相討ちネガティブギャング
HP
サークルについて
オリジナルのCG集やノベルゲームを制作されています。
作品
概要
ジャンル |
オリジナル/ノベルゲーム |
発表年月 |
2005/6 |
価格 |
フリーソフト |
年齢制限 |
なし |
特徴 |
好感度グラフ、たたみかけモード、恋愛 |
バックログ、表示速度変更、スキップなどがあり、
セーブは9個まで保存可能です。
あらすじ
風雲市立相討学園に転校してきた境
不可止。
所属することになった2年J組は総勢6名、問題児ばかりを集めたクラスだった。
恋と友情と争いに満ちた学園生活がはじまる…
この作品について
このゲームには独特のシステムがあります。
まずは好感度がグラフで確認できること。
表情や台詞、アイコンなどで好感度が推測できるゲームは良くありますが、
ここまで露骨なものは珍しいですね。
相手の反応は結構良さそうなのに好感度は下がるとか、
最初に悪印象を与える選択をしたほうが最終的には他の選択よりも好感度が高くなることもあるなど、
ヒロインの微妙な心境を上手く表現していると感じました。
それからたたみかけモード。選択肢で会話していき、
その流れ次第で好感度に天と地ほどの差が出ます。
このモードでは途中セーブが出来ないのでシナリオコンプリートを狙うと面倒くさく感じます。
話は飛びますが、その観点から見ると既読スキップがないのも厳しかったりします。
けれど会話を盛り上げて盛り上げて、ここで決め台詞!というときに選択を間違え、
好感度が50くらい下がるときのくやしさはかなりのものです。
ハチャメチャ学園ものとしては冒頭を読んで抱いた期待に添うほど
ぶっ飛んではいなかったのが残念。でも、恋愛ものとしてはとても良かったです。
ゲーム中の期間が三日で、その中でも六つのエンディング(+バッド)に分かれます。
その短い期間でも二日目のルート決定時にたたみかけモードがあるおかげで、
相手が好意を寄せてくることに説得力が出ています。
その後の葛藤や衝突もコミカルでありつつしっかり描かれていますし、
それを乗り越えて「好きだ!」を選択するときの達成感といったらもう。
私は黒岩、宮本、犬飼先生ルートが特に良かったですが、
この三人に限らず全員、読み進めていくうちにすっごく可愛く思えてきました。
謎のまま終わった部分を補完する完全版を制作中とのことで、期待しています。
(以下風雲相討学園フラット 完全版の感想です・2006/8/14)
風雲相討学園フラット 完全版(フリーソフト)
おすすめで紹介した風雲相討学園フラットに番長シナリオを加えた完成版。
番長シナリオは最初にどのヒロインかを選ぶだけで他に選択肢なし。二時間ほどで読み終えました。
確かに番長シナリオはなかなか良いですし、
ヒロインとのイチャイチャも楽しいです。
しかしヒロインを変えても番長関連のところはほぼ共通なので、
六回も同じ文章を立て続けに読ませられると話は別です。
スキップもあまり早くないので時間がかかって仕方ありません。
番長シナリオと各ヒロインとの後日談を完全に分けてしまっても良いのではないかと思いました。
(以下風雲相討学園ポテトの感想です・2008/4/5)
風雲相討学園ポテト(フリーソフト)
ふとしたことからレジャー施設「風雲ランド」のペアチケットを入手した主人公。
しかし、一緒に行ってくれそうな人はおらず落ち込んでしまう。
そのとき教室に、宮本キンバリーの妹、ポテトがやってきた。
選択肢あり、恋愛、一時間と少しで読み終わりました。
恋愛対象は一人、エンドは三つ。
システム面は特に問題なし。
絵は可愛いです。中には微妙にエロい一枚絵も。
「風雲相討学園フラット」のIFシナリオで、本編の直後が舞台。
週末にポテトと風雲ランドへ行くことになり、そこでの出来事を通して仲良くなっていきます。
本編同様たたみかけモードに好感度グラフもあり、受け答えで上下する好感度に一喜一憂できます。
そしてはしゃいだり照れたりするポテトが可愛いです。
実際にこんな人の話を聞かない女の子がいるとムカつきそうですがそれでも可愛いです。
ストーリーの起伏やコミカルさは本編に譲りますが(それでもトゥルーエンドは笑えました)
その分恋愛をしっかり描けている作品だと感じました。
作品
僕たちはいけない遊びを覚えてゆく〜風雲相討学園フラット2 完全版〜(DL版の購入はこちら)
概要
ジャンル |
オリジナル/ノベルゲーム |
発表年月 |
2020/8 |
価格 |
DL版1540円(フリー版あり) |
年齢制限 |
18禁 |
特徴 |
好感度グラフ、たたみかけモード、ラブコメ |
Ver 5.09F〜5.12F時点で選択肢あり、十五時間四十五分ほどで読み終わりました。
バックログ、表示速度変更、オートモード、既読/未読スキップ、
CGモード、シーン回想などがあり、
セーブデータは100個まで保存可能です。
あらすじ
相討学園に入学することになり、期待に胸を膨らませていた首薬 発太(シュヤク ハッタ)。
しかし入学式を前にして、家が火事で燃えてしまう。
従姉妹でクラスメイトになった杜若あげは(かきつばたあげは)の家から学園に通うことになった主人公。
平穏な日々を取り戻したかに思えたが、入学式翌日以降も様々な目に遭ってしまうのだった。
この作品について
「風雲相討学園フラット」の続編で、同じ学園が舞台で上級生や先生には「風雲相討学園フラット」の登場人物もおりますが、
話に繋がりはなく、本作だけでも問題なく読むことができます。
エンディングは二十二種類。基本的に親愛ルートを読み終わるとHシーン有の恋人ルートが開放されます。
主人公名前変更可。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。OPにムービーと歌あり(現時点でFANZA版にはなし)
絵はHシーン以外でも一枚絵が豊富で、立ち絵の表情も豊かで登場人物の喜怒哀楽をめいっぱい味わえました。
一枚絵は百四十枚+差分+カットイン。
「風雲相討学園フラット」と同様、ヒロインの好感度が上下する際に棒グラフと数値が表示され、
セーブロード不可で次々と選択肢が表示され、好感度が大きく上下する「たたみかけモード」があります。
好感度が表示されることで、ぬか喜びとか勘違いで落ち込むけれど誤解が解けて好感度急上昇とか、
一切上下せずに心ここにあらずとか、ちょっとしたことで滅茶苦茶好感度上がるチョロインとか、
ヒロインの心の動きが分かりやすく表現されていました。
個別ルートがあるヒロインは、同居することになった従姉妹で明るくおしゃべりな杜若あげは、
その母親で若作り(実際かなり若い)とお酒が好きな杜若いろは、
背が高く引っ込み思案ながらアイドルを目指している五味山 薫(ごみやまかおる)、
生徒会長を目指していて主人公にキツく当たってくる溝川 胡蝶(どぶがわこちょう)
妹のことが心配で男に敵愾心を抱いている久我原いずな(くがはらいずな)
いずなの双子の妹で運動が苦手で存在感のない久我原ゆきの、
ぽっちゃりしていて言動がなんだかイラっとさせられる照島 麗亜(てるしまれいあ)の七人。
恋愛対象以外にも多くのクラスメイトが登場してそれぞれに個性的で、彼女たちのルートも読んでみたいと思えました。
お気に入りは、人気アイドルにするため主人公が奮闘し、それが(第一歩とはいえ)明確な結果となって達成感を味わえる五味山さんルート。
五味山さん自身も脱いだらすごい見た目、思いやりのある性格共に魅力的でした。
また、最初は消極的な印象ながら姉のために強引さを発揮したり、Hルートではエロエロ全開なゆきのも好きです。
相討学園での日々はとても賑やかで、一癖も二癖もあるヒロインとの会話は楽しくて笑えましたし、
その濃厚な日々があったからこそ個別ルートでのそれぞれの悩みとその解決に一喜一憂できた作品でした。
(以下僕たちはいけない遊びを覚えてゆく〜風雲相討学園フラット2〜アペンドシナリオ Ver
6.01の感想です・2021/11/9)
僕たちはいけない遊びを覚えてゆく〜風雲相討学園フラット2〜アペンドシナリオ Ver 6.01(18禁)(DL販売330円)(DL版の購入はこちら)
ロシア人留学生、ロリーナ・アダムスカヤのルートが追加されるアペンドシナリオ。
選択肢あり、二時間十五分ほどで読み終わりました。修正パッチあり。
システム、音楽は完全版と同様。
絵はロリーナの端正な顔も、そうでない表情も愛おしくなりました。
追加された一枚絵は二十一枚+差分たくさん+カットイン。
ロリーナルートのエンディングは二種類。
他のヒロインと比べるとあまり問題は起きないルートで、
その分ロリーナとの会話やドタバタを堪能することができました。
あとたたみかけモードでは最初、その選択肢で好感度上がるのか……と思いましたが、
読み進めるととてもわかりやすい反応に思えるようになって、彼女のことを知れた、と嬉しくなりました。