超水道
HP
サークルについて
iPhone向けアプリやPC版ノベルゲームを制作されています。
相互の移植も有。
作品
ヴァンパイアハンターHIROSHI〜Around the Clock Show!〜
概要
ジャンル |
オリジナル/ノベルゲーム |
発売年月 |
2011/8(iOS版は11月) |
価格 |
900円(完全版) |
年齢制限 |
なし |
特徴 |
ヴァンパイア、ガンアクション、ハイスクールライフ |
選択肢なし、四時間半ほどで読み終わりました。修正パッチありですが完全版収録のものは適用済。
バックログ、オートモード、Ctrlスキップ、CGモード、音楽鑑賞などがあり、
セーブデータは4個+クイックセーブ1個まで保存可能です。
あらすじ
『明日までにやること。数学の宿題。ギターの練習。オカマとヴァンパイア退治。』
ある日突然、身長2mのオカマの元でヴァンパイアハンターのアルバイトをすることになってしまった、どこにでもいそうな少年、ひろし。
半ばなし崩しながらも人知れず街の平和を守る中で、オカマの妹がハマーで暴走したり、ガールフレンドといい感じになったり、人気沸騰のバイオレンスアイドルとも急接近したり。
そしてライブハウスでの演奏、そして学校を挙げたハロウィンパーティでのデート。
プライドを掛けたカバディの試合!
昼の夜の狭間を駆け抜けるひろしの、苦悶と寝不足に満ちた青春がいま幕を開ける…!
(サークルHPより)
この作品について
昔カバディ部のエースだったひろしがヴァンパイアハンターの素質を見出されヴァンパイアと闘うアクション&青春物語。
システムは文章速度変更がないなどPC専用のスクリプトエンジンに比べれば機能が少ないですが、普通に読む分には問題なし。
それにゲーム開始直後のチュートリアルが会話仕立てで楽しめつつもわかりやすかったです。
音楽はポップな歌をバックに死闘を演じるシーンが、ギャップがありつつ妙にマッチしていて印象的でした。挿入歌あり。
絵は特に一枚絵でアメコミ調のベタ塗りコマ割り英語擬音満載。迫力がありました。一枚絵は三十一枚。
また、タイトル画面のボタン配置が格好いいです。
話としては前半もったいぶった言い回しが多くて読みづらさがありましたが。
後半はそれが盛り上がりに繋がっていて、最初に感じた何故カバディ? とかそんな簡単にヴァンパイアと闘えるの?
という疑問がどうでもよくなってしまうくらい勢いがあって、楽しめました。
大勢のヴァンパイアを相手に立ち回るシーン、ガールフレンドとの甘酸っぱいやりとり、
悲壮感と共に臨むラストバトル、これから先に思いを馳せたくなるラスト、どれも面白かったです。
何もかもが大げさながら、それがストレートに心に入ってくる、ワクワクドキドキできる作品です。
(以下ヴァンパイアハンターHIROSHI〜The Halloween Party!〜の感想です・2012/3/13)
ヴァンパイアハンターHIROSHI〜The Halloween Party!〜
「ヴァンパイアハンターHIROSHI〜Around
the Clock Show!〜」のスピンオフ作品集。
「ヴァンパイアハンターHIROSHI完全版」に収録。
鮮血ちゃん、ナツキ&メリッサ、デンコちゃんそれぞれがメインの話。
選択肢なし、三時間と少しで読み終わりました。
システムは「森川空のルール」と同様。音楽は挿入歌あり。
絵は話ごとに異なる方がイメージイラストを描かれています。
鮮血ちゃんは過去の話、ナツキ&メリッサは本編の別視点、デンコちゃんは本編から一カ月ほど後の話。
「ヴァンパイアハンターHIROSHI〜Around the Clock Show!〜」と異なり、
各キャラクターの独白の割合が多く、アクションや青春方面があまりなかったので盛り上がりには欠ける印象でした。
ですが特に、鮮血ちゃんと博士のちぐはぐながら気安い関係や、
ナツキ&メリッサのちょっとした悩みが微笑ましくていいなと感じました。