おすすめ同人紹介
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おすすめ同人紹介による同人ゲーム・オブ・ザ・イヤー2025ノミネート作品中間発表(2025/12/21)


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最新の更新(2026/2/5)

コミックマーケット107作品感想

(同人ソフト完成版)

エンヘヴン/para/philia(100円)
(こんな世界に天使はいますか? のみ収録)


高校生の主人公は学校になじめずに過ごしていた。
学校をさぼって訪れた公園で、小学生くらいの少女と出会う。
彼は少女に目を奪われ、彼女のことしか考えられなくなっていくのだった。


選択肢なし、鬱屈、二十分ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵は背景のみ。

三つの物語を収録予定でしたが、「こんな世界に天使はいますか?」のみ収録となったとのこと。
生きにくさを抱えた主人公が幼い少女に執着するようになります。
主人公が少女を何度か自分の部屋に案内して……そこで何をしているのかが語られません。
何をしているのかによって良い方にも、悪い方にも解釈できるラストでした。
私は悪い方に読んでいました。良く思うには不穏な要素が多すぎる……!

過去の作品感想:不完全なるこの世界幼い二人にこの世界は似合わない
(2026/2/5)

コミックマーケット107作品感想

2026年同人ソフト作品感想

(完成版)

テストプレイをサボりすぎたRPG Version1.0.2/KSBゲームスフリーソフト

全100章からなるプレイ時間100時間越えのフルボイス超大作RPG「Killing Time-漆黒の刻とカサンドラの可能世界-」満を持してリリース。
99個の超魔導石を求めて世界を巡る壮大な物語が始まる。
……え? テストプレイ? してませんけど。


選択肢あり、コメディ、不具合、ボイスあり。一周目は一時間と少しで終わりました。
主人公名前変更可。
システムはRPGツクールMZ製。
音楽はエンディングの歌が壮大な物語にふさわしい歌で、
ちゃんとテストプレイして全章体験できれば感動できたんだろうなあ……と思えました。
歌詞に作中の用語がめちゃくちゃでてきますし!
絵は立ち絵がイヤというほど印象に残ります。逆に一枚絵は全く記憶にありません…………!!
ボイスも様々な問題があって笑えました。さすがにあのボイスをミスと言ってしまうのは可哀想すぎる……!!

超大作RPGのはずが、テストプレイをしなかったがために様々なミスが残り、一時間ほどでクリア可能となってしまいます。
ミスが発生した後にシステムメッセージで知らせてくれる機能をはじめとして、
ゲーム実況配信で盛り上がるようにとても考えて作りこまれた作品でした。
ストーリーは完全にシリアスで、だからこそミスが発生したときのギャップで笑えます。
バグで通れない所が通れるので、そういう入口だと順応し始めている自分が怖い……
同時に、ゲーム制作をする側としてはこんなミスが残っていたとしたら笑えないと思うはずで、
RPGツクールを使っていたら実際にやってしまいそうなミスばかりでした。

そして、ミスをミスと知らせてくれる機能があるということは「想定外のミス」は許されないのですが、そういう箇所はありませんでした。
「テストプレイをサボりすぎたRPG」を完成させるためのテストプレイは一切サボっていない、というのが凄かったです。

過去の作品感想:無駄が多すぎるRPG虚無すぎるRPGネタバレが激しすぎるRPG―最後の敵の正体は勇者の父―ネタバレが激しすぎるRPG2―親友の真の姿は大魔王―
(2026/2/3)

2026年同人ソフト作品感想

コミックマーケット107作品感想

(同人ソフト完成版)

生命の栞 ver.1.00(12推)/みやこそふと(1500円)

雨が降り続く世界で目覚め、謎の少女が住む図書館で暮らすことになった主人公は、
記憶がなく、「ユウ」という名前だけしか覚えていなかった。
主人公は記憶を取り戻すために図書館内を探索するが、謎の少女は不機嫌そうにその行動を制限しようとしてくるのだった。


選択肢あり、記憶、現代ファンタジー、四時間半ほどで読み終わりました。
体験版の感想はこちら
システムは特に不便な箇所なし。
音楽はゆるやかでちょっと暗い曲調が変化の乏しい世界観と合っていました。
OPムービーあり、第二OPにムービーと歌あり、EDに歌あり。
第二OPがYouTubeで公開されているものと基本同じながら、
作中で流れる時は本編の秘密がしっかり入っていてその差異になんというか……優越感を覚えました。
エンディングの歌も結末に相応しい余韻がありました。
絵は謎の少女の不健康そうで不機嫌そうな表情にゾクゾクさせられます。
一枚絵は八枚+差分。

雨が降り続く世界を繰り返して失われた記憶を探すとともに、謎の少女とも関わっていきます。
エンディングは四種類。
主人公が結構ポンコツ……ではあるものの、本来の彼女を知るとしっかりしすぎているくらいで、
ポンコツ部分に愛嬌として好感を抱くと共に、しっかりせざるを得なかった境遇が悲しかったです。
謎の少女も、不機嫌そうに見つめられるのが癖になると共に、そうなるまでを思うと悲しいです。

スタッフロールが流れる方の結末は、主人公と謎の少女の状況がまだ最悪ではないからできた選択だと思ってしまう部分がありますが、
それ以上に、二人にとって重大で、悩み、苦しんでいて、そして思い合っていると伝わってきました。
特に終盤は、もう一つの選択をした結末も含めて
二人の言葉一つ一つが気持ちのこもった心からの言葉だと感じられます。
閉塞感のある世界で苦しみや後悔を見続けた先の温かさ、思いやりに胸がいっぱいになる作品でした。

過去の作品感想:電子カルテと木曜日
(2026/2/1)

コミックマーケット107作品感想

(同人ソフト連作)

すずむしの森から 1すずむしの森編/ゴールドレリーフ(1000円)

平成四年、涼夢村へと引っ越してきた中学二年生の相馬守仁(そうまもりひと)は、
篠森(しのもり)ことりを始めとしたクラスメイト達と同じクラブに入り、充実した夏を過ごす。
しかし、夏休み明けに行われたお祭りの夜に起きた事件を境に、彼を取り巻く環境は一変するのだった。


選択肢なし、平成初期、因習、四時間ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵は当時のお菓子やアニメ漫画などが盛りだくさんで、
ちょっとお色気があるのも含めて平成初期を感じられました。
女の子も可愛いですが、それだけに怖い場面がより際立ちます。

引っ越し先で仲良くなった女の子たちと充実した日々を送りますが、すずむしの鳴く頃になって事件が起こります。
「1」とある通り、一応区切りはつくものの、作中の謎はほとんどわからないまま。
私は平成四年当時、ちょうど作中の登場人物に近い年齢だったので、
作中の平成初期要素はほぼ全てわかる、と嬉しくなりました。
前半はそうしたネタや、賑やかなクラブ活動を味わえました。
後半は事件が起こり、主人公は疑心暗鬼となります。
第三者視点からも結構怪しい言動を周囲がしていたり、
主人公が(単純なだけかもですが)何かを疑っても証拠がなければより疑うのではなく白認定したりと、
主人公の独り相撲ではなくしっかり暗部がありそうではありますが……
どこまでが主人公を害する意図をもっているのか、続きで確かめたいです。

過去の作品感想:さよセン(さようならセンター試験)さよセン1.5さよセン(さようならセンター試験)完結編海のほとりのアピスさん異世界だが別に転生してない
(2026/1/30)

コミックマーケット107作品感想

(同人ソフト完成版)

「夜渡り Ver. 1.1」+「ある夏の夢物語 Ver. 1.0」/MCC東日本Zero(セットで1000円)

夜渡り Ver. 1.1

はいねちゃんはSNSインフルエンサーひもりちゃんとして可愛いを振りまいていた。
プロははいねちゃんの彼女にして、ひもりちゃんのプロデューサー。
明るいひもりちゃんとは裏腹、はいねちゃん自身は情緒不安定で、ネガティブで、ワガママ。
待ち合わせに遅刻してしまったプロは、埋め合わせにはいねちゃんから寄り道を持ち掛けられる。


選択肢あり、散歩、修正パッチあり、一時間十五分ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵は不安定ながらプロを信頼する表情をしてくれるはいねちゃんが可愛かったです。
背景は実在する都内の駅周辺。一枚絵は四枚。

繊細な彼女の家まで、二人で駅から帰ります。
序盤で帰る道をどちらにするか選び、それによって道中の景色や会話の内容が変わりますが、
最終的なエンディングはどちらの道を選んでもはいねちゃんエンドかひもりちゃんエンドになります。
面倒くさい所がたくさんありつつもプロのことを大好きで信頼や嬉しそうな顔をしてくれるはいねちゃんが可愛い……ですが、
あくまで第三者としてみているので、実際にプロの立場になったら手に負えないな……とも思えます。
あとインフルエンサーってたいへんだなあ僕にはとてもできない、とも。
そんな苦労話も語られながら不安定なところを見せながらも、
深夜の静かな街を歩く二人の間には温かさがあって、ちょっとはらはらしつつもそれ以上に心地よく読むことができる作品でした。

ある夏の夢物語 Ver. 1.0

メイドの鉄笑莉香(くろがね えりか)は仕えるお嬢様、あかり達に引っ張られるように海水浴へと向かう。
水着も用意されて準備万端。観念して海で過ごすのだった。


選択肢なし、主従、姉妹、四十五分ほどで読み終わりました。
「愛されメイドはアイを知る」の感想はこちら
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵はみんな水着を着てくれて眼福でした。

「愛されメイドはアイを知る」のファンディスク。本編より後の話。
本編でいろいろあった末のご褒美という感じで、
ちょっと過去を振り返りながらも平穏で賑やかな日々を送ります。
全編通じてではありますが、特に最後、お互いがお互いを愛して、愛されていることが伝わってきました。

過去の作品感想:〇い世界とわからずや愛されメイドはアイを知る〇い世界と廻る羽根隠り世青い夏と黒い猫 〜Blue Summer Black Cat〜MCCファンディスク 〜その1〜雨時々…就活しなくちゃダメですか?
(2026/1/28)

コミックマーケット107作品感想

(同人ソフト完成版)

大安戦旗/さばねくすと(500円)

中原を支配する大安帝国に限りが見え始めた時代。
各地を放浪していた軍師、永 子渺(えい しびょう)は皇帝の第三皇子で楚国を治める幼馴染、蒼 弘麟(そう こうりん)と再会する。
それをきっかけに、安の全土を巻き込む騒乱と陰謀に関わることになるのだった。


分岐なし、中華ファンタジー、SRPG、十八時間ほどで終わりました。
システムはSRPG STUDIO製。
音楽は特に合わないような箇所なし。
絵は登場人物が多く、人種・民族バリエーションも豊富でした。
ただ、マップグラフィックの都合とは思いますが、武装どころか馬に乗って皇宮で会議するのはいいのか……? と思いました。

古代中国のような架空の帝国が舞台で魔法も存在する中、皇子を補佐して戦乱を乗り越えていきます。
登場人物が多く、大部分が中国っぽい名前のため誰がどんな立場かなかなか覚えられませんでした……。
また、誤字や画像指定ミスなどが見られました。

SRPGパートは前半は易しめ、後半もボスの耐久は弱めですが、
後半体力や防御が低い登場人物はモブの一撃でさえやられることも多く、
前に出さないようにする立ち回りが求められました(もしくはそもそも出撃させない、あるいはやられても次ステージで復活するので諦める)。
ほとんどのステージで主人公がやられるとゲームオーバーですが、
主人公は硬い上にドレイン持ちなので、ガンガン前に出てもほとんど危なげなかったです。軍師とは……。
スキルで特定の武器種無効があるので、守備が高いキャラに魔法系無効スキルを取得させるのも強力でした。

ストーリーは帝国全土やその周辺を舞台に方術や魔術も絡めた物語で壮大でした。
一番暗躍していた登場人物の退場があっさり過ぎて、こんな奴にずっと……と思ったりもしましたが、
親しくなった登場人物でも次々と死んでいく容赦のなさもありました。
中国の歴史からすると、皇帝以外の皇族に国を任せると碌なことにならないので最初から嫌な予感しかしませんでしたが……!

過去の作品感想:有機戦機朧月夜に言の葉を
(2026/1/26)

コミックマーケット107作品感想

 

 

 

 

 

 

 

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2005/5/8開設
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