debris
HP

サークルについて

オリジナルのノベルゲームや小説、音楽で活動されています。

 

作品

SARABAPASS sideA

概要

ジャンル

オリジナル/ノベルゲーム

発売年月

2003/12

価格

1000円

年齢制限

18禁

特徴

ダウナー系SF、予言、前世、UFO

長編ノベルゲーム、パッケージはDVDケースで、
攻略可能ヒロインは3人です。
バックログ、既読スキップ、表示速度変更、CG閲覧、サウンドモード、
お好みスタート(各章の始めから読める)などがあり、
セーブデータは20個まで保存可能です。

 

あらすじ

2003年。十二月。

木富ケーブルテレビによるUFO目撃の報道。

その半年後。

2004年、六月──

 

舞台は現代、架空の場所。内陸部の地方都市。

未確認飛行物体を観る青年が過ごす一時。

──UFO景気な町に今年も梅雨の季節がやってくる。

 

ぼんやりと眠るように日常を過ごしていた。悩み事は保護者と仲が悪い事くらい。

UFOを巡る様々な人の想いは、街の日常の一部だ。日常を問う者にとってここは冷たい場所でしかない。

梅雨の季節。

黒く濃密な雲が空を覆う日々。空が見えない事に安心する。街の冷たさを感じずに済むから。
受け身な態度かもしれないが、楽しく過ごすには必要な事なんだと思う。

「なーんてな。そんなに酷くないさ」

(ゲーム冒頭及びサークルHPより)

 

この作品について

正直言って登場人物の行動や思考が理解できません。
でも、面白いです。読ませます。

シナリオは共通ルートがとても良いです。
山場へ入る前の自由な皆の行動がとても魅力的です。
特に主人公と誓のやりとりが楽しすぎます。
各ルートでは潤菜が良いですね。
前半の流れを受けてしっかりとまとめられています。
最後の一文もとても印象深いです。

絵は…プレイしている分には全く問題はないのですが、
この作品を知らない人をプレイする気にさせるようなものではありませんね。
音楽は良いです。こちらはサウンドトラックを買う気にさせるだけの出来だと思います。

私がプレイした同人ソフトの中でもかなり上位に入る作品ですよ。
sideBも楽しみです。

 

(ここよりrelater 4 〜神父と天使〜の文章です・2006/1/6)

relater 4 〜神父と天使〜(SARABAPASS 外伝)/(300円)

神父こと本田くんが半脱ぎ少女の依頼を受けて色々と奔走する話。
過去のrelaterシリーズの登場人物も出てきます。


誤字脱字多い(修正パッチあります)さすが制作一週間。でも面白い。
本田君がモテ期なのがなんだかくやしい。でも彼は本編でも格好いいもんなー。
サラバパスとこの外伝シリーズはもっと話題になるべき作品だと思うんですけどね。
おすすめです。

 

(ここよりrelater Quin =e<>R=の文章です・2006/8/17)

SARABAPASS SS5 relater Quin =e<>R=/(400円)

SARABAPASSの外伝ストーリー。本編の一年前。
神戸ソーラーシステム内に発生した意識、Rと、
イジメを受けていた中学生ツジトはメールのやり取りをしていた。
やがてイジメはエスカレートして…


選択肢なし、SF、二〜三時間ほどで読み終わりました。
いつもながらわかりにくい…いや、わかりません。
ハナからわかってもらおうとする気が皆無なのが腹立たしい。
設定に関わる部分は七割方わかったフリをして読み進めました。

だけど中盤以降ツジト側の話になったときの、小難しい部分以外は面白い。
いままでのrelaterに出てきたキャラクターも色々と活躍してくれましたし。
本当はその小難しい所が肝なんでしょうけれど、
そこまで深く考察はできないのでただ楽しめるところを楽しむのみです。
本編といままでのrelaterシリーズをひっくるめておすすめ。でもこれだけだとまったくわけがわからないと思います。

 

(以下relater Z -fの文章です・2009/5/18)

relater Z -f(200円)

とある家族に飼われていたが捨てられてしまった猫がいた。
その猫は野良として生き延び、彷徨った末に飼われていた家の兄妹と再会する。
しかしそれも束の間、猫はある出来事を目撃してしまうのだった。


選択肢なし、獣、波、一時間ほどで読み終りました。
SARABAPASS番外編relater Zのリファイン版とのこと。
システムは特に問題なし。シナリオジャンプモードがあるのがありがたいです。
音楽はしっとりとした、雨を想起させる曲調のものが良かったです。
絵は「relater Z」にはありませんでしたが、今回のものには立ち絵、一枚絵が追加されています。
それらもなかなかでしたが、それ以上に背景とその切り替えの演出が効果的に感じられました。
また、セーブやコンフィグ画面などのデザインも格好いいです。
一枚絵は十八枚+差分。

前半は野良猫生活、後半は兄視点での闘いとか。
「波」とか終盤での対話とか話の根本に関わっているような箇所がよく理解できなかったですが、
#1のラストや#2の前半、兄妹のズレなど個々のシーンは面白くて、
音楽や背景と共に作品に惹き込まれるものがありました。

過去の作品感想:
遠隔戦区 / remote : OPERAremote:OPERA Episode 2

 

トップへ戻る      一つ前に戻る