ヤマダ
HP

サークルについて

オリジナルのADVを制作されています。

 

作品

ウーマンコミュニケーション(DL版の購入はこちら)

 

概要

ジャンル

オリジナル/ADV

発表年月

2023/10

価格

1430円

年齢制限

15推

特徴

淫語、ガンシューティング、シリアス

選択肢あり、三時間ほどで読み終わりました。セーブはオートセーブです。

 

あらすじ

物語は、あなたが風紀委員会に入るところから始まります。
風紀委員会で取り締まっていたのは髪型や服装ではなく、人々の言葉に潜む『無意識風紀違反』。

――そうです。

それこそが、会話の中でうっかりできあがってしまった「うっかりセンシティブワード」です。
あなたは風紀委員会の新たな戦力となり、委員会メンバーの3人の女の子たちと交流を深めながら、学園内外にはびこる「うっかりセンシティブワード」を取り締まっていくことになります。

しかし、取り締まりを続けていたあなたは突然、大量のセンシティブワードが浮遊する気の狂うような世界に引きずり込まれてしまいます。

誰がなんのために、そんなことを始めたのか?
なぜこんなことをしなければならないのか?
「うっかりセンシティブワード」に秘められた、真の意味とは?

このゲームでしか体験できない複雑な感情、そして驚きと感動のマルチエンドストーリーがあなたを待っています。

(公式サイトより)

 

この作品について

幼馴染の小栗久梨子(おぐりくりす)の策略で風紀委員会に入ることになってしまった主人公が、
先輩風紀委員長、言ノ葉(ことのは)さち、無口な後輩、下野口(しものくち)マコも交えた四人で委員会活動を行っていきます。
しかしその活動は服装や持ち物検査ではなく、「無意識風紀違反」
日常会話の中に潜む「うっかりセンシティブワード」の取り締まりでした。

女の子の会話に潜む「カフェラテをカチンコチンに凍らせた」のようなセンシティブワードを発見してクリックすることでステージを進めていきます。
ワードの一番最初をクリックする「ヘッドショット」や二つのワードが重なる部分をクリックする「ダブルショット」をするとさらに高得点。
ステージ中には時間停止や早送りなどができるようになるアイテムやボスステージでは触れるとマイナス点となる弾を避ける弾幕避け要素も。
難易度は三段階で、一番簡単であれば一切センシティブワードを見つけられなくてもクリアできます。
エンディングは五種類。

主人公名前変更可。
システムはバックログがないことや、
文章表示速度が遅めで変更できないことがやや不便でしたが、
センシティブワードをクリックするゲームシステムや追加されていく機能が段階的に説明されていてとてもユーザーフレンドリーでした。
音楽はセンシティブワードを撃ち抜いたときの効果音や、タイトル画面でのタイトル名ボイス、
段々高くなるヘッドショット音、ダブルショットのBGMなど、印象的で笑えました。
絵は立ち絵素材使用。終盤の演出が怖かったです。

センシティブワードをクリックするアクションパートでは……
……センシティブワードを発見するのに集中しすぎて会話が頭に入ってこない!
(日常会話なので頭に入らなくてもストーリーパートに直接影響するものではありません)
と思いながら、思いもしなかった所に隠れ潜むセンシティブを、見つけられた! と達成感を得たり、
見つけられなかった……と落胆したり、ダブルショットが爽快すぎたり一喜一憂できました。
また、そうして隠れているものを見つけようとしていたため、「挿入」が逃げも隠れもせずセンシティブだったことが不意打ちで笑いました。

そんな小学生か! と言いたくなるような頭の悪い(誉め言葉)アクションパートとそれを当たり前に風紀活動としている世界観ながらストーリーはシリアスで、
段々おかしくなっていく世界の緊迫感や、風紀活動をしていた真相、引き込まれる終盤の展開に目が離せませんでした。
最後の、今まで戦った敵(センシティブワード)が復活してやってくる演出や、
どうしようと心底迷いながら下す決断も感慨深いです。
ただ破廉恥なだけでなく(それだけでも笑えるのですが)センシティブワードがストーリーに組み込まれていて、深く脳裏に刻み付けられる物語でした。

 

 

 

 

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