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最新の更新(2018/11/16)

コミックマーケット94作品感想

(同人ソフト完成版)

山風の杭/たんたん探(1000円)

同心の別府卯吉と未堂棟青人は、年明けに物見遊山と激務で消耗した未堂棟の療養も兼ねて御留峠を訪れる。
しかしそこで二人は殺人事件に遭遇してしまう
聞き込みを重ねるも行き詰まってしまう別府とは裏腹に、未堂棟は一歩一歩真実へと近づいていくのだった。


選択肢なし、ミステリー、江戸時代、三時間十五分ほどで読み終わりました。
システムは文章表示速度が遅めで変更できないこと、
バックログ機能がないこと、セーブ数が少ないことが不便でした。
音楽は不気味でちょっと物悲しい曲でした。
絵も影を感じさせる立ち絵でした。

クイーンタイプのロジカルミステリーとのことで、
犯人を特定する論理が三つ以上提示されています。(一部の伏線に気付かなくても犯人を特定可能)
また、途中で別府によって様々な犯行トリックが挙げられたり、
話の構成について作者からの解説があったりと入門書のような印象を受けました。
そんな役柄のせいか別府が間違った推理ばっかりしていて、
特に死体がすぐ近くにあるのに検分せずに推理を披露して無実の人を犯人扱いするのは目も当てられませんでした。
こんなのが同僚じゃ未堂棟が体壊すのもわかります……
ただ私も解決編で未堂棟が真相を明かし始めるまで直感でしかわからなかったので別府のことを悪く言えません!

色々な方向から解決可能という話の構成は感心させられますが、
好きなページを読み返せたり、栞をいくつでも挟んでおけたり、自分のペースで読めたりする紙の本と比べ
システム面での読み難さがとても目立ってしまった作品でした。
(2018/11/16)

コミックマーケット94作品感想

2018年同人ソフト作品感想

(完成版)

虚ろ町ののばら 1.03(12推)/Paper Moon(フリーソフト)

祖母の家に向かおうとしていた少女、境のばらは、気が付くと見知らぬ場所にいた。
そこは影のような姿をした、自分の名前も思い出せない人びとがうろつく「虚ろ町」
のばらは唯一普通の姿と記憶を持った守崎十夜と共に、虚ろ町から脱出しようとするのだった。


選択肢あり、探索、ホラー、おにロリ、パートボイスあり、四時間半ほどで終わりました。
システムは目標が表示されたり、近寄るとイベントのある場所がポップアップするのが有難かったです。
音楽はそれぞれの場面に合っていました。挿入歌あり。
絵はまずタイトル画面からもう美しいです。
作中の絵も綺麗だったり、恐ろしかったり、のばらちゃんが可愛かったり。
ドット絵も細かい動作まで表現されていました。
中でも一番好きなのは○○様初登場。本当に綺麗で目を奪われました。一枚絵は十四枚+差分。

のばらちゃんと、時折十夜くんを操作して虚ろ町から脱出しようとしていきます。
その中で良いことをしたり良くないことをしてしまったりの数などで四つのエンディングに分岐します。おまけシナリオもあり。
前半は恐ろしく、中盤は雑多で活気ある町をうろつく楽しみがあり、終盤は再び怖く、そして悲しくなる話でした。
そんな中をのばらちゃんと十夜くんが二人協力して仲良く行動していくのは微笑ましくて、
ED4にたどり着いた時には心から良かったなと思えました。

そして……とにかくのばらちゃんがいたいけで可愛いです!
臭い臭いを嗅いだり汚部屋を見たりしてドン引きして嫌がるのばらちゃんを愛でるの楽しい……
子供らしい残酷な暴力性が垣間見えるのばらちゃんも素敵ですし、のばらちゃんにビンタしていただくことも可能。
怖がったり嫌がったり照れたり笑ったり、とにかくのばらちゃんが可愛かったです!

過去の作品感想:霧と太陽の王ゴッデスリトルラビット!
(2018/11/13)

2018年同人ソフト作品感想

コミックマーケット94作品感想

(同人ソフト完成版)

Oscillatus 零 EP3;4 C94 ver1.01(15推)/Regen Radikaler(500円)

記憶を失い、病院で目覚めた「わたし」
しかし何故か記憶が回復するまで英国ハーフの女性公安捜査官、伊吹紗雲が付き添うこととなる。
そんな中、病院に異能を使う男が押し入り、「わたし」を連れ去ろうとしてくるのだった。


選択肢あり、SFミステリ×異能バトル×百合サスペンスをテーマとした新本格(ラディカル)シネマADVとのこと。
EP3;4は五時間十五分ほどで読み終わりました。修正パッチあり。
EP1;2の感想はこちら
システムは文章表示速度が変更できず遅めなことが気になりました。
音楽はEDで流れる歌が美しくて、物語の結末にふさわしいと感じました。
絵は登場人物の見た目が頻繁に変わりますが、表情で特徴が描かれていました。

EP1;2の続きで、EP1;2のセーブデータがないと全てのエンディングを見ることができません。
EP1;2と同様、文章表示速度が遅いのでテンポよく勢いで読みたいところでそれができず、
話に集中することができなかったことが非常に残念でした。
ですが手持ちの異能の組み合わせと信頼できる仲間たちの協力で事態を打開する最終決戦は
こうやったら何とかなるんじゃないだろうかと考えさせられる楽しさと、手に汗握るものがありました。
登場人物ではカオルと保波とショウがお気に入り。
公安組が終盤影薄い中、お互いを大切に思い、命を懸けて行動するところが格好良かったです。
(2018/11/11)

コミックマーケット94作品感想

(同人ソフト完成版)

咎の森 ver.1.0(BL18禁)/水中庭園(1000円)

イグナシオ王国には咎人がモリビトという名の半獣となり送り込まれる森が存在した。
その森で暮らす人形師のネロによって作られた人形、マリオは何故か生命を得て動くようになる。
マリオはモリビトや森の外の人間と接するうち、外の世界を見て人間になりたいと欲するようになるのだった。


選択肢あり、童話「ピノキオの冒険」をモチーフにしたダークファンタジーゲームとのこと、十二時間半ほどで読み終わりました。
システムは特に不便な箇所なし。
音楽はピアノ曲を中心として情感あふれる曲が多く使用されていました。OPにムービーあり。
絵は立ち絵や一枚絵の種類がとても豊富でしたが、
道具を装備・使用するときに手から離れていたり、弓の弦が引かれていなかったり不自然に感じてしまう部分もありました。
あとネロルートのベタフラッシュカットイン+揺れる木のシーンは真面目なシーンなのにコメディ演出に感じてしまいました……
一枚絵は六十五枚+差分。

人形のマリオが森の外へ出て色々な人々と関わり、人間になろうとしたり別の願いを抱いたりします。
ルートは三つで、あるモリビトを探しに来たロッソルートとイグナシオ王国第一王子ルチアーノルートを読むと、
人形師ネロのルートが読めるようになります。エンディングは十三種類。

ロッソルートはロッソの思い通りにいかない時期と時を同じくして王家への不信が広がっていて、
そうであるならばロッソに同調する人もいてもいいのではないかと思ってしまいましたが、
森や王家に関わることを部外者(国民)の視点で疑問を抱いたり、
市井の生活が描かれていたりと世界観を知ることができました。
また、(一部バッドエンドを除き)面倒見がよく頼りになるロッソに好感を抱けました。
ルチアーノルートは「崩壊」エンドのルチアーノが凄みを感じさせられてお気に入りです。
始めはルチアーノのことを嫌がり、ルチアーノに虐げられながらも
なんだかんだルチアーノには自分がいなければと思ってしまうマリオと、
いつしかマリオがいなくなると平常心ではいられなくなってしまったルチアーノという関係性も好き。
ネロルートは三ルートのうち最終ルートであり、いくつかのことが明かされるのですが、
隅々までは明かされず、またマリオとネロの関係もただ「めでたしめでたし」ではない、
物悲しくも未来を感じさせる余韻がある終わり方でした。
そして全ルートを通して、世間知らずで無鉄砲だけどまっすぐなマリオが魅力的に描かれいている作品でした。
(2018/11/9)

コミックマーケット94作品感想

(同人ソフト完成版)

不吉の月、緋の帳/G・いのせんと(1000円)

夏休み、唯一の親族である祖父の葬式のためかつて過ごしていた村を訪れた貝塚蓮は、
村に住み祖父と親交があった古河水葵、不知火夏鈴、板倉風子と再会し、夏休みを村で過ごすことになる。
しかし祖父は超常の存在と関わっており、蓮もまたすでに巻き込まれていたのだった。


選択肢なし、ループ、クトゥルフ、一時間四十五分ほどで読み終わりました。
システムは文章表示速度が変更できずに遅めなこと、スキップやセーブロード画面呼び出しが遅いこと、
バックログ機能がないことが不便でした。
音楽は特に合わないような箇所なし。
絵は久の立ち絵が眼鏡をかけていないのに眼鏡に関する描写があることが気になりましたが、
三人娘は可愛くて、浴衣の柄も華やかでした(一名はドクペ柄)

祖父の暮らしていた村で夏休みを過ごすことになりますが、命を落として過去に戻り、
その原因を踏まえて悪い出来事を回避しようとしていきます。
四話までとインターミッションを読むことができますが、
解決することはできないままなので続きがあるのでしょうか?

三人娘、特に同い年の不知火夏鈴が快活なスポーツ少女ながら
可愛く見られることに戸惑い混乱することがいじらしくて、
それゆえ彼女が関わる死はやるせなさを覚えました。
ただ文章表示速度が遅いことやバックログ機能がないことによる読み辛さが先に立ってしまい、
話に集中しきれなかったと感じてしまったことが残念でした。
(2018/11/7)

コミックマーケット94作品感想

(同人ソフト連作)

虎鶫の子守唄〜白キ追憶〜/Bee-Soft(2000円)

桐乃 葵は親友の軽部美亜に誘われてクラスメイトの保科柊一、竹原圭人、小鳥遊マリと丘の上の幽霊屋敷へ肝試しへ向かう。
美亜の近所に住むルポライター佐伯よつばを加えて屋敷内に入るが閉じ込められてしまい、
何者かの声や音が聞こえたり、人形が飛び回ったりする中、脱出を図るのだった。


選択肢あり、ホラー、洋館、ボイスあり、一時間半ほどで読み終わりました。
システムは既読スキップで未読もスキップしてしまうこと、
選択肢でセーブできないこと、セーブスロット数が少ないことが不便でした。
音楽は特に合わないような箇所なし。OPにムービーと歌、EDに歌あり。
絵はみんなどことなく陰気さを感じるもので話に合っていました。

肝試しをしに来た六人が洋館に閉じ込められてしまい、おかしな出来事の数々に遭遇していきます。
探索を二人組でしようとしはじめてすぐ、ほとんどの人が単独行動を始めたり、
友人がいじめをしていたりしていて、登場人物が酷い目に遭ってもあまり可哀想に感じられませんでした。
あと竹原君階段落ち→主人公気絶というパターンが多く、何度目かにはつい笑ってしまいました。
ですが選択肢の多さからの手探り感があり、
この行動でいいのかとビクビクしながら探索していくことができる作品でした。
(2018/11/5)

コミックマーケット94作品感想

(同人ソフト完成版)

A'/MistForest(500円)(DL版の購入はこちら)

高校二年生の宍戸裕司は友人の三宅洋、本田邦夫、本郷啓太と共に廃墟を訪れる。
そこで目を疑うようなことに遭遇した彼らはそのことを忘れようとするが、
家や学校でも同じ出来事に遭遇してしまうのだった。


選択肢あり、ホラー、一時間半ほどで読み終わりました。
システムは読み返すことができるバックログ量が少ないと感じてしまいました。
音楽は無音やゆったりと不気味な曲調の場面が多めでした。
絵は立ち絵差分少なめですがその分描き込まれていました。

主人公たちが遭遇した出来事が語られていきます。
ルートは大きく分けて二つ。
鏡子さんがどのような存在なのかが難解なうえ、
どのエンディングでもすっきりとは解決しないので消化不良に感じる部分もありますが、
同時に得体の知れなさや不気味さ、どうしようもないことに翻弄される無力さを覚えました。
なにより、ルートが二つに分岐するという構成が怪奇現象の内容を表現しているところが巧みで、
二ルート目を読み始めてそれに気づいた時にはゾクッとさせられましたし、
冒頭のモノローグがより意味のあるものとして実感できました。
(2018/11/3)

コミックマーケット94作品感想

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2005/5/8開設
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