沙羅
HP
サークルについて
オリジナルのノベルゲームを制作されています。
作品
P.O.K-Peace of kingdom-
概要
ジャンル |
オリジナル/ノベルゲーム |
発売予定 |
? |
予定価格 |
? |
年齢制限 |
BL18禁 |
特徴 |
ケモノミミ、ファンタジー、可愛い王子とキモい従者 |
2006/8体験版時点では選択肢あり、
本編と各キャラクターに13の質問合わせて一時間〜一時間三十分ほどで読み終わりました。
既読スキップ、文章表示速度変更、オートモードなどがあり、
セーブデータは72個まで保存可能です。
あらすじ
禁忌を犯した女神を元に成り立つと言われている大地、
キャス=パルク。
そこには彼女の想いが息づいている。
マグ=メルド紀元666年
その一大陸モリガン=ル=フェにて、南北の二強国
アーナレンシュ・デューツラファル間の戦端が開かれる。
その戦いは500年の時を経ても終わろうとはしなかった。
どちらの国においても惰性的な雰囲気が蔓延し、
戦争の発端はもはや歴史と化して、
吟遊詩人が語り継ぐところとなった。
しかし、今ここに転機が訪れようとしている。
現アーナレンシュ国王はこの歴史において
初の和平解決を望む者だった。
彼は息子に、一人の護衛を伴い敵国へ
親書を届ける事を申し付けた。
国民に知らされぬまま、その存在を隠し育てられた第一王子、
カラミティ=ブエル=ド=アーナレンシュ。
共に旅に出ることになったのは、代々アーナレンシュ国に仕えし
由緒正しき貴族、ブラッハー家が嫡男、キース=ブラッハー。
これは戦を治める為に敵国へと向かう彼らと、
彼らを取り巻く全ての物語である。
それぞれの過去を背負って彼らは出会い、何を思うのか。
残された想い、託された想い、
抱かれ続ける想いが入り混じり物語は進んでいく。
謎が解き明かされたとき、キャス=パルクはあるべき姿に立ち返る。
(サークルHPより)
この作品について
背景やシステムグラフィックは綺麗ですし、
システムそのものも最低限必要なものは実装されているのですがその上で不満点を挙げると、
まずセーブロードやコンフィグ画面から右クリックで通常画面に戻れるようにしてほしいです。
それからおまけモードでは消せるのですが何故か本編ではメッセージウインドウを消せません。
せっかく登場人物の立ち絵が綺麗なのにもったいないです。
あとこれはかなり個人的なことなのですが文章速度について。
五段階で調節できるのですが、二番目に速い設定でも結構遅いです(最速は瞬間表示)
「かなり速めだけど瞬間表示ではない」が私のベスト表示速度なので、
できるならばそのような感じの設定を作ってほしいと身勝手に思いました。
体験版ではカラミティとキースが旅立つ所で終わり。
おまけの各キャラクターに13の質問ではこの二人と、あと三人に質問がされていますが、
本編の中ではカラミティとキース以外のサークルサイトで紹介されているキャラクターはほとんど出てきません。
またイベントCGは開発中とのことでラフっぽい感じで色もついていません。
そんなまだまだ序章もいいところなのですが、それだけでもすごく楽しかったです。
キースはとても強くて頭も切れるのにカラミティの言動全てに萌え苦しむ人。
制作サイドでは気持ち悪い気持ち悪い連呼されているとのことですが、
まぎれもなく変態であることは確かなものの、リアクションが面白すぎます。
これでよく話が進んでいくなと思うほど暴走の連続。
それを読んでニヤニヤしている私もおそらく傍から見て気持ち悪かったことでしょう。
また、キースがそうなってしまうのもわかるほどカラミティが可愛いです。
箱入り世間知らずの王子というと素直か我侭のどちらかがほとんどでしょうが、
カラミティは前者で純真なうえ良い子。わりと悪気なくきついこと言いますけれども。
とはいえ立ち絵の可愛さと相まって私もキースと化してハァハァしてしまいます。
…キモいですかそうですか。
と、とにかく登場人物が魅力的。
おまけに出てくる楓とフォビドゥンとコルチカも楽しい人達でしたし、
まだ見ぬベネディクトも格好がエロくて大変宜しいです。
ストレイシアも綺麗だしウクも可愛いなぁ。
現時点でも楽しいのにこれからがさらに楽しみな作品です。