07th Expansion
HP

サークルについて

オリジナル同人ソフト制作やリーフカードのオリカ作成などで活動されています。

 

作品

うみねこのなく頃に

 

概要

ジャンル

オリジナル/ノベルゲーム

発売予定

予定価格

年齢制限

なし

特徴

孤島、魔女、殺人

選択肢はなし、八時間ほどで読み終わりました。
バックログ、スキップ、表示速度変更、シナリオジャンプモード、
キャラクター紹介、TIPS閲覧、サウンドモードなどがあり、
セーブデータは40個まで保存可能です。

 

あらすじ

伊豆諸島、六軒島。
全長10kmにも及ぶこの島が、観光パンフに載ることはない。
なぜなら、大富豪の右代宮家が領有する私的な島だからである。

年に一度の親族会議のため、親族たちは島を目指していた。

議題は、余命あと僅かと宣告されている当主、金蔵の財産分割問題。

天気予報が台風の接近を伝えずとも、島には確実に暗雲が迫っていた…。


六軒島大量殺人事件(1986年10月4日〜5日)



速度の遅い台風によって、島に足止めされたのは18人。

電話も無線も故障し、隔絶された島に閉じ込められた。

彼らを襲う血も凍る連続殺人、大量殺人、猟奇の殺人。

台風が去れば船が来るだろう。警察も来てくれる。

船着場を賑わせていたうみねこたちも帰ってくる。


そうさ、警察が来れば全てを解決してくれる。

俺たちが何もしなくとも、うみねこのなく頃に、全て。













うみねこのなく頃に、ひとりでも生き残っていればね…?


貴方に期待するのは犯人探しでも推理でもない。

貴方が“私”をいつ信じてくれるのか。

ただそれだけ。


推理がしたければすればいい。

答えがあると信じて求め続けるがいい。


貴方が“魔女”を信じられるまで続く、これは永遠の拷問。

(サークルHPより)

 

この作品について

人間には不可能に思える出来事が続いて、
まず人間の仕業か?魔女の仕業か?
そして人間だとするならそのトリックは?と問いかけられます。
現時点ではほとんどの場面で魔女の仕業だという示唆がありますが、
お疲れ様会を読むと第二話ではさらに魔女の仕業だということが補強されていくようです。

システム面ではタイトル画面でもプレイ中でもセーブロード画面を出すのに
一手間余計にかかってしまうのが気になりました。

本筋とは関係ないかもしれませんが、この作品の特徴の一つとして
登場人物の名前がすごいということが挙げられます。
戦人(ばとら)、朱志香(じぇしか)、留弗夫(るどるふ)等々。
ちょっと読み進むうちに慣れてしまったので問題ないのですが、
親が女性(父親が右代宮家ではない)の子供の名前は
日本人でもおかしくはない名前というのがちょっと面白かったです。
(譲治(じょうじ)、真里亞(まりあ)。男親なのは上記の戦人と朱志香)

話はひぐらしのなく頃にのような大きな起伏はないですが、
その分じっくりと読ませるものになっていると感じました。
特に親世代の化かし合いや終盤の静かな恐怖を感じさせる場面が良かったです。

私はもう魔女に屈してその存在を肯定してしまいましたが、
それでも楽しめましたし、これからもこの物語の行く末を見届けたいと思います。

 

 

 

 

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