Train
HP
サークルについて
オリジナルノベルゲームや小説などで活動されています。
作品
概要
ジャンル |
オリジナル/ノベルゲーム |
発売予定 |
2006/夏 |
予定価格 |
? |
年齢制限 |
なし |
特徴 |
朝顔、オミカイさん、夏 |
2005/8時点の体験版では、バックログ、スキップなどがあり、
セーブデータは9個まで保存可能です。
あらすじ
優しかった祖母が死んでから、私は毎年決まった時期に朝顔を持って昔住んでいた土地を訪れる。
大学三年の夏も同じように訪れたその地で、私は一人の少女と出会った。
たった半日の出来事。そして別離。
一年後、私はその少女に会うため、再びその地を訪れる。
暑い夜には、オミカイさんがあらわれる。
(一部本文より)
この作品について
背景と文章のみで絵や音は全くないのですが、良いです。
プロローグと本編少しといった構成で、
プロローグだけでも一つの短編としてとても綺麗にまとまっています。
夏の暑さ、緑の濃さ、流れる汗、元気な少女、特別な夜…
それらの表現が素晴らしいです。
課題は絵、音も含めた演出面やプレイしやすさ。
絵がつくのかどうかわかりませんが、少なくとも音楽は追加されるようです。
そのあたりの出来は未知数ながら、完成をとても楽しみにしています。
(ここより2008年冬コミ頒布体験版の感想です・2009/1/8)
かきしこきし 体験版
――そこにはねぇ。
御魅怪さんがおるんだよ。
汗が止まらない暑い日に現れる。
こんな夜には、オミカイさんが現れる……
毎年足を運んでいる、かつて住んでいた町。
この地には昔から一つの御伽噺が伝わっていた。
神宮神社に関係するものか、はたまた子供に注意を促す為に昔の人が作り上げたものか。
――あるいは、本当にいたのだろうか。
それは人の姿をしていたり、何かしらの動物の姿をしていたり、または誰もが恐れ戦く鬼の姿をしていたり、誰も真実の姿を知らない。
自然が溢れるこの地でひっそりと伝わる一つの伝説。
そんなことをふと思い出しながら、私は今年も行燈作りの朝顔を片手に、この地へ訪れた。
ただ、祖父母達と暮らしていたこの町を懐かしむ為に運んだこの足が。
その年を以て違う意味へ変わることを、その時の私は知らずにいた――――
(サークルHPより)
選択肢なし、夏、御伽噺、朝顔、五十分ほどで読み終わりました。
以前の体験版になかった絵、音楽が付きました。
システム面ではメニュー画面を出すと音楽が途切れてしまうのがやや気になりました。
また立ち絵の切り替えが若干遅めです。ただし左クリックでウエイト省略可。
絵は可愛らしい絵柄で好感が持てます。背景は写真にきつめの処理。
音楽はフリー素材で良い曲が使われていますが、
冒頭の駅前のシーンや屋台のシーンで合っていないように感じられました。
この体験版ではプロローグを読むことができます。
以前の体験版と同じ話なのですがあらためて読んでも正味半日にも満たない期間なのに、
ゆったりと流れる時間が感じられ、以前書いたように一つの短編としても素晴らしい話でした。
それに汗を浮かべて笑う女子中学生とか無敵すぎます。
本編はおそらくプロローグから一年後の話。それがどんな結末を迎えるのか、期待しています。