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サークルについて

オリジナルノベルゲームの制作をされていましたが、
近年は東方二次創作での活動が主です。

 

作品

[veil]

概要

ジャンル

オリジナル/ノベルゲーム

発売年月

2002/8

価格

1000円(フリーDL版公開中)

年齢制限

なし

特徴

秋、音楽、ヴェール

長編ノベルゲームで、パッケージはCDケースです。
バックログ、既読スキップ、表示速度変更、
CG閲覧、サウンドモードなどがあり、
セーブデータは15個まで保存可能です。

 

あらすじ

僕らは、その秋を生きていく。


主人公・沢村俊平は、高校を中退し、
故郷を離れ、幼い頃住んでいた地方都市へと
戻って生活している。気楽だが寂しい、大検生とフリーターの生活。
ただ流れゆく時間に漂いながら、漠然とした未来に向かってゆっくりと生きている。

  秋。
暴力的なまでに暑い夏は過ぎ、今年も風に静けさを伴って、澄み切った秋の空がやってきた。
十八歳の秋。
そんな頃、俊平は数年前に別れたきりの知り合い、相沢彼方と再会する。

「・・・そうだよね・・・沢村、俊平・・・くん」

それが、本当の意味での、全ての始まりであり。
終わりへの始まりでも、あった。



俊平と彼方、そしてそれを取り巻く女性たち。

彼女は、鏡の中の気持ちを探して。

彼女は、一番近くの捜し物を取り戻すために。

彼女は、この世界をもう一度繰り返して。

いろいろな人の気持ちが、世界を構築していく。
だけど・・・同じ場所を見ていないが故に、そのユメは甘く、また痛い。

そして・・・
その秋の日、彼は一つのユメを見る。

瞼の裏に描いたそこで、彼女は純白のヴェールをなびかせて。


・・・瞼の裏に描いたそのユメを、もう一度連れ出していく。

(サークルHPより)

 

この作品について

序盤はともかく、それ以降はだらだらと長くて飽きます。
絵も色が塗られていなかったり雑だったりするCGがありますし、
その上修正版(ver1.40)で追加されるCGはお世辞にも上手いとは言えません。
システム面は特に問題ないので体裁は保っているのですが、
ノベルゲームとしてあまり良い出来とは言えません。

ですが、秋の表現と音楽の良さ。この二点は本当に素晴らしいです。
特に音楽ですね。もう本当にこの作品の音楽が大好きなんです。
ただ、音楽はかなり人によって好みがあると思うので、
できればサークルHPにある体験版をプレイしてみてください。
特にタイトル画面で流れる曲(終わらない季節を(オカリナver))が良いです。
もっとも、たった4.7MBしかない体験版なので音質は悪いですが。
本編ではちゃんと雑音が入っていないものになっています。
他に体験版で聞ける曲ではありさのテーマ(いつものあの子)が好きですね。
本編ではOPスタッフロールの曲(再会の言葉)とその直前に流れる曲(メモリーソング)も良いです。

秋という季節を、いっぱいに感じられる作品です。

 

…という紹介をするつもりでしたが、
2005/9/14にフリーDL版が公開されました。
ざっとプレイしてみたところ内容は製品版とほとんど変わらないようですが、
やはりDL版ということであまり音質が良くないです。
とはいえ上記「再開の言葉」や「メモリーソング」も聴けるので是非、プレイしてみてください。

 

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