コミックマーケット107感想リスト

同人ソフト(ノベル系)は基本的に全て、
それ以外は感想が思い浮かんだもの限定です。

基本的に同人ソフト(ノベル系)はプレイ順です。
それ以外はサークル名順です。
ただしおすすめ、期待作品は連続しないようにしているので前後することはあります。また、時間がかかりそうな作品は読むのをある程度後回しにします。時間がかからなそうな作品は先に読んだりもします。

女性向の作品は、乙女=女主人公で相手キャラの全員もしくは多くが男、
BL=男主人公で相手キャラの全員もしくは多くが男(年齢不問)、としています。
作品が女性向かどうかは基本的にサークルさんの自己申告です。

値段は入手時のものです。場合によっては異なる可能性があります。

同人ソフト
完成版  体験版・連作  番外編・その他

 

 

 

(同人ソフト完成版)

沈黙の形 ver1.00/人工心象(300円)

アキは言えなかった言葉が黒い影となって見えた。
幼いころの後悔から、彼はその影に恐怖し、避けながら大学生となった。
ある日、図書館で同じ影が見えるリタという女性と出会う。彼女は影に対し、アキと異なる見方をしていたのだった。


選択肢なし、言葉、沈黙、一時間ほどで読み終わりました。
システムは文章表示速度が遅めで変更できないことがやや不便でした。
音楽は終盤が劇的なもので印象に残りました。
絵は背景のみ。
雨の場面でも晴れた背景だったことが気になりました。

言えなかった言葉が影になって見える主人公が、
同じように、けれど異なる印象に影が見えているリタと出会い、親しくなっていきます。
序盤は影を避けて過ごす主人公の恐怖と鬱屈を、
中盤は影を大切に扱うリタの温かさを感じられました。
また、影への恐怖から消極的に過ごしていた主人公が、
終盤、良くないことを言ってしまった後、
自分から動いて、自分から言葉に出して取り戻そうとした変化が嬉しかったです。

過去の作品感想:I AM灰に咲く
(2026/1/2)

 

ギャルなメイドは残業したくない! Ver 1.0(18禁)/七夕プラネット(1500円)

大学生の大河原直人は一人暮らしを始めるも家事ができず、親からハウスメイドを雇われる。
やってきたのは同じ大学の顔見知り、桐木莉子(きりき りこ)だった。
住み込みでお世話をしてもらう中、二人は段々と親しくなってゆく。


選択肢あり、恋愛、メイド、ボイスあり、四十五分ほどで読み終わりました。
システムは特に不便な箇所なし。
音楽は話と同様に温かみのある曲が多かったです。
絵は莉子の目元のほくろが色っぽかったです。

同世代のメイドと一つ屋根の下で暮らしていきます。
エンディングは二種類。
せっかく同じ大学で顔見知りなので、メイドとして会う前の大学での莉子も描かれていたらより興奮……
いえ、親しみが湧いたのでは、と思ってしまいました。
ですが、順調に仲良くなって、最後まで仲良くて、最後まで心安らかに読み進めることができました。
唯一中盤まで読み終えてもメイド服エッチが無くて不安になりましたが……しっかりありました!!

過去の作品感想:デザイアフラワーズ
(2026/1/6)

 

グリーンベルの花言葉2/虹猫(1000円)

峰岸ティアと紆余曲折の末、友達となった主人公。
二人に委員長の愛理(あいり)が話しかけてくる。
彼女には一つの目的があった。


選択肢なし、百合、サスペンス、四十五分ほどで読み終わりました。
「グリーンベルの花言葉」の感想はこちら
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵は委員長が常に不穏でした。
一枚絵は四枚+差分。

「グリーンベルの花言葉」の続編。
ティアと主人公にあいりが関わってきます。
前作に引き続きな結末となっていて、それなのに当たりが強すぎる……
もっとあまとろ展開を望まないなんてマゾなのか……と思いました。
まあそれは全部返ってくるのですが。
また、全体を通して主人公が理不尽な目に遭うものの、
主人公自身もちょっとずれていてシリアスな可笑しさがありました。

過去の作品感想:
お願いします。パンツを見せてください未来・らい・らい、Delete(百合編紫陽花・蒲公英編)、熱血番長七芒星の魔法陣1人殺すのも2人殺すのも同じことだと思うから 13月編NO・I・A・NA死者20億2人殺すのも3人殺すのも同じことだと思うからRトRパンツの神様グリーンベルの花言葉ノーパンしゃぶしゃぶ蒼猫
(2026/1/8)

 

おきつねリノベーションつきの(18禁)/花を吐く抄女(100円)
+ドラマCD

村人の飲み会と称した会議に毎月巻き込まれている役場職員の鳥海 晴人は、帰り道に張り紙を見つける。
そこには古書屋がリノベーションオープンし先着キャンペーンを行っていると書かれていた。
訪れてみると狐耳で豊満な女性店員「つきの」がいて、購入特典として濃厚なエロサービスをされるのだった。


選択肢なし、狐耳、コメディ、ボイスあり、一時間十五分ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵はイメージイラスト以外は背景のみ。

やけに高い古本を買うと、狐耳店員が性的なサービスをしてくる店に主人公が何度も通います。
過去の「おきつね」では狐娘さんが積極的すぎるほどに積極的で、主人公は強制的に巻き込まれることが多かったですが、
今回はつきのが(性的サービス以外は)塩対応で、
主人公は自分から店を訪れるので何かいつもと異なる事情が……? とちょっと思いましたが、
Hシーンでのあまりの積極的っぷりに、つきのもだいぶヤバい人なのだなとすぐに悟りました。
性的サービスにも、本の内容にも流されやすい主人公と……お似合いだと思います!!

過去の作品感想:
死狐様挽歌の候、如何お過ごしでしょうか早瀬に案山子は黄昏の姉妹、終末のマリアージュ八目鰻黄昏の姉妹、終末のラジオ一子、二狐とも、巫女との狸菓子狐憑き傾城狐の嫁入りなこそ箱入り娘のてるみどぉるやんでれさんのすゝめあそびめヱロゲに花束をカムガカリ、子狐丸宗近ワルキューレに口づけをお狸様で爆乳まみれin雌狸様に酒池肉林遙か異空の鎮守狐火王子の狸とカツ丼とそも、お狐様に夜這われて!。ぱんぱにえれ佐藤と鈴木と田中、ときどき山本狐日和に格子を覗けば、廓に狸と寝入りましょう。彼女は散乱している『お狐様はショコラピストルでジプシーダンスをグーテンターク(仮)』レディオお狐様は極太がお好き!メロンソーダちゃんの秘め事徒咲く乙女の決闘状 〜ラブレター〜ごふよう据え膳、捨て狐様!お姫様のスカートの中の秘密の……世界は彼女と彼女の一人だけお狐様の参拝繁盛講座エロゲ ツ・クーレおきつねリラクゼーション・ゆきの砂漠のステラン悪の組織に潜入して捕まったお狐忍者ルビーニさんカモフラージュ・マザーサービス愛と乙女と焼きそばパン
(2026/1/12)

 

無能/F.T.W.(500円)(DL版の購入はこちら)

紫 名渡(むらさき なと)はクラスメイトの伊鳥 去(いとり さり)と共に、事故が多発している場所を訪れる。
そこで体の自由が利かなくなり、危うく轢かれそうになった名渡。
去は「キャリア」の能力が原因だと告げ、能力者のもとへ赴くのだった。


選択肢なし、異能、百合、ボイスあり、一時間と少しで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵はイメージイラストが不気味で印象的でした。

推し活ファナティック」と同じかもしれない、異能が発現する可能性がある感染症の存在する世界が舞台。
時間が飛んだり、少ししか出番のない重要そうな登場人物がいたりして煙に巻かれる部分が多かったです。
良くないこともさらりとやってのける去が格好良くて、それだけに中盤の展開にはびっくりしました。
また、一つの事件に決着は付くものの、バッドエンドともハッピーエンドともいえない
宙ぶらりんなおさまりの悪さがある結末が印象的でした。
続きはあるのでしょうか……?

過去の作品感想:黒白痴死埋葬柘榴草紙サンダガ!!狂痛忌死埋葬 -U-死埋葬 -V-『    』On the day,somedayそして彼女は、私が書いた手紙を丁寧にしまった。蝉と黒ギャル推し活ファナティックずっととおくえルートゼロ
(2026/1/14)

 

カタネガイ ver1.01/インテグラル(1500円/DL販売1100円)(DL版の購入はこちら)

南成唖(みなみ せいあ)は両親の死を知り、アルビノで病弱な妹の凪(なぎ)を連れて故郷の村に戻った。
しかし村は住む人がほとんどいなくなり、記憶とは異なる姿となっていた。
それでも凪と暮らしていたが、凪の体調が悪化する。藁にもすがる思いで赴いた神社で、成唖は夜実(やみ)という女性と出会う。


選択肢あり、兄妹、伝奇、ボイスあり、修正パッチあり、一時間十五分ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
OPにムービーと歌あり。EDに歌あり。EDの歌に物語のいい余韻がありました。
絵はとても綺麗です……が、夜実の衣装が破廉恥にもほどがありました!
一枚絵は二十二枚+差分。

妹を助けるために人ならざるモノの力を借りることになります。
エンディングは二種類。
Hシーンが五個と豊富でした。
とんとん拍子に話が進んでいくため、物足りなさを覚える部分もありますが、
終盤で夜実の気持ちが明かされる場面や、妹を心配する主人公など、
思いの強さを感じられる場面が随所にありました。
エンディングは断然下エンドを推します!
二人より三人、それも、みんな幸せならば、これ以上のことはありません。

過去の作品感想:ヒヨドリバナの初恋
(2026/1/16)

 

CRACK LACK GOODLUCK/ひまわり組(3000円)(DL版の購入はこちら)

おすすめ
(2026/1/22)

 

大安戦旗/さばねくすと(500円)

中原を支配する大安帝国に限りが見え始めた時代。
各地を放浪していた軍師、永 子渺(えい しびょう)は皇帝の第三皇子で楚国を治める幼馴染、蒼 弘麟(そう こうりん)と再会する。
それをきっかけに、安の全土を巻き込む騒乱と陰謀に関わることになるのだった。


分岐なし、中華ファンタジー、SRPG、十八時間ほどで終わりました。
システムはSRPG STUDIO製。
音楽は特に合わないような箇所なし。
絵は登場人物が多く、人種・民族バリエーションも豊富でした。
ただ、マップグラフィックの都合とは思いますが、武装どころか馬に乗って皇宮で会議するのはいいのか……? と思いました。

古代中国のような架空の帝国が舞台で魔法も存在する中、皇子を補佐して戦乱を乗り越えていきます。
登場人物が多く、大部分が中国っぽい名前のため誰がどんな立場かなかなか覚えられませんでした……。
また、誤字や画像指定ミスなどが見られました。

SRPGパートは前半は易しめ、後半もボスの耐久は弱めですが、
後半体力や防御が低い登場人物はモブの一撃でさえやられることも多く、
前に出さないようにする立ち回りが求められました(もしくはそもそも出撃させない、あるいはやられても次ステージで復活するので諦める)。
ほとんどのステージで主人公がやられるとゲームオーバーですが、
主人公は硬い上にドレイン持ちなので、ガンガン前に出てもほとんど危なげなかったです。軍師とは……。
スキルで特定の武器種無効があるので、守備が高いキャラに魔法系無効スキルを取得させるのも強力でした。

ストーリーは帝国全土やその周辺を舞台に方術や魔術も絡めた物語で壮大でした。
一番暗躍していた登場人物の退場があっさり過ぎて、こんな奴にずっと……と思ったりもしましたが、
親しくなった登場人物でも次々と死んでいく容赦のなさもありました。
中国の歴史からすると、皇帝以外の皇族に国を任せると碌なことにならないので最初から嫌な予感しかしませんでしたが……!

過去の作品感想:有機戦機朧月夜に言の葉を
(2026/1/26)

 

「夜渡り Ver. 1.1」+「ある夏の夢物語 Ver. 1.0」/MCC東日本Zero(セットで1000円)

夜渡り Ver. 1.1

はいねちゃんはSNSインフルエンサーひもりちゃんとして可愛いを振りまいていた。
プロははいねちゃんの彼女にして、ひもりちゃんのプロデューサー。
明るいひもりちゃんとは裏腹、はいねちゃん自身は情緒不安定で、ネガティブで、ワガママ。
待ち合わせに遅刻してしまったプロは、埋め合わせにはいねちゃんから寄り道を持ち掛けられる。


選択肢あり、散歩、修正パッチあり、一時間十五分ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵は不安定ながらプロを信頼する表情をしてくれるはいねちゃんが可愛かったです。
背景は実在する都内の駅周辺。一枚絵は四枚。

繊細な彼女の家まで、二人で駅から帰ります。
序盤で帰る道をどちらにするか選び、それによって道中の景色や会話の内容が変わりますが、
最終的なエンディングはどちらの道を選んでもはいねちゃんエンドかひもりちゃんエンドになります。
面倒くさい所がたくさんありつつもプロのことを大好きで信頼や嬉しそうな顔をしてくれるはいねちゃんが可愛い……ですが、
あくまで第三者としてみているので、実際にプロの立場になったら手に負えないな……とも思えます。
あとインフルエンサーってたいへんだなあ僕にはとてもできない、とも。
そんな苦労話も語られながら不安定なところを見せながらも、
深夜の静かな街を歩く二人の間には温かさがあって、ちょっとはらはらしつつもそれ以上に心地よく読むことができる作品でした。

ある夏の夢物語 Ver. 1.0

メイドの鉄笑莉香(くろがね えりか)は仕えるお嬢様、あかり達に引っ張られるように海水浴へと向かう。
水着も用意されて準備万端。観念して海で過ごすのだった。


選択肢なし、主従、姉妹、四十五分ほどで読み終わりました。
「愛されメイドはアイを知る」の感想はこちら
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵はみんな水着を着てくれて眼福でした。

「愛されメイドはアイを知る」のファンディスク。本編より後の話。
本編でいろいろあった末のご褒美という感じで、
ちょっと過去を振り返りながらも平穏で賑やかな日々を送ります。
全編通じてではありますが、特に最後、お互いがお互いを愛して、愛されていることが伝わってきました。

過去の作品感想:〇い世界とわからずや愛されメイドはアイを知る〇い世界と廻る羽根隠り世青い夏と黒い猫 〜Blue Summer Black Cat〜MCCファンディスク 〜その1〜雨時々…就活しなくちゃダメですか?
(2026/1/28)

 

生命の栞 ver.1.00(12推)/みやこそふと(1500円)

雨が降り続く世界で目覚め、謎の少女が住む図書館で暮らすことになった主人公は、
記憶がなく、「ユウ」という名前だけしか覚えていなかった。
主人公は記憶を取り戻すために図書館内を探索するが、謎の少女は不機嫌そうにその行動を制限しようとしてくるのだった。


選択肢あり、記憶、現代ファンタジー、四時間半ほどで読み終わりました。
体験版の感想はこちら
システムは特に不便な箇所なし。
音楽はゆるやかでちょっと暗い曲調が変化の乏しい世界観と合っていました。
OPムービーあり、第二OPにムービーと歌あり、EDに歌あり。
第二OPがYouTubeで公開されているものと基本同じながら、
作中で流れる時は本編の秘密がしっかり入っていてその差異になんというか……優越感を覚えました。
エンディングの歌も結末に相応しい余韻がありました。
絵は謎の少女の不健康そうで不機嫌そうな表情にゾクゾクさせられます。
一枚絵は八枚+差分。

雨が降り続く世界を繰り返して失われた記憶を探すとともに、謎の少女とも関わっていきます。
エンディングは四種類。
主人公が結構ポンコツ……ではあるものの、本来の彼女を知るとしっかりしすぎているくらいで、
ポンコツ部分に愛嬌として好感を抱くと共に、しっかりせざるを得なかった境遇が悲しかったです。
謎の少女も、不機嫌そうに見つめられるのが癖になると共に、そうなるまでを思うと悲しいです。

スタッフロールが流れる方の結末は、主人公と謎の少女の状況がまだ最悪ではないからできた選択だと思ってしまう部分がありますが、
それ以上に、二人にとって重大で、悩み、苦しんでいて、そして思い合っていると伝わってきました。
特に終盤は、もう一つの選択をした結末も含めて
二人の言葉一つ一つが気持ちのこもった心からの言葉だと感じられます。
閉塞感のある世界で苦しみや後悔を見続けた先の温かさ、思いやりに胸がいっぱいになる作品でした。

過去の作品感想:電子カルテと木曜日
(2026/2/1)

 

エンヘヴン/para/philia(100円)
(こんな世界に天使はいますか? のみ収録)


高校生の主人公は学校になじめずに過ごしていた。
学校をさぼって訪れた公園で、小学生くらいの少女と出会う。
彼は少女に目を奪われ、彼女のことしか考えられなくなっていくのだった。


選択肢なし、鬱屈、二十分ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵は背景のみ。

三つの物語を収録予定でしたが、「こんな世界に天使はいますか?」のみ収録となったとのこと。
生きにくさを抱えた主人公が幼い少女に執着するようになります。
主人公が少女を何度か自分の部屋に案内して……そこで何をしているのかが語られません。
何をしているのかによって良い方にも、悪い方にも解釈できるラストでした。
私は悪い方に読んでいました。良く思うには不穏な要素が多すぎる……!

過去の作品感想:不完全なるこの世界幼い二人にこの世界は似合わない
(2026/2/5)

 

私とAIの終末逃避行/philia900円

突然の海面上昇で世界は海に沈んだ。
偶然免れた「私」はモーターボートのAI「イヌカキ」と出会い、ボートの持ち主を探す約束をする。
しかしなかなか人間は見つからないまま、旅は続いていくのだった。


選択肢なし、終末、近未来SF、一時間足らずで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵はAIの感情表現やアイコンに個性を感じられました。
主人公のお風呂サービスシーンもあり。

海に沈んだ世界を主人公とモーターボートのAIイヌカキが旅していきます。
最後、明確に目標を達成するための情報が判明した所で終わるので、お預けを食らう読後感でした。
これからも旅は続くエンドなら心穏やかにいられるのに……!
海に沈んだ直後ということで人類は死に立てほやほやながら、直接的に凄惨な場面はほぼありません(ないわけではない)が、
主人公はもちろん、様々なAIの悩みが描かれていることが特徴的。
主人公との関わり方もAIごとに異なり、
特に取り乱したり、取り繕ったりしながらもすました言動をするイヌカキとの会話が心地良かったです。

過去の作品感想:Pure Culture Rose御伽の国の彼方へ Episode1たりない天使さま自殺に向かない展望台
(2026/2/7)

 

アクマで剥いだ天使の死翼(18禁)/凸凹ぱわーず(1500円)

高校生の天童カケルのもとへ、死んだはずの姉、ツバサが堕天使となって帰ってきた。
なんでも、悪魔が地球を滅ぼすらしい。
カケルは街を、知り合った人達を守るため、ツバサに協力するのだった。


選択肢なし、青春、現代ファンタジー、三時間四十五分ほどで読み終わりました。
システムは特に不便な箇所なし。
音楽は挿入歌二曲がクライマックスで入るので盛り上がりました。
絵は幼馴染、明星ともりの明るい顔も憂い顔も好き! ってなりました(個人的贔屓)。
動きのある演出も豊富。

カケルが堕天使になった姉のツバサと世界を救おうとする中で、
幼馴染、明星ともり、お金持ちの家に生まれた紫月シズク、街中に絵を描いている式黒コハク、育ての親、殻巣と関わっていきます。
全六話で、どの話でも壮大な危機が訪れて解決、というダイナミックな展開で勢いたっぷりでしたが、
その分、人間関係や内面の葛藤はさくっと良い方に変化することが多くて、そんなに単純かなあと思ってしまう部分もありました。
特にともりと最初に行為に及んでおきながら、他のヒロインとの場面で一切葛藤しないのがともり好きとして許せません!
ですがそれだけともりが健気で可愛い! です。
また特に、第一話のツバサが堕天使として地上に初めて訪れる場面からの一話ラストまでの展開が引き込まれるものでいい掴みでしたし、
各話、主人公の意地と根性で事態を解決する場面も、主人公ができるならそうなんだろう、と思える力強さにあふれていました。

過去の作品感想:天のゆくるるアイは義妹のようになろう
(2026/2/9)

 

梵天世界の壊し方/MUGnet(1000円)

数年前に両親が亡くなって以来たらい回しにされ、その末に逃げ出した子玉 天(こだま そら)は
辿り着いた堺村という場所で生地 梵(いきぢ そよぎ)という少女と出会う。
梵は天に、この梵天世界の壊し方を探していると告げるのだった。


選択肢あり、神様、ボーイミーツガール、三時間半ほどで読み終わりました。
システムは特に不便な箇所なし。
音楽はそれぞれの場面に合っていて、特にED歌のインストが流れる場面が盛り上がりました。
絵は立ち絵の服装が変わらないまま着替えた描写があったり、
話の場所や時間と背景が合っていない箇所が見受けられて話に集中しきれない箇所がありました。
一枚絵は荒々しくも印象的なものが多かったです。
あと立ち絵で梵の脚のアップがとても多いのは何故なのでしょうか……天の趣味?(修正済みとのこと)
一枚絵は十枚+差分。

天が梵と出会って村で暮らす中で、村の秘密が明らかになっていきます。
エンディングは二種類。
死者もたくさん出るような内容の中で、天と梵の内面を中心に描かれていきます。
下ルートで上ルートに関わる展開があり、先に下ルートから読んでいればもっと感慨深かったのではと思う部分がありましたが、
時には厳しく、けれど温かい村での時間が描かれていることで、
最初は世界を嫌うばかりだった天が、梵や村の人々と過ごしていく中で変わっていくという過程を自然に感じられました。
それだけに終盤はつらい気持ちになりましたが……。
また、基本ダウナーながら重要な場面では感情を露わにしてくれる梵に、彼女と一緒に居たいと思えましたし、
迷ったり反発したりしながらも最後は真っ直ぐに行動する天にも好感を抱きました。

過去の作品感想:Journey to die
(2026/2/11)

 

ヤンデレタコちゃん狂想曲/しおねこむしスタジオ(700円/DL販売880円)(DL版の購入はこちら)

「あなた」が目を覚ますと見知らぬ場所にいて、傍らにはタコちゃんという女の子がいた。
タコちゃんはあなたのことを愛していて、愛情表現はちょっと過激。
そして彼女には、タコの脚があった。


選択肢あり、ヤンデレ、人外、一時間ほどで読み終わりました。
システムは一行ずつクリックする必要があり、さらに時折文章途中でも改行されてクリックが必要なことがやや不便でした。
音楽は特に合わないような箇所なし。
絵はタコちゃんが可愛くて、酷い目に遭いながらも度々目を奪われる主人公に同意できます。
特に水着が似合ってました!
クリア後におまけやCG鑑賞がないのが残念……。

主人公がタコちゃんに殺されるも、何故か無事で謎の少年からタコちゃんを殺すように言われます。
エンディングは一種類+バッドエンド複数。
ラストで明かされる舞台設定によって、タコちゃんの妖しい魅力が半減してしまったと感じる部分はありましたが、
そう思うほどに、愛が深くて、愛がずれていて、倒すべき壁であると同時に甘やかしてくれる相手であるタコちゃんが良いキャラクターです。
そんなタコちゃんを殺すための方法も程よいヒントで推測できましたし、
様々なシチュエーションで恐怖したり、こんな関係もいいかもと思えたり、タコちゃんとの時間に一喜一憂できました。
(2026/2/12)

 

DONARE/篠山(1000円/フリー版あり)

手術をしても全員が死亡してしまう奇病に罹り、入院しているツバサ。
明後日に手術を控え、お見舞いに来てくれる友人の哀川さえも羨み、当たり散らしていた。
手術前日。死を目前にしたツバサはどんな行動をするのだろうか。


選択肢あり、終活サイコノベルとのこと、一時間半ほどで読み終わりました。
システムはスキップやオートモードがないこと、過去のエピソードはセーブやバックログもないことが、読み返すときにやや不便でした。
音楽は特に合わないような箇所なし。
絵は可愛らしい絵柄が様々な感情で歪むのが印象的でした。

死ぬ未来しかないツバサが最後に何かを残そうとします。
フリー版は本編のみで、有料版はツバサ、哀川、ツバサが好きなフジの過去のエピソードも読むことができます。
エンディングは四種類。
どのエンディングもハッピーエンドで、どのエンディングでもツバサは死にます。
不幸な目に遭い続けたツバサの他者をうらやむ気持ちとそれを表に出して当たり散らすさまがとことん描かれていて、
可哀想だけど……でも……と複雑な気持ちになりました。
お気に入りはエンド4。ツバサ以外の人もハッピーになって良かったです!
その意味ではエンド2もたくさんハッピーになってそうですが……。
あと過去エピソードも含めて、哀川がタイミングの良さはあるもののギリギリで二人が壊れない言動をしていて頼りがいがあるので、
より本編で報われてほしいと思えました。……あの前向きさは一番異常ですが……!
(2026/2/13)

 

お前のノベルゲームが完成しない理由2 Version 1.0/えるりんご(500円)(DL版の購入はこちら)

いままで短編ノベルゲームを制作していた池上夏都(いけがみ なつと)は長編を作ろうと思い立つ。
友人で大手同人ノベルゲーム制作者、小松冬夜(こまつ とうや)に相談するも、
「長編なんてやめとけ」と言われてしまうのだった。


選択肢なし、ゲーム制作、ハウツー、四十分ほどで読み終わりました。
「お前のノベルゲームが完成しない理由」の感想はこちら。
「ゲーム制作と青い春」の感想はこちら。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵は「ゲーム制作と青い春」と同様。

「お前のノベルゲームが完成しない理由」の続編。
「ゲーム制作と青い春」の洋子とめめも登場します(パラレルワールドかもしれませんが)。
夏都が就職した後の話なので、冬夜の性格が「ゲーム制作と青い春」の方に近くなっていて、
過剰なほどの面倒見の良さを発揮していました。
そんな中でもアドバイスの的確さは相変わらずで参考になります。
股間を蹴るのは洒落にならないのでやめてほしいですが……!

過去の作品感想:夏の終わりの雨上がり(体験版)君がいた夏(体験版)一人ぼっちの夜想曲(体験版)今日から漢!神絵師養成所神絵師養成所 -noa side-ぽんぽんランド魔王、エロ漫画を描く。お前のノベルゲームが完成しない理由ゲーム制作と青い春
(2026/2/16)

 

あなたとわたしの七日間問答/CREO(1000円)

主人公は同級生の神楽木ひなから、夏休みの夜中にお迎えが来るので待つ間、一緒に学校で話そうと言われる。
その日以降、主人公は真夜中の学校でひなから色々な話と問いかけをされるのだった。


選択肢あり、問答、現代ファンタジー、三十分ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵は教室の机一つを挟んだだけの距離の近さにドキッとしました。
ちょっとあきれたような顔をされると好きになっちゃう……!
一枚絵は差分含め十四枚。

同級生の女の子と七日間、真夜中の教室で過ごしながら、彼女から様々な問いかけをされます。
エンディングは二種類。
難しい方の結末はいい感じに終わりましたが、実際には何も解決していないので心配が先に立ってしまいました。
あと、五日目質問で、二つの問いを一回の「はい」か「いいえ」で答えさせないで! となりました。「部分的にはい」と答えたい……。
ですが、わりと最初に明かされるひなの正体とは裏腹、なかなか明かされない主人公の過去を色々と想像しつつ……、
それ以上に、夜中、同級生の女の子と二人きりで教室で会話する、という非日常にドキドキしました!

過去の作品感想:
LOOTBeHindKillerLimitedMemories〜あの日あの場所で〜こちら夕闇町 夕凪高校脇怪談部!!GreenTale瞳の中AngelVoice道しるべRougeハールート君の姿、僕の思い学園弁記Phantom-星見の丘の幻視痛-きたくぶのひととき小春日和と冬景色体験版その運命を越えて桜が咲くときまで惨狂ブレイズ-サブリミナルクライムエッジ-スカイブルー冬知らずの少女ヤンデレボリューション赫奕のエクソシストRito Fin僕たちのタイムカプセル装甲傀儡ハボックぼくとようじょの1ヵ月黒キ霧ノ世界ヲ君とペイント・ペンディング・マイハート!刺客少女と…ステンドグラスに光を灯して
(2026/2/18)

 

図書館に住まう魔女 Ver.1.5/始まりの石。惨(1000円)(DL版の購入はこちら)

魔女ルリリ・ヴァン・ベリオットは田舎町の小さな図書館に住んでいた。
館長や、姉妹の梨香と紗奈と共に図書館で働く日々。
そのとある一日。


選択肢なし、魔女、図書館、三十分と少しで読み終わりました。
システムは特に不便な箇所なし。
音楽はなし。
絵は紗奈の表情がなんだか色気ありました。一枚絵は三枚。

図書館で働くルリリの一日が描かれています。
基本的にルリリの一人称ながら、場面や視点が頻繁に飛ぶので、わかりにくさを感じる部分がありました。
図書館での一日が過ぎていく中、大きな事件が起こるわけではないものの予兆がそこかしこにあり、プロローグといった印象。
これからという所で終わってしまいます。
ですがラストシーンは過去に終わってしまった一つの物語のエピローグになっていて、過去の出来事のつらさが伝わるラストでした。
(2026/2/20)

 

Smile Remaster v1.0/Links8(1000円)(DL版の購入はこちら)

二十五歳の越智優希は同窓会で七年ぶりに故郷を訪れるが、当時好きだった藤原歩海(ふじわら あゆみ)が引きこもりになってしまったことを知る。
同窓会の最後にタイムカプセルを開けた優希は、何故か小学生の頃にタイムスリップしてしまう。
当時、何故か地域全体から排斥されていた歩海。かつては気にしていなかったその理由を調べながら、主人公は歩海の未来を変えようとするのだった。


選択肢あり、タイムスリップ、伝承、四時間ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。OPにムービーと歌あり。EDに歌あり。
絵は歩海がぎこちない笑い方の時が多くて、そうさせた周囲を許せない! と主人公と同じ気持ちになりました。
一枚絵は九枚+差分。

小学生の頃にタイムスリップして、歩海を立ち直らせようとするとともに、
大人になりくすぶっていた主人公自身も自分を見つめなおしていきます。
エンディングは二種類。
故郷の自然や、大人が小学生の視点で見た情景描写についてもっと描写してほしいと感じる部分はありましたが、
その分、人間関係や関わる人の内面が丁寧に描かれています。
序盤の歩海へのいじめは胸糞悪かったですし、幼いゆえに機微に気付けなかった過去の主人公や、
周囲に同調しなければ自分が酷い目に遭うがゆえに可能な範囲で歩海に助け船を出す人たちにも、現実を感じました。
全体を通して重苦しくはあるものの、歩海の状況に関しては序盤が一番悪くて、
以降は(主人公の気持ちを除けば)良い方向にどんどん進んでいくため、無力感ではなく手ごたえを感じながら読めました。
ラストもライムスリップを含めた伝承の非現実がありつつも現実を見据えたもので、
もっと良い結末を望みたい気持ちもありますが……それは本作ラストよりも先の未来で叶えられたと信じたいです。
(2026/2/21)

 

ぼくが夢を見るその日(15推)/暁堂(無料)

柳田宗介(やなぎだ そうすけ)は同じクラスの不良、加美山瑞希(かみやま みずき)と関わることになる。
強引な宗介を邪険にしつつも段々とほだされる瑞希。
しかし瑞希には思い出したくない過去があった。


選択肢あり、コメディ、シリアス、二時間四十五分ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵は日常やコメディとシリアスで振り幅が大きかったです。アニメーションもあり。
一枚絵は五十四枚+差分。

不良の瑞希が宗介との関わりで丸くなっていく中で、瑞希の過去に触れることになります。
エンディングは十種類。
柔道をしている宗介がめちゃくちゃ強くて、周囲が恐れる瑞希を強引に押し切る図太さがありながらも、
ちょっとした失敗でニート化してバッドエンド直行するというメンタルや体力に極端なステ振りをしていて、
なんだこいつ……と主人公ながら未知の化け物を見る目で読み進めていました。
瑞希は最初ツンケンしていながら段々と宗介やその友達初瀬洸多(はせ こうた)に気を許していくのが可愛かったですし、
コメディシーンで瑞希に親しみを感じたところでシリアスがあるため、より瑞希の苦悩が伝わってきました。
(2026/2/22)


 

 

(同人ソフト体験版・連作)

愛と心臓のセパレーション-カイルート-/Xiling Software(300円)

一部の血統のみが魔法を使える世界。
ハガクレ・カイ・アルバートは魔法使いへの差別が激しい日本から、魔法が盛んな「オルソラ」の魔法学園に留学する。
四大貴族の娘、フィア・メルケルプをはじめとしてクラスメイトと良好な関係となるカイだったが、その留学には裏の目的があった。


選択肢あり、魔法ファンタジー、陰謀、一時間三十分ほどで読み終わりました。
本編である「愛と心臓のセパレーション」第一部の感想はこちら。
「愛と心臓のセパレーション〜Wish for bloom〜」の感想はこちら。
システム、音楽、絵は第一部と同様。

「愛と心臓のセパレーション」第一部の続編。
日本でのカイの身の上が明かされつつ、オルソラでの現在も事態が大きく動きます。
「カイルート」と記載があった通り、カイだけで行動した場合の結末としては、完全に区切りがつきます。
ですが、作中でも異なる未来があるような示唆がされる通り、まだ続編はあるとのこと。
エンディングは二種類。
第一部同様、フィアやハクアを始めとしたクラスメイトが心配してくれて
その上で最後の選択肢が、どちらを選んだとしてもその時点でのカイの気持ちを全て表すものになっていて良い演出でした。
それだけに大団円とは言えない結末にしかたどり着けないのが歯がゆかったです。
この状況を何とかするためにはカイがオルソラに着いた直後に強烈な出来事があるか、
もしくはもっともっと過去から変わる必要がある気がしますが……どうなるか、続きが気になります。

過去の作品感想:春夏緑光愛と心臓のセパレーション愛と心臓のセパレーション〜Wish for bloom〜
(2026/1/10)

 

ビタースイート・メモリー/ディアソフトウェア(1000円)

高校デビューに成功しながらも隠れながらオタク趣味を楽しんでいた雨宮 流星(あまみや りゅうせい)は、
高校三年生の冬、メイド喫茶で堅物委員長の神崎 澄佳(かんざき すみか)がアルバイトしているところに出くわす。
お互いに秘密にすることを約束し、さらに流星もメイド喫茶でバイトを始め、二人の距離が縮まっていくのだった。


選択肢なし、ラブコメ、メイド喫茶、二時間ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵はみんな可愛くて、メイド服も華やかでした。
一枚絵は七枚+差分。

過去の出来事が原因で高校デビューした主人公がメイド喫茶で働きながら、澄佳と親しくなっていきます。
まだまだ過去に向き合うのもこれからというところで続きます。
舞台が大阪日本橋なこともあり、アニメ等のオマージュ多め。
主人公と澄佳の会話が、初々しくて、甘酸っぱくてキュンキュンさせられました。
同じ趣味で意気投合するところも、いいなあ……と思えます。
この先何があっても、二人は仲良くしてほしい……と願うばかりです。
(2026/1/24)

 

すずむしの森から 1すずむしの森編/ゴールドレリーフ(1000円)

平成四年、涼夢村へと引っ越してきた中学二年生の相馬守仁(そうまもりひと)は、
篠森(しのもり)ことりを始めとしたクラスメイト達と同じクラブに入り、充実した夏を過ごす。
しかし、夏休み明けに行われたお祭りの夜に起きた事件を境に、彼を取り巻く環境は一変するのだった。


選択肢なし、平成初期、因習、四時間ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵は当時のお菓子やアニメ漫画などが盛りだくさんで、
ちょっとお色気があるのも含めて平成初期を感じられました。
女の子も可愛いですが、それだけに怖い場面がより際立ちます。

引っ越し先で仲良くなった女の子たちと充実した日々を送りますが、すずむしの鳴く頃になって事件が起こります。
「1」とある通り、一応区切りはつくものの、作中の謎はほとんどわからないまま。
私は平成四年当時、ちょうど作中の登場人物に近い年齢だったので、
作中の平成初期要素はほぼ全てわかる、と嬉しくなりました。
前半はそうしたネタや、賑やかなクラブ活動を味わえました。
後半は事件が起こり、主人公は疑心暗鬼となります。
第三者視点からも結構怪しい言動を周囲がしていたり、
主人公が(単純なだけかもですが)何かを疑っても証拠がなければより疑うのではなく白認定したりと、
主人公の独り相撲ではなくしっかり暗部がありそうではありますが……
どこまでが主人公を害する意図をもっているのか、続きで確かめたいです。

過去の作品感想:さよセン(さようならセンター試験)さよセン1.5さよセン(さようならセンター試験)完結編海のほとりのアピスさん異世界だが別に転生してない
(2026/1/30)

 

(同人ソフト番外編・その他)

ぬくもりに沈む外伝 -修学旅行編-/Luciolize(500円)

修学旅行で大阪を訪れた赤松くるみと藤島ほとり。
いつもと違う環境にはしゃぐくるみ。
しかしほとりはその姿に一抹の不安を抱くのだった。


選択肢なし、百合、三十分ほどで読み終わりました。
「ぬくもりに沈む -The Warmth Meant Just for Me」の感想はこちら。
システム、音楽、絵は本編と同様。

本編の途中、二人が仲良くなってから問題が起こるまでの間のエピソード。
おねえちゃんとゆんちゃん」の二人と久々に会えて嬉しかったです。
おねえちゃんが豪快でゆんちゃんもくるみを振り回していて、強キャラでした。
そして相変わらずクラスメイトがいい人すぎます。
ほとりとくるみは、ほとりの不安が多めで、
ちょっと解消したような場面はありますが、
本編からすると本当に「ちょっと」で根本からではなかったのでしょうね……。

過去の作品感想:Lunatically Cage -Prelude版δ-あなたに言えないヒミツの望みおねえちゃんとゆんちゃんあなたに言えないヒミツの想いあなたに言えないヒミツの居場所あなたに言えないヒミツの記念日ノゾミとメグルの〇〇〇〇◇◇あなたに言えないヒミツの悪魔ぬくもりに沈む -The Warmth Meant Just for Me
(2026/1/4)

 

 

 

 

 

 

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