コミックマーケット93感想リスト

同人ソフト(ノベル系)は基本的に全て、
それ以外は感想が思い浮かんだもの限定です。

基本的に同人ソフト(ノベル系)はプレイ順(パッチ待ち作品を除き事前の期待順)です。
それ以外はサークル名順です。
ただしおすすめ、期待作品は連続しないようにしているので前後することはあります。また、時間がかかりそうな作品は読むのをある程度後回しにします。時間がかからなそうな作品は先に読んだりもします。

女性向の作品は、乙女=女主人公で相手キャラの全員もしくは多くが男、
BL=男主人公で相手キャラの全員もしくは多くが男(年齢不問)、としています。
作品が女性向かどうかは基本的にサークルさんの自己申告です。

値段は入手時のものです。場合によっては異なる可能性があります。

同人ソフト
まとめ
 完成版  体験版・連作  番外編・その他

 

コミックマーケット93同人ソフトまとめ

おすすめ同人ソフト完成版
ニルハナ/ゆにっとちーず
ハーレム双子ロリータ/夜のひつじ
らぶラバ〜LoveRubber〜/にゃんこの目

面白かった同人ソフト完成版
幽霊少女室/Meim
Spyral-tryaL/Operation:Novelty
スカイブルー/CREO
北九州人狼怪記録/ムサシノ大世界
ユリロイドブルースター/chivalry
わすれなオルガン/CAVYHOUSE

完成が楽しみな同人ソフト体験版・続き物
マミヤ/けんこうランド
セカイの果ての均衡者〜BALANCER〜/LEVEL PLUS
顔の見えない主人公/めろーかくたす

他に完成版では好きの理由」「泡風呂エクスペリエンス」「うたパコ」「今日のアコちゃん
ヤンデレボリューション」「赫奕のエクソシスト」「ハナハノアオバ」「四角い恋人」「真夜中は星づくよ
連作では「ブラザー猫〜超猫列伝」「こころ-孤独の定義-」「KATHARSiS」「Teufel Teich 〜嗟嘆の湖〜」が良いなと思いました。

(同人ソフト完成版)

あなたに言えないヒミツの望み/Luciolize(300円)

人付き合いが苦手なカヨは困っていたところを助けてくれた同じクラスのノゾミと友達になる。
一緒に出掛けたりしながら親しくなっていく二人。
しかしいつからかノゾミの様子がおかしいことが度々あり……


選択肢あり、百合、複数視点、一時間ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵は二人とも可愛らしさと危うさを感じました。一枚絵は二枚+差分。
また、立ち絵がズームされると背景もズームされるのが実際に距離を詰めたようで細かいと思いました。

最初にカヨ視点で読むかノゾミ視点で読むかを選択し、
同じ出来事をそれぞれの視点で読み進めていきます。
読み終わった後にはSDEモード(すぺしゃるデッドアイモード)が追加され、
SDEモードをONにすると全ての立ち絵で目から光が消えます。
話は片方だけの視点(私は先にカヨから)で予想したことから大きくはずれることはなかったですが、
綺麗なのに自信のないカヨが可愛くて、ノゾミが惹かれるのも仕方ない、と思えました。

過去の作品感想:Lunatically Cage -Prelude版δ-
(2018/1/6)

 

好きの理由/ぜびしゅ!(500円)

工藤悟はほとんど会話もしたことがない学園一の美少女、夏目小夜へ卒業式の日に告白した。
その結果はOK。
しかし悟はOKしてくれた理由が気になってしまい……


選択肢なし、恋愛、三十分ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵は可愛らしくて……私の好きな絵柄です!

主人公が高根の花な女の子に告白してOKされ、その理由を訝しがります。
その女の子、小夜がとにかく主人公のことを好きで、
何をしても肯定的だったり可愛らしかったりする言動をしてくれます。
ただ主人公も人の良さが伝わる言動が多く、お似合いだと思えました。
……もうちょっと自分も人に親切にしようかなあ(そしてあわよくば小夜みたいな娘と!)

過去の作品感想:俺と彼女の聖域の終わりと…
(2018/1/9)

 

狐様の参拝繁盛講座/花を吐く抄女(無料)

ド田舎のボロ社に住み着く狐の玉狐(たまこ)はあまりにお供え物やお賽銭がなく、ひもじい思いをしていた。
この現状をなんとかせねばと社が繁盛するアイデアを考え、実行してみるのだった。


選択肢なし、狐、素寒貧、三十分ほどで読み終わりました。
システムは普通に読み進める分には問題なし。
音楽は演歌調だったりロックだったりその場の空気を大げさに表現していて味がありました。
絵は背景のみ。

玉狐が意識高い改革案を出していきます。
何かが大きく変わったり大事件が起きたりというわけではありませんが、
玉狐による繁盛する青写真(妄想)の望み薄さと、
それに対して冷静にツッコミを入れる地の文との対比が可笑しい作品でした。

過去の作品感想:
死狐様挽歌の候、如何お過ごしでしょうか早瀬に案山子は黄昏の姉妹、終末のマリアージュ八目鰻黄昏の姉妹、終末のラジオ一子、二狐とも、巫女との狸菓子狐憑き傾城狐の嫁入りなこそ箱入り娘のてるみどぉるやんでれさんのすゝめあそびめヱロゲに花束をカムガカリ、子狐丸宗近ワルキューレに口づけをお狸様で爆乳まみれin雌狸様に酒池肉林遙か異空の鎮守狐火王子の狸とカツ丼とそも、お狐様に夜這われて!。ぱんぱにえれ佐藤と鈴木と田中、ときどき山本狐日和に格子を覗けば、廓に狸と寝入りましょう。彼女は散乱している『お狐様はショコラピストルでジプシーダンスをグーテンターク(仮)』レディオお狐様は極太がお好き!メロンソーダちゃんの秘め事徒咲く乙女の決闘状 〜ラブレター〜ごふよう据え膳、捨て狐様!お姫様のスカートの中の秘密の……世界は彼女と彼女の一人だけ
(2018/1/11)

 

特異点/SGソフト(100円)

大学で同期の星宮あげはに告白してこっぴどく振られて不登校になるも、それをバネに仕事で成功した晴風洋(はるかぜよう)
モテるようにもなったが過去のために恋愛をしようという気にならなくなっていた。
ある日、彼の前に金髪の少女が現れ、人生をやり直してみないかと言ってきた。


選択肢あり、恋愛、タイプスリップ、四十五分ほどで読み終わりました。
システムは文章表示速度変更がなく遅めなところがやや不便でした。
音楽は特に合わないような箇所なし。
絵はのっぺりした感じではありますが、喜怒哀楽が描かれていました。

主人公が過去に戻り、大学生活と恋愛をやり直します。
ボーナス・トラックとして金髪の少女の物語を収録。
主人公をこっぴどく振ったはずの星宮あげはがそんな性格悪い素振りを見せない所にハラハラしつつも、
何故なんだろうと興味を引かれながら読んでいくことができました。
ですが、主人公が過去に戻った所で大学時代の記憶から行動を変えることはあっても、
仕事で成功したノウハウを使うことがほぼなかったことがちょっと物足りなく感じてしまいました。
(2018/1/14)

 

泡風呂エクスペリエンス(18禁)/劇團近未来(1000円)(DL版の購入はこちら)

三十歳目前、童貞だった主人公は初めてのソープランドで暴走し暴発し気絶してしまう。
相手をしてくれたナディアさんからソープランドの醍醐味をたくさん知ってほしいと諭された主人公は、
ナディアさんを指名したソープ通いを繰り返し、ソープの達人を目指すのだった。


選択肢あり、ソープランド、手ほどき、喘ぎ声のみボイスあり、二時間ほどで読み終わりました。
システムは特に不便な箇所なし。
音楽はプレイ後のピロートークで「My Sweet Home」にも使われている曲が流れて、いい余韻がありました。
絵はナディアさんが綺麗で、可愛くて、肉感的でした。一枚絵は二十四枚+差分。

ナディアさんを指名してソープランドに通い、色々なプレイを経験していきます。
優しくて、エッチで、綺麗で、可愛くて、色々なことをしてくれるナディアさんがとにかく魅力的。
京都っぽい言葉遣いもいいアクセント。
ボリュームは少なめですが本番以外にもお風呂やマットプレイなどバリエーション豊富で、
ソープランドって素晴らしいところなんだなあ、と叩きこまれました。
それにしてもこんなにソープランドのことに詳しいなんて……いったいどんな方が制作したのでしょう……?

過去の作品感想:女子校生とごはんですよ!女子肛校生芸能アナルクラブ〜現役JKアイドル枕営業の実態〜風俗島からの脱出十川良衣菜のトイレで神様、募集中売春リアル家出した俺の娘が公衆トイレで神様を募集しているらしい!?つかおう! 地域淫行券!!〜このマークをつけた地元の女の子に中出しできます〜新人監督と処女女優寝取られ痴漢電車〜環状線〜おまたゆるめはままならない娘マネジ! イキます!!〜SEX a GAME2017〜ピチふぇち! でべろっぷ
(2018/1/22)

 

ニルハナ(18禁)/ゆにっとちーず(1500円)(DL版の購入はこちら)

おすすめ

過去の作品感想:
淫夢みるさなぎ夏のさざんかパコられ冬のさざなみアメトカゲご主人さまにあ
(2018/1/25)

 

幽霊少女室/Meim(1000円)(DL版の購入はこちら)

大学進学のため上京してきた寺生まれの少女、寺生稀(てらうまれ)は不動産屋から白山荘というアパートを紹介される。
そこには幽霊の少女、古崎ゆいかが居座っていて、稀をあの手この手で追い出そうとしてきた。
しかし幽霊が見える稀はそれをさりげなくあしらうのだった。


選択肢あり、幽霊、コメディ、サスペンス、一時間半ほどで読み終わりました。修正パッチあり。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵は可愛らしく、かつコメディ顔や嘲り顔といった表情変化もしっかりありました。
また、キャラクターがスライドしながら表示されるなどの演出も豊富でした、

前半は部屋から追い出そうとするゆいかとそれをかわす稀のコメディが中心で、
後半は稀とゆいかの身に振りかかる出来事がというサスペンス展開。
エンディングは六種類。
生身の人間にはものすごく挙動不審になる稀と、
それでいながら幽霊相手には華麗に立ち回る稀に翻弄されるゆいかのドタバタが軽妙に描かれていて笑わせられました。
また、部屋を巡って争いながらも喧嘩するほど仲が良い関係になっていく二人が微笑ましくて、いいなあと思えました。

過去の作品感想:Blood Note
(2018/1/26)

 

うたパコ(18禁)/sol-fa-soft(1000円)(DL版の購入はこちら)

「歌ってみた」などの動画配信をしていたカズマはファンだという女の子とカラオケオフをすることになる。
やってきたのはファンのエリナと、その友達のマリという二人のちいさな女の子。
カラオケ中に飲み物をこぼしてしまったエリナは服を脱ぎだしてしまい……


選択肢あり、ロリ、オフ会、露出、ボイスあり、一時間ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵は二人ともしっかり年齢相応(何歳かは明言されていませんが!)に見えました。一枚絵は差分含め五十一枚。
ボイスは特にマリのこまっしゃくれた口調が好きです。

カラオケオフに参加してくれた二人のちいさな女の子に色々なことをします。
エンディングは五種類。
全裸でなくとも薄着になっただけで、
ちいさくて無知で初対面の女の子がカラオケ個室で……とドキッとさせられました。
どのルートでも主人公に好意を抱いてくれ、痛がる描写も軽めですぐ気持ちよくなってくれるので、
ちいさな女の子とのオフパコというシチュエーションを気軽に味わうことができました。

過去の作品感想:いなかえっちおんなのこ症候群
(2018/1/28)

 

今日のアコちゃん(18禁)/sol-fa-soft(1000円)(DL版の購入はこちら)

主人公が銭湯でくつろいでいるとアコちゃんという少女が祖父に連れられやってきた。
祖父がサウナに入っている間、退屈していたアコちゃんから話かけられた主人公。
その日以降、アコちゃんと色々な「遊び」をするのだった。


選択肢あり、ロリ、銭湯、露出、ボイスあり、五十分ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵はアコちゃんの無邪気な笑顔と快楽を感じたときの顔のギャップがエロいです。一枚絵は差分含め四十四枚。

アコちゃんと毎日銭湯でおままごと(全裸で)やお医者さんごっこ(全裸で)や露出ごっこをしていきます。
そうした「遊び」がメインで本番は一パターンのみですが、
明るくて感じやすいアコちゃんが可愛いので、
次はどんなことをして遊ぼうかな……と贅沢に悩むのが楽しかったです。

過去の作品感想:いなかえっちおんなのこ症候群うたパコ
(2018/1/29)

 

Spyral-tryaL/Operation:Novelty(500円)

山脈で隔てられた隣国タウリナの近くにあるアルギニア国魔石鉱山警備隊基地に
警備兵として配属されたリンド・ハーグはエリート部署の試験に落ちたことを引きずり嫌々訓練を受けていた。
彼は衛生兵で魔石を介して魔法を使うのアリアナ・ロジャースと出会ったことで心を入れ替えたのだが……


選択肢なし、ファンタジー、軍、惑い、四時間十五分ほどで読み終わりました。
システムは特に不便な箇所なし。
音楽は効果音のいくつかが大げさすぎて場面に合っていないように感じてしまいました。
絵は凄惨だったり陰謀だったり闇を感じさせる場面での一枚絵が印象的でした。
また、時折一回のクリックで立ち絵変化が二、三回起こる所が心情を表していました。

リンド・ハーグが警備隊基地内で起こった事態を何とかしようと動いていきます。
リンド・ハーグが序盤はとことん甘ったれで、アリアナと出会って変わったかと思えばそれでもかなり浅はかな行動をするところや、
そうした行動をしてもあまり問題にされない軍のゆるさにあまりいい気持ちになれませんでした。
しかし中盤、別の登場人物視点に代わって以降はそれらも織り込んだ構成と、
視点主の強い想いが伝わる心情描写に引きこまれ、どんどん読み進めることができました。
特に視点主がリンド・ハーグと出会ってからの突っ走りっぷりは狂気を感じたので、
体験版部分だけで終わらず、是非最後まで読んでほしい作品です。

また、二つのネーミングが印象的。
「Spyral-tryaL」というスペルが異なるタイトル名はプレイしていくと意味が明らかになりますし、
基地の上官(おっさん)の名前がいたって真面目に「ボイン・バレル」というのはツボに入って笑ってしまいました。
(2018/1/30)

 

マリオネットは箱庭で歌う/Project Freya(500円)(DL版の購入はこちら)

終焉を迎えた世界で目を覚ました少女エリス。
当てもなく彷徨っていると、同じ境遇の少年アルと出会う。
二人は共に世界を旅することとしたが……


選択肢あり、終末、歌、一時間ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。EDに歌あり。
絵はどこか儚げな印象があり話に合っていましたし、私の好きな絵柄です! 一枚絵は七枚。

他に人のいない世界でエリスとアルが出会った後、どの方角へ行くかで結末が変化します。
エンディングは三種類+最終ルート。
場所を移動するときの描写が少なく、
歩いてその場所へたどり着いたという達成感や苦労をもう少し味わえたらいいなと思ってしまいましたが、
寂寥とした景色や、誰もいない廃墟、それに歌うエリスなど、
終末の怖さと美しさを感じられるシーンが多かったことが良いなと思えました。

過去の作品感想:魔女の軌跡 -亡国へ捧げる鎮魂歌-
(2018/1/31)

 

交錯エモーション/Project Freya(500円)

高校一年生の春、安藤彰は桜の木を見上げる女学生に見惚れていた。
新学期、部活を何にするか迷っていた彼は偶然料理部に彼女がいることを知り、入部する。
一学年上で佐倉巴という名前だった彼女と、部活動をする日々が始まるのだった。


選択肢あり、恋愛、学園、三十分ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。EDに歌あり。
絵は佐倉先輩が可愛らしいですし、料理シーンは各工程に写真が使用されていてわかりやすかったです。
一枚絵は差分含め四枚。

主人公が気になる先輩と一緒に部活層をしていきます。
途中、なにやら良くないことが起こるような示唆がされますが、
当人にとっては大事かもしれないものの、爆発しろと思うような展開でした。
美人で可愛い先輩と二人きりの部活動……いいなあ

過去の作品感想:魔女の軌跡 -亡国へ捧げる鎮魂歌-マリオネットは箱庭で歌う
(2018/2/1)

 

花火の咲かせ方/アルティメット饅頭

涼風鈴(すずかぜりん)が目を覚ますと見知らぬ場所にいて、死後の世界だと言われる。
そこではRPというポイントを使用し、自分の望みを叶えることができた。
その世界で出会った不知火花月、小日向愛夷(こひなたあい)、菅井竜乃(すがいたつの)と共に日々を過ごしていくが……


選択肢あり、死後の世界、過去、一時間十五分ほどで読み終わりました。
システムはタイトル画面等に変化がないため、全エンディングを見ることができたかどうかわかりませんでした。
音楽は特に合わないような箇所なし。OPにムービー有。
絵は表情差分少なめでしたが、ここぞというときには心情が伝わる絵が使用されていました。

最初は鈴視点、プロローグ後は花月視点で、各登場人物の生前のことと関わりながら死後の世界についても調査していきます。
色々なエピソードが唐突に始まる印象があるので、もう少し前振りテキストがあるといいなと思ってしまいました。
また、死後の世界自体関わる最終? シナリオを読んでも死後の世界について消化不良に感じてしまいました。
ですが、生前のエピソードと絡めた各登場人物の心の動きが劇的に描かれている所が良いなと思いました。
(2018/2/3)

 

ハーレム双子ロリータ(18禁)/夜のひつじ(1500円)(DL版の購入はこちら)

おすすめ

過去の作品感想:
孤独に効く百合親友が美少女になって帰ってきた。恋妻くずし義妹ホールと妹ホールド幼馴染と十年、夏純情セックスフレンド女装お嬢様への異常な愛情妹「お姉ちゃんクソビッチなんで私にしませんか」幼馴染の心が読めたらどうするか?好き好き大好き超管理してあげる相思相愛ロリータSutando bai Miさようなら、援交娘さん。彼女、甘い彼女ゆびきり婚約ロリイタ聖天使☆レベルドレイン相思相愛ロリータの生活お泊まり恋人ロリータ
(2018/2/4)

 

らぶラバ〜LoveRubber〜(18禁)/にゃんこの目(2000円)(DL版の購入はこちら)

おすすめ
(2018/2/11)

 

 

スカイブルー/CREO(300円)

青く硬い外殻を持ち、人間を容易に殺す「デザストル」という獣たちが現れて衰退した世界。
デザストルを狩るハンターであるクサツミコトは絶体絶命の所をモリヤマレイハという炎の超能力を使う少女に助けられる。
彼女はミコトに対し、一緒に世界を救わないかと持ちかけてきた。


選択肢あり、近未来、ダークファンタジー、三時間四十五分ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
スタッフロールは特撮っぽい演出でした。
絵はそれぞれの場面での感情が伝わってきました。

レイハからの誘いに葛藤しつつも協力することになり、
デザストルへの対抗手段を求めてミコトが過去と向きあったりしていきます。
冒頭の世界観説明がちょっと説明的すぎて話に乗るまでにちょっと時間がかかってしまいました。
ですが中盤以降はミコトの過去からくる葛藤が重く描かれ、
デザストルの脅威とそれを倒せたときの達成感もひしひしと伝わってきて、
そうして殺伐としているからこそ束の間の平穏な時間もより大切に感じられます。
また、清濁を知った上で優しくあれるレイハと、
ミコトのこと最優先なあまりミコトに対してもキツいことを言ったり拗ねたりする感情豊かなAIナンシーがお気に入りで、
良いキャラクターだなあと思えました。

過去の作品感想:
LOOTBeHindKillerLimitedMemories〜あの日あの場所で〜こちら夕闇町 夕凪高校脇怪談部!!GreenTale瞳の中AngelVoice道しるべRougeハールート君の姿、僕の思い学園弁記Phantom-星見の丘の幻視痛-きたくぶのひととき小春日和と冬景色体験版その運命を越えて桜が咲くときまで惨狂ブレイズ-サブリミナルクライムエッジ-
(2018/2/12)

 

冬知らずの少女/CREO(300円)

白露律(しらつゆりつ)が部長を務める文芸部は人数不足で廃部の危機に立たされていた。
勧誘を行い、入部することになった少女、金崎千華(かなさきせんか)は
明るい性格ながら時折暗い表情を見せることがあり、律はそんな彼女のことが気になるようになっていた。


選択肢あり、伝承、学園恋愛、四時間ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵は千華がからかわれた時の表情が可愛かったです、
あと部員の一人、天音深理(あまねみこと)のビジュアルが好み! 一枚絵は四枚+差分。

千華が抱える秘密を律がなんとかしていきますが、そこにはより困難な問題が待ち受けています。
律が全編を通じていらんことを言うことが多いのであまりいい気持ちになれない部分はありましたが、
文芸部で一緒に帰ったり合宿したりしている場面が楽しそうだなあと思えました。
また、律と千華がくっつきそうでくっつかないところがもどかしくも微笑ましかったです。
(ネタバレのため反転)
深理が初登場シーンで赤面したりするので律のこと好きなのかなとずっと思ってましたがただ恥ずかしがりなだけだったぜ!

過去の作品感想:
LOOTBeHindKillerLimitedMemories〜あの日あの場所で〜こちら夕闇町 夕凪高校脇怪談部!!GreenTale瞳の中AngelVoice道しるべRougeハールート君の姿、僕の思い学園弁記Phantom-星見の丘の幻視痛-きたくぶのひととき小春日和と冬景色体験版その運命を越えて桜が咲くときまで惨狂ブレイズ-サブリミナルクライムエッジ-スカイブルー
(2018/2/13)

 

ヤンデレボリューション/CREO(500円)

目つきが悪く周囲から不良と思われることが悩みな篠目怜(ささめれい)は、ほとんど接点がなかった後輩、相ケ瀬依織に告白され、付き合うことになる。
容姿端麗成績優秀スポーツ万能の彼女だったが怜のことが好きなあまり過激な言動が目立つようになる。
さらに幼馴染やクラスメイトなど周囲の女の子達も、過激な言動をするようになっていくのだった。


選択肢あり、ヤンデレ、愛、異能、四時間ほどで読み終わりました。
システムは特に不便な箇所なし。
音楽は不穏さを感じるものが多かったです。
絵はタイトル画面のドット絵や、作中病んだ時の変貌ぶりが印象的。一枚絵は一枚。

愛ゆえに特殊能力に目覚めたりする女の子達が怜を取り合って暴れたり策を弄したりします。
エンディングは四種類+バッドエンド。
トゥルー? エンド終盤の登場人物はやや唐突に感じてしまいましたが、
愛さえあれば異能を習得できるという作中での説明には謎の説得力がありました。
また、女の子同士の争いを通じてヤンデレが成長していく(ヤンデレではない方向に)のは
ちょっと寂しくもありますが、前向きで良いなと思えました。

過去の作品感想:
LOOTBeHindKillerLimitedMemories〜あの日あの場所で〜こちら夕闇町 夕凪高校脇怪談部!!GreenTale瞳の中AngelVoice道しるべRougeハールート君の姿、僕の思い学園弁記Phantom-星見の丘の幻視痛-きたくぶのひととき小春日和と冬景色体験版その運命を越えて桜が咲くときまで惨狂ブレイズ-サブリミナルクライムエッジ-スカイブルー冬知らずの少女
(2018/2/14)

 

赫奕のエクソシスト/CREO(1000円)

幽霊が見える少女、音羽華蓮は霊に襲われている所を転校生で霊能力者の少年、篠崎優麻に助けられる。
信仰を深める二人だったが、彼らの住む町で猟奇殺人事件が頻発するようになる。
それをきっかけに彼らはエクソシスト達の闘いに巻き込まれていく。


選択肢あり、異能バトル、八時間半ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵はテキスト描写と立ち絵で武器を持っているタイミングが食い違っている箇所がある事が気になりました。
一枚絵は四枚+差分。

エクソシストと、敵対する勢力との争いに華蓮と優麻が関わっていきます。
地の文の視点が安定しない箇所がある事、
抜け目ないとされている敵があっさり隙を見せる事など引っかかってしまう箇所もありましたが、
吸血鬼ベアトリスの倒し方は感心させられましたし、
優麻が色々つらい目に遭いながらも優しく、そしてひたむきに強くなろうとしていくところが良いなと思いました。

過去の作品感想:
LOOTBeHindKillerLimitedMemories〜あの日あの場所で〜こちら夕闇町 夕凪高校脇怪談部!!GreenTale瞳の中AngelVoice道しるべRougeハールート君の姿、僕の思い学園弁記Phantom-星見の丘の幻視痛-きたくぶのひととき小春日和と冬景色体験版その運命を越えて桜が咲くときまで惨狂ブレイズ-サブリミナルクライムエッジ-スカイブルー冬知らずの少女ヤンデレボリューション
(2018/2/16)

 

北九州人狼怪記録-獣-/ムサシノ大世界(800円)(DL版の購入はこちら)

小倉で弟と大学の友人と三人でルームシェアをしている高津はパート先のおもちゃ屋で人狼カードを手に入れる。
それを使用し同居人やゲーム仲間十三人で人狼ゲームをした後、夢の中で弟が死んだと告げられる。
その通りに現実でも死亡していた弟。高津たちは人狼カードの効果による死のゲームに巻き込まれてしまったのだった。

選択肢あり、人狼、推理、死、五時間十五分ほどで読み終わりました。
体験版の感想はこちら
北九州人狼怪記録 -人-の感想はこちら
システム、音楽、絵は体験版と同様。一枚絵は九枚+差分。

人狼ゲームとほぼ同じルールで、人狼に襲われたり負け陣営になると実際に死んでしまうなか、
各々が生き残るために虚実織り交ぜた会話・行動を起こしていきます。
-獣-でも二ルート(ルート毎に役職の割り振りが異なる)を読むことができ、
ゲームが始まるまでの日常パートも収録されていますがダイジェストで簡単に読み進めることができるモードもあります。
独断で吊りを行えたり、捨てアドで密告することができたりするので、
人狼ゲームそのものではなく似た別のゲームとして見るのがいいと思いました。

-獣-では騙りが頻発する偽物ルートと、全員が敵となる妖狐ルートがあり、
-人-で存在した会議での発言からの指摘が必要ではないためエンディングを見るだけであれば簡単ですが、
結果を読む前に自分で予想しようとするとかなり歯ごたえがりました。
偽物ルートは八方塞からの閃きが広がる場面が、妖狐ルートは勝利確定後のどうなるんだろうというハラハラが印象的でした。
そしてみんなでわいわいピザを食べたり、高津が謎テンションで激辛カレーを食したり、
前半を思い起こさせる楽しくて笑えるシーンが読めて嬉しかったです(でも次のシーンで即吊られたりしますが)

過去の作品感想:Angel L.I.O.T. −天使聖裁− 体験版
(2018/2/20)

 

狂痛忌 -all in all is all we are- PC版/F.T.W.(1000円)(DL版の購入はこちら)

藤原小鳥(ふじわら ことり)はゴールデンウィーク前に仲の良い戸高紋(とだかあや)から告白されるがそれを断る。
休み明け、小鳥は紋が連続殺人事件第四の被害者として殺されてしまったことを知る。
小鳥は友人の天川龍記(あまかわりゅうき)、服部友近(はっとりともちか)、仙堂真(せんどうまこと)と犯人を捜そうとしていく。


選択肢なし、サスペンス、歪み、ボイスあり、三時間半ほどで読み終わりました。
システムは特に不便な箇所なし。
音楽はそれぞれの場面に合っていると感じました。
絵も動きのあるものやSDキャラ等場面に応じて使用されていました。

紋が殺された事件の真相と、小鳥の過去という二つが話に大きく関わってくるのですが、
お互いの関連性がそれほど深くなく、また前者がメインで進んでいくため、
前者が解決した後に語られる後者が少し余分に思えてしまいました。
また、特に前半、紋が欠けてしまったためか友人同士の会話でも自然さがあまりなく、
コメディ寄りの場面でもあまり乗りきれないと感じてしまいました。
ですが殺人鬼と小鳥は噛み合った会話をしていて読んでいて心地よかったですし、
全体を通して、異常さを薄布一枚で覆い隠して平穏を装う、危うい柔らかさがある作品でした。

過去の作品感想:黒白痴死埋葬柘榴草紙サンダガ!!
(2018/2/23)

 

ハナハノアオバ(18禁)/QuadDrops(1500円)

幼いころに母を亡くした一之瀬和晴は、高校二年の春、父と妹の杏姫と共に狐ヶ崎へと引っ越す。
親しくなるのは、隣に住む後輩、遠山沙陽か、神様を自称する狐耳の少女、みけか。
それは幼い頃の選択で変化する。


選択肢あり、恋愛、相似、ボイスあり、九時間半ほどで読み終わりました。
システムは誤字や演出、ボイスの不具合等が多めでした。
音楽はそれぞれの場面に合っていました。OPにムービーと歌、EDに歌あり。
ED歌の「restructure」にいい余韻を覚えました。
絵は台詞の途中で表情が変化する演出も相まって可愛い! と思えました。

引っ越し先で過ごしていく中で、主人公の過去やヒロインの境遇、過去と関わっていきます。
ヒロインは二人ですが、現在の選択ではなく幼い頃の選択で分岐し、現在の冒頭から異なる展開となります。
主人公が引き摺っていることによって惹かれる相手が変わるというところがしっかりと描かれていました。
みけシナリオで結局関係無くなるとはいえ、みけを一人にしないという主人公の言葉に、
でも主人公いつか寿命くるじゃん……とそこへのフォローも欲しいと思ってしまいました。
ですが、単純にヒロイン二人とも可愛いくて、
笑ったり拗ねたり呆れたりする彼女たちと過ごすのが楽しいと感じられました。
(2018/2/25)

 

干支セトラ 陽ノ巻 ver.1.1.0/七月九日(1500円)
干支セトラ 陰ノ巻 ver.1.1.0/七月九日(1500円)

太田道灌の手で数百年前に施された風水結界が綻び、崩壊が迫る都。
黄龍によって選ばれた風水師候補の二人はそれぞれ十二支を六人ずつ従え、半年後の認定試験のため力を蓄えつつ結界修復を行っていた。
しかし結界崩壊を利用しようとする勢力が存在し、それを妨害してくるのだった。


選択肢あり、風水、十二支、育成戦闘、一部ボイスあり、
陽ノ巻・陰ノ巻のメインルートは併せて七時間半ほどで終わりました。修正パッチあり。
主人公名前変更、誕生日変更可。
システムは全てのエンドを見るためには周回必須ですが、
飛ばせない戦闘が多く、キャラクターによっては好感度最高にするための選択が一筋縄ではいかない所が大変でした。
音楽は特に合わないような箇所なし。
絵はパッケージの十二支集合絵が特に目を引きました。一枚絵は陽ノ巻・陰ノ巻それぞれ八枚ずつ。

陽ノ巻と陰ノ巻は同じ舞台、時間の話で、別々の事件を追っていきますが途中でクロスオーバーしたりします。
どちらも男女主人公を最初に選択しますが、それによっても若干物語が変化します。
また、同じディレクトリに陽ノ巻と陰ノ巻が入っているとお互いのデータが反映される箇所もあり。
エンディングは各主人公毎に風水師エンドとバッドエンドやビター(?)エンド、それに十二支個別エンドがあります。
十二支個別エンドは迷いに迷った末偶然辿り付けました……がまだ全員分は見ることができていません。
(分岐条件は同じですが好感度最大にする必要があるため)

一週間ごとに六か月、十二支のうち六人(途中加入あり)と話したり、
鍛錬メニューを指示したり、アイテムを送ったりして能力値を上げ、敵と戦っていきます。
戦闘はオートですが、だいぶ無駄な行動が多いのでストレスたまりました。
特に力(術)パラメータが低いのに物理攻撃(属性攻撃や回復)使ってほとんどダメージを与えられない行動や
もう上がらないのにバフ重ね掛けする行動が多くて……せめて使用できないスキルを設定したいです。
その点使用制限するまでもなく物理一辺倒の寅は使いやすかったです。
あと属性攻撃で大ダメージ与えられる辰と、100%(一部ボス除く)成功する全体睡眠を持っていて回復技を使わない亥。

話は主人公と十二支、それに十二支同士での関係性がしっかりと描かれていましたし、
もう片方の主人公が関わってくる終盤は感慨深いものがありました。
それだけに戦闘を飛ばせず繰り返すことになってしまう個別エンド回収が単純作業になってしまっているのが残念でした。
(2018/3/5)

 

四角い恋人/幻創映画館(100円/フリー版有)

人物画を描くことができない昭斗は授業の課題を提出できず、その埋め合わせに先生から美術室の掃除をするよう言われる。
そこで出会った少女、日向こよりは自分を非公式美術部員と名乗るなど怪しげな言動をしていた。
しかし放課後二人の時間を過ごすうち、二人はお互いに惹かれていくが……


選択肢なし、美術、恋愛、ボイスあり、二時間十五分ほどで読み終わりました。
システムは特に不便やな箇所なし。
音楽は豊富に使用されていてどれも場面に合った良い曲でしたし、ED歌「虹色の未来へ」も晴れやかで良い読後感を覚えました。
絵は違和感を覚える部分もありましたが、こよりの笑顔が本当に嬉しそうでした。
また、先輩が描いた絵の躍動感がお気に入り。一枚絵は十五枚+差分+α

こよりと会っていくうちに彼女の秘密を知り、何とかしようとしていきます。
こよりの過去に昭斗との接点があったのでしょうか……?
明言はされていないはずですがあの少年、昭斗でなければちょっと可哀そうです……。
話は、こよりと昭斗の交流がまっすぐに暖かかったですし、
終盤、昭斗の頑張りだけでなくもう一人の決断と頑張りが描かれていたことも良いなと思いました。
あとスタッフロールのスタッフ人数よりもはるかに多いメロンパンに笑いました。

過去の作品感想:リセレクトUNRED NIGHT光の国のフェルメーレ
(2018/3/17)

 

ランドセルシンドローム C93頒布版(18禁予定)/モチのおとしご(1800円)

海外の学校に通っている妹の雫と夏休みの間だけ同居することになった帷陽一(とばりよういち)は、
夕方の教室で魔法使いになりたい少女、海殻(かいがら)かもめと出会う。
さらに天使だという透月波凪とも関わるようになっていくのだった。


選択肢あり、恋愛、幸せ、てんし、ボイスあり、四時間半ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。OPにムービーと歌、EDに歌あり。
絵は目パチ口パクがあって、雫がしゃべるときに八重歯がちらりと覗くのが可愛かったです。
あと雫以外のおっぱいが大きくて目を奪われます。
後ろ姿の立ち絵があるのも特徴的。
また、観覧車に乗ったときに背景がちょっとずつ切り替わっていく所が細かいです。一枚絵は十二枚+差分。

てんしなるものが存在する世界で突然話しかけてきたかもめ、妹で過去に関係を持ってしまった雫、
てんしでなくなってしまった波凪と関わっていきます。
ルートは二つと最終ルート。
今後Hシーン追加パッチ配布予定とのことで、現時点ではそういう雰囲気の場面は事後に飛びます。
テキストはアニメ等のネタが多めでした。

波凪が主人公に対して望むことがかなり大変なことばかりで、
ちょっと酷に感じてしまい波凪に対してあまりいい印象を持てませんでした。
かもめと雫も何を考えているのかわからない会話や、ちょっとしたことで心変わりしてしまう不安定さがありますが、
それは可愛らしさやミステリアスといった印象に繋がっていて、
戸惑いつつも惹かれる主人公と一緒の気持ちを味わうことができました。
あとかもめの口調が独特でクセになります。かわいい!

過去の作品感想:クロツメヨツバ
(2018/4/16)

 

ユリロイドブルースター v1.01(18禁)/chivalry(1000円)

アンドロイド制作の第一人者を祖父に持つクロエ・シシリーのもとへ、
祖父が制作したという獣の耳と尻尾を持ったルルという名の女性型アンドロイドが押しかけてくる。
彼女はシシリーに愛を教えに来たといい二人は同居することになるのだった。


選択肢あり、百合、ケモノアンドロイド、ボイスあり、二時間半ほどで読み終わりました。修正パッチあり。
システムは既読スキップが上手く働いていないような気が……
音楽は特に合わないような箇所なし。EDに歌あり。
絵はルルの可愛さとか、肌の質感とか、二人の体格差とかが描かれていました。一枚絵は十枚+差分。
あとルルの声を当てている沢野ぽぷらさん好き……。

最初からシシリーのことが大好きなルルと、そんなルルにほだされていくシシリーが一緒に暮らしていきます。
好意を隠さないルルがとても可愛かったですし、ルルと過ごす日々も心地よかったです。
ルルが抱えている悩みをどうにかしようとシシリーは色々と考えて言葉をかけたり行動したりしますが、
ずっと悩んできたことが言葉や行動の一つ二つ三つくらいでは解決しない所に現実味を感じました。
また、スタッフロールありの結末が、
ルルのこともシシリーのこと(で心配するルル)も大事にする(そしてそれ以外のことは考えない)なら
こうするのが一番幸せだと思えるもので心底納得できる終わり方でした。

過去の作品感想:
虚蝉 〜記憶の彼方〜空蝉金魚鉢夢想狐灯夜伽話 メモリアルブック妖精が悪戯してくる件青い鳥症候群 -1654-
(2018/4/30)

 

夜あそそび/CAVYHOUSE(1500円)

過去にリリースした「真夜中のイーハトーヴで」
「マヨナカマヨイガ前編・後編」「真夜中は星づくよ」をセットにした再録集。

真夜中のイーハトーヴで/CAVYHOUSE(DL販売540円)(DL版の購入はこちら)

岩手山中の教会で三年ぶりに再会した橘はももると椿こもるは、一向に夜が明けないことに気付く。
巫女の桜こももるからその原因を聞かされた二人は、
解決する過程で喋る電信柱やどんぐりたちとパズルゲーム「あそそび」をしていくのだった。


落ち物パズルゲーム、理想郷、パズルをしながらストーリー部分を終えるまで一時間ほどかかりました。
システムは文章表示速度が遅めでバックログもないのが短めな話ではありますが不便でした。
音楽は特に合わない箇所なし。
絵は電信柱やどんぐりたちがみんな味のある顔をしていました。

電信柱やどんぐりたちと「あそそび」をしてストーリーが進んでいきますが、
落ち物パズルという所は共通なものの、なるべくブロックを消さずに画面を埋めたり、
動き回るオブジェクトをブロックで閉じ込めて消したりとステージごとにルールが異なります。
何度もクリアすることで難易度が上がっていきますが、
最初の周回ではあまり難しくないためエンディングを見ることが大変ではありませんでした。
(それでもパズルもアドリブも苦手なので何度か失敗しました)
初回はルールをすぐに把握して対応し、二周目以降はより効率的な方法を突き詰めていくそれぞれのやりがいがあります。
ストーリーはそれぞれ特徴的なことを言う怪異達が印象的で、ちょっと不思議な一夜を過ごすことができました。
(2018/6/14)

真夜中は星づくよ ver1.21/CAVYHOUSE(DL販売1080円)(DL版の購入はこちら)

京の都に観光で訪れた「橘はももる」道に迷った先で理学生の新郷宙也と出会う。
星見盤なるものの上で星作りをし、そのエネルギーで現実に影響を与える実験をしているという彼に巻き込まれ、
はももるは星作りと、それによって街中で起こる現象の観察をすることになるのだった。


選択肢なし、星空育成シミュレーション、七時間ほどで終わりました。
システムは右クリックをすると右上に「EXIT」ボタンが出るのですが、
これが終了ボタンで終了確認もなく終わるので間違ってクリックしてしまい終了してしまうことがたびたびありました。
終了確認があるか、最初がら出っぱなしなら大丈夫なのですが、動くものをとっさにクリックしてしまう習性が……
音楽は特に合わないような箇所なし。EDに歌あり。
絵は立ち絵の服の模様が動くのが印象的でした。
また、星の色や形が様々で綺麗でした。

陰陽五行に対応する星見盤の上に星を置いていき、成長させたりして目的の星や星座を作っていきます。
なんとなくヒントはあるものの難しい星が多く、公式サイトの攻略を読んでやっとクリアできました。
とはいえ何をしたらいいのかわからない序盤からすると、
攻略文章を読んでどうやったらいいか推測できるだけ上達を感じられました。
話も、色々なことがありつつ良かったなと思わせられるもので、良い心持ちで読み終えることができました。
(2018/7/1)

マヨナカマヨイガ前編 version1.10/CAVYHOUSE(DL販売864円)(DL版の購入はこちら)
マヨナカマヨイガ後編 version1.01/CAVYHOUSE(DL販売756円)(DL版の購入はこちら)

化け物屋敷の調査を依頼された「橘はももる」
意識を失い、目を覚ますと誰もいない見知らぬ部屋にいた。
はももるは脱出するため部屋を調べ始める。


選択肢なし、和風3D脱出ゲームとのこと、前編は二時間、後編は四時間ほどで終わりました。
システムははももるさんが走っても遅いことと、移動中頻繁に物に引っかかることが気になりました。
音楽は特に合わないような箇所なし。OPEDにムービーあり。
絵は3Dで描かれていて、登場人物の仕草が不気味だったりコミカルだったりしました。

部屋の中を調べてアイテムを入手したり、仕掛けを解いたりして屋敷から脱出しようとしていきます。
エンディングは二種類。
脱出のための手順はヒントがあるものが多いですが、
中には手当たり次第調べるしかなく、また最初は何も起こらないでフラグが立つと何かが起こる場合もあります。
そのため作業感を覚えてしまうことがあり、
画面切り替えや移動速度をもっと速くするか、次の行動ヒント機能がほしいと感じてしまいました。
ですがぞくっとする場面があったかと思えば
アイテムの説明文やはももるさんのズレた行動などコミカルな場面もあったりして緩急が効いていましたし、
最初のエンディングともう一つのエンディングの違いも印象的でした。
(2018/7/3)

わすれなオルガン/CAVYHOUSE(DL販売1080円)(DL版の購入はこちら)

オルガンは師匠イレーヌのお店で内臓の生る植物を育てていた。
始めは腎臓の木だけだけれども経験を積んだら心臓の木とかも任せて貰えて忙しい。
そうして収穫した内臓を買い求めるお客さんは、みんな色々と事情があるらしかった。


臓物クリックゲーム、六時間半ほどで終わり、コンプリートまでは十七時間ほどでした。
システムはオブジェクトをひたすらクリックするだけです。
セーブ数はもう少しほしいなと思いました。
音楽は一番多く耳にする温室の音楽が穏やかでずっと聴いていられました。EDに歌あり。
絵は臓物がグロくなくとてもポップに描かれていました。

お客さん達の話は良くない結末を暗示させつつなんだかんだ上手くいくなどそれぞれのストーリーを味わえましたし、
メインストーリーもあっけらかんとしたオルガンの性格もあり、必要以上に深刻にならずに楽しむことができました。

臓物育成パートはひたすら臓物をクリックして収穫したり、じょうろと木をクリックして水をあげたり、
とにかくひたすらクリックしていきます。
育てられる臓物の種類が増えるとその分クリック数が増えますが、やることが多いため単純作業にならず、
また慣れて飽きそうになる前にそれを省略できる道具が貰えるのが有難かったです。
(とはいえコンプリート直前はさすがに単純作業でしたが。)
駄洒落まみれの目標達にもくすっとしつつ、
無心になって熱心にクリックしつづけて気付けば数時間が経ってしまう作品でした。
(2018/7/7)

過去の作品感想:マヨナカ・ガラン

 

コトノ葉カナタ/SILK P.O.D.(500円)

名門大学の数学科に合格するも落ちこぼれてしまった進藤広樹は、夏休みに鈍行列車で旅をしている途中、那希という名の少女と出会う。
最初は戸惑うも哲学的な話で意気投合し、彼女の目的地へと共に赴くことになる。
しかしその場所で彼女の問いに答えた直後に意識を失い、目を覚ますと全く別の場所にいたのだった。


選択肢あり、哲学、言葉、六時間半ほどで読み終わりました。
システムはバックログ量が多いことが有難かったです。
音楽は精神的に不安定な場面でしっかりと不快感を覚えるBGMが使用されていました。
絵は幼さを感じる絵柄で可愛らしいです。一枚絵は七枚+差分。

過去に出会った那希を追い求め、
ウィトゲンシュタインの論理哲学論考やヒラリー・パトナムの水槽の脳を通じて広樹が思索していきます。
そうした所の多くは「わからない」ながらも興味深く、また自分にとってはどうなのだろうと考えさせられました。
ただそれだけに悪いことを企む組織が出てくるのは、思考するうえで横やりに感じてしまう部分はありましたが、
広樹が苦悩する所は痛々しく描かれ、周囲の人々の暖かさには心強さを覚えました。
そしてラストは、自分に照らしてしっかりと納得することができるものでした。
だって、私、今、幸福ですもの。

過去の作品感想:孤独ノユリカゴ日廻り 〜HIMAWARI〜
(2018/8/16)


 

 

(同人ソフト体験版・連作)

ねくっきー★はぱなったね α2版(18禁版)/Dryad's Forest

植物たちが暮らすアテリエル王国の第二王女フローエルは高いテレパシー能力を持つも動物に偏見を持っていないことから疎まれていた。
ある日、女王から訓練を言い渡され赴いた島で、フローエルは異国の王女と思われる少女を救助するのだった。


選択肢なし、植物、リアルタイム領域拡大SLG、三時間四十五分ほどで読み終わりました。
α版の感想はこちら
システム、音楽、絵はα版と同様。

「ようぶん」を使用してマップに植物を生やし、「みず」を管理して維持しながら植物勢力を拡大していきます。
α版から進行スピードを2倍、4倍にできる機能や、受粉・遺伝パート、敵勢力等が追加されています。
18禁版と全年齢版があり、18禁要素は動物から別の花粉を貰う場面なのですが、
現時点ではバリエーションが少なく感じてしまいました。
それからアドベンチャーパートにはセーブ機能がなく、
SLGパートは一年の初め時点の情報しかセーブできないので、それが仕様ならばオートセーブがあるとありがたいです。
追加部分では受粉してできた種を育てて生まれる花女給に「Footjob Girls!」メンバーがいて華やかでした。

過去の作品感想:Footjob Girls!〜ハートフル足コキ青春物語〜
(2018/1/5)

 

マミヤ -DownFall-/けんこうランド1300円

夏目が死んだ。
彼の葬式に出席した四人。
彼らはマミヤと出会う。


選択肢あり、世界滅亡共有幻想、-DownFall-は十時間足らずで読み終わりました。
-FallDown-の感想はこちら
システムはもう少し読めるバックログ量が多いと有難かったです。
また、現時点では不安定な動作や誤字などがありました。
音楽はボーカル有の曲も含め、コミカルなものから綺麗なもの、昂揚するものまでそれぞれの場面に合っていました。
OPと作中ムービーあり、OP、挿入歌、EDに歌あり。
絵は菊池ルートの雪のシーンがとても美しくて好きです。あと主人公(仮)の百面相が見ていて飽きません。
一枚絵は-DownFall-追加分で四十六枚。

「マミヤ」シリーズの二作目で、前回の話を受けての菊池、東條、森近、周防各ルートと、
その後新たに冬馬、有栖川、新垣、鮫島各ルートを読むことができます。
冬馬、有栖川、新垣、鮫島各ルートの最後が同じ内容なのですが、
第四金曜日からは全ルートを読み終わった後に解放された方がより衝撃的になるのではないかと思ってしまいました。

菊池、東條、森近、周防ルートの中では-FallDown-に引き続き菊池ルートがつらくて好きです。
他のルートも主人公(仮)が変なノリで動き回っていて不穏さを覚えつつも楽しめました。
冬馬、有栖川、新垣、鮫島ルートでは鮫島だけ別方向に突っ走っていてインパクトがありました。

そして-DownFall-は途中や最後にそれまでのことをひっくり返すような事実や謎がどんどん出てきて、いろいろ考えつつも続きが気にな ります……
(以下ネタバレのため反転)
いまさらながらFDでの四人は本当に死んだのだろうか……特に湊のラストは死亡確認していないように思える。
マミヤと間宮は違う(FD湊ラストから)
夢久って言うと夢野久作を連想する。
第四金曜日で「滅亡が予言された」ではなく、「滅亡された」ってテキストなのが意図的かどうか……(ver.1.01テキスト修正)
周防が生まれてから2012年までで12月に第五金曜日があるのは1988,1989,1993,1994,1995,1999,2000,2004,2005,2006,2010,2011。一通 り調べたけれどやっぱり予言があるから周防が第五金曜日と言ったのは1999年かなあ。(ver.1.01文章追加で確定)
ハッシュタグでの他ユーザーとの"共有幻想"作りが推奨されているというのは、間宮を忘れさせない彼らの活動の一巻? 「マミヤ」と いう作品自体がその意図をもって作られた?


過去の作品感想:レムレスブルーの午前2時
(2018/1/7)

 

はじめてのこみっくまーけっといん93たいけんばん/>>505そふと

夏の早朝、同じ課の先輩、有明晴美に呼び出された古賀と、二人の後輩である黒崎麻也。
彼らの目的は、夏のコミックマーケットだった。


選択肢なし、コミックマーケット、ボイスあり、十分ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵は有明先輩の廃人っぷりが伝わってきました。
ただ有明先輩のボイスはもう少し破天荒な方がいいのではと感じてしまいました。

この体験版では駅で電車に乗ろうとするところまでを読むことができます。
……まだ会場にも着いていない!
なのでまだまだこれからといった所なのですが、
古賀君が黒崎後輩に粉をかけようとしてばっさり切り捨てられる場面が痛々しくて……可笑しかったです。
(2018/1/10)

 

君に××したい(仮) 体験版(乙女)/お山の大将

主人公は同じ小学校に通う不登校気味の少年、坂塚明(さかつかあきら)の家で話をしたり、
引っ込み思案な少年、橘真(たちばなまこと)と一緒に行遊んだりしていた。
ある日、同じクラスで女の子に人気のある桐都正輝(きりとまさき)が真に話しかけてきたのだった。


選択肢なし、攻略対象全員ヤンデレ・オールバッドエンドとのこと、十分ほどで読み終わりました。
主人公名前変更可。
システムは時折主人公の苗字名前がちゃんと表示されなかったりしました。
音楽はなし。
絵は真が可愛かったです。一緒にいただいたペーパーによると高校では女装少年になる模様!!

この体験版では小学生編の序盤が収録されており、完成版では小学生編の後、高校生編があるとのこと。
いまのところヤンデレっぽさはないので、今後どうヤンデレでバッドエンドになるのかが見所。
それにしても主人公のデフォルトネーム山田花子は適当過ぎるのではないでしょうか……?
(2018/1/12)

 

ヒメコト。-himekoto-/ちあふるソフト

去年までお嬢様学校だったヒストリア学院に入学した綾瀬洋一は、
入学式で義理の姉である稲生瑞樹が新理事長として挨拶をしたことに驚かされる。
それ以外にも彼女は秘密を持っているようで……


選択肢なし、秘め事、学園、一時間ほどで読み終わりました。
システムはバックログ機能がないこと、文章表示速度変更がなく遅めなところ、スキップ機能がないことが不便でした。
音楽はなし。
絵は瑞樹立ち絵のみですが赤面したり可愛らしかったです。

義理の姉といい雰囲気になったりしつつ、いままさに姉の秘密が明かされるか、という所で続く。
秘密を瑞樹以外の女生徒も知っていて、でも主人公が知らないままキツく当たってくる所は理不尽に感じてしまいましたが、
外では理事長としてしっかり振る舞いながらも、洋一と二人きりでは洋一への好意を隠そうとしない瑞樹は微笑ましかったです。
それにしても最後の画面、山場でいきなり大写しになったのでビクッとしました……
(2018/1/13)

 

ワームマスター - 芋虫編 - ver2.00 予告版(18禁)/うげ屋

一か月前、芋虫ワームに襲われ犯されてしまったアリシアだったが、
そのときの快感が忘れられずに自分から芋虫ワームに犯されることが日課になっていた。
ある日、何故か芋虫ワームたちが一匹もおらず、かわりに謎の光がまとわりついてきた。


選択肢なし、魔族、交尾、追加部分は十分ほどで読み終わりました。
ver1.00 お試し版の感想はこちら
システムは特に不便な箇所なし。音楽はなし。
絵はHシーンの塗りが間に合っていないままとのことではありますが、色々な種類の芋虫がお披露目されていました。
また、断面図が突かれるたびに揺れるのがいい演出でした。

この予告版では「魔族性態観察リポート - ワーム編」に登場した少女アリシアのプロローグと芋虫との一回戦に加え、訓練モードの概要が説明されます。、
訓練モードは個性的な何匹かの芋虫を相手に愛撫、奉仕、性交、お尻、注入の訓練をし、
気持ちよくなるように経験を積んだ上で新たな芋虫を籠絡しに行くというもの。
しかし経験を積まなくとも籠絡はでき、その場合は痛々しい描写になるというどちらに転んでも素晴らしい展開です。
芋虫ごと、訓練ごと、経験ごとに異なるテキストが必要で制作大変そうですが……完成待ってます!

過去の作品感想:
stray witch /hito no tane、魔族性態観察リポートゴブリン編ワーム編インプ編魔物編三姉妹編ておくれリセット ver2.00
(2018/1/15)

 

キュードル! Geek Seeker/CURIOSIST(600円)

クイズを解く力さえあれば誰でもアイドル「キュードル」になれる時代。
キュードル事務所英知興業の大阪支部にマネージャーとなった南代ゆかは、
日本舞踏館で行われるフェスで東京本部と対決する新人を発掘するため、日本中を巡るのだった。


選択肢なし、クイズ、アイドル、ストーリーは一時間半、新キャラ全員強化まで三時間半ほどで終わりました。
「キュードル!Fresh Q-dol festival」の感想はこちら
「キュードル! Right Answers」の感想はこちら
「キュードル! Versus The West」の感想はこちら
システムはジャンル選択時の初期ページや、全員仲間にできない所が改善されていました。
ただCストーリー(メインストーリー)が読み返せなくなっていました。
音楽は前作と同様。
絵は一部キャラのSR画像が実装されていなかったことが残念でした。

大阪支部で新人キュードル四人をスカウトし、東京本部所属のキュードル達と対決していきます。
対戦相手の背景がほとんど描かれていなかったことがやや物足りなく思いましたが、
その分スカウトする過程が中心といった感じ。
特に三人目、四人目は色々な場所を訪れていて、
足でスカウトしているという所を実感することができました。

過去の作品感想:
全力疾答!クイズマラソンクイズトラベラー -around the world-遥かなる剣が峰ヒトナツの聖地巡礼フェアリーメイカーくいけん! 〜美浜高校クイズ研究部物語〜恋には落ちても、受験には落ちないんだからねっ!おざわのやぼうおざわのやぼう弐国立オタク学院、キュードル! Fresh Q-dol festivalRight AnswersVersus The West
(2018/1/23)

 

ブラザー猫〜超猫列伝 第1話 君んちにもブラザー猫、いる?/黒柴亭(1000円)(DL版の購入はこちら)

ちょっと色々なものから影響を受けやすい小学生、翔太は化け物に襲われている所を
筋肉質で猫の顔をしたブラザー猫に助けられ、彼に心酔した翔太はトレーニングを始める。
クラスメイトの綾乃はそんな翔太のことが気になっていた。


選択肢あり、筋肉、ハードボイルド、四十分ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。EDに歌あり。
絵は翔太と綾乃の表情差分がどれも味があって好きです。
あとブラザー猫の肉体は実写(音楽担当)でイイ肉体でした。

翔太がピンチの時にブラザー猫が現れ、敵を倒したりコーヒーを淹れたりします。
これから話が動いていきそうという所で終わってしまうので物足りなくはありますが、
様々なポーズを決めながら訥々と鋭いことを言うブラザー猫の格好よさと、
下ネタを言う自分に恥じらいつつもそれを愉しみ、言われた翔太が慌てる様も愉しむ綾乃ちゃんの将来有望さが印象的でした。

過去の作品感想:鎧装重機アルシオーネ 第1話完結編、魔法部におまかせ!第一話番外編第二話第三話
(2018/1/27)

 

セカイの果ての均衡者〜BALANCER〜 第七章ver.1.1/LEVEL PLUS(通常版500円/特典同梱版1000円)

何度も転校をしてきた沢津拓真(さわづたくま)が現在通っている学園は女子生徒が圧倒的に多く、男子生徒は冷遇されていた。
ある日、角が生えたサラサという名の女の子が空から降ってくる。
彼女は多次元因果律管制機構(バランサー)見習いだと名乗り、沢津拓真に協力を要請するのだった。


選択肢あり、因果律、異能、追加部分は四時間半ほどで読み終わりました。ver1.1への修正パッチあり。
体験版ver.1.0の感想はこちら
おまけでぃすくver.1.4の感想はこちら
体験版ver2.4の感想はこちら
体験版PLUS!ver.2.0の感想はこちら
第四章の感想はこちら
第五章の感想はこちら
第六章の感想はこちら
システム、音楽はいままでと同様。
絵は敵の恐ろしさが感じられました。あと胸元緩めの女の子っていいですよね。
また、相変わらず演出豊富です。

今回がらっと舞台が変わり、新キャラや新たな脅威が登場します。
時間制限があるような場面でも主人公がセクハラするので、
もうちょっと場をわきまえてセクハラしてほしいなと思いました。
ですがそれまでと全く違う場所が舞台となり、また様々な謎も出てくるので、
本筋とどう関係してくるのだろうか……という興味を抱くことができました。

過去の作品感想:ADVの軌跡
(2018/2/6)

 

こころ-孤独の定義-/COBers(500円)

両親を失い、利き腕に重傷を負い、以降も様々な出来事を味わった広瀬祟正(ひろせたかまさ)は
絵を描くことだけを支えに復学し美術部へ復帰したが、自分の心と体が絵を描くことを拒否してしまう。
何もかもから見放されたと感じるも、旧友たちと美術室の幽霊と噂される二人の少女はそんな彼を放っておかないのだった。


選択肢なし、こころ、絵、学園、三時間ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵はEpisode4の告白以降の場面で、登場人物がその表情でいいのかと感じる箇所がありましたが、
喜怒哀楽が強調された立ち絵は親しみやすかったです。

夏目漱石「こころ」を原案に、舞台を現代の高校へ、下宿を部活へと変えた作品で四部作の第一部とのこと。
美術室の幽霊(上級生の方)と二回目に会う場面が、
テキストからも絵からも音楽からも鮮烈な存在感が伝わってきて印象的でした。
また、多くの場面で主人公の鬱屈とした自分を責める心情が描かれ続け重苦しさをとことん味わえます。
それが二人の少女と関わりを深めることで好転していきそうな流れではありますが……「こころ」原案だとそう上手くは行かないのでしょうね!
(2018/2/27)

 

顔の見えない主人公/めろーかくたす(500円)

他人のことが信じられない木下将汰はあやしげな仮面を手にしたことがきっかけで数百年前の異国にタイムスリップしてしまう。
当てもなく途方に暮れている所をエッタと名乗る少女に拾われ住むところを紹介してもらうが、彼女に危機が訪れる。
良く回る舌以外何も持っていない将汰がエッタを助けるための唯一の方法は、宮廷道化師になる事だった。


選択肢なし、道化師、信じる、四時間四十五分ほどで読み終わりました。修正パッチあり。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵は表情が多彩で可愛らしかったです。

腕っ節や体力はからっきしな将汰が口八丁で問題を解決しようとしていきます。
将汰の過去がほのめかされるだけだったり、エッタと将汰達の目標が道半ばだったりで続きがありそうなのですが、
特に連作等の記載がなく、ラストは拍子抜けに感じてしまいました。
ですが道化師選抜試験や終盤の対決など、頭と口を駆使する闘いがとても熱く、
主人公が突破口に気付き、適切なタイミングを計り、ここぞという所で弁舌をもって切り抜ける展開に手に汗握りました。
エッタの在り方を始め各登場人物も健気だったりフランクだったりアホの子だったり魅力的で、
是非この物語を最後まで読んでみたいと思えました。
(2018/3/7)

 

KATHARSiS 第二幕/ProseniumArch(500円)(DL版の購入はこちら)

児童養護施設「太陽の子ども院」で暮らす少年、暮端克巳(くれば かつみ)は、
周囲に氷を出現させる力を持つ少女、深栖瑛良(ふかずみ えいら)と出会う。
彼女は「ピディアスク」と呼ばれる特殊能力を持つ子供たちの一人だった。


選択肢あり、医能伝奇、バトル、ボイスあり、二章追加部分は三十分と少しで読み終わりました。
体験版の感想はこちら
第一幕の感想はこちら
システムは第一幕と変わらず、あまり便利とは言えませんでした。
音楽、ボイスは体験版と同様。
絵はフランシエルの一枚絵めっちゃ怖いです……
一枚絵は第二幕部分だけで十三枚+差分。

第二幕単体ではプレイできず、
第一幕のゲームフォルダに第二幕追加パッチを当てることでChapter4を読むことができるようになります。
今回は克己がほとんど何もできず右往左往するだけでなく独断行動もしていてあまりいい気分になれませんでした。
ですが眞嘉の一連のイベントは昂揚させられるものがありましたし、
敵側の一枚岩ではない関係も読みごたえがありました。
あとやっぱり双爾の怪演というべきボイスと言動が一番印象に残りました。
(2018/7/8)

 

Teufel Teich 〜嗟嘆の湖〜 実践篇 KapitelU Ver_1.0/マジェスティ(無料)

最近躍進を遂げている第弐製薬に入社することになった佐藤郡(さとうこおり)ら六人の新入社員は、研修のため山奥のロッジを訪れる。
会社からの最初の指示は新入社員で協力してバーベキューをすることで、和やかな研修になりそうな流れだったが、
その直後、研修担当から受け入れがたい研修を強制されるのだった。


選択肢なし、悪夢、新入社員研修、追加部分は四時間ほどで読み終わりました。
「Teufel Teich 〜嗟嘆の湖〜 研修篇」の感想はこちら
システム、音楽は研修篇と同様。
立ち絵は私服立ち絵が追加されていました。

実践篇は、研修篇を踏まえてより良くなるように実践していきます。
KapitelUではChapter3までを読むことができます。
研修篇終盤の重苦しさからどう話が展開していくのかと思っていましたが、
実践篇序盤は平穏であまり動きがなく、
しかし話の進行にあまり関わらない描写が多かったりテキストに頻繁にウエイトが入ったりするので
読み進めるのに少々根気が必要でした。
ですが第弐製薬の暗部が露わになってからは勢いがあり引きこまれました。
研修生以外の一癖も二癖もある登場人物も多く、彼らがどう関わってくるのかも気になりました。
(2018/7/18)

 


 

 

 

(同人ソフト番外編・その他)

新刊、落としました。/Studio Beast(無料)

密着4ヶ月ドキュメンタリー
―そして冬コミに至るまで
〜ある同人作家の兵器なき戦闘〜


選択肢なし、ドキュメンタリー(?)、十分ほどで読み終わりました。
システムはバックログ以外の機能なし。
音楽は冒頭めちゃくちゃ壮大でした。
絵はデフォルメキャラ。おまけでボツ企画の設定画あり。

本編は八月から十二月までの同人エロノベルゲーム制作者ドキュメンタリー。
おまけとしてJQV関連の未公開資料や制作中作品の紹介等を収録。
本編はもうタイトル名でオチが約束されているというか……まあそういうことです。
ちゅーそつ!の「Philosophic escape!」はいい歌だなあアハハ(おまけを読みながら)

過去の作品感想:J.Q.V 人類救済部 エデンの証明ちゅーそつ!1st graduation
(2018/1/8)

 

IRIS-豪雪の王-Coda.R18ファンディスク(BL18禁)/GRIMOplus(1500円)(DL版の購入はこちら)

「IRIS-豪雪の王-」のファンディスク。
攻略対象4名(レオグリフ・シェオル・ドノバン・アレクシス)とのR18エピソードと、おまけシナリオ1本を収録。

選択肢あり、ボイスあり、一時間半ほどで読み終わりました。
「IRIS-豪雪の王-」の感想はこちら
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。EDに歌あり。
絵はルカ先生が頻繁に顔を赤らめるのが魔性でした。一枚絵は七枚+差分。

ハッピーエンド・快楽堕ち・監禁調教・輪姦・精神破壊・尋問など多様な目にルカ先生が遭います。
本編でコメディが多めだっただけに、特にドノバン編はより悲惨に感じられました。
アレクシス編の尋問は結構難易度高めで試行錯誤が必要でした。
シェオル編はルカ先生ちょろい……という印象。
でもやっぱり、レオグリフと二人でいるときが一番好きだなあ、と思いました。

過去の作品感想:IDEA 宣戦布告編IRIS-豪雪の王-
(2018/2/2)
 


 

 

 

 

 

トップへもどる   一つ前に戻る