ヒーロー気分
HP

サークルについて

コミックマーケットやコミティアでオリジナルの漫画を発行されています。

 

作品

俺が死んでも幸せであるように

 

概要

ジャンル

オリジナル/漫画

発売年月

2006/8

価格

400円

年齢制限

なし

特徴

友情、遺言

B5サイズで44ページです。

 

あらすじ

古賀ヒロシと小島トモカズは小学校からの腐れ縁。
高校二年の一学期、胡散臭いものばかり発明していた古賀の祖父が他界した。
ふと古賀は幼い頃に試した祖父の発明品「運命測定器」が出した寿命と祖父の年齢が一致することに気付く。
そして、当の自分に対して出た結果は…現在の年齢と同じだった。

 

この作品について

序盤は日常。しかし祖父の死をきっかけに古賀は自分が死ぬかもと悩みます。
悩んだ結果はっちゃけます。決して自暴自棄ではないあたりが愛すべきバカといった感じ。
一方そのことを聞かされた小島は全く信じずに一蹴します。
でも薄気味の悪さを感じていて、それと回想に出てくる「運命測定器」の胡散臭さと併せて不安感を醸しています。

死ぬかもしれないと思った、そして死ぬかもしれないと聞かされた二人がそれからどうしたかというと、
いままでよりさらにアホなことをして日常を楽しく過ごします。
そんなこんなで古賀の誕生日まで一週間を切って…とここから先は伏せますが、
ここまでの日常とここからの展開があってこそ最後のシーンが際立ちます。

全体的にコメディなノリで進んでいき、それも面白いのですが、
最後三ページに切なさとか痛快さとか悲しさとか暖かさとか、
もうとにかくいろいろな感情が凝縮されていて鳥肌がたった作品です。

 

 

 

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