Fitz
HP

サークルについて

オリジナルのノベルゲームを制作されています。

 

作品

八月のシミュラークル

 

概要

ジャンル

オリジナル/ノベルゲーム

発売予定

予定価格

年齢制限

なし?

特徴

認識、システムデザイン、おせっかい

2009/12の体験版時点で選択肢あり、三十分足らずで読み終わりました。
バックログ、表示速度変更、既読スキップ、オートモード、クイックセーブなどがあり、
セーブデータは16個、クイックセーブは4個まで保存可能です。

 

あらすじ

幼少の頃に視力と聴力を失い、人造のセンサーで光と音を認識するようになった高校生の高津晴は、
隣人の小学生、ころなに世話を焼かれながらも平和な日々を送っていた。
夏休み前の終業式の日、晴は河原で一人佇む少女を見かける。
思わず声をかけた晴だったが、その少女、葉月には他の人と違う所があった。

 

この作品について

この体験版では葉月の悩みを晴が真摯に向き合い、
根本的ではないにしろひとまず前向きにさせるまでを読むことができます。

まず目を惹くのが画面構成。
左上に日付と場所、メッセージウインドウの左に日本語とローマ字で発言者名、
右にスキップやコンフィグなどのメニューがあります。
それらがきちっと配置されていてセンスあるなと感じました。
クイックセーブはゲーム終了させるとデータが破棄されてしまうのが難点ですが、
顔アイコンになっていて遊び心があります。

セーブ・ロードの方法も独特で、セーブスロットをマウスポインタでつかんで、
左側にドラッグするとセーブ、右にドラッグするとロードされます。
セーブとロードを一画面で、そして一動作でできるのは非常に優れた方式だと思います。
ただ、他のゲームにはないシステムなので、最初はどうやってセーブしたらいいか戸惑いました。
せめてreadmeファイルには操作方法を記載してほしかったです。

音楽は特に問題なし。
絵はややもっさりながら素朴さのある絵柄で好感が持てます。
背景もそれに合っていると思いました。

話では、晴の目と耳のことや、葉月の状態などの設定が面白く、
これからどういった展開になるのか気になりました。
半分おせっかいながらも相手のことを考えた行動が随所に見られるのも心地良かったですし、
会話にもテンポがあって楽しめました。

斬新な試み、洗練されたデザイン、面白い設定などが盛り込まれていて、
どんな完成品になるのかがとても楽しみな作品でした。

 

 

 

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