TetraScope
HP

サークルについて

オリジナルのノベルゲームを制作されています。

 

作品

私のリアルは充実しすぎている

 

概要

ジャンル

オリジナル/ノベルゲーム

発売年月

2014/1

価格

フリーソフト

年齢制限

女性向15推

特徴

恋愛、リア充、カミングアウト

選択肢あり、十時間半ほどで読み終わりました。主人公名前変更可。
バックログ、表示速度変更、オートモード、既読/未読スキップ、CGモード、シーン回想、音楽鑑賞などがあり、
セーブデータは45個まで保存可能です。修正パッチあり。

 

あらすじ

顔良し、頭良し、性格良し。
完全無欠のリア充女子が送るドタバタラブコメディ!(たぶん)


難関私立高校に入学して一年と半年。
主人公・姉崎希美は充実した日々を過ごしていた。

学園では常に明るく、礼儀正しく。
生徒会役員も学級委員長も学外ボランティアも積極的に務め、生徒だけでなく先生からの人望も厚い。

しかしそんな彼女にも、誰にも言えない悩ましい秘密があったのだ??(別にたいしたことではない)

いつも仏頂面で生意気な弟、憧れの生徒会長、突然やってきた転校生……
個性的なメンバーに囲まれて、今日もリア充な一日がスタートする!

(サークルHPより)

 

この作品について

ちょっと無理してリア充している希美が、転校生や生徒会長や弟やそれ以外の人達と
仲良くなったり簡単には仲良くなれなかったりします。恋愛対象は三人+α。

システムは一通り揃っていますし、
メッセージウインドウやバックログを使用した演出もあり、主人公の趣味がしっかりと反映されています。
音楽もそれぞれのシーンに合っていて、ちょっと迷いつつもキラキラ輝いているOP歌とムービーも、
充実感と安堵を覚えるED歌も良かったです。
絵は主人公の変顔キモいですがそれ以外は可愛いですし、男性陣も照れた顔とか破壊力あります。
隼の発情顔とか……そそる。一枚絵はカットイン等も含め六十枚+差分。

全体を通して、希美が素の言葉をぽろっとこぼしてしまうシーンや、全開にするシーンなど笑えるシーンが多かったですし、
過去の回想や、学校の皆に素の自分を明かそうかと思うも恐怖を覚えるシーンなどは痛々しく描かれていました。
転校生の歩君ルートはあっさり気味に終わってしまった感がありましたが、
このテーマの王道といった感じで、二人とってもお似合いでした。
星名ルートは逆にいつまでうだうだやっとんじゃー、と。まあ面倒くさいお方ですからね。
最後の好きのやりとりからのエピローグはニヤニヤさせられて一番お気に入りの終わり方です。
話全体では弟の隼ルートがお気に入り。
隼のクラスメイト、有との関係や、ノーマルエンドのバッドエンドな感じなどの構成も、
一途に、誘惑を押し殺しつつ一つ屋根の下で暮らす隼の魅力も、いいなと感じました。

楽しさも鬱々しさもめいっぱい詰め込まれていて、充実しすぎな物語をたっぷりと味わえる作品でした。

 

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