消してしまう。
幼馴染の都築幸司は彼女を探すため、街中を駆け回るのだった。


選択肢あり、探索、思い出、四十分ほどで読み終わりました。
システムは既読未読判定がされないのがちょっと不便。
音楽は特に問題なし。
絵は基本的に影絵の立ち絵に写真背景。

時間内に冴を探すため、色々な場所で調査したり聞き込みをしたりする探索アドベンチャー。
エンディングは三種類。
一週目でグッドエンドを見るのはほぼ無理でしょうが、
何回も試行錯誤して必要な行動を取捨選択していけばクリア可能。
その、無駄ない行動を見つけられたときは達成感を覚えます。
ただ最後のひと押しは結構迷いました。(ネタバレのため反転)
まさか背景に意味があるとは……

話としては探索メインなのでややあっさりめですが、冴と幸司の関係がいいなと思えました。
それにしても時間切れでもグッドエンドでもあの展開になるということは、
今回の出来事とはまた別の陰謀がありそうなんですが……

過去の作品感想:
しらかば短編集タイムカプセルGrandfather's Horn下草に消える
(2012/2/26)

 

おてんと(稟.ver)(18禁)/アトリエGnosis(500円)

木之本 宗氏は近所に住む霧生稟や立城滴と兄妹のように仲良くしていた。
夏、そんな彼女達と町会のキャンプに参加することになる。
それをきっかけに、三人の関係はちょっと変化するのだった。

選択肢なし、キャンプ、恋愛、修正パッチあり、二時間ほどで読み終わりました。
システムは途中から文章速度が遅い方に固定されてしまうのがちょっと不便でした。
音楽は特に問題なし。
絵はHシーンで違和感を覚えることもありましたが、女の子二人とも可愛いです。一枚絵は九枚+差分。

妹のように接していた女の子と、キャンプをきっかけにさらに仲良くなっていきます。
今回はちょっとおとなしめな少女、霧生稟とのシナリオを収録。
起伏少なめで特に両想いになるあたりがあっさりし過ぎているように感じられたものの、
一途にこちらを好いてくる稟とのやりとりに頬が緩みました。

過去の作品感想:
初めてなの… 体験版
(2012/3/1)

 

おてんと(滴.ver)(18禁)/アトリエGnosis(500円)

木之本 宗氏は近所に住む霧生稟や立城滴と兄妹のように仲良くしていた。
夏、そんな彼女達と町会のキャンプに参加することになる。
それをきっかけに、三人の関係はちょっと変化するのだった。

選択肢なし、キャンプ、恋愛、二時間十五分ほどで読み終わりました、修正パッチあり。
システムは途中から文章速度が遅い方に固定されてしまうのがちょっと不便でした。
音楽は特に問題なし。
絵はHシーンで違和感を覚えることもありましたが、コロコロ変わる滴の表情が魅力的。一枚絵は九枚+差分。

妹のように接していた女の子と、キャンプをきっかけにさらに仲良くなっていきます。
今回は元気な少女、立城滴とのシナリオを収録。
滴の独白部分がちょっと堅苦しすぎて、もっと平易な物言いの方が良かったのではと思いましたが、
元気いっぱいに動き回り色々な表情を見せてくれる滴を見ていると、こっちまでウキウキさせられました。

過去の作品感想:
初めてなの… 体験版、おてんと(稟.ver
(2012/3/2)

 

辿り歌(15推)/granat(2000円)

ある事情で病院から中等部へと通っている中上理維(なかがみりい)には、一人だけ友達がいた。
榛原劫(はいばらこう)というそのクラスメイトは引籠りながら成績トップ、そして理維以外とはほとんど会話もしなかった。
そんな彼が突然自殺してしまう。理維に形見として送られたのは彼のノートPC。その中には、理維の歌声が入っていた。


選択肢あり、幽明心理ADVとのこと。
文章量としては九時間くらいですが、その三倍は既読スキップで彷徨っていました。修正パッチあり。
性的な描写はありませんが残虐描写及び精神衛生に悪い描写があり15歳以上対象とのこと。
システムは基本的な所は一通り揃っていますが、EDを見つけるために何回も試行錯誤が必要なため
選択肢後もスキップ継続できたらいいなと思いました。一部選択肢ではデフォルトでそうなっていますが。
音楽は特に問題なし、主題歌あり。
絵は理維が描写通りの容姿という感じ。あとリイ型のナユタ可愛いです。あと榛原君の私服ドクロが妙に印象に残ります。

理維が榛原君の遺したものを辿っていきながら、彼が自殺した理由を知ろうとしていきます。
エンディングは十九種類。選択肢を表示中に別の選択肢が表示されたり、時限選択肢があったり、その複合があったり、
特定エンディングやエピソードを読むことで追加される展開や選択肢があったりして難易度はかなり高め。
まあ「比翼の枷」ほどではないですが。
「比翼の枷」と同様、多くのエンドに辿りつくまで何度も試行錯誤をした上で既読スキップで分岐まで進み、
そこからエンディングまで五〜三十分程度読み始めることになるので、
いくら既読の部分といえどずっと読み進めていた場合に比べ話の流れに乗れず、また物足りなさも残りました。
ですが理維の「友達」への思い入れ、擬似人格ソフトのナユタの一途に理維を守る様子、
それに榛原君の葛藤、どれも胸を打つものがありました。
特に理維とナユタがお互いを大事に思っているのがほっこりしました。あれ? 榛原君いらない……?

過去の作品感想:
薄明のアジール比翼の枷
(2012/3/5)

 

ヤンデレ彼女 ようこそ病ミ逝ク世界へ――/コットンローズワード(1000円)

ギャルゲー好きだが周囲に美少女ばかりいる保志乃優希。
三次元に興味のない彼だったが、学園のアイドル水無月零華から告白され付き合うことになってしまう。
しかし次第に彼女の不審な行動が目に付くようになり……


選択肢なし、病んで恋愛ミステリーサウンドノベルとのこと、
今回追加部分は三時間十五分ほど、全部で十二時間ほどで読み終わりました。
暴力、猟奇描写などあるので苦手な方は注意。
1週目の感想は
こちら
2週目の感想は
こちら
外伝1の感想は
こちら
外伝2の感想は
こちら
システム面や音楽、絵はいままでと同様。

今回は半年後が舞台。半年間平穏な日々を送っていた保志乃優希の前に、ある人物が現れることで事態が動き出します。
1週目〜外伝2までも同梱。
空先輩は可愛いなぁというところからの怒涛の展開。
終盤の上げて落として上げて落としての連続に翻弄されましたし、
キャラクターそれぞれの繋がりや役割が余すところなく描かれていて読み応えのある作品でした。
(2012/3/6)

 

ヴァンパイアハンターHIROSHI完全版/超水道(900円)

森川空のルール
ヴァンパイアハンターHIROSHI〜Around the Clock Show!〜
ヴァンパイアハンターHIROSHI〜The Halloween Party!〜
の三編を収録。

森川空のルール/超水道

高校生の「僕」は転校してきたばかりの女の子、森川空(もりかわくう)から告白される。
なんとなくでOKするも、彼女は毒舌のせいで周囲の評判はあまり良くなかった。
それを気にした「僕」は付き合っていることを秘密にするという条件を付けるのだった。


選択肢なし、恋愛、ルール、一時間四十五分ほどで読み終わりました。
iPhone向けアプリの移植版。文章は縦書き表示。
システムはほぼそのままの移植のためか機能少な目ですがただ読む分にはさほど気になりませんでした。
音楽は無音の時間が長めで、それゆえに音楽が流れるシーンが印象的なものになっていました。
絵は素朴な感じ。文章が表示されているときは背景もなく文字のみ表示され、時折一枚絵が挿絵のように表示されます。一枚絵は七枚。

主人公と森川空が日々を一緒に過ごしていって、だんだんと親しくなっていきます。
タイトルになっているルール関連がどういうものなのかあまり語られないままでもやもやしましたが、
一欠けのわだかまりを抱えつつも穏やかにゆっくりと進む日々がくすぐったくて心地良かったです。
特にホットチョコレートの隠喩は悶えました。
それから大事な場面で流れる音楽がとても良く合っていて、
花が咲くように、雪が溶けるように、晴れ渡るように、それぞれのシーンを彩っているのが素晴らしい作品でした。
(2012/3/11)

ヴァンパイアハンターHIROSHI〜Around the Clock Show!〜/超水道

おすすめ
(2012/3/12)

ヴァンパイアハンターHIROSHI〜The Halloween Party!〜/超水道

「ヴァンパイアハンターHIROSHI〜Around the Clock Show!〜」のスピンオフ作品集。
「ヴァンパイアハンターHIROSHI完全版」に収録。
鮮血ちゃん、ナツキ&メリッサ、デンコちゃんそれぞれがメインの話。


選択肢なし、三時間と少しで読み終わりました。
システムは「
森川空のルール」と同様。音楽は挿入歌あり。
絵は話ごとに異なる方がイメージイラストを描かれています。

鮮血ちゃんは過去の話、ナツキ&メリッサは本編の別視点、デンコちゃんは本編から一カ月ほど後の話。
「ヴァンパイアハンターHIROSHI〜Around the Clock Show!〜」と異なり、
各キャラクターの独白の割合が多く、アクションや青春方面があまりなかったので盛り上がりには欠ける印象でした。
ですが特に、鮮血ちゃんと博士のちぐはぐながら気安い関係や、
ナツキ&メリッサのちょっとした悩みが微笑ましくていいなと感じました。
(2012/3/13)

 

青空はすぐ側に、言葉はもう語らない(18禁)/男の娘ソフト(1000円)

鵜乃井 冬夜(うのい とうや)と文野 朱香(あやの しゅか)はカーテンを閉めた部屋で二人、寄り添っていた。
蒸し暑く、食料も水もあとわずか。
二人は待ちうける結末を知りながらも、ただ静かに時を過ごしていた。


選択肢なし、男の娘、終末、ボイスあり、一時間半ほどで読み終わりました。
グロテスクな描写があるため苦手な方は注意。
システム、音楽は特に問題なし。
絵は二人とも美人で大変良いと思います。ただ騎乗位の体勢に違和感が。一枚絵は七枚+差分。
羽が落ちてくる演出も効果的に感じました。

女装が趣味の冬夜と、その彼女の朱香が、部屋の外へ出ることができない状況の中、会話をしたり肌を重ねたりします。
重苦しくも穏やかな世界観を基にして進んでいく物語ですが、
それだけに現実と同じアニメや出来事のことを、実名を出さずに話題にしているシーンがとても浮いていました。
変にぼかさずにいたなら普通の会話として特に気にならなかったと思うのですが。
ただそうした些細なことが気になってしまうくらい惹かれるものがある内容でしたし、
終盤の展開と終わり方は残酷さと諦念と一欠けの前向きさを含んだ印象的なラストでした。

あとは冬夜のお尻開発がなかったのが残念と言えば残念……

過去の作品感想:
ベルダーシュ 〜僕と私の逃避行〜
(2012/3/17)

 

くいけん! 〜美浜高校クイズ研究部物語〜/CURIOSIST(500円)

テレビで見た高校生クイズ全国大会での活躍に憧れ、美浜高校に入学した音無一葉。
しかし喜び勇んで入部したクイズ研究部には、他に部長一人しかいなかった。
一葉は夏の高校生クイズに出場するため、部員集めに奔走するのだった。


選択肢あり、クイズ、青春、一部ボイスあり、五時間ほどでエンディングまで到達しました。
システムはホイールからバックログが読めないのがやや不便。
音楽は特に問題なし。EDに歌あり。
絵は高校ごとに違う方が描かれています。

クイズ研究部のメンバーとペアでクイズ特訓したり、全員で合同練習したりしながら高校生クイズ優勝を目指していきます。
高校生クイズは五人での団体戦のため、誰かが足を引っ張ることもあれば、主人公がダメでも誰かの活躍で勝てたりもします。
ペアでの特訓の回数などにより多少の分岐もあり。
難易度としてはいままでの作品と比べるとやや難しめといった印象。特に全国大会準決勝は難関でした。
ですが「フェアリーメイカー」よりも育成部分も大会部分もよりしっかりと考えられていて、二周目以降もプレイしたくなる作りでした。
実際一周目で壱成がふがいなかったので二周目では無双させてみました。

話としては全体的に説明的すぎるところはありましたが、
大会では主人公や仲間達、それに他の高校からも、
それまでの努力とクイズに賭ける想いが伝わってきて高揚させられた作品でした。

過去の作品感想:
全力疾答!クイズマラソンクイズトラベラー -around the world-遥かなる剣が峰ヒトナツの聖地巡礼フェアリーメイカー
(2012/3/19)

 

PhantomBlaze/Outcast(500円)

由緒ある異能者の一族に三男として生まれた天宮陽(あまみやはる)は同じ学校の新海心月(しんかいみつき)に恋心を抱いていた。
しかし突然、父親から後継者になることと許嫁と結婚することを強制されてしまう。
その日は十日後。陽は自分の気持ちを告げずに、残された日々をただ心月と共に過ごす決意をするが……


選択肢なし、異能、恋愛、五時間四十五分ほどで読み終わりました。
システムや音楽は特に問題なし。
立ち絵は影絵。

十日間の中で心月と仲良くしたり、天宮家の因習などが絡んできたりします。
心月さんがとても可愛くて、特にデートでのやりとりなどはにやにやしてしまいました。
普段は真面目そうなのにいたずらっぽい言動が好きなところがたまりません。
ただ異能とかが関わってくる方面においては詰め込み過ぎて全体があっさり気味になっているというか、
みんな簡単に決着がついてしまってあまり強さや謎が判明した時のカタルシスを感じられなかった所が気になる作品でした。

過去の作品感想:
HeavensGateTearsAngel
(2012/3/20)

 

団地夫〜あなたのダンナ、寝盗ります〜(BL18禁)/BLジャパン(800円)

両親が海外出張で不在の中、高校を卒業後、専門学校を中退しだらけた一人暮らしをしていた向井直之を、同じ社宅の奥様方が誘惑してきた。
しかし素っ気なく応対する彼にプライドを傷つけられ、それは嫌がらせへと変わる。
それからしばらくして、業を煮やした直之は、仕返しに彼女達の旦那を寝取ることにした。


選択肢あり、寝取り、団地、ボイスあり、一時間半と少しで読み終わりました。
システムはセーブ画面などから右クリックで戻れないのがやや不便。
音楽は特に問題なし。
絵は不敵に指さす直之がお気に入り。一枚絵は十八枚。

まず三人の既婚男性のうち誰を落とすか選択し、選んだ相手の個別ルートを読んでいきます。
エンディングはそれぞれ三つずつ。
全体的にあっさりしていて物足りなさが残りましたが、
逆に団地夫を寝取るというシチュエーション特化でさくっと楽しめる作品でした。
お気に入りは総務部の西川さん。仕草も見た目も台詞も声質も、うだつのあがらなさが良くにじみ出ていました。

過去の作品感想:
ショタマッチョもう、ええわ・・・好きにして闘え48手拳-TKE48-
(2012/3/22)

 

Summer×3/LLERIA(フリーソフト)

現代よりもずっと昔、下宿屋を営んでいる京太郎は、外国人の少女、リズと同居することになる。
京太郎の悪友や幼馴染の少女たちともすぐに打ち解けたリズ。
そんな彼らは騒がしい日々を送っていくのだった。


選択肢あり、恋愛、主人公以外の全員にボイスあり、六時間ほどで読み終わりました。
体験版の感想は
こちら
システム、音楽は特に問題なし。EDに歌あり。
絵はせっかく女の子みんな可愛らしいのにウインドウを消せないのが残念。

中盤までの選択肢によって各ヒロインのシナリオに分岐します。
ルートはおそらく四つですが、全部読み終わってもタイトル画面が変わったりしないので断言はできません。
お嬢様の柏木桜子シナリオは一つ目の山場も二つ目の山場もあっさりと解決してしまって物足りなさが残りました。
本屋の刑部千年(おさかべちとせ)シナリオも主人公が答えを出すのが早すぎて、もうちょっと葛藤があった方がいいのではと感じました。
リズシナリオは山場までの潜入大作戦の盛り上がりとラストの締めがいいなと思いましたが、敵役が歯ごたえなかったのがちょっと気になります。
お気に入りは八百屋の娘、八重樫胡桃ルート。全てが上手くいくわけではない中、それでも逃げない強さが感じられるシナリオでした。
(2012/3/24)

 

パカプラスマイナス/PacoProject(1000円)

アルパカ好きな冴木和真(さえきかずま)は高校受験を間近に控えたある日、
第二音楽室でヴァイオリンを弾く少女、和泉紫(いずみゆかり)と出会う。
しかし彼女から告げられたのは「帰ってください」という一言だけだった。


選択肢あり、アルパカ、恋愛、ボイスあり、二時間と少しで読み終わりました。
パカプラスよりも半年ほど前の話。
システム、音楽は特に問題なし。EDに歌あり。
絵はパカプラスと同様。一枚絵は一枚+差分ですが今後追加の予定もあるとか。

パカプラスではすでに恋人同士だった二人が、初めて出会ったときの話。
和真がお調子者なうえにストーカーすれすれのことをしていて、場面場面で見るとちょっとまてと言いたくなりましたが、
全体を通して見ると紫のことを真剣に考えていて格好いいじゃないかと思いました。
あんまりアルパカは関係ないですが、初々しい二人にほっこりできる作品です。

過去の作品感想:
パカプラス
(2012/3/26)

 

少年オロカと不思議の森/Circletempo(ショップ価格1365円)

幽霊たちの映画製作会社で広報部に所属するクレハ・E・ウッドは自分の仕事そっちのけで映画撮影に熱を上げる不良社員。
そんな彼女が制作したきぐるみを未確認生物と見間違えた少年オロカはクラスメイト三人を引き連れ、映画製作会社のある森の奥深くまでやってきた。
何故かオロカにだけ幽霊が見えることに気付いたクレハは、それを利用して傑作映画が撮れないかと画策する。


選択肢なし、幽霊、映画、ボイスあり、四時間と少しで読み終わりました。修正パッチあり。
システムは色々な設定ができて便利です。
音楽はタイトル画面の曲がコミカルなお化け、というイメージでお気に入り。
ボイスはとても良かったと思います。それぞれのキャラクターに合っていたことはもちろん、
他の人の台詞中にかぶせて発言したり、相手に聞こえないようにぼそっと言ったりという演出が効果的でした。
絵的な演出も多彩で、画面移動や立ち絵移動が駆使されています。
キャラクターの表情、特にクレハの不敵な表情も魅力的。

未確認生物「ジャイアントフット」の実在を証明したいオロカ、傑作映画を撮りたいクレハ、
それにオロカのクラスメイトやクレハの同僚たちの思惑が絡み合いながら話が進んでいきます。
終盤の山場があっさり気味かなぁと思えた所はありましたが、
子供たちがいたずらを成功させてはしゃぐシーンはわくわくしました。
多彩な演出と魅力的なキャラクターは非常に作り込まれていて、かつ楽しいと感じた作品でした。

過去の作品感想:
Aguni-運命の先-出張版・奏の事件簿田辺はハイテンションMYTH
(2012/3/27)

 

その花びらにくちづけを リリ・プラチナム(18禁)/ふぐり屋(1500円)

聖ミカエル女子学園に通う霧島雫と留学生の粢エリス(しとぎえりす)は学園公認のカップル。
今日も今日とて人目をはばからずにイチャイチャしていた。
しかし雫は、クラスメイトがリリ・プラチナムなる言葉を使っているのに気付き、何のことか確かめようとする。


選択肢あり、百合、ラブコメ、ボイスあり、一時間半と少しで読み終わりました。
システムは非アクティブで動かないのがやや不便。
音楽は特に問題なし。EDに歌あり。
絵は可愛らしいのですがあまりエロくは感じられませんでした。一枚絵は二十枚+差分。

「その花びらにくちづけを 天使の花びら染め」で恋人同士になった二人の話とのこと。
なので最初からイチャイチャ全開です。
話は犬も食わないような内容ですれ違いはあれど微笑ましかったです。
ただ、Hシーンが中途半端に即物的というか、胸を揉んだりなんだりの肉体的な描写が中心で、
なのに淡白な所があってエロく感じられませんでした。
もっとぐちゃぐちゃのどろどろなエロエロにするか、
もっと精神的な繋がりを徹底的に描くか、極端にした方がいいのではと思えた作品でした。
(2012/3/28)

 

アカとテケテケ 零/DAIMON SOFTWEAR/土塊(600円)

携帯電話に赤い文字で「アカアカアカ……」というメールが届いた者のもとへテケテケが現れ、殺されてしまうという都市伝説が広まる街。
そこに住む草薙麻美(くさなぎまみ)の友人が殺されてしまう。そして残された携帯電話には「アカアカアカ……」というメールが届いていた。
そして麻美のもとへも、そのメールが届いたのだった。


選択肢あり、ホラー、テケテケ、一部ボイスあり、一時間四十五分ほどで読み終わりました。
「アカとテケテケ」のリメイク。
システムは今までの作品と同様。音楽は特に問題なし。
絵は踏切が存在感ありました。

日本人形を見つけたことから起こる怪異を鎮めようとしていきます。。
「死の霊園 零」「書いてある 零」「生と死の穴 零」の登場人物の出演あり。
霊に疎い人が一緒だったこともあってか説明台詞が多くてちょっとくどいところはありましたが、
テケテケの強さ、恐ろしさはよく描かれています。
というか「死の霊園 零」から今作まで読んだ中で、一番「こいつヤバい……」と思った霊でした。

過去の作品感想:
死の霊園 零書いてある 零生と死の穴 零こっくりさんの墓 零災いの日本人形 零
(2012/4/9)

 

爆音の世代、沈黙の世界(18禁)/Cosmillica(500円)

失業者が増加し、治安も悪化し、それを他民族のせいとする風潮が蔓延っている世界。
倭タケシはちょっと知り合いに個性派や有名人が多いだけの普通の学生だったが、
そのせいで民族間の諍いに巻き込まれていくのだった。


選択肢あり、強気っ娘大集合バイオレンスアドベンチャーとのこと、民族闘争、全部合わせて十二時間ほどで読み終わりました。
ゼロ章、第一章の感想は
こちら
システムは一旦エンディングまで読んで新しいルートが開通した時に、
以前のセーブデータから始めると途中で唐突に別ルートに飛んだりして、ルート管理ができていないように思えました。
音楽特に問題なし。OPにムービーと歌二つずつ、EDに歌が四曲あり。
あと、ゲーム起動直後に流れる前口上が名調子で格好良かったです。
絵はキャラクターによって絵柄が違ったりします。Hシーンはあまりエロくありませんでした。
一枚絵は四十三枚+差分ですが、一枚だけまたCGモードに登録されていません。

ヤマトという国を舞台にレムリヤ、カルア、チャインといった
どこかにモデルがありそうな国の血を引く少年少女たちの物語。
一つのルートを最後まで読み終わると次のルートへ入ることができるようになります。
最終ルートで、予知のようなことで道筋が変わってしまうことがちょっと納得いきませんでしたが、
主人公の母親が、決して鉄の心を持っているわけではなく、でもとても強くまっすぐ在ってお気に入り。
各ルートの中ではサクラルートの、ラストで一気に視界が開けたような解放感と前向きさがいいなと思いました。
色々とあれ? という所はありましたが、社会問題への主張が強く出つつその中で生きる人々の想いも感じられる作品でした。
(2012/4/16)

 

さとりとやまぼうし/Cosmillica(500円)

ボランティアで出会い、親しくなった老人から昔話をしてもらうことになった倭ツバキ。
それはある小さな村に住む少年、清一郎が、忌み嫌われている村の少女、さとりと親しくなる話だった。


選択肢あり、差別、公害、三時間足らずで読み終わりました。
システムは特に問題なし。
OPに歌とムービー、EDに歌あり。OP歌がお気に入りですがそれ以外の歌やBGMも良かったです。
絵はさとりが可愛かったです。一枚絵は十枚+差分。

清一郎がさとりや他の少女達と仲良くなっていきますが、差別や弾圧などによってそれが邪魔されたりします。
選択肢によってそれぞれのエンディングへ分岐します。エンディングは三種類。
ツバキに関する場面は「爆音の世代、沈黙の世界」から少し後の話。
さとりルートとゆきルートが最後あっけなく終わってしまったな、とちょっと物足りなく感じましたが、
ねねルートは二人が一緒になった後もずっと描かれていて読み応えがありました。

過去の作品感想:
爆音の世代、沈黙の世界
(2012/4/17)

 

FALL IN...(女性向15禁)/TRANSPARENCY(300円)

男に裏切られ街を彷徨っていた時任かなでが偶然入ったバーで、
結婚を間近控え幸せの只中にいた間宮将晴はついハメを外し泥酔していた。
正気に戻ったとき将晴は、かなでと二人、裸でホテルにいたのだった。


選択肢あり、約束、二時間と少しで読み終わりました。
システムはバックログから通常画面に戻ったとき、
セーブボタンなどにカーソルが自動移動してしまうので、意図せずセーブ画面を開いてしまうことが多かったです。
音楽は特に問題なし。
絵はかなでの悪そうな表情が魅力的でした。

かなでが将晴の弱みをにぎり、婚約者に知られたくなければ……とある要求を突き付けます。
作中、かなでの行動のわけについて薄々こういうことなのではないかと仄めかすことが端々にあったものの、
いやそこまでの理由ではないだろうと思って読んでいましたが、
ベストエンドでかなでが、思っていた以上に一途過ぎてちょっと引きました。将晴さんは悪くない!
でも別エンドではまごうことなくカス男でした。自分を正当化させる理由作りを頻繁にしていて。
そんな二人のやりとりが重苦しく、歪んでいて、でもほんのり暖かみを感じる話でした。エンドによっては暖かみ皆無ですけど!

過去の作品感想:
L正邪闊達竜と人間わたしのせかいぶちころMAGDALELAムに。シュルレアリスムの世界・体験版
(2012/4/18)

 

TUKUMO・参/サークルTrain(900円)

日下部和弥は無意味と思いながらも侍になろうという目標を持った高校生。
しかしある日の鍛錬中に人ならざる力を持った殺人鬼と遭遇してしまう。
なすすべも無くやられる彼だったが、そこに掛けられる声があった。


選択肢あり、和風伝奇、九十九神、参は十四時間半ほど、全部合わせて二十八時間ほどで読み終わりました。
TUKUMO・壱の感想は
こちら
TUKUMO・弐の感想は
こちら
システム、音楽はいままでと同様。OPにムービーと歌あり。
絵は病的な危うさがよく出ていました。

九十九神同士の争いに巻き込まれた和弥が菊一文字の所有者となり、
他の九十九神と闘ったり協力したりしながら争いを解決する道を探していきます。
今回が最終話で、九十九神同士の争いの原因や菊一文字の成り立ち、和弥の過去などが明らかになります。
選択肢で三つのルートに分岐。
以前の小台先生やアルバン、それに弐のラスボスの初見での印象が強烈だったせいで、
今回の色々がちょっと霞んでいるように思えてしまったこと、
それに菊ルートのラストバトルが長すぎてだれ気味になってしまったことが気になりましたが、
ルートごとにがらっと異なる様相を呈する展開でそれぞれに楽しめましたし、
和弥の腹を決めたときの真っ直ぐさが危うくも眩しかった作品でした。

過去の作品感想:
かきしこきし死神少女 Drei死神少女 Vier神鬼─キキ─舞姫
(2012/4/21)

 

発掘少女/LR(無料/フリーソフト)

メンフィンという街にある遺跡の探索を生業にしているゴドーは、その遺跡の中で獣耳と尻尾を持った少女、ヒュナを見つける。
成り行きで保護者となったゴドーだったが、いつしか彼女がいる生活が当たり前になっていく。
しかし、彼女がもし古代人の生き残りであった場合、どのような扱いを受けるか、彼は次第に懸念するようになる。


選択肢なし、ファンタジー、発掘、四時間ほどで読み終わりました。追加パッチあり。
システムは特に問題なし。
音楽は場面に合った曲が使用されていると感じました。
OPとEDにムービーあり。EDムービーがセンスいいなーと思いました。
絵はヒュナ可愛いです。特にマクレーンがいい子に見えないと言った時のニカッとした表情がお気に入り。
一枚絵は四枚+差分。他にカットイラストが二十九枚+差分。

無愛想なゴドーと記憶を失ったヒュナが同居し、それに何人かの人々が関わっていきます。
後半、決意を固めたように見えて当たり障りのないことを言うゴドーにちょっと失望しましたし、
ゴドーと、後輩でいまは大家のパシフィカとの色々が話の流れに合っていなかったように感じられました。
ですが、ヒュナが嬉しそうに遊んでと言って、ゴドーが仕方なさそうに言うことを聞く様はとても微笑ましかったです。
おまけシナリオのゆるい雰囲気も良かったですし、明るい場面がしっかりと心地良く描かれている作品でした。

あとウェザーリンの目的が最初のうちから結構あからさまで、それがなんだか可愛かったですし、
汚い自分の部屋を愛して無意味に感傷的なモノローグを吐くゴドーは可笑しかったです。
(2012/4/22)

 

汝が正解なりや/カナラズ(500円)

四人の男女が集う、チャットルームのような文字でしかやりとりができない場所。
そこで行われるのは、一人だけ紛れ込んでいる人工知能を当てるというゲーム。
しかし四人は、そんなことそっちのけで暇潰しに色々な遊びを行うのだった。


選択肢なし、近未来SF、チャット、二時間半ほどで読み終わりました。
システムはチャットのような、スクロールバーでいつでも発言をさかのぼれる作りになっています。
音楽は特に問題なし。
絵は一部のシーンで背景があるだけで基本的に真っ白。

人工知能を当てたら報酬十倍というバイトに参加した四人が、さてギスギスとした探り合いを行うかと思いきや、
しりとりしたり汝は人狼なりや? をしたりロールプレイ(なりきり遊び)をしたりします。
若干グダグダに感じる部分はありましたが、オートで読み進めるようにすると本当のチャットでのやりとりみたいで雰囲気あります。
それにゲーム終了に至る部分の流れは格好いいなと感じました。
ただ続きがあるようなラストですが、大風呂敷を広げた瞬間に終わってしまっていて、
もうちょっと一区切りつけてほしかったな、と思いました。
(2012/4/24)

 

ぼんボンッ!! 〜ランプの魔人が叶えたくないと言い出したので〜 (18禁)/non color(1200円)

古書店で働く坂口さんが好きな高橋久二。
ある日実家から送られてきた荷物の中にあったランプをこすると、中から女の子の魔人が現れた。
しかし彼は魔人のことを信じずに、不審者として邪険にするのだった。


選択肢あり、ランプの魔人、コメディ、ボイスあり、二時間と少しで読み終わりました。
システムは色々とカスタマイズ可能で使いやすいです。
音楽は特に問題なし。
絵はいままでの作品よりもずっとエロくなっていたと思います。
Hシーンの一部はアニメーション。一枚絵は六枚+差分。

ランプの魔人の女の子と一つ屋根の下でドタバタする話。
主人公の性格とHシーンに突入する流れがちょっと納得いかないというか、流されすぎに感じました。
ですがランプの魔人のボケやツッコミがボイスの口調できっちり表現されているなと思いましたし、
特にラストの締めがテンポ良くて、さくっとした読み味のある作品でした。
しかし坂口さんのHシーンがあったのは嬉しいですが、リプレイに登録されないのはなんたることだ! と思いました。
いやそのシーンの直前でセーブすればいいだけなんですけどね。

過去の作品感想:
Dear world -the one-眼痕葬祭Dear world -Re.-彼と彼女と彼女の忠義ムラタクHumanityダブリーな彼女びんビンッ!!わーすと☆コンタクト
(2012/5/5)

 

いつか落ちきるこの刻で――/DayDream(300円)

舵石天(かじいしてん)は街で「時の妖精」を名乗る平柏衣沙(ひらかせいさ)という少女と出会う。
彼女が持っていた砂時計には合計三分間だけ時を止める力があった。
彼女は天に、一週間以内に砂時計を使い切ってくれと言うのだった。


選択肢あり、時間、普通、五時間ほどで読み終わりました。修正パッチあり。
システムはロードするとセーブしたところから戻されることがあるのがちょっと気になりました。
音楽は特に問題なし。
絵は糸目になった衣沙が可愛かったです。あと立ち絵に服装などの差分が豊富にありました。


主人公と「時の妖精」を名乗る衣沙が一つ屋根の下で暮らす一週間の話。
朝夕と休日の衣沙とのやりとりと、昼の学校生活がそれぞれ描かれているのですが、
双方にあまり関わりがなくて(終盤は関わってきますが)どっちつかずに感じられました。
もっと、どちらかに絞ってほしかったです。
ですが、幸せそうにしている衣沙は可愛いなぁ……と、にまにまできた作品でした。
(2012/5/10)

 

Fireworks(18禁)/ろりちせ(1000円)

火事で家と父親を亡くし、遺産も親戚に取られ、安アパート暮らしを強いられることになった河野健一。
そんな彼に付き従ってきたのは、幼いころから専属だったメイドの霧。
一つ屋根の下で暮らすことになった二人だが、健一は必要以上に霧に頼らないよう、心に決めていたのだった。


選択肢なし、メイド、恋愛、ボイスあり、五時間四十五分ほどで読み終わりました。修正パッチあり。
システムは特に問題なし。というか、Artemis Engineでここまで多機能な作品は初めてでした。
また、霧からの呼ばれ方を「ご主人様」「旦那様」「御主人様」の中から選ぶことができます。もちろんボイスも変わります。
音楽は特に問題なし。OPにムービーと歌、EDに歌あり。OPムービーは動きが豊富でした。
絵は手足のバランスにちょっと違和感を覚えました。
でも着衣H好きの私に全裸Hの方がエロいと思わせたのはなかなかやるな、と。
……メイドさんものでそれは褒め言葉ではないのかもですが。
一枚絵は十八枚+差分。

メイドさんと二人きりで同居生活、ですが最初はすれ違っていて……という話。
親戚との関わりが終盤大きな割合を占めているのに、一度も直接対決せずに解決してしまうのがちょっとあっけなく感じました。
ですが、序盤の上辺だけの主従関係ということがありありとわかる描写は上手いと思いましたし、
中盤以降の、言葉に出さずとも通じ合う二人には、穏やかな気持ちになれた作品でした。
(2012/5/11)

 

Day's Eye(BL18禁)/AlaruM(1000円)

嫌々参加している日曜日の礼拝で、デイジーという名の少女が気になり始めたジョシュア。
友人も交え三人で遊ぶうち、ジョシュアとデイジーはお互いへの気持ちが同じものであるということを知る。
しかし、デイジーにはある秘密があった。


選択肢あり、男の娘、恋愛、四時間と少しで読み終わりました。
システムはスキップ時、画面の切り替えが遅めなのがちょっと気になりました。
音楽は特に問題なし。OPにムービーと歌あり。
ムービーは華やかで、でもままならないようで、作品の雰囲気にとても良く合っていました。
絵はデイジー超可愛いです。あとあまり直接的なものはありませんが、Hシーンがエロいです。
一枚絵は背景も含め三十六枚。

ジョシュアとデイジーの間にある恋心と秘密に
ジョシュアの友人、マティアスやデイジーの叔父、セドリックが関わってきます。
ジョシュアの影が薄いというか、物語の中心にいるのに流されたり尻込みしてばかりであまり印象よくなかったですが、
その分他の登場人物はそれぞれに魅力的で、
マティアスは気か利きすぎて不憫でしたし、デイジーはいじらしくてエロ可愛かったです。
そしてなによりセドリックおじさんの変態的な活躍っぷりが徹底していてお気に入り。
でもクリア後のおまけで夢シリーズと言いつつシリーズじゃないのが残念。是非シリーズ化を!

話としても登場人物それぞれの気持ちが丁寧に描かれていて行動に納得がいきましたし、
そうしてどの結末へ至る流れも、読み応えがあった作品です。
(2012/5/13)

 

Day`s 1st season〜明日の君へ〜/Big IsLand(1000円→500円)

高校二年の十二月、杉崎凱人幼馴染や友人たちと日々を過ごしていた。
そんな中、新しい出会いや今までの関係からの変化が彼を待ち受けていたのだった。


選択肢あり、学園、恋愛、六時間と少しで読み終わりました。
システムはメニュー画面で目的の項目を呼び出すまでに何回かクリックしなければならないのがちょっと面倒でした。
音楽は特に問題なし。
絵は顔と体のバランスに違和感を覚えることも。一枚絵は三十六枚+差分。

場所選択でヒロインと会って、仲良くなっていきます。ヒロインは六人。
中盤までのそれぞれのエピソード同士に関連があまり感じられず、ぶつ切りな印象で、
その分終盤の展開も急ぎ足で詰め込まれ過ぎているように感じられてしまいました。
でも、隠しヒロインの玲のシナリオは途中から場所選択がなく、じっくりと二人のやりとりが描かれているためか、
主人公と同じように玲が可愛いなあとニヤニヤできた作品でした。
(2012/5/15)

 

僕らは灰色から始めた−とりあえず完結編−/山海豚厨房(無料)

東大を卒業するも、就職が上手くいかず、故郷の町へ戻ってきた佐伯秋彦は、
高校時代の友人から一人の少女の家庭教師を依頼される。
その少女、境蓮未来は、高校でよく話をしていた同級生の女の子、境蓮望の、妹だった。


選択肢なし、故郷、挫折、一時間半ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に問題なし。
立ち絵はなく、一枚絵は時折あり。

銅器が名産だったり、珍姓の宝庫と言われていたりするらしい日本海側の県を舞台に
過去にあったことと現在のことが交互に描かれています。
東大へ進学しエリートコースを歩むはずだった主人公が決定的に折れてしまった原因、望との関わりと、
同じく望から大きな影響を受けた未来との関わりが中心ではありますが、
望や未来とのやりとりよりもモノローグで主に話を進めているようで、
だからこそか閉塞感に溢れた現在と、閉塞感を感じつつも希望を抱いていた過去の違いと変わらなさとが丹念に綴られていました。
ただ、その分周囲とのコメディ交じりのシーンがちょっと浮いている印象も。
また、(ネタバレ反転)
望がどうなってしまったのか、を終盤まで明言せずにいたところは一杯食わされましたし、
一番最初と一番最後に出てくるの言葉が、同じなのに意味合いががらりと変わっているのも良いです。
重苦しさ漂い、随所に仕込みが施され、かつこの長さでしっかりとまとめられているシナリオが上手いなぁと思う作品でした。
(2012/5/17)

 

君の声を抱いて/Pero2 factory(100円)

高校一年の夏休み、病院でバイトすることになった沖井洸一は、言葉を話すことができない少女、椎名楓と出会う。
しかし何故か彼にだけは、楓の言葉が聞こえていた。
彼女の主治医からの依頼で、面会時間を共に過ごすことに二人は、だんだんと仲良くなっていくのだった。


選択肢なし、言葉、ジュベナイル、二時間四十五分ほどで読み終わりました。
システムは特に問題なし。
音楽は、効果音が臨場感ありました。
絵はスケッチブックがなくなっているという描写があるのに画面からはなくなっていなかったのはちょっと気になりましたが、
立ち絵はあまり上手いとは言えませんが、どや顔の楓が可愛いです。もちろん笑顔も可愛いです。

夏休みの間の、言葉を話せなくなった少女と、一人だけその声を聴くことができる少年の交流の物語。
主人公の過去とかが話にあまり絡んでこなくてちょっと拍子抜けしたところがありました。
ですが楓の母親の悪役っぷりは徹底してよく描かれていましたし、
なにより洸一と楓の会話は、ほのかな内緒話感があってくすぐったくも安らぐことができました。
(2012/5/18)

 

恋一号作戦/ALTER BLOOD(300円)

いつしか太平洋戦争の推移を夢に見るようになった連合艦隊司令長官、山本五十乃。
ある日見た夢は、自身と同じ立場にいる山本五十六が戦死する場面だった。
五十乃はその最期と日本の敗戦を回避するため、日独伊三国同盟締結前から様々な対策を用意するのだった。


選択肢なし、架空戦記、女体化、八時間十五分ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に問題なし。
絵は表情も体ちょっと堅さを感じる絵柄、一枚絵は七枚。

太平洋戦争で起こったことを山本長官があらかじめ知っていたらどういう経緯を辿ったか
+日本の陸海軍の将官・提督女体化。ただモブキャラには男もいます。
五十乃が夢で宇垣のことを信頼している所を見ているのに、
そのことに触れられずに最初嫌っているのがあれ? と思いました。
また、圧勝が多くてハラハラするようなことはほとんどありませんでした。
ただその分圧勝の爽快感があって、史実では失敗していたことが上手くいく様は熱かったです。
女体化についても、基本的な性格はモデルの人物を踏襲しつつも華やかさがありました。
特に南方軍関連の話がお気に入り。
架空戦記としても、女の子軍人奮闘記としても楽しめる作品でした。

過去の作品感想:
赤神 体験版
(2012/5/23)

 

trade▼off ver1.2 完全版(18禁)/The Dungeon In Yarn(2000円)

いたって平凡な学生「割下惣二」は、転校先での新たな生活が始まってまもなく、
超能力少女「佐倉夕子」と出会う。

そんな折り、最近この付近で"超能力者が犯人"と噂される傷害事件があることを知る。
超能力者の存在を身近に知っている割下と相川は、
佐倉夕子たち超能力者と今後どう接して良いのか困惑する。


そしてついに事件が発生。

犯人の疑いがかけられる春乃。
何者かに襲われる相川。
超能力者を探す夕子の本当の理由。


様々な超能力をつかう者たちの間で、佐倉を手助けするために
なんの特技もない割下は無い知恵を絞ってヒロインと共に超能力を乗り切る、
痛快学園長能力ノベルアドベンチャー。
主人公、割下惣二は親の転勤が遅れているせいで一足先に引越し先で一人暮らし。
新しい学校で科学部に見学に行こうとしたら、何故か科学研に連れて行かれてしまう。
そこで主人公は超能力を目撃してしまい…。


選択肢あり、夕子編は十二時間ほど、相川編、春乃編と合わせて二十五時間ほどで読み終わりました。
冬コミ版には完全版にアップデートできるパッチあり。
システム面や演出は以前までと同様。
音楽も明るい曲、切ない曲などそれぞれの場面をより効果的にしていました。
絵はこちらのボケに色々な反応を返してくれる女の子たちがとにかく愛おしいですし、
各ルート後半の表情は切なくなります。一枚絵は四十五枚+差分たくさん。
ただ、つま先まで表示されるので立ち絵の配置によっては足を踏んでいるように見えるところも。

春乃編、相川編、夕子編を収録した完全版。
夕子編では春乃編、相川編終盤での夕子の行動がどういう意図だったのかが明かされるのですが、
それにとどまらない展開でぐいぐいと惹き込まれました。
そしてとにかく「あすみ」がヒロインでラスボスで可愛い弟子でほおっておけなくて、
どういうエンドになっても幸せでいてほしいなと思いました。
あらためて読んだ春乃編、相川編もやっぱり本当に面白くて、是非読んでほしい「
特におすすめ」な作品です。

女の子との会話が楽しくて、どの女の子のことも大好きになれて、
そんな彼女たちが遭遇する苦難を見ているのがどうしようもなく辛くて、
試行錯誤の末上手くいったときは心底ほっとして、でもその裏で苦しんでいる娘もいて。
そうして最後の最後、ただ「ああ、良かった」とだけ、口からこぼれてしまう、そんな作品でした。

過去の作品感想:
こうかん☆にっきtrade▼offおたくの娘さん 利根銀次版
(2012/5/27)

 

魔王を護らKnight/FCめがぶー(1000円)(DL版の購入はこちら)

二代目魔王メル=ロンバルディアに推薦され、首都ターナを訪れたシュウ=コルディは、
魔王軍の戦士として魔王に仕えることになる。
しかし魔王メル=ロンバルディアの正体は可愛い物が大好きな幼女だった。


選択肢あり、魔王、戦争、十一時間と少しで読み終わりました。
システムは作中の用語の解説が読めるTipsがあるのですが、
何が追加されたのかが表示されなくてちょっと不便でした。
音楽は配属先決定時の盛り上がりがお気に入り。OPにムービーと歌、EDに歌、あと挿入歌二曲あり。
絵はキャラクターによって絵柄が違ったりします。

第1部は共通ルートで、選択肢によって第2部以降分岐します。ルートは三つ。
舞台が魔界という設定なのにアニメなどのネタが結構あることと、
場面転換がすっぱりしすぎていてそれぞれのエピソードの余韻があまり感じられなかったことが気になりました。
ですが、飄々としながらも誠実な主人公や、優しくまっすぐなメル、
豪快かつ心配りができるゴウホーン隊長とキーディ副隊長などどのキャラクターも魅力的でしたし、
そんな彼らとの日々はとても面白かったです。
そしてなにより、第2部以降は悲壮感に満ちながらもわくわくさせられる、壮大な展開で楽しめた作品でした。

過去の作品感想:
合奏魂 体験版
(2012/7/30)

 

 

(同人ソフト体験版・連作)

未来探偵ソラとピヨちゃん エピソード・ホーンテッド/フワフワソ(1000円)

未来の日本、北海道から上京してきた十五歳の少女、ソラがバイトを探していると、
ケータイ電話のヒヨコ型AI、ピヨちゃんが探偵事務所の助手をしないかと話しかけてきた。
一度は断ったものの、トラブルに巻き込まれてしまったソラはピヨちゃんの力を借り、探偵の真似事をすることになる。


選択肢なし、探偵、未来、一時間半と少しで読み終わりました。
このライトノベルがすごい!大賞3次(=最終)選考対象作をノベルゲーム化とのこと。
第一話 第二話の感想は
こちら
エピソード・ホーンテッド 体験版の感想は
こちら
システム、音楽は第一話 第二話と同様。
絵はピヨちゃんの表情バリエーション豊富。
あとただの楕円をケータイどとか、単純な図形を記号付けるのがすごく上手いなぁと思いました。

今回は「ケータイショップの幽霊事件」「ふたごのアイス事件、問題編」「ふたごのアイス事件、解決編」
の3つのエピソードが収録されています。
「ケータイショップの幽霊事件」はピヨちゃんのウザさが印象的。
理由はあるのですが、ケータイを床にたたきつけたくなりました。
謎部分は読み手が知り得ない情報がカギになり、
それが出題を前提にしたふたごのアイス事件と同時収録されているため比べてしまい、ちょっともやっとしました。
ただやっぱりピヨちゃんがマシンガントークしていると楽しいです。
「ふたごのアイス事件」は事前に推理大会に参加したのですがそのうちの一つが三割方正解だったかなーという感じ。
ソラが格好いい所を見せます。
真相判明時の兄妹の反応や、ラストでのしたたかさがリアリティを感じさせるもので、
未来になっても人は変わらないなぁと思いました。
(2012/1/5)

 

オフライン少女 〜プロローグ〜(18禁予定)/チェーン荘

大阪に住む藤 ナユタは友人に誘われ、地下アイドルのライブを見に行くことになる。
そこで知り合ったのはリッカという名のアイドル。
そしてその頃、ナユタのチャットでの友人も大阪の地を訪れていた。


選択肢なし、ザッピング、アンダーグラウンド、三十分ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に問題なし。
絵はリッカがお気に入り。
あと、さりげなく「静寂に電気鋸」のキャラクターがいたりするのが嬉しい演出。

同一の時間軸で起こった出来事を複数の視点から描いていきます。
頻繁にザッピングがあるわけではなく、ある人物視点から一つの章を最後まで読むと、
同じ章で別の登場人物視点のストーリーが読めるようになる形式のようです。
この体験版では二人分のプロローグを読むことができます。
それぞれが交わりそうな兆しはあるもののまだまだ日常といった感じで
これからどのような展開になるかはわかりませんでしたが、
オフラインとタイトルに付いていることで、対比としてオンラインでのことも重要になってきそうな感じを受けました。
あと、公式の作品ページが一部未完成ながら凝っているのが好印象です。

過去の作品感想:
静寂に電気鋸
(2012/1/20)

 

ChuSinGura 46+1 -忠臣蔵 46+1- 江戸急進派編-Edo radical faction(18禁)/れいんどっぐ(1000円)

正月に起きた日食を見た瞬間、気を失った深海直刃が目を覚ますと、そこは1701年、江戸時代の赤穂藩で、
それまで存在していた同姓同名の武士が記憶喪失になったものとして周囲から扱われるようになった。
それから数カ月、赤穂藩主が刃傷沙汰を起こし切腹させられたことに端を発し、彼は赤穂浪士の敵討ちに巻き込まれていく。


選択肢なし、忠臣蔵、女体化、九時間ほどで読み終わりました。
假名手本忠臣蔵編の感想は
こちら
システム、音楽、絵は「假名手本忠臣蔵編」と同様。ただ、今回はEDにも歌あり。一枚絵は三十二枚+差分。

タイムスリップした江戸時代で女体化した忠臣蔵を体験する話。
今回は赤穂浪士最強と言われる、堀部安兵衛がヒロイン。
話の構成上仕方がないとはいえ、「假名手本忠臣蔵編」からの続きなのに
別のヒロインと両想いになるのはもやっとするものがありました。
とはいえヒロインの安兵衛格好良くて、照れたりするときのギャップも魅力的。
「假名手本忠臣蔵編」では触れられなかったり、人づてに聞こえてきた江戸での出来事が、
実はこういうことだったんだとわかるところも読み応えありました。
次で終わりのような次回予告でしたが、直刃が運命にどう抗うか/翻弄されるか楽しみです。

過去の作品感想:
僕はキミだけを見つめる僕はキミだけを見つめる 外伝 サーベルタイガー編四季の詩
(2012/1/25)

 

さつきとショーコ 第二話/小豆クリーニング

呪いの人形を作ろうとするショーコに付き合わされたさつき。
しかし時間が経つにつれ、当のショーコが人形に恐怖感を抱くようになってしまう。


選択肢なし、人形、コメディ、二十分足らずで読み終わりました。
おまけで別の話も同梱。こちらは五分ほどで読み終わりました。
第一話の感想は
こちら
システム、音楽は特に問題なし。EDに歌あり。
絵は人形ガチで怖いです。あと今回も山場にスピード感がありました。
ただテーブルや焚火等が背景にあるのに、
次のシーンでなくなっていたりすることがあるのが気になりました。

自分で呪いの人形を作ろうとしたのに、人形の不気味さに恐れをなしたショーコがさつきに相談します。
見た目非常に怖い人形に変なポーズをさせたり、ひとりでに動いたらわかるような仕掛けを作ったりしていて、
傍目からみるとおかしいのに、当人たちはいたって真剣なのが笑えました。
ちょっといい話っぽくて、でも勢い任せで馬鹿馬鹿しくて、でも妙にすがすがしいラストもいいなと思った作品です。

おまけはショーコの部屋でヱヴァを見るだけの話。
本当に見るだけでオチがなく終わります。ここまでオチない話はそうそうお目にかかれないはず!

過去の作品感想:ほん呪! durbbing girls revival fest
第1話 第2話ベルリン教室
(2012/1/26)

 

へびへび祭りの夜 α2版/サカナ・ノベル

高遠第二艦隊所属、攻撃艦淡錘の二等海尉、参月は休暇中、へびへび祭に参加するため蛇多谷を訪れる。
その祭りは蛇多谷に住む娘が他国の男と愛の奉納(性行為)をするというもので、多くの男達が参加していた。
そこで参月は、何人かの女性と知り合うのだった。


場所選択あり、ファンタジー、お祭り、一時間四十五分ほどで読み終わりました。
前回までの感想は
こちら
システム、音楽は前回までと同様。
絵は、口でするシーンのアレが特に説明なくバナナなのが何故? と思いました。

今回はへびへび祭二日目の奉納前までを読むことができます。
Hシーンの追加は一日目の追加のみ。
場所選択で見ることができるシーンはどれも人間味を感じられるものばかりで良かったですが、
それ以上に凰榊、梨澄、それに巫女の響射との昼食での魔法談義が、
この世界のあれこれを知ることができて興味深く、面白かったです。
三日目もどんなことに遭遇するのか楽しみな作品です。

過去の作品感想:
魔法少女サカナ―運命の輪プレ狗張子彼女は怒っているか?舞踏国都の剣 道中編
(2012/1/29)

 

魔法少女マジカルいおりん 〜Third Magic"BLの世界にようこそ!"〜/SIGN WORKS -Limited Edition-(一話〜三話入り700円)

三世院伊織が気合を入れて臨んだデート中、彼氏の九城ハヤテが怪物に襲われてしまう。
そこに現れたのは戦闘妖精なる存在。
伊織は妖精の力を借り、ハヤテを救出しようとするのだった。


選択肢あり、魔法少女、変態、一時間ほどで読み終わりました。
「神動の疾風」のパラレルスピンオフ外伝とのこと。
First Magicの感想は
こちら
Second Magicの感想は
こちら
システムや音楽はFirst Magicと同様。
絵はちゃんといままでとパンツの種類が違うのが良いです。

「神動の疾風」本編と同じ世界観ではありますが、登場人物がことごとく変態です。その上腐りかけました。
今回はいおりん第三の戦いまでを収録。随所にアニメ等の小ネタあり。
中盤は動きがなく同じトーンでの会話が続いていてちょっとくどく感じられましたが、
序盤の東雲さん講座や終盤の戦闘シーンは勢いがあっていいなと思いました。

過去の作品感想:
神動の疾風、魔法少女マジカルいおりんFirst MagicSecond Magic
(2012/1/31)

 

まくあく√3D SandBoX(18禁)/WoS

マクスウェルの悪魔」を3Dでリメイクもしくは新シナリオ作成するための試作版。
選択肢なし、二十分ほどで読み終わりました。
システムは現時点ではセーブ機能なし。
音楽は「マクスウェルの悪魔」と同じ。
立ち絵やHシーンは「3Dカスタム少女」で制作されています。

書き下ろしの通学シーンと、「マクスウェルの悪魔」の那由佳Hシーンを3D化したものが収録されています。
Hシーンは以前に読んだことあるはずなのにこんなに甘酸っぱかったっけ? と思うくらい初々しさがありました。
ただ3Dの立ち絵やHシーンは現実に近いだけあって不自然さが際立つというか、
立ち絵は普通に会話しているだけなのに動きすぎて挙動不審に感じてしまいましたし、
Hシーンではひじから先とかおしりに違和感を覚えることがありました。
(2012/2/5)

 

LUCKY STAR #2 - TRIAL VERSION -/Psychedelic Artist[s]

十年前、祖父は突然自分は魔法使いだと言った。
それから十年後、高校に入学したときから「とーさん」とは仲良くするようになった。
でもボクは、十年前から彼女のことを見続けていた。


選択肢なし、魔法、十五分ほどで読み終わりました。
「LUCKY STAR - 星に願いが届くなら」の感想は
こちら
システムは表示速度変更ができない所や
ロードがセーブしたその地点ではなくそこを含むシーンの最初からなのが気になりました。
音楽は特に問題なし。
絵は「LUCKY STAR - 星に願いが届くなら」と同様。

「LUCKY STAR - 星に願いが届くなら」の続編。
この体験版では最初の一日と次の日の朝までを読むことができます。
「ボク」が空気読まないにもほどがあってイラっとしました。
それにひきかえ藤堂くんの気配りは素晴らしいです。惚れそう……
#2完成版では「ボク」にもいい所があるといいなと思いました。

過去の作品感想:
英れたるもの 雄々しくPsychedelic Note 2005 WINTER、英れたるもの 雄々しく 用語集LUCKY STAR - 星に願いが届くなら
(2012/2/6)

 

ておくれリセット ver2.00(18禁)/うげ屋

魔法の知識はあるが実践はからきしなリセットは、
育ててもらった魔術の師匠から自分は勇者かも? と言われ魔王退治の旅へ出かける。
唯一使えるようになった時間を巻き戻す力で都合の悪いことを無かったことにしながら、リセットは仲間を集めるのだった。


選択肢あり、凌辱、ファンタジー、追加部分は一時間ほどで読み終わりました。
準備号の感想は
こちら
システムや絵は準備号と同様。
ですが立ち絵の種類やそれを動かす演出が多彩でした。
音楽は特に問題ない。

魔物と遭遇→負ける→凌辱→時間巻き戻し、の繰り返しの中で学習し、
なんとか無事に切り抜けられる方法を模索していきます。
今回は一話のいくつかのシーンと、二話の途中までが追加されています。
第一の仲間カミナのHシーンがまだ本格的なものでなかったのが物足りないです。
いくらリセットが貧乳ボーイッシュでエロくてもリセットHシーンばかりではお腹いっぱいになってしまいます……
二話は今のところコメディ調の旅の資金集め。リセットもカミナさんも特定分野では頼りになります。足引っ張りあいますが。
よく動く立ち絵での軽妙なやりとりが楽しい追加部分でした。

過去の作品感想:
stray witch /hito no tane魔族性態観察リポート−ゴブリン編−
(2012/2/9)

 

蟲ノ目 第一章/ヨツツジエコー(500円※イベント価格)

友人の三荊(さんばら)に誘われ、夏休みに日本の中心、長野県は刑部村という地を訪れた二條久保(にじょうくぼ)
その地に伝わる伝承を調べつつのんびりと過ごす旅行になるはずだったが、
各々の身に蟲を宿した九人の少女達が闘う、蟲毒いう名のバトルロイヤルに巻き込まれてしまう。


選択肢なし、異能、蟲、五時間足らずで読み終わりました。
システム、音楽は特に問題なし。
絵はデフォルメ強めな絵柄。特に表情がその時々の感情が伝わってきていいなと思いました。

今回はプロローグ的な章とのことで、ほとんど何もできないまま終わってしまいます。
登場人物の名前が特殊で、振り仮名が最初にしかないので、
名前が出てくるたびになんて読むんだっけ? と思ってしまい流れが切れてしまいがちなところが気になりましたが、
にぃ(二條久保)とさんちゃ(三荊)のイチャイチャ百合百合はとても微笑ましくて、
お似合いの二人だなと思っていただけに非日常になってからのあれこれは悲しかったです。
伝奇としてもチート能力同士のぶつかり合いは熱いものがありましたし、
今回では明かされなかった色々なことの真相も気になる作品でした。
(2012/2/11)

 

di:〜体験版[Trial Version. 0.5]/Arbitrage

過疎化が進む町で祖母と暮らしている高校生の本間壮平は、
地域に学校が少ないため昔からの幼馴染も多く、彼らと日常を過ごしていた。
そんなある日、家にハトコの女の子がやってくることを知らされる。初対面の彼女が出会い頭に口にした言葉は……


選択肢なし、"壊れた"伝記ノベルとのこと、二時間ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に問題なし。
絵は表情豊かな所がいいなと感じました。

この体験版では「#01紫電一閃」まで読むことができます。
具体的には壮平とハトコの少女との出会いまで。
最後の引きは続きに興味を持たせるものでしたが、
それまでの日常シーンがちょっと退屈というか、
話が動き出すまでが長すぎるように思えてしまった作品でした。

過去の作品感想:
いつか夢見た風景で
(2012/2/12)

 

黒汁CD vol.6 「H.B.Detective」File 02 "Moonlight Silence"/ローズ倶楽部(500円)

陰陽師を養成している国立葛之葉学園がある葛葉市で古本屋を営む少女、花。
彼女は妖弧と人間のハーフで、変身能力を使用し男となった坊城疾風という名の探偵としての顔も持っていた。
そんな彼女のもとへ、二人の女子高生が依頼にやってくる。


選択肢あり、探偵、霊力、二時間半と少しで読み終わりました。
「放課後は鬼退治!」と同じ世界の話。
File 01の感想は
こちら
システム面は選択肢でセーブできないこと、既読スキップがないことがやや不便。
音楽は特に問題なし。新しい歌二曲+主題歌あり。
立ち絵などはなく、背景写真のみ。

心霊現象が絡んだ事件を、花が坊城疾風として、幼馴染の火野守 壬の助けを借りながら解決します。
今回はメンバーが死んでしまってから心霊現象が起こるようになってしまったガールズバンドの話。
「放課後は鬼退治!」の歌のインストが流れたり、ゲストキャラが登場したりと以前のシリーズを読んだことがあるとニヤリとする場面もあります。
逆に今回の話から読み始めても特に混乱なく読めるかと。
話としては今回も花と坊城探偵が探偵方面ではあんまり活躍しなかったのが情けなかったですが、
バンドの少女二人と、花が目的を果たそうとする過程で仲良くなっていくのがまぶしく感じた作品でした。

過去の作品感想:
放課後は鬼退治!
(2012/2/13)

 

暴食ファクター×6 体験版(女性向)/Flora-Float

電車事故に巻き込まれ、謎の存在の力によって生き返ることができた六人。
その体は不老不死となり、しかしいくら食べてもすぐに空腹になってしまうようになった。
彼らは謎の存在に言われるがまま二チームに分かれ、人に紛れている「レシピ」という存在を捕えるのだった。


選択肢あり、食事、罪、一時間半と少しで読み終わりました。
システム、音楽は特に問題なし。
絵は男も女も可愛かったです。でも全年齢とはいえブラチラくらいは見せてくれてもいいと思うのですよ……

この体験版ではプロローグと、学園編の途中まで読むことができます。
紆余曲折の末、レシピを捕まえたチームは一定期間お腹が減りにくくなり、
捕まえられなかったチームは罰ゲームとして面倒な仕事を押しつけられるという争奪戦を繰り広げていく過程で、
人でなくなってしまった六人はレシピが誰か見極めるために人間社会と関わっていきます。
食事がテーマなのですが、食べているシーンが中途半端というか、
暴食を強調するならばもっとおざなりに、
空腹ゆえのおいしさを表現するならばもっと丹念においしそうに描写してほしいなと思いましたが、
六人、それに学園の生徒も含めたやりとりはノリの良さと相手への気遣いが感じられて心地良かった作品でした。

過去の作品感想:
黄昏る空、だけになく。おうちで暮らそう!Release - 体験版シニガミのビスクドール
(2012/2/15)

 

君のために咲き君のために散る 体験版(女性向15推)/子犬の軍進

下堂椿は幼馴染の辰巳竜胆と、二人の家族以外親しい者を作らずに、高校卒業を迎えた。
その帰り道、椿と竜胆はトラックにはねられてしまう。気付くと眼前にはムウと名乗る者。
彼から、ゲームに勝てば生き返ることができると言われた彼女は、ゲームの舞台となる異世界へと飛ばされてしまう。


選択肢あり、中東ファンタジー、恋愛、一部ボイスあり、三十分と少しで読み終わりました。
システムはボイスが流れ切らないうちは文章が全て表示されても二回クリックしないと
次のページへ行かないのがややペース乱されます。
(ボイスありの多くの作品では、文章が全て表示されてから一回クリックすると次のページへ移る)
音楽は特に問題なし。
絵は異世界の男性陣格好いいですが、ムウの一枚絵がラフだったのが残念。
まだ一枚絵が未完成ならあのシーンは絵なしの方が良かったような……

「逃獄之記」と同じようにムウによって異世界へ飛ばされ、理不尽な目に遭う模様。
イベント体験版では一部台詞にボイスありですが場所移動の選択がなし。
ウェブ体験版ではボイスなしですがマップ画面で通る道を選んでいくことができます。
異世界の人々が魅力的で、それだけに今後色々とジレンマがありそうな予感で楽しみなのですが、
未実装な部分が多くて完成版がどのようなものか体験できたかというと、ちょっと考えてしまう部分もある体験版でした。

過去の作品感想:
逃獄之記ラブキャッチャー
(2012/2/16)

 

純文學ノススメ-序説-/ノビタ理論

有名な文豪の名作六編を大胆に新解釈したオムニバス形式のアドベンチャーゲームとのこと。
-序説-では「吾輩は猫耳である プロローグ」「かっパ! お試し版」
「ヰタ・セクスアリス 〜或る少女の恋愛考察〜」の三編を収録。
他にボイスドラマ、四コマ、原作紹介等も収録。


選択肢あり、純文學、新解釈、朗読、ボイスあり、一時間半足らずで読み終わりました。修正パッチあり。
システムは短編が多いですがセーブがないのがちょっと不便。
音楽は特に問題なし。OPムービーあり。
絵はそれぞれの話で絵柄が異なりますが、どれも可愛らしかったです。

夏目漱石「吾輩は猫である」が原作の「吾輩は猫耳である プロローグ」は
少女が朝起きると頭に猫耳が生えていた! という話。
セーブがないのに選択肢があって、その上長台詞が全て流れるまでウエイトかかる所もあって
全ての選択肢を読むのが面倒になってしまいました。
ですが話自体は、漫画等のパロディ満載ハイテンションでノリのいい作品でした。

芥川龍之介「河童」が原作の「かっパ! お試し版」は河童の少女との交流を描いた話。
ど真ん中という感じの恋愛物語で、微笑ましく読むことができました。
三編の中で一番お気に入りです。

森鴎外「ヰタ・セクスアリス」が原作の「ヰタ・セクスアリス 〜或る少女の恋愛考察〜」は
感情表現に乏しい少女が恋愛とはどういうものなのか探求する話。
あっさりめな話ですが、女の子同士の会話は砂糖菓子のように甘く華やかな雰囲気がありました。
(2012/2/17)

 

Arpeggio 神奈ルート(18禁)/はいぺりよん(1500円)

小さな町で妹と二人暮らしをしている清白明人。
春、彼が通う学園に水引神奈という少女がやってくる。彼女は親友の凛堂直樹の恋人だった。
そのことを知りつつも、明人は神奈に惹かれていく。


現時点では選択肢なし、恋愛、音楽、ボイスあり、三時間十五分ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に問題なし。
絵は体勢とかで違和感を覚える箇所がありましたが、神奈の表情が多彩でした。一枚絵は十二枚+差分。

今回は神奈ルートのみを収録。他に二つのルートがある模様。
主人公と妹の弥生、親友の直樹、それに神奈の四人で遊んだりしますが、
神奈が抱えていることが原因で色々と問題が起こります。
Hシーンがほとんど話とは無関係な内容であんまり必要性が感じられませんでした。

話は神奈が一人で悩んだり思いつめたりした末の行動が多く、
主人公が頑張ってもあまり影響を与えられずに無力感が募ります。
今回個別ルートが収録されていない二人のヒロインや親友はいいキャラクターだったので、
それらのルートではもうちょっと主人公が関与できる話になるのでしょうか……?

過去の作品感想:
スワンプマンに花束をす快らーく〜昼はファミレス・夜はハメレス〜魅杏の裏切り〜ドリリドリラレドリドラレ〜後輩と後背位で交配してみた。
(2012/2/24)

 

3M -Marionettes manipulate the marionette- #define 体験版(18禁予定)/はいぺりよん

ナルコレプシーを患っている久慈真太はお嬢様学校に通う菊城舞夏と偶然親しくなり、
彼女に振り回される毎日を送るようになる。その頃、街では連続児童殺害事件が起こっていた。
それらと前後して、彼は睡眠発作に陥ったとき猟奇的な幻覚を見るようになってしまう。


選択肢なし、18禁美少女絶体絶命阿鼻叫喚学園ラブコメサイコホラーAVGとのこと、
ボイスあり、二時間ほどで読み終わりました。
猟奇描写・画像があるので苦手な方は注意。
システム、音楽は特に問題なし。
絵はグロいもの多めです。ただ公式サイトのサンプルCGを見るとまだまだこんなものでは終わらない感じ。

この体験版では#プロローグと、define編の途中までを読むことができます。
菊城舞夏と共に行動するラブコメ? パートと殺人鬼視点で子供などを凌辱・殺害するパートが交互に描かれています。
特に食人描写が非常に克明で、目を背けたくなるくらいでした。
この続きはさらに精神力を削られそうで、でも怖いもの見たさな思いも抱いた体験版でした。
あと、現時点では本編と関係なさそうな舞台・内容のプロローグが、
凄惨な部分もあるものの壮大さと緊張感があって読み応えありました。

過去の作品感想:
スワンプマンに花束をす快らーく〜昼はファミレス・夜はハメレス〜魅杏の裏切り〜ドリリドリラレドリドラレ〜後輩と後背位で交配してみた。Arpeggio 神奈ルート
(2012/2/25)

 

戦争と平和〜お兄ちゃん大好き〜 体験版 ver1.00(18禁)/Nought

19世紀初頭、ナポレオンの侵攻にさらされたロシア帝国。
若き貴族、ニコライとアンドレイは祖国のために軍隊へと志願する。
彼らには、その身を案じる妹たちがいた。


選択肢なし、妹、戦争、トルストイの「戦争と平和」に妹萌え要素を加えた二次創作とのこと、一時間半ほどで読み終わりました。
システムは特に問題なし。ただ、マリィの台詞の色がちょっと読みにくかったです。
音楽は昔の貴族といったイメージの曲が使用されています。
絵は表情可愛いですが体型に違和感を覚えることも。
あと影絵のモブが上下に揺れると膝から下が存在していないことが分かって怖いです。

この体験版ではニコライとアンドレイが戦争に行く直前までを読むことができます。
登場人物が貴族のためか、台詞回しがくどいのでやや読みづらいところがありました。
ですが、そうした貴族のしがらみと妹の可愛さが違和感なく融合した作品で、
特にアンドレイ周辺のたくさんの建前と透けてみえる本音が読みごたえありました。

過去の作品感想:
ショタ調教2Fuck Meパレットからこぼれた昨日
(2012/2/27)

 

ロミジュリ 体験版(BL18禁)/Ballom-doll

大企業の御曹司、高塚遥は幼馴染の五十嵐瓜之介のことが昔から大好き。
自身が所属する大学の演劇サークルの公演「ロミオとジュリエット」のジュリエット役に欠員が出たため、
瓜之介を代役に巻き込み、公演へ向けての日々を送るのだった。


選択肢なし、演劇、恋愛、十五分ほどで読み終わりました。
システムはバックログが読めないのが不便。
音楽は特に問題なし。
絵は目を惹く魅力的な絵柄だと感じました。

この体験版では導入部分と、Hシーンの一部を読むことができます。
仲の良い大学生達(瓜之介は社会人ですが)が集まってわいわいやるというのはとても楽しそうですし、絵も素晴らしいので、
あとはせめてLiveMakerの基本的な機能があって普通に読めればなぁという作品です。
(2012/2/28)

 

初めてなの… 体験版/アトリエGnosis

高校二年生の佐上雄一は総勢四人(+引退した三年生一人)の水泳部で仲良くなんとなく活動していた。
そんな時、後輩の提案でお互いの泳ぎについて意見を出し合い、より速く泳げるように練習していこうということになる。
折りしも大会への出場が決まり意気上がる面々。それはそれとして、好きな異性のタイプは? なんていう話でも盛り上がるのだった。


選択肢なし、水泳、青春、五十分ほどで読み終わりました。
システムは特に問題なし。
音楽は後輩のテーマ曲が、メロディは明るいのに曲調は暗くてちぐはぐな感じ。
絵は同じ水泳部でクラスメイトでもある笹星沙穂の斜め向いたポーズやアイキャッチのSDキャラが可愛いです。

この体験版では最初の数日間、大会出場が決まるまでを読むことができます。
水泳部五人で会話している場面ではちょっとテンポの悪さを感じてしまいましたが、
主人公と沙穂二人での会話は友達以上恋人未満な距離感がくすぐったくて、
ずっとこの二人を見守りたいなぁという気持ちになりました。
あと、タイトルが妙にドキドキします!
(2012/2/29)

 

晴れと曇りとその間〜春日部編〜/ダイナマイトバンディッツ

高校生の相原祐人は孤独に、自分一人の力で生きようとしていた。
友達付き合いも、無用な軋轢を生まないための手段。
そんな彼に向かって「不幸な人」と言う少女が現れた。


選択肢なし、孤独、変化、二時間足らずで読み終わりました。
羽戸部編の感想は
こちら
システム、音楽は特に問題なし。
絵は若干粗さ(解像度的に)がありますが、可愛らしいです。

三部構成の第二部とのことで、今回は他人を寄せ付けないクラスメイト春日部春香に関する話が中心。
前回あまり好きになれなかった杏子ですが今回は強引さの中にもしっかりとした線引きがあることがわかって好印象。
バイト先の同僚、藤島霞もできる範囲を見極めて行動していていいなと感じます。
今回のメイン、春香はひたすら頑なですが終盤のあれこれには暖かい気持ちになりました。
主人公にとっては転機となるエピソードで、次回、家族や友人との関係がどのようになっていくのかが気になるラストでした。

過去の作品感想:
シビトのダンス島乃音、晴れと曇りとその間〜羽戸部編
(2012/3/4)

 

code: PATRIOT 体験版/INFECTION

日本が再軍備した未来。
内務省の特務機関員候補生学校に通う一ノ宮冬真は同じ候補生数人と共に内務大臣から指令を受ける。
その内容は軍部が保有していると噂される非人道兵器が本当に存在するかどうか調査することだった。


選択肢なし、未来、諜報、一時間四十五分ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に問題なし。
絵はパッケージイラストは可愛いですが、本編ではまだラフ絵でしか実装されていません。

この体験版では特務機関員候補生学校での日々と、指令を受け活動を開始する所までが収録されています。
冬真の規律正しい行動は一本筋が通ったものがあって好ましかったですが、
地の文がフランクだったり自信なさげだったり堅苦しかったりと一定していなくて、
読んでいて落ち着かない部分があった作品でした。
(2012/3/8)

 

リンフェル 体験版(BL)/陽気

「リンフェル」という唯一神を多くの人が信仰している世界、北部と南部で対立している国。
南部から流れてくる川で発見されたイシューという青年は記憶を失っていた。北部のとある農家で暮らすことになった彼。
それから数年、国内の対立は激化し戦争になる。イシューはいくつかの事情から、兵隊として志願することを決意するのだった。

選択肢なし、戦争、数学、一時間足らずで読み終わりました。
全年齢対象ですが、流血や暴力のシーンがありますので、苦手な方はご注意下さいとのこと。
システム、音楽は特に問題なし。挿入歌あり。
絵は素朴な感じですがギャグ顔も随所に。

この体験版では軍隊に入ってからしばらくして、ある事件に巻き込まれる所までを読むことができます。
設定なのか主人公が情緒不安定なところがあっておさまりの悪さを感じました。
ただそれも含めて軍隊内でのやりとりは泥臭いというか、口汚い罵りや殴り合い、下ネタなどが頻繁に飛び交っていて、
お仕着せでない生きた人間が描かれているという印象を受けました。でもこの世界は仕組まれたものがありそうなことが示唆されていますが……
また前半はほとんどの登場人物が嫌な奴、ですが後半は仲間! という感じでいいなと思えた作品です。
(2012/3/9)

 

空白の音色 体験版/サークル出雲

幼い頃から天才ピアニストとして知られていたが、交通事故で指の一部が動かなくなってしまった本庄高志は、
バスケットボール日本代表にも選ばれながらも同じく交通事故で選手生命を断たれた桶川彩子と夕暮れの第二音楽室で出会う。
同じ思いを経験した二人は共感しつつも反発する。そんな中、高志は彩子が持っている才能に気付く。


選択肢なし、音楽、挫折、三十分ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に問題なし。
絵は冬コミ頒布のこの体験版と違う方になった模様。

この体験版では二人が協力関係になるまでを読むことができます。
場面転換が文章でも演出でも突然切り替わるので唐突感があります。
また、地の文が高所から見下ろしすぎているような印象でちょっととっつきにくさがあります。
ですが山場では盛り上がりそうな文体なので一概に悪いとも言えませんし、
現時点でも二人の葛藤がよく伝わってきて、続きが気になった作品でした。
(2012/3/14)

 

センパイとオレ。 体験版(18禁)/StudioPOM

学園の三年生、大城戸蘭は容姿端麗だが無口無愛想で、そして援助交際をしているという噂があった。
そんな彼女が強引に迫られているところを助けた後輩の卯月一桃(うずきいつみ)
それ以来、接点が増えた二人だったが、ある日の放課後、一桃は蘭の秘密を覗き見てしまう。


選択肢なし、学園、調教、一時間ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に問題なし。
絵は、主人公の親友で風紀委員の女の子、佐伯由(さえきゆう)が口に指を当てて顔を紅潮させている立ち絵がエロかったです。

この体験版では、最初のHシーンまでを読むことができます。
全体的に文章の起伏が少なめでちょっと退屈に感じてしまう部分はありましたが、
恥じらうセンパイは可愛かったですしHシーンもエロかったです。
タイトルからして、あったとしても絶対メインにはなりえないですが由とのHシーンも見てみたいなと思ったり。
(2012/3/15)

 

合奏魂 体験版VER.1.00/FCめがぶー

アドベンチャーパートと音楽による戦闘、演騒パートを体験できます。
場所選択あり、音楽、完成版ではボイスありとのこと、十五分ほどで読み終わりました。
システムは特に問題なし。
音楽は格好いい曲多いです。ヘッドホン推奨とのこと。
絵も女の子可愛いです。

アドベンチャーパートは登場人物も体験版であるということを踏まえて会話してくるので、
本編のストーリーがどのようなものなのかはほとんどわかりません。
演騒パートは自分のターンが来たら行動して、自分の力を上げたり、相手の力を下げたりしつつ闘っていき、
条件次第で特殊技を出せるようになったりもします。詳細は公式サイト参照。
基本一対一(実際はバンドを組んで闘っているようですが行動を選べるのが一人だけなので)のターン制なのに、
行動ゲージが溜まるのを待つ時間はなにもできないのでテンポが悪く感じました。
すぐに次の行動を選べたり、待ち時間になにか別のアクションを起こせたりでないと、
ちょっとストレス溜まりそうなシステムでした。
(2012/3/16)

 

Reversible ver1.1/Wabin project/egg plan(500円)

高校生の鑑種凪糸(あきたね ないと)のクラスに、どこかであったことがある気がする女の子が転校してきた。
同じ日、彼は帰り道で一人の女性と出会い、なりゆきで家に上げてしまう。
その女性は、警察から逃亡してきた首切り殺人犯だった。


選択肢あり、サスペンス、過去、追加部分は一時間半と少しで読み終わりました。
体験版の感想は
こちら
かおる編の感想は
こちら
システム、絵はいままでと同様。
音楽も特に問題なし。

今回はクラスメイトの破澄(はずみ)が中心の話を最後まで読むことができます。
ですが破澄シナリオというには出番が少なすぎてあまりメインという感じがしませんでした。
転校生の夢糸(むい)の方がむしろ目立っていた印象。
話は凪糸が色々なことに簡単に納得し過ぎで、もうちょっと疑って! と感じてしまいましたし、
まだまだ凪糸の過去や夢糸のことなどわからないままでしたが、
一番最後の破澄とその表情は、純粋に良かったなぁと思いました。

過去の作品感想:
invisibleInvisible of KEITO
(2012/3/18)

 

どきどき☆臨海学園(体験版)/PAOSOFT

私立成華学園の高等部一年には、夏休み、希望者に対し8泊9日の臨海学校が行われるという伝統があった。
行き先は学園が所有している成華島という島。
杉浦和人もまた、幼馴染と共に臨海学校に参加していたのだった。


体験版では選択肢なし、臨海学校、十五分足らずで読み終わりました。
システムは文章表示速度変更がないことと、
立ち絵の切り替えに時間がかかることが気になりました。
ただ、場面転換後にメッセージウインドウが横からスライドしてくる演出は格好いいなと思いました。
音楽は特に問題なし。
絵は色鉛筆風の背景がいい味出していました。立ち絵も躍動感あります。

この体験版では島に着く前、船内での出来事が描かれています。
幼馴染の女の子と会話したり、友人達と怪談話をしたり。
最後にちょっとだけこれからへの示唆がありますが、どんな展開になるかはこの体験版からはよくわからなかったです。
とりあえず、もうちょっと読みやすいシステムの方がいいなぁと思いました。
(2012/3/23)

 

空色幻想曲-風のリュートAnotherWorld- Trial3(乙女15推)/風のリュート

クレツェント王国の王女、ティアニスは空色の髪を持つことから女神の化身と言われていた。
しかし当の本人は剣の鍛錬を好むじゃじゃ馬娘。
そんな彼女を守る親衛隊の隊長に任命されたリュートもまた、英雄の再来と言われながらもむっつりスケベであった。


選択肢あり、ファンタジー、恋愛、五時間足らずで読み終わりました。バージョンによっては修正・追加パッチあり。
WEB漫画「風のリュート」のパラレルワールド作品とのこと。
システムはLiveMakerベースですが色々とカスタマイズされていて世界観に合っていました。
逆に音楽では、ティアニス編の冒頭、フェンネルとのシーンあたりの曲がちょっとファンタジーっぽくなかったです。
OPにムービーと歌、それに挿入歌あり。
絵、というか演出は様々あってとても手が込んでいるなと感じましたし、効果的でした。

最初にティアニス編とリュート編を選んでそれぞれの視点から話を読み進めることができます。
この体験版では第二楽章の終わりまで収録。
コメディ部分が時折ベタというか、若干わざとらしさがあるのが気になりましたが、
ティアニスもリュートも悲壮な過去や強い決意を持っていて、周囲からも理想ややっかみを押しつけられながらも、
ふとした所で見せる人間臭さ(エロ思考とか)が、そこで確かに生きているんだなということを感じさせてくれました。
というかリュート視点は断じて乙女ゲーじゃないです。中身エロオヤジですもの。
それはともかく、登場人物に芯があって、システムや演出も含めしっかりとした作品でした。
(2012/3/25)

 

私に咲く華を見て彼は笑った【常識≠真実】〜行動〜/NeOres(500円)

地方に移転した大学で、新しくサークルを立ち上げた天音青、黒須巫女、岩倉ともみ。そして後から加入した九鬼流。
そのサークルの目的は学生から声を上げて、大学を、社会を変えていこう、というもの。しかし本音はただなにか変わったことをやりたい、というものだった。
しかしその活動は、やがて本当に大事となってしまうのだった。


選択肢あり、真理、社会、九時間ほどで読み終わりました。修正パッチあり。
システムは文章速度変更がないのがやや不便。
音楽は歌がなかなかにインパクトありました。OPとEDに歌とムービーあり。
絵は「私に咲く華を見て彼は笑った【精神≠現実】」よりもかなり上手くなっていました。

基本的に青視点で話が進んでいき、ある程度まで行くとplot modeという区切りがあり、
それまでの出来事を別の視点から見ることができたり、入手した本の詳細を読んだりできます。
また、おまけで普通のサウンドルームと普通じゃないサウンドルームがあったり、
勝手に予告と言う参加型考察兼大喜利コーナーがあったり、
watashinisaQuestというミニゲームがあったりします。
「私に咲く華を見て彼は笑った【精神≠現実】」とはいまのところ関わりがなく
独立した話のような感じですが、あるキーワードなど関連性を思わせるものも。
また、「私に咲く華を見て彼は笑った【精神≠現実】」は精神がテーマで、
今回は社会がテーマとのことで、そのとおりに社会的と言われることがよりたくさん関わってきます。
流については現在に至るまでのことが語られていましたが、青についてはバックボーンがほとんど語られないままで、
それなのに大事な場面で謀ったかのように周囲を巻き込む機転とカリスマ性を発揮するので、
なんだか主人公なのに遠いというか、無理矢理納得させられたような感情を持ってしまいました。
ですが、それでも青によって人々や社会が動かされていく様は熱いものがありましたし、
逆に社会の裏側の動きを理解して利用していく流には感心させられました。
次回「〜意義〜」は今回語られなかったことが中心とのことで、どのような話になるのかも気になる作品でした。

過去の作品感想:私に咲く華を見て彼は笑った
【精神≠現実】
(2012/4/14)

 

J.Q.V 人類救済部 〜With love from isotope〜 体験版ver-0.9-(18禁)/Studio Beast

主人公の島地は、学校で稍原芽依という少女と出会う。
彼女は新しい部活を立ち上げようとしていた。その名も人類救済部。
しかしその世界で、救済しようとする人類は……


選択肢なし、終末、青春、ボイスあり、三時間半ほどで読み終わりました。修正・追加パッチあり。
システムは、文章中で色違いの単語をクリックすると用語解説が読めたり、関連する別のシーンに飛んだりするのですが、
一度出てきた単語は一覧に掲載されるので、うっかり飛ばしてしまっても読みなおせていいなと思いました。
音楽は特に問題なし。体験版の最後にムービーあり。
絵はめーたん(芽依)が表情豊かで可愛いです。あとお腹。

島地とめーたんが人類救済部の活動をしていく話に、おそらくは過去に島地が体験した出来事がときどき挿入されています。
人類の末路に対する描写があまり詳細でなくて、今の所はあまり終末という実感がありませんでしたが、
冒頭、めーたんと出会う所までの島地の奇行が、
世界観を飲み込めた後に読み直すと自分でもやってしまいそうで無駄に現実味があって上手いなあと思いました。
それに、アホ可愛いめーたんとの人類救済部活動はなんだか楽しくて、良い結末を迎えてほしいと願いたくなります。
(2012/4/15)

 

KEEP OUT!! 体験版/B@d Luckers

辻大和が通う学校は三日後に学園祭を控えていた。
しかし、全校集会で校長から、学校が今日限りでなくなってしまうと聞かされる。
彼が憧れる生徒会長、朝霧りこはそれを阻止するため全校を巻き込み、ある計画を実行しようとする。


選択肢あり、視点変更、学園祭、一時間半足らずで読み終わりました。
システムはシーン選択画面で未読シーンがわかるようになっていると有難いなと感じました。
音楽は特に問題なし。
絵は特に男キャラが濃い目な絵柄。

ある人物視点で一定の所まで読み進めると違う人物視点のシナリオが読めるようになって、と進んでいきます。
選択肢によっては別の人物に影響を及ぼしてバッドエンドになったりも。
この体験版では一日目の途中までを読むことができます。
女の子がみんななんとなく色気があって魅力的だなと感じましたが、
体験版を読んだ限りではちょっと計画が無謀すぎるので、
それをどれだけ納得いくものにできるかが肝心に思えました。
(2012/4/25)

 

カガミハラ/ジャスティス−子供と○○と○○の話−/フラガリア(500円)

名門校の鏡原高校へ転校してきた村上太陽は八月一日宮遥(ほずのみやはるか)と親しくなり、学校を案内してもらっていると、
生徒を弾圧する悪の組織と、それを阻もうとする戦隊ヒーローを目の当たりにする。
そのまま彼は遥が所属する報道部の活動に協力することになり、ヒーローを取材しようと奔走するのだった。


選択肢なし、戦隊ヒーロー、過去、五時間半足らずで読み終わりました。修正パッチあり。
システム、音楽は特に問題なし。
絵は色遣いとかセンスあるなーと思いました。パラメーターやライフゲージが出てくる戦闘画面も格好いいです。

報道部の二人がヒーローや悪の組織について取材していくうちに、話は複雑な様相を呈していきます。
一番最初の遥視点が中盤以降の遥の言動と食い違っていて必要ないのではと感じました。
また、全体的にとっちらかっているというか、視点も展開も頻繁に転換があり、その上唐突なのでまとまりがなかったですし、
色々な登場人物が断言をすることが多く、でもそれが覆されることが多くもやもやしました。
ラストも謎が明かされないまま終わってしまいます。
あとがきで続き物であることがわかりますが作品ページややパッケージに記載はなし。
序盤の遥との仲の良さや楽しい楽しい部活動は微笑ましかったですし、
戦隊ヒーローというものは燃えるものがあり、またタイトル画面などのデザインも良かったものの、
ひっかかってしまう部分も多かった作品でした。
(2012/4/28)

 

Sinomila -1st Chapter-(18禁)/H宴会(500円)(DL版の購入はこちら)

南極をめぐる争いがきっかけで、海面が上がり徐々に住める土地が少なくなっていった世界。
とある小国は、有能でない人間と高齢者を処刑するD政策という法律を施行していた。
音疾愛(おとはやまな)はそんな国からに亡命しようとしていたが、決行の時になって話しかけてくる男がいた。


選択肢あり、近未来、狂気、四時間ほどで読み終わりました。
グロテスクな描写などがあるので苦手な方は注意。
システムは非アクティブだと動作しないのがちょっと不便。
音楽はそれぞれの場面に合っている曲が使用されていました。OPにムービーあり。
絵は表情や仕草からその場面での心情が伝わってくる良い絵でした。
一枚絵は十八枚+差分。なお性描写はありますがそういう絵はなし。

親を亡くし、国から逃げようとしていた愛が、便利屋を名乗る集団に出会ったことから話が動いていきます。
-1st Chapter-とのことで続きがある模様。
今回だけで見ると、便利屋の四人が話に深く関わってくるのにその背景があまり語られないままで、
彼らの行動に時折しっくりこないものを感じてしまいました。
ですがハードボイルドアクションな前半から後半の悲壮感溢れる物語への転換が印象的で、
自分が思う最善を尽くしながらも飲み込まれていく人々が、痛々しくも熱い作品でした。
(2012/5/7)

 

生物は徒然なるままに会う/Grid-Humanity

名門として有名な大森高校に合格した新井俊。
しかしその学校は他とは大きく異なることがあった。
そのことに混乱しつつも、なんとか日々を送っていた彼だったが、強制的に生徒会に入らされてしまう。


選択肢なし、生物、生徒会、二十分ほどで読み終わりました。
ちなみにパッケージやタイトル画面でのタイトル名の並びは
物は
然なるままに

となっています。
システムは特に問題なし。
音楽は無音の箇所が多めに感じました。
絵は立ち絵がちょっと小さ目な印象。

この体験版では入学当日と、主人公が生徒会に入らなければならないと聞かされるところまで読むことができます。
冒頭の回想はなかなかに含蓄があって、格好いい叔父だなあと思いましたが、
特に後半、一ページに表示される地の文がかなり多いうえ一つ一つの文章も長めなので、
読みにくさを感じてしまった作品でした。
(2012/5/8)

 

雨のち晴れ体験版Ver1.01(18禁予定)/sumbreller

1980年代前半、鹿児島県北部にある大隅学園に通う久我宗一郎は、幼馴染や使用人兼護衛の少女達と日々を送っていた。
名家の長男である彼は、様々なしがらみから離れた生活が続くことを望んでいたが、
その意に反し、変化が待ち受けていたのであった。


選択肢なし、青春ジュブナイル伝奇活劇譚とのこと、一時間ほどで読み終わりました。
システムは特に問題なし。文章は縦書き表示。
音楽は実装されておらず、最初から最後まで無音。
絵は文章の描写と合っているように感じられました。

この体験版では、宗一郎の日常と、別の場所で行われている追跡劇が交互に描かれています。
なにやらどちらも、異能が当たり前の世界に身を置いている模様。
使用人兼護衛の暦が、敵が襲ってきたとき余裕そうにしていて、実際かなりの実力差があるのに、
次の瞬間にはあっさり主人公を危険にさらしてしまっていてあんまり格好良くなかったです。
また、テキストがかなり説明的でくどく感じられ、読みにくさがあった作品でした。
(2012/5/12)

 

負け戦(前半)/冷凍納豆トマト

2011年の暮れ、僕は会社から逃げ出していた。
サイバー攻撃に遭った会社や取引先からは携帯へ多くの着信があったが、全て無視していた。
なお、僕は会社からここまで、一人の少女を引き連れて逃げていた。


選択肢あり、仕事、逃避、十五分ほどで読み終わりました。
システムはセーブ機能なし。
音楽もなし。
絵はラフ絵。

前半部分しかできておらず、バッドエンドしかない状態とのこと。
特に卓越した技能を持っているわけではない主人公とサイバー攻撃、
という取り合わせはなかなかに世知辛くていいアイデアだと思いましたが、
色々な部分が投げっぱなしなままの作品でした。
(2012/5/14)

 

ParAdoX―パラドックス― Vol.1 誘 体験版Ver2/Big IsLand

都会から山に囲まれた峰ヶ谷町へと引っ越してきた嶋崎修一は、
転入初日からクラスメイトの鈴村美琴が作ったミステリーサークルに加入させられてしまう。
そしてそのまま峰ヶ谷に伝わる七不思議を追う毎日を送ることになるのだった。


選択肢あり、七不思議、サスペンス、ボイスあり、四十五分ほどで読み終わりました。
システムは特に問題なし。ただ、作中の用語について書かれた「パラペディア」という機能があるのですが、
すでに登録されている項目に文章が追加されたとき、どこが追加されたかわかるとありがたいなと思いました。
音楽も特に問題なし。体験版中にはありませんが、OPに歌がある模様。
絵はふわふわした感じの絵柄で可愛らしいです。

この体験版では第一章の途中までと、選択肢によってはバッドエンドを読むことができます。章ごとに視点が変わるとのこと。
転入初日から微妙に不気味なことが起こりますが、女の子との高校でのサークル活動が中心。
女の子三人の会話が瑞々しいというか、男立ち入り禁止な空気を醸し出していて眩しかったです。
また、バッドエンドでの痛めつけられる描写は本当に痛々しかったですし、
サスペンスとしても、女の子を愛でる意味でも、続きを読んでみたくなりました。

過去の作品感想:
Day`s 1st season〜明日の君へ〜
(2012/5/16)

 

戯曲の月 〜一幕 獣と天秤〜/TheaterMaverick(無料)

好血病のため施設に閉じ込められていたが、幼馴染のチャットの尽力でそこを出ることができた少女、アイ。
彼女は自称ノンフィクション作家、シーンに保護され、同じような病気を抱える人が多く住む町で暮らすことになる。
そこで彼女は虐げられる人々を目にし、なんとかしたいと行動していくが、同時に大きな思惑に巻き込まれていくのだった。


選択肢なし、世界四望系ヴィジュアルノベルとのこと、四時間半ほどで読み終わりました。
システムはタイトル画面で「つづきから」を選んでもすぐにロード画面が出てこないのがちょっと不便。
音楽は無音の場面が多すぎるように感じました。EDに歌有。
絵はすっきりとした絵柄。

一幕は九章構成で、人の血を定期的に摂取しなければならない少女、アイが治安の良くない街で暮らしていきます。
途中、Suffering Recordというサブシナリオや、用語集を取得し閲覧できるようになる仕組みあり。
色々なものに翻弄されながらも、まっすぐに行動しているアイは好感が持てました。
ですが、予備知識がない状態で登場人物が固有名詞満載の説明を始めることが多く、
よくわからないまま読み進めてしまう場面がありました。
また、思わせぶりなセリフも多かったのですが、同じく説明不足に感じてしまった作品でした。
(2012/5/21)

 

同人ing〜伝送スクリプター編〜/星団ファミリー(500円)

おすすめ

過去の作品感想:
スターリーカラーズ
(2012/7/26)

 

 

 

(同人ソフト番外編・その他)

悠久のクロトバウル 秘湯露天風呂消失事件 〜湯けむりに消えた温泉の謎〜/Papillon Union(500円)

霊気を操り、人々を脅かす霊獣が存在する世界。同じく霊気を操る操霊師という人々がそれに立ち向かっていた。
操霊師としての力を持ちながら記憶をその力を失い、バオムシルト王国で使用人として働く少年キオは、
自分の無力感に苛まれながらも周囲に支えられ日々を過ごしていたが、ある日、王国に霊獣が襲いかかってきた。


選択肢あり、ファンタジー、温泉、四十分ほどで読み終わりました。
「-壱・目覚める鼓動-」の感想は
こちら
システム、音楽は第一話と同様。やっぱり主題歌「永久の祈り」良い曲です。
絵は一枚絵の裸率100%
しかし湯気が必要以上に濃すぎます。胸全部真っ白じゃないですか!
とはいえ前回の貧乳要員アルティアさんがいないかわりに新たな貧乳ロリが加わり、今回も大・中・小とよりどりみどり。
女性陣の中ではアムが特にエロかったです。表情とか体勢とか。
でもなによりも主人公キオのガタイの良さに目が……
一枚絵は八枚。

今回は第一話の直後が舞台の外伝。
雪中の温泉を舞台にみんな裸で触手に襲われたり洗いっこしたりします。
話そのものは短めですが簡単にはエンディングに辿りつけません。
とはいえ選択肢も少なめですし、何回も繰り返せば大丈夫かと。
外伝らしくハチャメチャ展開で気楽に読むことができますが、
ふと第一話でのキオのハーレムっぷりを思い返したら
本編でこんな展開になってもおかしくないことに気付き、ちょっとキオに殺意湧きました。
(2012/2/10)

 

みずぎなべ/アトリエGnosis(100円)

各メンバーが書き(描き)下ろした作品収録とのこと。
基本的にHTML形式ですが、「水着運動会マスコットキャラクターかすみの華麗なる一日」のみNscripter使用。
なお「水着運動会」は以前のサークル名。

「水着運動会マスコットキャラクターかすみの華麗なる一日」は選択肢なし、五分ほどで読み終わりました。
システムや音楽は特に問題なし。
絵はマスコットキャラクターかすみはマスコットキャラクターらしく常に水着。

マスコットキャラクターかすみとそのペット、喋るヒヨコのいちご大将のある一日の様子が描かれています。
特に何がある訳でもなく学校へ行って帰宅する平穏な一日を味わえました。
「初めてなの… 体験版」でも「おてんと」でもそうでしたが女の子が居眠りするシーンが多い気がします。
寝ぼける女の子……いいですね!

過去の作品感想:
初めてなの… 体験版、おてんと(稟.ver)(滴.ver
(2012/3/3-1)

 

俺がエキストラに参加したら姉ちゃんが女優だったでござる。/アトリエGnosis(100円)

「おてんと」の番外編。タイトルと内容は一切、本当に一切関係ありません。
選択肢なし、五分ほどで読み終わりました。
システムは文章表示速度がやや遅め。
音楽は特に問題なし。
絵は「おてんと」の立ち絵が使用されていますが描き下ろしCG二枚あり。

主人公と稟と滴が色々な話題で会話していきます。
本編で両想いになる前の三人と言った感じで、やっぱり三人仲良くしているのはいいなあと思いました。

過去の作品感想:
初めてなの… 体験版、おてんと(稟.ver)(滴.ver)、みずぎなべ
(2012/3/3-2)

 

魔王を護らKnight AFTER/FCめがぶー(500円)

「魔王を護らKnight」メルルートの後日談+おまけストーリーを収録。
選択肢なし、三十分ほどで読み終わりました。
システム、音楽、絵は本編と同様。EDに歌あり。

後日談は本編であまり語られなかった(ほのめかすことはありましたが)視点からの話で、
より彼の心情と立場がわかってやるせない気持ちになりました。
おまけストーリーは本編メインキャラクターが名前でしか登場しないのでちょっととっつきにくさがありました。

過去の作品感想:
合奏魂 体験版魔王を護らKnight
(2012/8/1)

 

 

(小説)

帰れずの娘ヒイラ 9 途切れぬ絆/霊幻樓(A6/68P/300円)

魔法が存在する異界と行き来できるようになった世界。
しかし同等の存在と交換でなければ行き来できないため、
現時点では少人数が交換留学として五年間それぞれの世界で生活するだけに留まっていた。
孤児の結花もそんな留学生だったが事故で元の世界へ戻れなくなってしまう。
寄る辺のない彼女は半強制的に大魔導師シュリのもとへ預けられ、ヒイラという名で生活することとなった。


今回で最終巻。
前回の出来事を受けてある決断をしたヒイラ。
でもそれはとても多くの人々に影響を与えることだったため、
その余波がヒイラへと返っていきますが、魔導世界の人々はそんなヒイラをあたりまえのように守ろうとします。
エピローグ前のラストシーンがヒイラじゃなかったのがちょっとおさまり悪い感じを受けました。
ですがこの巻でもヒイラが格好良くて、強くて、脆くて、
子どもとして愛されるだけじゃなくみんなを虜にする悪女で、とにかく魅力的でした。

それに魔導世界も色々と酷いことを企んではいますが、
今まで読んできて、それでもどちらかを選ぶならば断然魔導世界に肩入れします。
そんなヒイラと、彼女がこれからずっと生きていく魔導世界が私も大好きになった作品でした。
おすすめ

過去の作品感想:
縷々日記レッド・カーニバル帰れずの娘ヒイラ、異説魏史 第一章
(2012/2/7)

 

 

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