07th Expansion
HP

サークルについて

オリジナル同人ソフト制作やリーフカードのオリカ作成などで活動されています。

 

作品

ひぐらしのなく頃に

概要

ジャンル

オリジナル/ノベルゲーム

発売年月

2004/8

価格

1500円

年齢制限

なし

特徴

演出、謎、恐怖

長編ノベルゲームで選択肢はなし、パッケージはCDケースです。
バックログ、スキップ、表示速度変更、シナリオジャンプモード、
TIPS閲覧、サウンドモード、ミニゲームなどがあり、
セーブデータは18個まで保存可能です。

 

あらすじ

昭和58年初夏。

例年よりも暑さの訪れの早い今年の6月は、

昼にはセミの、夕暮れにはひぐらしの合唱を楽しませてくれた。



××県鹿骨市。県境にある寒村、雛見沢村。

人口2千に満たないこの村で。それは毎年起こる。




雛見沢村連続怪死事件(1979年〜1983年)




毎年6月の決まった日に、1人が死に、1人が消える怪奇。

巨大ダム計画を巡る闘争から紡がれる死の連鎖。

昭和中期に隠蔽された怪事件が、蘇る。

陰謀か。偶然か。それとも祟りか。



いるはずの人間が、いない。

いないはずの人間が、いる。



昨夜出会った人間が、生きていない。

そして今いる人間が、生きていない。




惨劇は不可避か。屈する他ないのか。

でも屈するな。



君にしか、立ち向かえない。

(サークルHPより)

 

この作品について

説明不要でしょうか。
プレイした人を恐怖と思考の迷路に叩き込んだ傑作です。
なによりも素晴らしいのは考え込まれ、練り込まれた演出です。
音と立ち絵と背景と文章、それに間。
それら相乗効果でこの上なく心を揺り動かされます。

もちろん、ひぐらしのなく頃に解も面白い&続きがとても気になります。

 

 

作品

ひぐらしのなく頃に解

概要

ジャンル

オリジナル/ノベルゲーム

発売年月

2006/8

価格

2000円

年齢制限

なし

特徴

演出、解答、団結

長編ノベルゲームで選択肢はなし、パッケージはCDケースです。
バックログ、スキップ、表示速度変更、シナリオジャンプモード、
TIPS閲覧、サウンドモードなどがあり、
セーブデータは18個まで保存可能です。

 

あらすじ

昭和58年初夏。

例年よりも暑さの訪れの早い今年の6月は、

昼にはセミの、夕暮れにはひぐらしの合唱を楽しませてくれた。



××県鹿骨市。県境にある寒村、雛見沢村。

人口2千に満たないこの村で。それは毎年起こる。




雛見沢村連続怪死事件(1979年〜1983年)




毎年6月の決まった日に、1人が死に、1人が消える怪奇。

巨大ダム計画を巡る闘争から紡がれる死の連鎖。

昭和中期に隠蔽された怪事件が、蘇る。

陰謀か。偶然か。それとも祟りか。



いるはずの人間が、いない。

いないはずの人間が、いる。



昨夜出会った人間が、生きていない。

そして今いる人間が、生きていない。




惨劇は不可避か。屈する他ないのか。

でも屈するな。



君にしか、立ち向かえない。

(サークルHPより)

 

この作品について

作品の大枠に当たる設定や展開には納得できないところがある。
それぞれの場面における展開にも納得できないことがある。
文章表現や画像に苦笑いしてしまうこともある。

でも、熱いシーン、ドキドキするシーン、嬉しいシーン、切ないシーン…
心を打つシーンが数え切れないくらいたくさんある。

雛見沢で彼らと共に悩み、共に闘い、共に笑いあいましょう。

 

(以下ひぐらしのなく頃に奉についての文章です・2015/1/4)

ひぐらしのなく頃に奉(2500円)

「ひぐらしのなく頃に」、「ひぐらしのなく頃に 解」、「ひぐらしのなく頃に 礼」のメインシナリオ全てと、
「ひぐらしのなく頃に」の元となった「雛見沢停留所」
「ひぐらしデイブレイク」発表時の書き下ろし外伝「ひぐらしアウトブレイク」
今回書き下ろしの続編「ひぐらしアウトブレイク〜神姦し編〜」を収録。

選択肢なし、三時間半足らずで読み終わりました。修正パッチあり。
システム、音楽、絵は「ひぐらしのなく頃に」と同様。EDに歌二曲あり。

「雛見沢停留所」は脚本が元とのことで台詞とト書きで話が進んでいきます。
配役やほぼ停留所で進行しますがおおまかな真相は「ひぐらしのなく頃に」の一部と近いです。
その道のプロがなんでそんな挑発して事態を悪化させようとするの……と思ってしまう部分はありましたが、
手に汗握る緊迫感がある話でした。

「ひぐらしアウトブレイク」「ひぐらしアウトブレイク〜神姦し編〜」は
雛見沢村が突然ウイルスの蔓延で隔離されてしまうという話。
かなり強引な展開に感じてしまうところが結構ありましたが、
一番最後はなんだかんだほっとさせられる締めで、圭一やレナ達はそうでなくちゃ、と思えました。 

 

 

作品

うみねこのなく頃に

概要

ジャンル

オリジナル/ノベルゲーム

発売年月

2007/8

価格

1000円

年齢制限

なし

特徴

孤島、魔女、殺人

選択肢はなし、八時間ほどで読み終わりました。
バックログ、スキップ、表示速度変更、シナリオジャンプモード、
キャラクター紹介、TIPS閲覧、サウンドモードなどがあり、
セーブデータは40個まで保存可能です。

 

あらすじ

伊豆諸島、六軒島。
全長10kmにも及ぶこの島が、観光パンフに載ることはない。
なぜなら、大富豪の右代宮家が領有する私的な島だからである。

年に一度の親族会議のため、親族たちは島を目指していた。

議題は、余命あと僅かと宣告されている当主、金蔵の財産分割問題。

天気予報が台風の接近を伝えずとも、島には確実に暗雲が迫っていた…。


六軒島大量殺人事件(1986年10月4日〜5日)



速度の遅い台風によって、島に足止めされたのは18人。

電話も無線も故障し、隔絶された島に閉じ込められた。

彼らを襲う血も凍る連続殺人、大量殺人、猟奇の殺人。

台風が去れば船が来るだろう。警察も来てくれる。

船着場を賑わせていたうみねこたちも帰ってくる。


そうさ、警察が来れば全てを解決してくれる。

俺たちが何もしなくとも、うみねこのなく頃に、全て。













うみねこのなく頃に、ひとりでも生き残っていればね…?


貴方に期待するのは犯人探しでも推理でもない。

貴方が“私”をいつ信じてくれるのか。

ただそれだけ。


推理がしたければすればいい。

答えがあると信じて求め続けるがいい。


貴方が“魔女”を信じられるまで続く、これは永遠の拷問。

(サークルHPより)

 

この作品について

人間には不可能に思える出来事が続いて、
まず人間の仕業か?魔女の仕業か?
そして人間だとするならそのトリックは?と問いかけられます。
現時点ではほとんどの場面で魔女の仕業だという示唆がありますが、
お疲れ様会を読むと第二話ではさらに魔女の仕業だということが補強されていくようです。

システム面ではタイトル画面でもプレイ中でもセーブロード画面を出すのに
一手間余計にかかってしまうのが気になりました。

本筋とは関係ないかもしれませんが、この作品の特徴の一つとして
登場人物の名前がすごいということが挙げられます。
戦人(ばとら)、朱志香(じぇしか)、留弗夫(るどるふ)等々。
ちょっと読み進むうちに慣れてしまったので問題ないのですが、
親が女性(父親が右代宮家ではない)の子供の名前は
日本人でもおかしくはない名前というのがちょっと面白かったです。
(譲治(じょうじ)、真里亞(まりあ)。男親なのは上記の戦人と朱志香)

話はひぐらしのなく頃にのような大きな起伏はないですが、
その分じっくりと読ませるものになっていると感じました。
特に親世代の化かし合いや終盤の静かな恐怖を感じさせる場面が良かったです。

私はもう魔女に屈してその存在を肯定してしまいましたが、
それでも楽しめましたし、これからもこの物語の行く末を見届けたいと思います。

 

(以下うみねこのなく頃に episode2についての文章です・2008/1/4)

うみねこのなく頃に episode2(1500円)

選択肢なし、連続殺人幻想、八時間と四十五分ほどで読み終わりました。
システム面はEP1と変更なし。
絵や音楽ではコンサートの歌や三人目の魔女の立ち絵がインパクトありました。

今回は六軒島大量殺人事件を劇中劇として、
それを戦人と魔女ベアトリーチェが観賞しながら魔女の仕業かそうでないかを議論していきます。
六軒島大量殺人事件でもベアトリーチェは積極的に干渉してきて、
二日目以降の殺人は殺すときの描写まであります。
細部に関してはまだ魔法を否定できますが、
すべて説明できるようなものは思い浮かびませんでした。
話としてはベアトリーチェの関与が多すぎて悲劇的な部分などは薄れてしまった感がありますが、
その分ベアトリーチェの所業に圧倒されました。おすすめ

 

(以下うみねこのなく頃に episode3についての文章です・2008/9/2)

うみねこのなく頃に episode3(1500円)

選択肢なし、連続殺人幻想、九時間と十五分ほどで読み終わりました。
システム面はEP1から変更なし。
絵や音楽では立ち絵の表情のいくつかにぞっとする豹変がありました。

今回もEP2と同じように舞台の外から魔女の仕業かそうでないかを議論していきます。
(以下ネタバレ)
魔法でバンバン闘ったりするところはあまりに突き抜けすぎててポカーンとなってしまったのですが、
碑文の謎を解いて金塊を発見する場面での高揚感はひしひしと伝わってきました。
と同時にこれで終わるわけがないとビクビク。
なのに終盤はベアトのいままでの所業は知りつつも信じきってしまいました。
そして弱みを見せたベアト可愛い→朱志香守るベアト熱い
→お互いを認め合ってこれからさらに面白くなりそうだ、
と思った末にひっくり返されて呆然。
ここでのワルギリアの豹変怖かったです。

しかし縁寿の現金を露払いにバラ撒く悪癖ってどこの成金様ですか。
終盤の目まぐるしい展開からのスタッフロールという流れに目が離せませんでした。
次回以降も楽しみです。
おすすめ

 

(以下うみねこのなく頃に episode4についての文章です・2009/1/6)

うみねこのなく頃に Episode4(2500円)

選択肢なし、連続殺人幻想、十二時間と四十五分ほどで読み終わりました。
システム面はEP1から変更なし。
(ネタバレ反転)
ベルンカステル卿の最後の顔は見たくなかったなぁ。それだけにインパクトありましたが。
戦人のトンデモ推理にそれでいいのかと思っているところを
期待通りにぶった切ってくれる????にはそりゃそうだと思いました。
私はだぁれ?には戦人と同じように偶然の事故とか、トラップとかしか思い浮かびませんが。
というか死因がわからないのでなんとでも言えます。

気になったのはスタッフロールで1998年の縁寿が死んでて霞が死んでないとされていること。
六軒島での対峙があってその結果ということは魔法は妄想だったということなのでしょうか


今回に限ったことではありませんが、よくこんなに後出ししてくるなと思います。
好き勝手というか批判を承知でというか、どの同人ソフトよりも尖ってます。
そこについていけない部分もあれば、すごいと思う部分もあり。
物語としては後半のテストや脱出あたりにドキドキしましたが、
全体としてEP3ほどには面白いと思えませんでした。

 

(以下うみねこのなく頃に散についての文章です・2009/12/17)

うみねこのなく頃に散(ショップ価格1750円)

選択肢なし、連続殺人幻想、八時間半ほどで読み終わりました。
「うみねこのなく頃に」の解答編その一。
システム面は「うみねこのなく頃に」EP1から変更なし。
OPムービーと、OP歌、挿入歌、ED歌は一新されています。

今回から本格的に謎が明かされていくのですが、
早い時点で推理を諦めた私のような相手には耳が痛いこともありましたが、
それでも、これは解けないよ……と思いました。
あと推理合戦が悪あがきと赤使用ばっかりであんまり美しくないのも気になるところです。
推理以外の部分では面子に縛られる親族達の言動や戦人の熱さなど、
登場人物はそれぞれ魅力がありますし、場面ごとの出来事はとても面白いのですが……

 

(以下うみねこのなく頃に散 Episode6についての文章です・2010/1/30)

うみねこのなく頃に散 Episode6(ショップ価格1750円)

選択肢なし、連続殺人幻想、九時間ほどで読み終わりました。
「うみねこのなく頃に」の解答編その二。
システム面は「うみねこのなく頃に」EP1から変更なし。
OPムービーと、OP歌、挿入歌、ED歌あり。

今回も後出しと言葉遊びが多いのと、ヱリカの詰めが甘すぎるのがちょっと。
ただ密室トリックの解答が美しいものだったのならば拍手喝采したいところですが。
それにヱリカの罠やラムダデルタの一挙手一投足の演出は手に汗握りました。
あと、本編の一番最後の台詞が気になります。じゃあ誰がいないのでしょうか……
(以下ネタバレ反転)
ヱリカがそもそも生きていなかった、というのがTipsを見るかぎり一番ありそうです。
あそこまでやりたい放題しておいていなかったというのも……ですが。
となるとEP3〜4の流れが正史であとは創作ということなのでしょうか。

 

 

(以下うみねこのなく頃に散 Episode7についての文章です・2010/11/13)

うみねこのなく頃に散 Episode7(ショップ価格1785円)

選択肢なし、連続殺人幻想、十時間と少しで読み終わりました。
「うみねこのなく頃に」の解答編その三。
システム面は「うみねこのなく頃に」EP1から変更なし。
OPムービーと、OP歌、ED歌あり。

なんというか、謎の部分はいままで真面目に推理してきた人だけが楽しめるんだろうなぁと思いました。
途中で推理放棄した身としては簡潔に述べられてもなんのことやらです。
とはいえ、個々の出来事はどのシーンも緊張感があって楽しめました。
特に10トン黄金を目にしたときの心理状態が真に迫っていました。

最後の宣言を受けて、最終話がどうなるのかも気になる所です。

 

(以下うみねこのなく頃に散 Episode8についての文章です・2011/3/16)

うみねこのなく頃に散 Episode8(ショップ価格1750円)

選択肢あり、連続殺人幻想、十時間と少しで読み終わりました。
「うみねこのなく頃に」の解答編その四。
システム面は「うみねこのなく頃に」EP1から変更なし。
挿入歌、ED歌あり。

今回でおしまい、なのですが、今までの密室殺人とかのトリックの説明はなし
……いえ、今回の謎の解答が応用できるのでしょうか?
紗音陰謀説とか特に根拠なく不正解としているような気もしますが……
そんなわけで相変わらずどこまでが現実でどこからが妄想なのかはっきりせずにもやもやしますが、
最初のスタッフロール前の演出はとても美しくていいなと思えました。

 

(以下うみねこのなく頃に翼についての文章です・2011/3/17)

うみねこのなく頃に翼(1000円)

「うみねこのなく頃に」のイベントなどで頒布された小冊子をゲーム化した作品とのこと。
一五の話とあとがきが収録されています。

選択肢あり、五時間足らずで読み終わりました。
システムや音楽、絵は本編と同様。

全くないわけではありませんが本編に比べ凄惨なシーンなどは少なく、
明るい話が多いですが、その中にもひねくれた(褒め言葉)ものがあったりします。
一五話中三話だけではありますがバレンタイン&ホワイトデーネタの印象が強かったです。
お気に入りなのは煉獄の七姉妹がそれぞれ誰かにチョコをあげようとする「Story9 七姉妹のバレンタイン」と、
ベルンカステルが怪しいお茶会の誘いをうける「Story12 だれのおちゃかい?」
どちらも本編では恐ろしいキャラクターのコミカルな一面を見ることができて楽しめました。

 

 

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