2008局地的同人ゲーム・オブ・ザ・イヤー
おすすめ同人紹介地域

どの作品がどの部門にノミネートされたかは
650さんの
局地的2008年度同人ゲーム・オブ・ザ・イヤー ノミネートページをご参照ください。
各作品の私の感想や650さんのレビューへのリンクもこちらから。

650さんの選出作品はこちら

 

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【主演男優部門】
・夏目有生:[Rensa](
荒磯の巌)

多くの分岐があるので選択によっては駄目な行動を取ってしまうこともありますが、
それを補って余りあるくらいにここぞという場面での行動力は素晴らしく、
さらにその手段も、嫌われることもいとわず、逸る気持ちを抑え地道に実行に移していて、
その格好を付けようとしない様がとても格好いいです。

 

【助演男優部門】
・八紘尽武:八つ数えろ(
TR九石堂/System9)

まだ作品は完結していませんが二つ目盤での役回りと四つ目盤での尽武ルートで十二分に魅力を感じられます。
傲岸不遜な態度と漫画の必殺技をマスターしてしまう出鱈目さ、そして圧倒的な実力。
敵になっても味方になっても、存在感は正に別格です。

 

【主演女優部門】
・夏:CD−Manatsu(
小倉ハムスター)

人間は顔じゃありません。
というか顔以前の問題なのになんでこんなに可愛いのでしょうか。
作中の終盤では主人公に完全にシンクロしてました。夏さあああああん!
是非「N」以降で再登場希望です。

 

【助演女優部門】
・三塚美里:life school(
スタジオ紅憧)

ほんのわずかしか出番がなく、なにか目立つことをしたわけでもありませんが、良妻賢母、日常の象徴。
最後の台詞が謝罪なのも、自分よりまず夫のことを考えていることがわかり、とても印象に残りました。

 

【作品部門】(総合)
・犬神使いと少年(
活動漫画屋)

特におすすめとした「灰瞳に機す」と悩みました。
ただ「灰瞳に機す」はシナリオが特に良いのですがこの「犬神使いと少年」は全てが良く、
さらにそれらが相互に影響し合ってより良いものへと昇華されていました。
「総合」に相応しい作品です。

 

【脚本部門】
・灰瞳に機す(
お茶みどり)

一つの選択で分かたれている物語。
初恋に浮き足立ち、しかし選択を突きつけられ、最後まで選んだ方を全うする。
どちらの先も濃密に描かれ、どちらの先も疑いに塗れた物語を貫く「殉愛」が鮮烈な素晴らしい作品です。

 

【心:部門】
・雨ではなく、雪でなく(
やまいぬワークス)

小説版でも情感に溢れた作品でしたが、絵と音が付き、よりそれが豊かになっていました。
数時間ほどの邂逅と、少しの回想に、多くの感情が込められ、静かに身に沁みてゆく作品です。

 

【喜:陽部門】
・Dear world Re:(
non color)

小学生の友人達と遊びまわる喜び、
その話を聞いてくれ、時には一緒に遊んでくれる家族がいる喜び、
愛する人と共に過ごす喜び、
そうした日々がとても輝いていました。

 

【怒:ゴルァ(゚Д゚)部門】
・いつか夢見た風景で(
Arbitrage)

主に二章から四章がただただ理不尽。
その対象は人だったり、世界だったりしますが、
なんてことのない平凡な日々を願い、あと一歩まで近付きながらも奈落の底へ落とされる様は、
読んでいて当り散らしたくなるくらいに理不尽です。

 

【哀:泣き部門】
・life school(
スタジオ紅憧)

自殺志願者達が集まっているにしてはお馬鹿な日々が続くものの、
やはり自殺を願うようになるにはそれなりの理由があり……
という所でそれぞれが語る回想が生々しくてぐっときます。
今ではそのときの曲を聴くだけでぐっとくるようになってしまいました。

 

【楽:ライト部門】
・こうかん☆にっき divide(
The Dungeon In Yarn)

ちっちゃい女の子とエロエロな日々。
しかしとても明るい雰囲気です。倫理感はないですが愛はあります。
trade▼off」でもそうでしたが会話の楽しさはこのサークルさんならでは。
ちょっとした受け答えの一つ一つにニヤニヤしてしまいます。

 

【理:ロジック部門】
・犬神使いと少年(
活動漫画屋)

活動漫画屋さんは二年連続受賞ですね。
去年と同様読んでいて自然に納得できる所が良かったですが、
それ以上に理と情のバランスが取れていて、論理的なだけに終わらない美しさを感じました。

 

【笑:爆笑部門】
・ゴス道の乙女たち(
01-Torte)

猟奇→コメディー、因習→ロボ。
あまりに華麗で唐突な転換に何故? と思う前に噴きました。
それ以外のシーンでも直人とエリカの息の合いっぷりが笑える作品です。

 

【独:独創(毒葬)部門】

TAIHAism -タイハイズム-(Giant Ant Unit)

キャラクター、展開、舞台設定、結末。
特に後者二つは核心ゆえここでは触れませんが、
「ほとんどのギャルゲーへのほのかなアンチテーゼ」と大きく出ながらもそれに見合った作りで、
ギャルゲーのお約束を集めて、他のギャルゲーにないものを築いた作品でした。

 

【脚色部門:二次創作】

該当無し

 

【ムービー・動画部門】
・ゴス道の乙女たち(
01-Torte)

とても滑らかなアニメーションの「めぐみくみっくすREMIX」「めぐみくみっくすフルスロットル!」も素晴らしかったですが、
「ゴス道の乙女たち」ではただ綺麗なだけでなく、
話中に効果的に組み込まれていて演出の一つとなっているところがポイント高いです。
なかでもトイレ→校舎→車内と視点が移動していくムービーは必見。

 

【歌曲部門】
・神々の歌:MYTH(
circle tempo)

天上にまで届きそうな芯のある響きが耳に焼きつく歌です。

 

【作曲部門】
・風と光があなたに恵みますように(
nuko)

リメイクですが本当に素晴らしい曲ばかりなのでこの作品に。
風と光が舞う田舎を象徴する曲を始めとして、
オーダーメイドの、この作品にしてこの曲あり、という音楽です。

 

【特殊効果部門:演出とか】
・Fw:(
Xion)

信任投票になっていますが、他に候補があったとしてもこちらを選ぶくらい、
それぞれの演出、絵や話や音や画面効果や……、が洗練されていて、
センスが良いというのはこういうものかと思い知らせられる作品でした。

 

【美術部門】
・御伽噺食堂(
Inverse Kinematics)

本編のCGモードに登録される百五十を超える一枚絵、それだけでもすごいですが、
他に一見同じ方が描いたとは思えないほどタッチの違う絵があるのが驚きです。
それでいて一枚一枚のクオリティも高く、絵心がない身からするとただ信じられません。

 

【体験版部門】
・お月さまとひよこ(
食材部)

ちょっと不思議な童話かと思いきや、天然全開ほのぼのアルバイトゲーム。そして銘菓。
各人の特徴をよく表した擬獣化が似合っていて、
そんな彼らと世間ずれ皆無な主人公の会話にほんわかと頬が緩む作品で、完成がとても楽しみです。

 

【題名部門:Nice Title!】
・一日千秋(
さくらミント

とても上手いネーミング。
話としても、三十分ほどの中に待ち焦がれる気持ちを始めとした感情が込められていて、
四文字熟語のようにきっちりとまとめられている作品でした。

 

以上です。極めて個人的ですが。

この一年も、楽しませていただきました。
これから先も、どんな作品を読むことが出来るのか楽しみです。
よろしければ明日以降もお付き合いくださいませ。

 

 

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