死せる侍の会
HP
サークルについて
オリジナルノベルゲームを制作されています。
代表のこばんさんは絵も文章もいけるすごい人です。
作品
概要
ジャンル |
オリジナル/ノベルゲーム |
発売年月 |
2005/8 |
価格 |
1000円 |
年齢制限 |
18禁 |
特徴 |
香川、おバカ、風、意地 |
パッケージはCDケースでルートは4つ、
バックログ、スキップ、オートモード、表示速度変更、CG閲覧、シーンリプレイなどがあり、
セーブデータは20個まで保存可能です。
あらすじ
退屈しかない田舎町で
主人公は昔クラスメイトだったという女の子と再会を果たす。
覚えてもいなかったその女の子は
昔、主人公に救われたから
恩返しとしてなんでもいうことを聞くと言う。
身体をささげる事さえいとわないと言うその少女
夢に出てきた先生
センパイ、ヤンキー
そんな人たちに出会いながら
「自分らしく生きるとはどういうことなのか」を求め
貫いていこうとする主人公。
進む道に待っているのはつまらない現実か
それとも―――
(サークルHPより)
この作品について
おバカで、青臭くて、どこまでもまっすぐな作品です。
作中の言葉でいえば五月の風。
「この風…暖かくて、力強くて、なんだか励まされる。…そんな気が、しないか?」
という台詞そのままのような作品です。
まあ五月の風はおバカなことしないと思いますが。
登場人物ではリリがものすごく魅力的です。
いろいろ大きすぎる男です。
笑えて、感嘆して、まぶしくて、あたたかくて…
この作品は貴方の心に爽快な風を吹き込んでくれることでしょう。
体験版はサークルHPからダウンロードできます。
主人公の名前は、是非自分の本名にしてみてください。
破壊力が違いますよ。
(ここより完成版終了後の文章)
この「セトの海から」という物語は主人公とヒロインの話ではなくて、主人公とリリが主役の話だと思いました。
そのくらいこの二人が強烈な存在感を放っています。
ただ、そのためにヒロインの印象が薄くなってしまったり、
Hシーンにてヒロインより主人公の色気がすごかったりと、
エロゲーとしてどうなの?と思わなくもなかったりもします。
ギャグと真剣さが入り混じった前半に比べて、
後半はいまひとつ及ばない感もあります。
でも、思わず手を握り締め、体が熱くなり、走り出したくなる、
二人のお互いへの想いが素晴らしい作品です。