Festival
HP
サークルについて
オリジナルのノベルゲームを制作されています。
作品
ABYSS -殺人クラブ-
概要
ジャンル |
オリジナル/ノベルゲーム |
発売予定 |
2007年冬 |
予定価格 |
未定 |
年齢制限 |
18禁 |
特徴 |
殺人クラブ、暗殺者、学園サスペンス |
2007/2の体験版時点では選択肢なし、四時間半ほどで読み終わりました。
バックログ、表示速度変更、既読スキップ、オートモードなどがあり、
セーブデータは10個まで保存可能です。
あらすじ
――こんな噂がある。
平和なはずの学校で日夜繰り広げられる殺人儀式。殺人鬼たちは学校に生贄を放ち、追い詰め、陵辱し、殺し尽くす。選ばれる生贄にはなんの共通点も無く、ただ殺人鬼たちの目に留まったがために生贄となる。いまだ一人の生還者もおらず。また、これからも現れることは無いだろう。
狙われれば命は無い。
それが――アビスと呼ばれる噂だった。
幼い頃より殺人者となるべく育てられた少年がいた。
彼は必死に闇の中を生き抜いた。だがある日彼は失敗作とされ、日本へと送り返されることとなる。人間らしい感情を持たぬ少年は、周りから浮き立ち、自分の家にすら馴染めずに孤立していく。そんな時、少年は一人の少女に出会う。少女は少年に人間らしさを取り戻させた。少年よりもずっと弱いはずの少女は、少年を守った。それはなんとも微笑ましくも儚い、少年の記憶。
少年は成長した。過去の記憶もすっかり色あせ、普通の人間としての生活を続けていた。
だが――
笹山晶は生徒会の仕事の最中に居眠りをしたことがきっかけで、とんでもないことに巻き込まれる。出会ったのは白い仮面の殺人者。
噂でしかなかったはずの存在。そう、それはアビスと呼ばれる他愛の無い噂話だった。
この日を境に、晶は再び殺人者たちの世界へ――光から闇の世界へと舞い戻ることとなる。
(サークルHPより)
この作品について
絵担当の方が変わる前の体験版をプレイして楽しみにしてはいたのですが、
今回、追加された部分を読んでその気持ちがずっと強くなりました。
システム面では殆ど問題はありません。
分岐が入ってくるとセーブ数10個じゃちょっと少ないかなというくらい。
話はアビスの活動に巻き込まれた(もしくは意図的に関わらされた)主人公が、
周囲を巻き込まないためにアビスが何者かを探ろうとする、というもの。
その過程であらすじにある少女とのすれ違いなども絡んできます。
昼は日常、夜はアビスとだいたい分かれていますが、
そんななか日常の象徴、朝霧 爽の暴走振りに
なんだか波長が合って(私はこんなはっちゃけませんが)お気に入りです。
もし彼女がアビスのメンバーだったらがっくりです。ていうか是非ヒロインに!
しかし話が進むにつれだんだんと昼が侵食されていきます。
夜は最初から非日常の雰囲気があるため心構えができますが、
平和だった昼に突然現れる非日常が怖く、また天を仰ぎたくなるくらいに理不尽で悔しいです。
アビスの正体は?そして結末はどのようになるのか?とても楽しみな作品です。