RIMLAND
HP
サークルについて
舞村そうじさんの個人サークルで、
オリジナル漫画中心に活動されています。
作品
概要
ジャンル |
オリジナル/漫画 |
発売年月 |
2003/2 |
価格 |
700円 |
年齢制限 |
なし |
特徴 |
メイドさん、ちょっぴり年の差旦那様 |
B5サイズで104ページです。
あらすじ
お屋敷で働くことになったエミリアが
ドジったりドジったり旦那様と仲良くしたりする話です。
この作品について
ペーパーで連載されていた2ページ漫画を再録、とのこと。
とてもお洒落で、機知に富んだ作品です。
特に「I LOVE YOU」という話が素晴らしい。
旦那様の台詞も、エミリアの切り返しも、オチも最高です。
心の中でうわーうわー旦那様すごいすごいなどとと叫んだりしてしまいました。
他の話も、お屋敷の中のみんながみんなに愛されているんだなぁと
嬉しくなってしまうような話ばかりです。
作品
概要
ジャンル |
オリジナル/漫画 |
発売年月 |
2001/2 |
価格 |
500円 |
年齢制限 |
なし |
特徴 |
シンデレラ、魔女、クリスマス |
A5サイズで72ページです。
あらすじ
クリスマスのダンスパーティ、そのパートナーはクジで決められる。
ただ、それはあくまでダンスを申し込む権利。相手に断られることだってある。
苦学生のシンディ・ベルは憧れのフレッドにダンスを申し込めることになった。
でもフレッドは学校一の人気者。
権利が当たったことだけで満足して、ダンスを申し込まないつもりでいたシンディを、
自称未来のトップデザイナー、「魔女」アーシュラがシンデレラに変身させる。
この作品について
2005年の11月に買った本を読んだときも、今回(2006年5月コミティア)買った本を読んだときも思ったことがあります。
それは、舞村さんの作品には、とびきりお洒落な言霊が宿っている、ということ。
それも、言葉だけでなく表情や、仕草や、前後の展開まで使って発せられる言霊です。
「エミリアと旦那様」で言うならば第2話で「アイスクリームの歌」を歌うエミリア(サークルサイトの「Works/on」で読めます)や、
おすすめでも書いた「I LOVE YOU」のやり取り。
この「灰とダイヤモンド」の中で言うならば49ページの2コマ目や59ページの1〜3コマ目。
それから一番印象的なのが13ページ。
ウチのサイトはなるべく作品の内容そのものには触れないようにしているのですが、
ここはそれだけじゃ良さが全く伝わらない(内容に触れたところで十分の一も伝えられないことはわかっていますが)ですし、
序盤の方だからまあいいかということで紹介します。
自身を卑下するシンディ。その言葉に反論するためにアーシュラが振り返る。
そこで見たのは靴に挟まった小石を脚を上げて取ろうとする何気ないシンディの仕草。
目を奪われたアーシュラはシンディの姿勢を正させ、指を突きつけこう言う。
I BET YOU ベル
「賭けてもいい Belle.」
「あんたは磨けば光る」
「その足にぴったりのガラスの靴、この私が仕立ててやるぜ」
小石を取ろうとするシンディに私も目を奪われました。
だからこのアーシュラの言葉が効いてくる。
この作品を気に入ることは、このシーンですでに決まったようなものでした。