Team Eye mask
HP
サークルについて
Windows・PSP・PHS(WX310K)で遊べる
オリジナルノベルゲームを制作されています。
第一作、楽園が現在サークルHPにてダウンロードできます。
この作品も「僕の心は雨のち晴れ」に負けないくらい
良い作品ですので是非プレイしてみてください。
作品
概要
ジャンル |
オリジナル/ノベルゲーム |
発売年月 |
2005/12 |
価格 |
300円 |
年齢制限 |
なし |
特徴 |
空、ハイテンション、過去 |
パッケージはCDケースで選択肢はなし。
スキップ、オートモード、バックログ、文字速度変更などがあり、
セーブデータは20個まで保存可能です。
あらすじ
青空は続く、どこまでも―――
雲一つなく、限りなく無に近い青空を見つめる少年望月空は、過去に心を飛ばす。
ただ一人傍にいてほしいと思った少女の笑顔を繰り返し、自らの罪で心を殺す。
異常気象か天変地異か、もう一週間も快晴は続いていた。
しかし、彼は知っている――雲一つない空でも雨が降るということを。
天空を埋め尽くすのは不気味なほどに鮮やかな青色。
その青が何を意味するのか、そしてこの青の先に何が待つのか。
自らを過去に置き去りにする少年の心は、空に囚われ続ける。
そして屋上で一人うな垂れる少年の前に、一人の少女が現れた……
(サークルHPより)
この作品について
前半はとにかくハイテンション。
後半は一転して過去の回想と現在もまだ残る後悔を中心に進んでいきます。
誤字や、文の前後で繋がりがおかしい場所があったのが残念。
特に山場のシーンで別の女の子の名前が表示されて、
その上漢字が間違っていたのはなんだかなぁと思ってしまいました。
演出面でも、夕方のシーンなのに背景が青空なのはかなり違和感がありました。
良い点は仕草の表現。
登場人物が今どんな動作でどんな表情をしているのかがありありと脳裏に浮かんできます。
その上それを最大限に生かしてくれる真明寺夢乃という存在がいるおかげで、
前半がただ破天荒にバカやっている以上に、より一層魅力的で楽しく感じられました。
そんなおかしな日常に惹き込まれてしまったおかげで、
後半の展開も一層強く登場人物の想いを感じられました。
雨と曇りと晴れと、そして台風を感じられる作品です。
…台風って、ワクワクしますよね?