ののの通信
HP

サークルについて

オリジナルのノベルゲームや二次創作SLGを制作されています。

 

作品

恋ノ橋

 

概要

ジャンル

オリジナル/ノベルゲーム

発売年月

2007/12

価格

1800円

年齢制限

18禁

特徴

恋愛、恋の神様

選択肢あり、エンディングは四種類+サイドストーリー三種、八時間ほどで読み終わりました。
ボイス、バックログ、表示速度変更、既読/全てスキップ、オートモード、
CG閲覧、音楽鑑賞、ムービー鑑賞、シーン回想、エンディングリストなどがあり、
セーブデータは100個まで保存可能です。

 

あらすじ

「想恋橋」

不思議な橋があります。
ここで想いを伝え合うと、恋が叶うという不思議な橋。

古くから「恋愛の神様が住んでいる」と言われ
街の人からは恋ノ橋と呼ばれているロマンチックな場所

また男の子と女の子が、この場所にやってきました。

恋を得る橋「想恋橋に」・・・・

(ソフト説明書より)

 

この作品について

一目惚れした少女と仲良くなるために頑張る主人公、満更でもない相手の少女、詩音、
主人公をからかいつつも二人を応援する幼馴染の少女、美希。
そんなところから物語は始まりますが、だんだんとその関係に不自然な点が現れていきます。
一周目は選択肢なしで、エンディングまで行くとサイドストーリーが出現します。
サイドストーリーを読み終えると本編に新たな選択肢が現れ、別の結末を読むことができるようになるという構成。

システム面は問題なし。
ただ主人公の名前は入力形式でデフォルト名はなしなのですが、
主人公の名前が台詞に入っていてもボイスでは呼んでくれません。
特に詩音は一周目で(ネタバレ)「私の事を春日さんではなく、詩音と呼んでくれませんか………?
と言っているのにこっちの名前は呼んでくれないの?と思ってしまいました。
ちなみに主人公の名前入力を求められた場合、私は自分の名前を入れています。
絵は若干体のバランスが悪いように感じました。
音楽は話に合っています。タイトル画面の曲「橋の名は想恋橋」がお気に入り。

話は、過去に想恋橋であったことの真相が次第に明かされていくところや、
上手くいかずもどかしいシーン、それに想いが叶うシーンなども良かったのですが、
それ以上に美希の健気さに胸を打たれました。
自分は不自然な点に気付いたけれど主人公は気付いてくれなくて、
主人公の口から悪気なく出てくる鋭利な言葉に傷付きながらも必死で耐えたり、
それでも思い出してもらうため精一杯行動したり。
さらに最後のルートでの主人公を一番に考えて涙を流しながら叱咤する場面がすごくぐっとくました。

最初から最後まで変わらない彼女の強く綺麗な想いが心に残る作品でした。

 

 

トップへ戻る      一つ前に戻る