おすすめ同人紹介
はじめに  おすすめ  期待の同人ソフト  感想その他  全作品リスト(同人ソフト完成版リスト体験版その他リスト、同人誌漫画・小説リスト・雑談)  ご当地同人ソフト  リンク  twitter

同人ゲーム・オブ・ザ・イヤー発表 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年 2024年 一覧  「悪の教科書」のDLはこちら 「二十四季Pilot 2」等のDLはこちら 「親愛なる孤独と苦悩へ」のDLはこちら 葉露大会一覧はこちら

おすすめ同人紹介による同人ゲーム・オブ・ザ・イヤー2024ノミネート作品中間発表(2024/12/22)

過去のトップページコメント及び紹介・感想以外の更新履歴はこちら(2024/12/22)
web拍手のお返事はこちら(2024/12/27)

最新の更新(2025/3/19)

2025年同人ソフト作品感想

(完成版) 

ニューロン・エクリプス Ver1.2(18禁)/虚数神域(DL販売880円)(DL版の購入はこちら)

義肢や遺伝子改変技術がありながら、それらを使用した者は差別される法律がある世界。
治安維持隊に所属するベアトリスは、命令無視が原因で危機に陥り、四肢と眼を失ってしまう。
リンファと名乗る技師に拾われ、サイボーグ化されたベアトリスは、リンファの目的に協力することになるのだった。


ノンフィールド・サイバーパンクRPGとのこと、十二時間ほどで終わりました。
システムはRPGツクールMV製。
音楽は盛り上がる曲が使用されていました。挿入歌あり。
絵は亜人の宗教家ミアの立ち絵とゲームオーバー画面のベアトリスが綺麗でした。
Hシーンはアヘ顔や巨乳、散らばる陰毛にこだわりが感じられます。

技術はあるものの荒廃し、身分の差が大きい世界で、陰謀に立ち向かっていきます。
過去作全般との繋がりあり。
カードバトルをスキップしてストーリーのみ読むことができるモードもあり。
難易度は時折初見では負けることがありましたが、それを踏まえてデッキを組みなおせば突破できました。
よく使ったのはミア。捨て札からカードを復活させるミア専用カードのリフレインと、
コスト半減の倍速実行、邪魔カードを攻防一体カードに変換できる必殺技ノイズディフュージョンが相性よかったです。

ストーリーはベアトリスがいきなり脚を斬られてならず者の慰み者にされるというショッキングな展開から、
リンファに協力して大企業の陰謀、それより偉い支配者、そして最後は……とどんどん事態が大きくなっていって勢いがありました。
主人公も含めてみんな貞操観念低めな世界観で、
下世話な話もしつつ修羅場も切り抜けて信頼しあえるようになっていく女の子たちが微笑ましかったです。
とはいえ凄惨な場面やままならない場面も多く、特に儒教的な価値観に縛られる女サイボーグの境遇がもどかしかったです。
お気に入りはミア。最初から最後までぶれない信仰を貫いていて、ラスボス相手にもベアトリスと初めて会ったときと同じことを言うのが格好良かったです。

過去の作品感想(Hollow_Perception):Acassia∞ReloadReIn∽AlterChoir::Nobody剣閃神姫誅伐伝対象She-11に関する記録ある日、天使が楽園から落ちてきた。HollowSky
過去の作品感想(虚数神域):破天鬼姫永羅伝
(2025/3/19)

2025年同人ソフト作品感想  

(連作)

欠損の杯(18禁)/Echo/Juliett(DL販売1430円)(DL版の購入はこちら)

四肢欠損した雛南姫子と同棲している主人公は、
我儘を言う姫子を甲斐甲斐しく世話していた。
……異常すぎるほどに、甲斐甲斐しく。


選択肢あり、四肢欠損、同棲、一時間足らずで読み終わりました。
システムは文章表示速度が遅めで変更できないことがやや不便でした。
音楽は特に合わないような箇所なし。
絵は外出しているときの姫子が綺麗でした。

主人公と姫子が同棲生活を送ります。
Pieace Antiquities」のリメイクとのことですが大幅に変わっていて、
姫子が五体満足な学生時代のエピソードも読むことができます。
「歪んだ鏡像」を読み終えてから「欠損の杯」を読むと、
主人公が結構思い悩んでいて、このころはまだ可愛かったのになあと思いました。
それでも姫子のために全てを投げうっているのは一貫していました。
姫子も面倒くさい性格ではありますが、相手が悪かったですね……。

歪んだ鏡像(18禁)/Echo/Juliett(DL販売990円)(DL版の購入はこちら)

選択肢あり、四肢欠損、同棲、一時間足らずで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵はタイトル画面のようなシーンいつ読めるかな……と思っていたら!

「歪んだ鏡像」ラストシーンからの続き。
隣に引っ越してきた多倉沙希という女性と主人公が関わることになります。
やきもちを焼く姫子が可愛かったのですが、
それ以上に姫子最優先でそれ以外は一切考慮しない主人公の在り方が異常で、同時にそこまで貫ける生き方がうらやましかったです。
そんな主人公に一顧だにされない沙希が可哀想……と思っていたら彼女も最後にヤバい言動してくれて一気に盛り上がりました。
主人公と姫子の主治医兼カウンセラーは主人公のせいと糾弾するのですが(主人公が意図的にやったかもしれないことも示唆されますが)、
沙希がヤバい奴すぎて主人公に同情しそうになりました。
主人公も大概ヤバすぎる奴だぞ忘れるな!!

過去の作品感想:Pieace Antiquities
(2025/3/17)

2025年同人ソフト作品感想  

最新のおすすめ(3/15)

(完成版) 

とろとろレジスタンス
HP

サークルについて

オリジナルのRPG、ADV等を制作されています。

 

作品

もんむす・くえすと!〜負ければ妖女に犯される〜(DL版の購入はこちら)

概要

ジャンル

オリジナル/RPG

発売年月

2013/6

価格

前章2750円、中章2750円、終章2860円

年齢制限

18禁

特徴

モン娘、ファンタジー、責められ

v1.00時点で選択肢あり、三十三時間ほどで読み終わりました。
バックログ、CGモード、シーン回想、音楽鑑賞などがあり、 セーブデータは100個まで保存可能です。

 

あらすじ

勇者を目指す少年、ルカの前に、下半身が蛇のアリスフィーズという妖魔が現れる。
彼女と共に魔王退治の旅に出るルカ。
しかし様々なモンスター娘が、ルカの精気を狙ってくるのだった。

 

この作品について

全てのモンスター娘が精液を栄養にしていて、男に快楽攻撃を仕掛けてくる世界で魔王を倒すために各地を旅します。
エンディングは一種類(犯されるエンドは多数ですがコンティニュー可)。

システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵は様々なモンスター娘が様々な絵柄で描かれています。
敗北時の犯されるシチュエーションも豊富。

戦闘はたたかうやぼうぎょを選ぶコマンドバトルで、負けたら犯されます。
初見殺し技を使ってくる敵も多く、負けるとヒントも聞けるのでとりあえず初手降参でHシーンを堪能しました。
Hシーンは主人公が関わるものは全て、主人公がモンスター娘に淡々と犯されて逆転はなし。

ストーリーは主人公が目指す魔王退治はあくまで人間に害をなしているためで、モンスターとの共存を願っているものの、
序盤は実力が伴わずに理想論になっていて頼りなく、その上人間とモンスターどちらの汚い面も目にして思い悩みます。
しかしそれでも共存という願いを曲げず、各地で人助けとモンスター助けをして経験を積み強くなっていき、
最終的には助けた者達の力も借りて世界を救う、という展開で盛り上がりました。
また、さんざん罵倒されながらも旅の中で苦楽を共にしたアリスフィーズを始めとしたキャラクターも魅力的で、
ラスボスを倒した後に世界を巡り、それまでに出会った人たちと言葉を交わす場面では、
名残惜しくも感慨深い気持ちになることができました。

作品

もんむす・くえすと! ぱらどっくすRPG(DL版の購入はこちら)

概要

ジャンル

オリジナル/RPG

発売年月

2024/11

価格

前章3080円、中章3080円、終章3520円

年齢制限

18禁

特徴

モン娘、ファンタジー、責められ

v3.05時点で選択肢あり、二百二十時間ほどで読み終わりました。
RPGツクールVXAce製で Hシーンのみバックログあり、
CGモード、シーン回想、音楽鑑賞などがあり、 セーブデータは99個まで保存可能です。

 

あらすじ

勇者を目指す少年、ルカの前に、下半身が蛇のアリスフィーズという妖魔と、女神イリアスが現れる。
二人とも小さい女の子の姿で。
どちらかを選び、冒険の旅に出るルカ。
様々な思惑を持つ者たちと出会う中で、世界に危機が訪れていることを知るのだった。

 

この作品について

「もんむす・くえすと!〜負ければ妖女に犯される〜」と同じようで異なる世界を舞台に、
ルカがモンスター娘や人間を仲間にしながら世界を巡っていきます。
エンディングは三種類(他にバッドエンドもあり)。

音楽は特に合わないような箇所なし。
絵は様々なモンスター娘が様々な絵柄で描かれています。
敗北時の犯されるシチュエーションも豊富。
ここぞという時の一枚絵は盛り上がりました。

RPGパートは街や洞窟の隅々までアイテムが仕込まれていたり、
進行状況によって住人の会話内容が変わったり、
新たなアイテムが入手出来たりと作りこまれ、かつプレイ時間を見てもわかる通りボリュームもたっぷり。
戦闘は最終的には兆や京単位のダメージも珍しくなくなり、
敵のHPもそれに応じるようにインフレしていきます。
アビリティや装備が豊富すぎるのでそうしたダメージを出すためにセットするだけでもかなりの時間がかかりました。
とはいえ難易度を変更することも可能で、敵を一撃で倒せるまで簡単にすることもできます。

ストーリーは「もんむす・くえすと!〜負ければ妖女に犯される〜」未プレイでも大丈夫ですが、
プレイ済みだとその違いがどこから来るのだろうとより興味を引かれるものになっていました。
そして前章より中章より終章、終章の中でもさらにどんどんと壮大になっていく内容でしたし、
終章最終ルートではルカがいきなり大戦犯になっていて目を覆いたくなりましたが、
そこから仲間を集めて強くなって……ラストバトルとその結末は感慨深かったです。

登場人物も魅力的で、可笑しな掛け合いもあれば、格好いい場面もたくさんありました。
特にアルマエルマ、グランベリア、エデンがお気に入り。
ストーリーを通じて、主人公ルカであっても基本的に超格上相手にはたじろがせる程度しかできず、
同格の味方に何とかしてもらうという展開がほとんどでしたが、
彼女たちはそれを覆す意地を見せてくれて、とても熱かったです。

ほぼ全てのモンスター娘に犯されることができるという性癖へのこだわりと、
ほぼ全てのモンスター娘を仲間にでき、数多くのアイテム、街、ダンジョンが待ち受けるRPGへのこだわりの中で、
生き生きとした登場人物たちと一緒にかけがえのない冒険をすることができました。

2025年同人ソフト作品感想 

 

コミックマーケット105作品感想

(同人ソフト完成版)

一瞥と傷痕《スティグマ》 ver 1.0.1(15推)/パラドラスト(新刊セットで1500円)

新人記者のサンパチ(三木八郎)は民間人の立ち入れない「クシナイ」を取材することになる。
そこでは体の一部が義体となった元兵士たちが暮らしていた。
彼らに恐れられているレン・カツラという女性に脅されながらも、サンパチはクシナイで写真を撮っていくのだった。


選択肢なし、サスペンス、取材、修正パッチあり、一周一時間半ほどで終わりました。
システムはオートモードのみでスキップ無し(クリックで若干速く読み進めは可能)、
オートセーブ一か所のみで任意箇所から始めることができないとかなり不便でした。
音楽はほぼ環境音のみ。
絵は終盤のレンの姿がインパクトありました。

スクープ写真を撮影するため、秘密にされている都市で取材を行います。
多くの場面ではクリックで撮影することができ、何を撮影し、何を本社に送るかでストーリーが変化します。
クシナイを手探りで取材するしかない怖さを感じることができました。
ただ、スクープのチャンスは一瞬しかないという緊迫感を演出しようとしているのは分かりますが、
「全て文章がオートで進んでいく」「オートセーブのみ」「任意箇所からのロード不可」「ストーリー分岐あり」「一周一時間半ほどと長い」となっています。
せめてそのうち一つだけであればまだ我慢できますが、
周回して全てのストーリーを読むことがとても大変な作品でした。

過去の作品感想:神楽祭りの日のことアオハルディストーション残響地帯眠れヘリオトロープ
(2025/3/13)

コミックマーケット105作品感想

(同人ソフト完成版)

ぶらんにゅう! Ver1.1(18禁)/Berry Berry Pocha!ティラノりんこ/ますみソフト合同サークル)(1000円)(DL版の購入はこちら)

実家の牧場から離れて一人暮らしの大学生活を送る潮(うしお)のもとへ、妹のくるみが押しかけてくる。
くるみは牛から生まれ、牛耳でヒト型のウシ娘。そして豊満すぎる胸の持ち主。
実は潮が一人暮らしを始めたきっかけは、妹のくるみだった。


選択肢あり、ウシ娘、兄妹、一時間半ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵はくるみがこれでもかと爆乳でした。一枚絵は七枚+差分。

ウシ娘のくるみが押しかけてきて一つ屋根の下で暮らすことになります。
エンディングは三種類。
どのHシーンでもくるみから母乳が出ます。
くるみの胸の大きさも相まって圧倒されました。
ストーリーは主人公が善人ではあるもののくるみの気持ちを考えられなくてやきもきさせられ、
エンディングによってはそれが最後まで続きますが、
その分分かり合える結末はほっとしました。……その結果ただれた日々を送ることになりそうですが!

過去の作品感想:りかラバ! -REKINDLING LOVERS!-りかラバ!FDりかメア!-RE;KINDLING NIGHTMARE!-終涯のサナトリウム******羊たちの失楽羊たちの密月
(2025/3/11)

コミックマーケット105作品感想

(同人ソフト完成版)

デザイアフラワーズ 250108版/七夕プラネット(2000円)(DL版の購入はこちら)

部活を辞めてしまった高校二年生、千葉朔(ちば さく)は生徒会長の小茉崎恋莉(こまさき こゆり)と出会い、
一年生でクラスメイトだった桜庭叶(さくらば かなえ)、幼馴染の朱峰蘭(あかみね らん)、
後輩ではとこの藤宮凪零(ふじみや ながれ)と共に生徒会活動の手助けをすることになる。
そのなかで、主人公は「魔女」と関わるようになるのだった。


選択肢あり、学園恋愛、現代ファンタジー、一部ボイスあり、五時間半ほどで読み終わりました。
250108以前のバージョンにはパッチあり。
システムは特に不便な箇所なし。
音楽はOPムービーと歌だけでなく、四人のヒロインそれぞれのエンディングにも歌があります。
どの歌も内容やキャラクターに合っていて良かったですが、
特に恋莉先輩エンディングの「Lily」が夏の海という青春な歌詞と、小気味の良い曲調でお気に入りです。
絵は服装が変わった場面でも立ち絵が制服のままなのが残念でしたが、
むずがゆそうに口元をゆがめる表情が可愛かったです。一枚絵は二十五枚+差分。

主人公とヒロインが仲良くなっていく中で、魔女という存在が関わっていきます。
ヒロインは四人でエンディングは五種類+バッドエンド。
叶ルートは一番重要なことを解決する過程が省略されている上、ヒロインだけでなんとかしてしまうこと、
蘭ルートは作中でも言われている通りかなり緩い条件の試練であることから、あっけなさを感じてしまいました。
ですがヒロインは二人とも可愛い! と思えました。
凪零ルートはグランドルートになっていて、他のルートを踏まえて魔女のことが語られ、最後にふさわしいルートでした。あと凪零が可愛い!
私は最後の選択肢は「このまま」一択ですね。凪零のことを何一つ否定しないまま幸せになってほしいので!
一番お気に入りは恋莉先輩ルート。
恋愛以外の恋莉先輩の問題は解決しないのですが、どうしようもないことではなく今できることに向き合える恋莉先輩の強さとして感じられました。
そしてなによりそんな恋莉先輩が照れたり笑ったりするのが可愛かったです!!!
(2025/3/9)

コミックマーケット105作品感想

2025年同人ソフト作品感想

(完成版)

夜明けを待つ、星たちへ。(18禁)/ふじきの(DL販売2090円)(DL版の購入はこちら)

テロ事件で兄を亡くした主人公は、幼馴染で兄と結婚した諸星茜音(もろぼし あかね)と共に故郷の村に帰る。
茜音の妹で同じく幼馴染の李緒(りお)とも同居し、新生活を始めるが、
テロ事件には故郷で信じられている宗教が関わっているという噂を耳にするのだった。


選択肢なし、因習、寝取られ、ボイスあり、二時間半ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵は毛や体形、血管などにこだわりを感じられました。

テロ事件の一年後である1996年を舞台に、
因習が残る村で美人姉妹と暮らしていきます。
終盤の展開がかなりびっくりするものでした。
宗教組織の一番偉い人と過去どのような関わりがあったのかも読んでみたかったです。
包容力のある、あるいは凛とした幼馴染の姉妹が裏では、ということを知る場面は
信じたくないという気持ちと絶望が伝わってきましたし、
そうした行為については主人公がことごとく止められなくて無力感を覚えました。
……だからこそ興奮するのですが。

過去の作品感想:デリヘル呼んだら女友達だったんだが!? 〜あるいは、ハルを売る少女について〜ひとりぼっちの、灰色仔猫。その女性は、父の愛人だった。夏の照明。
(2025/3/7)

2025年同人ソフト作品感想 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなジャンルの作品で良いものはありませんか?とか
○○という作品の感想はありますか?などの質問も受け付けております。お気軽にどうぞ。

拍手コメントへの返信不要や掲載不可という方はその旨併記ください。


疑問・質問・感想・忠告・お叱りなどはこちらまで
minamisoutherncross.sakura.ne.jp(●を@に変えてください)


2005/5/8開設
このサイト内の文章・画像等で各サークルさんによるものは無断転載・配布等を禁止します。